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最大24chのテレメータシステムを構築可能「CAEMAX Dxテレメータ」

製品カタログ

様々なアプリケーションに使用可能なモジュラー式の多CHテレメータの紹介

・製品の特長
・システム構成例
・実際の運用について
・imcとの連携によるデータ収録・ソリューション
・仕様
・ラインナップ

テレメータはスリップリングに替わる回転体の測定に利用されます。
Dxテレメータは、ブリッジアンプおよび熱電対アンプを内蔵しており、ドライブシャフトやプロペラシャフトのトルク計測やトランスミッションのケース内やブレーキロータの温度計測に利用することができます。
1台のトランスミッタで最大6chの計測が可能。1台のレシーバで、4台のトランスミッタからの信号を同期計測可能なため、最大24chのテレメータシステムを構築可能です。

このカタログについて

ドキュメント名 最大24chのテレメータシステムを構築可能「CAEMAX Dxテレメータ」
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社東陽テクニカ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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様々なアプリケーションに利用可能なモジュラー式の多CHテレメータ © TOYO Corporation
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特長 ・1台のトランスミッタで最大6ch計測可能 ・ひずみゲージや熱電対など様々な測定に利用可能 ・1台のレシーバで4台のトランスミッタの同期計測が可能 ・ノイズフリーなデジタル無線通信 (最大アンテナを4本使ったダイバーシティ通信に対応) ・耐環境性の高いトランスミッタ 動作温度:-40~125℃ ・既存の測定器にシームレスに入力可能: CAN, アナログ, Ethernet出力を搭載 ・レシーバユニットの液晶パネルまたはwebブラウザから簡単 に設定/操作可能 © TOYO Corporation 2
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CAEMAX Dx テレメータ デジタル・多CHテレメータシステム シンプルな1chの測定の場合でも、複雑な多CHシステムの そのため、Dxシステムでは、トランスミッタモジュール内において、 場合でも、一つはっきりしていることは、テレメトリーシステムへ 可能な限り、早くアナログ信号をデジタル化しています。エラー の要求は多様化し、また厳しくなっているということです。Dxテ 検出の冗長性により、Dxは正しく送信されたデータのみを出 レメータは、異なるチャンネル数やセンサータイプの測定を可 力します。2本の独立した無線システムがダイバーシティモード 能にするユニバーサルなトランスミッタモジュールにより、この課 で動作することにより、データ通信の信頼性をより向上させて 題に対応しています。 います。 大きな特長は、1台の中央レシーバユニットから、複数台のト 多数の特殊なモジュールを用意するよりも、CAEMAX社は、 ランスミッタモジュールの操作を同期して行うことができる点で 一つのモジュールですべてに対応させるユニバーサルな手法を す。この特長により、複数の回転体から同期して計測すること 採用しています。異なるセンサータイプ(ひずみゲージ、熱電 が可能になります。 対、加速度計)や複数チャンネルの場合でも、共通のトラン スミッタを利用できます。 可能な限り最も堅牢な無線通信を提供することが、信頼で きるデータの測定の前提条件になります。 最大4台のトランスミッタの データを同期通信 トランスミッタ 1~6ch 入力 1~6ch イーサネット 入力 CAN 1~6ch 入力 1~6ch 入力 レシーバユニット Dxテレメータ リングステータ © 2020 Corporation 3
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CAEMAX Dx テレメータ 回転体につけたセンサーの信号を無線で取り出す装置です。 システム構成例: 各ユニットは、ご用途に応じて、様々なラインナップを用意しております。 供試体側(送信側) ③受信アンテナ 受信側 ①ブリッジ,熱電対アンプ内蔵 トランスミッタ(SCT) CANまたは レシーバユニット アナログ出力 (設定&データモニタ用) ・ひずみゲージ(350Ω) ・熱電対(J or K) ②給電用ユニット ※トルク測定の場合、出力値 ・電圧出力のセンサー とトルクの校正が必要です。 ①トランスミッタ ご用途に応じて、下記のラインナップからご選択頂けます。 トランスミッタ標準モデル ねじ端子台付きモデル 防水・防塵モデル(IP67対応) 寸法:約45 x25 x10mm 寸法:約57 x38 x11.5mm 寸法:約63.5 x61 x10mm 重量:約14g 重量:約35g 重量:約20g 動作温度:-40~125℃ *ひずみ入力のみ。 動作温度:-40~85℃ 熱電対入力は使えません。 © TOYO Corporation 4
