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東陽テクニカと岩根研究所がカメラベクトル技術を応用して共同で開発した実写映像再生ソフトウェアの紹介
True Simは360度カメラで撮影した走行映像に対して特徴点などの各種情報を抽出し、撮影時のカメラ視点/角度の映像だけでなく、撮影時とは異なるカメラ視点/角度からの映像に変換して再生することができる映像再生ソフトウェアです。東陽テクニカと岩根研究所がカメラベクトル技術を応用して共同で開発しました。車速やステアリング操舵に連動して映像を再生することができるため、実写映像を使用したドライビングシミュレータとして使用することやADASカメラの機能検証用の映像として使用することが可能です。ソフトウェアの販売だけでなく、映像の撮影と加工も請け負います。
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このカタログについて
ドキュメント名 | ADASカメラの機能検証、実写映像を使用したドライビングシミュレータに「実写映像再生ソフトウェア True Sim」 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 2.3Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社東陽テクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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実写映像再生ソフトウェア
ADASセンサー機能検証
True Sim
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概要
360度カメラで撮影した走行映像に対して特徴点などの各種情報を抽出し、撮影時とは異なる車
速、視点位置・角度で自由に映像を再生することができます。車両の運動に連動させて映像を
表示することができるため、リアリティがあり、没入感が得られる実映像のドライビングシ
ミュレータとして使用することが可能です。また、ADASカメラシステムの評価用の映像として
も使用可能です。専用動画の撮影と加工を行います。
専用撮影・加工サービス
撮影は車のルーフの上に360度カメラを設置
した車両で行います。日本とアメリカでの撮
影が可能です。ご指定の場所の映像を撮影し、
ソフトウェアで再生できるように加工したも
のをご納品いたします。撮影からデータのお
届けまで数週間で対応が可能です。
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特長
実写映像を使用 撮影時の揺れや傾きを補正
CGでなく実際の画像を再生するため、 撮影時の画像の揺れや傾きを補正
圧倒的な現実感を得られます。 することができます。
車速や操舵角と映像を連動 車両運動シミュレータと連携
撮影時とは異なる速度や軌跡で自由に CarSimやCarMakerなどの車両運動
映像内をドライビングすることができます。 シミュレータと連携することができます。
視点を自由に移動 GNSSと連携
左右上下前後自由にカメラの視点位置 路面形状などと連携するために
を変更することができます。 cm単位のGNSS情報と連動できます。
複数システムの連携 3Dモデルの挿入
複数のReal Video Drive Player間でお互 一般的な3Dモデリングソフトで作成した
いに通信することができます。 3Dモデルを挿入することができます。
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特長
撮影した映像は入力した車速やステアリング操舵角に合わせて映像を撮影時とは異なる動画
にするドライビングシミュレータで使用することができます。360度カメラで撮影した走行
映像に対して特徴点などの各種情報を抽出し、撮影時とは異なる車速、視点位置・角度で自
由に映像を再生することができます。車両の運動に連動させて映像を表示することができる
ため、リアリティがあり、没入感が得られる実映像のドライビングシミュレータとして使用
することが可能です。また、ADASカメラシステムの評価用の映像としても使用可能です。
首都高走行映像_前方
首都高走行映像_後方
首都高走行映像_右前方
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ADASカメラ性能評価での応用
1回の撮影映像に対してカメラの視点を変更して映像を再生する機能やCarSimやCarMakerとの
連携、3Dモデルの挿入機能を活かして、ADASカメラ性能検証用の映像を作成することができます。
その映像をディスプレイに投影し、実際のADASカメラシステムで撮影することでその システムの検証
に応用が可能です。
車載カメラシステムの性能評価用映像 車載カメラシステムの性能評価用映像
前方車への接近に対する評価 歩行者の飛び出しに対する評価
車両搭載されるカメラは多数あります。
必要な部分の映像を作成することで複数のカメラを評価することができます。
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キーテクノロジー
本製品は(株)岩根研究所と共同で開発し
ており、岩根研究所が特許を有するカメラベク
トル(CV)技術を使用しています。CV技術は
全周囲動画映像からカメラ位置を自動的に
高精度に求め、映像にカメラ位置を付加した
CV映像を作成する技術です。
CV技術は、全周囲動画映像からカメラ位置を自動的に高精度に求め、映像にカメラ位
置を付加したCV映像を作成する技術です。CV映像を取得するには複数カメラは必要な
く、単一カメラで取得できます。そのため撮影装置がきわめて単純化されるという優れた特
徴があります。この方法により映像の各フレームに対応するカメラ位置(X,Y,Z)と姿勢
(θx,θy,θz)の三次元データが映像の全フレームについて求められます。
CV映像の特長は、いつでも三次元化が可能
ということです。全フレームのカメラ位置と姿勢が
既知となっているため、カメラ移動近傍の対象
物を広範囲の視角から捉え、対象物の三次
元座標や、三次元形状を座標と共に読み取
ることが可能となります。又映像があたかもCG
であるかのように、様々な映像の加工が可能に
なるという優れた特徴を持っています。
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他システムとの連携
実車による走行再現試験と連携したシステム
ハブ結合式シャシダイナモメーターシステム
ROTOTEST Energy
本システムを導入することで実車によるステアリング操舵を含めた走
行再現試験を実験室内で行うことができます。Real Video
PlayerとAlpha Nodeは実車のステアリング、アクセル、ブレーキ、
シフト操作に完全に連動できるため、エンジンによる車体振動などを
含めたリアルな運転体験を実験室内で実現できます。
路面データと連携した映像再現システム
路面形状計測システム
XenoTrack-RT
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関連動画一覧
実車映像再生ソフトウェアの紹介-プレゼン編: https://youtu.be/35SPLjF3YAY
実車映像再生ソフトウェアの紹介-3Dモデルの挿入: https://youtu.be/8vv1dXyFUXo
実車映像再生ソフトウェアの紹介-CarMakerとの連携:https://youtu.be/iLQjDBASZdE
360度対応実車映像再生ソフトウェアの紹介-市街地走行動画:https://youtu.be/hauwyRLjWJ0
360度対応実車映像再生ソフトウェアの紹介-市街地走行動画_車線変更有 : https://youtu.be/HJZha26aJHA
ハブ結合式シャシダイナモメータとの連携: https://youtu.be/9747DJTRYUs
非接触式視線計測システムの紹介-映像編: https://youtu.be/d6dp5gkB9nc
非接触式視線計測システムの紹介-プレゼン編 : https://youtu.be/RuOhra65l_Y
路面形状計測システムの紹介-プレゼン編 https://youtu.be/sDrMbHATGyY
東陽テクニカ 技術研究所
市場の潜在ニーズを的確に捉え、時代を先取りした技術の研究開発を推進することにより、
独自の計測技術・ソリューションをグローバルに提供するために2017年に「技術研究所」を
設立しました。自動運転車の開発支援を行うための新しいソリューションの創造に取り組ん
でいます。本製品も技術研究所にて開発を行った製品です。
機械計測部
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テクノロジーインターフェースセンター 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町1-1-2 TEL.03-3279-0771 FAX.03-3246-0645 技術センター
本カタログに記載された商品の機能・性能は断りなく変更されることがあります。