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②給電用ユニット ご用途に応じて、下記のラインナップから選択して頂くことができます。 リングステータ(非接触給電) 固定型ステータ(非接触給電) バッテリー 実車用, シャフトが動く場合に利用します。 ベンチ用, シャフトが固定されている場合に 市販の9Vバッテリーにて、トランスミッタ シャフト周りに1次コイルとなるリングが必要。 利用します。1次コイルのリングも不要。 へ給電可能です。 非接触給電のため、電池交換は不要です。 非接触給電のため、電池交換もありません。 回転体にバッテリーを取りける必要があ りますが、ステータは不要となります。た 寸法: 約84 x 54 x 37mm 寸法: 84 x 54 x 37mm だし、定期的に電池交換が必要です。 重量: 約324g 重量: 324g (通常、数時間単位) 送電距離: 0~70mm 送電距離: 5~35mm 保護等級: IP67対応 保護等級: IP67対応 電源: 9~36VDC 電源: 9~36VDC 動作温度: -10~85℃ 動作温度: -10~85℃ (*オプション:~125℃) ③受信アンテナ ご用途に応じて、下記のラインナップから選択して頂くことができます。 ミラータイプ(パッシブ) フラットタイプ(パッシブ) フラットタイプ(アクティブ) 標準アンテナ(パッシブ) ケーブル長さ:5mまでの ケーブル長さ:5mまでのパッ ケーブル長さ:10mまでのア レシーバユニット標準付属 パッシブアンテナ。 シブアンテナ。最大2本まで。 クティブアンテナ。最大4本 のアンテナ。 *トランスミッタが、車両の まで接続可能。 レシーバ本体を回転体近 外型(ホイール)に取付 傍に設置できる場合に利 けられている場合に利用し 用可能。 ます。 © TOYO Corporation 5
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専用ハウジング ご用途に応じて、専用のハウジングを設計することもできます。 ・電源供給ユニット&トランスミッタ内蔵専用ハウジング ・電源供給ユニットとして、2次コイルまたは充電式バッテリーを内蔵さ せることができます。 ・標準モデル、防水モデルの2種類があります。 ・2次コイル内蔵の場合、シャフト径ごとに製作が必要となります。 ・ホイールハブ取付専用ハウジング ・充電式バッテリーとトランスミッタを内蔵し、ホイールハブを利用して取 り付けることができます。 温度計測用のホイールハブ取付用ハウジング 車両取り付け例 その他 レシーバ固定用フレーム(オプション) 2次コイル取付用キット *ミューメタルテープ2m、銅テープ1m, 絶縁テープ22.8m, ホット接着テープ5m, リード線1mが含まれます。 © TOYO Corporation 6
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Dxテレメータによる生産性向上 チャレンジングな仕事も簡単に解決 ・コンパクトで、軽量(14g)なトランスミッタユニット(6ch分のシグコンとA/Dを搭載)とアンテナ ・試験環境や無線の通信状況などの情報もモニタ可能(トランスミッタの温度、供給電圧、無線信 号強度) ・安定したデジタルデータ通信(エラー検知、最大4本のアンテナを使ったダイバーシティ通信) ・1台のDxレシーバユニットで、4台のトランスミッタユニットを同期可能 ・搬送周波数を任意に設定変更可能なため、複数のシステムを同時運用することが可能 ・トランスミッタの動作温度:-40℃~125℃により、エンジンのコンポーネント実験や恒温槽での試 験にも利用可能 モジュールごとに独立した設計でフレキシブル ・ユニバーサルアンプ内蔵のトランスミッタモジュール(ひずみゲージ、熱電対(温度)、電圧信号を測 定可能、ブリッジへの電圧印加およびゲインの調整も可能) ・選べるトランスミッタへの給電方法:トランスミッタユニットは、電磁誘導およびバッテリー供給が可能。 ・測定データの出力:任意に割り当て可能な6ch電圧出力またはCAN出力 ・厳しい設置条件にも適用可能な様々なアンテナのラインアップを用意 ・計測設定を、レシーバユニットの操作パネル。またはイーサネットインターフェース経由でwebブラウザ により行うことが可能。 © TOYO Corporation 7
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実際の運用において 車両実験に最適な素早いセットアップ テストコースにおいては、素早くセットアップできることはとても重要 です。電源供給ユニットを内蔵したハウジングに収納されたDxト ランスミッタを使うことにより、システムはすぐに試験を始められる状 態になります。このハウジングにより、飛び石や水から、トランスミッ タやセンサーを保護します。ホイールやエンジンのコンポーネント、 パワートレインなど測定がどんな場所で行われても、それが直接 アクセスできない場所であっても、様々なレシーバアンテナにより、 干渉を受けることのないデータ転送が可能になります。4台のトラ ンスミッタまでを中央のレシーバユニットのサンプリングで制御する ことにより、Dxの信号は複数のドライブシャフトやホイールから同 時に取得することを可能にします。 テストベンチに最適な万能さと耐温度性 テストベンチにおいては、テレメトリシステムは既設のハードウェアに シームレスに組み込まれることが必要です。CANインターフェース とアナログ出力により、Dxは容易に組み込むことができます。標 準のDxトランスミッタモジュールは、様々なトルクや温度測定の場 面に適用することができます。たとえば、ねじれや伸縮の計測。ト ルクと回転数からリアルタイム計算が必要な場合でも、標準の出 力インターフェースを使って、直接、パワーの単位でデータ出力が 可能な特注システムも用意しています。トランスミッタの動作温 度は、-40~125℃であり、恒温槽内の温度測定にも利用可 能です。 風力発電に最適な自由度の高い操作性 風力発電用のロータに組み込まれた利用される計測器は、メン テナンスフリーで、遠隔で制御可能である必要があります。Dxレ シーバユニットに搭載のwebサーバーにより、ネットワーク経由で 遠隔地から設定を行って、測定を再開させることができます。Dx レシーバユニットは、どんな電力ロストや電力障害があっても、電 力が復帰すれば自動的に起動し復帰します。トランスミッタモ ジュールは、モーメントやねじれなどのひずみゲージベースの測定 を可能にすると共に、ブレードの角度や回転を計測するための専 用センサーも接続して測定することができます。オプションで、自 立的なデータロガーとして利用することも可能にできます。 © TOYO Corporation 8
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imcとの連携によるデータ収録・ソリューション 自動車やタービン、工作機械などの総合的な計測のためには、多岐にわたる物理量の検出が必要です。たとえば、ひ ずみゲージや加速度、荷重、周波数、ECUからのデジタル情報などが必要です。データ収録・ソリューションとして利用 するために、CAEMAXのDxテレメータは、imc社の測定デバイスに直接、接続することができるようになっています。加 えて、imc社のソフトウェアは、データの分析や可視化、演算を可能にする多岐にわたるオプションを提供しています。 モジュール式で分散配置可能な 様々な測定への要求に合わせること 試験&測定デバイス ができる測定&制御システム imc CRONOSflex imc CRONOScompact ・フレームレスな拡張機能により、自由度の ・測定、制御、シミュレーションを一つのシス 高いモジュール性を実現 テムで実現 ・頻繁に試験や測定、制御の内容が変わる ・テストベンチ、実験室、モバイル用途に 場合に理想的 ・中規模から大規模のシステム構築に理想 ・合計サンプリングレート:~2MHz 的 ・チャンネル数に制限なし 極環境向けの計測システム オールインワン データ収録&制御 imc CRONOS-SL,XT imc Cシリーズ ・非常に堅牢 ・様々なテストベンチ用途やポータブル用途に ・耐衝撃性:MIL STD810F 最適 ・保護等級:IP65 or IP67 ・8ch~24chのシステムに適用可能 ・動作温度:-40℃~+85℃ ・結露対応 © TOYO Corporation 9
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無線送信 テレメータ・レシーバユニット Dxトランスミッタユニット(ひずみゲージ測定) リングステータにより給電 試験/測定用ソフトウェア パラメータ設定、可視化、計算処理 imc CRONOSflex データ収録システム アナログまたはデジタル信号 © TOYO Corporation 10
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仕様 Dx トランスミッタユニット(SCT) 電圧入力(mVレンジ): 2ch作動または4chシングルエンド入力 項目 仕様 備考 フルブリッジ 2ch ハーフブリッジ 4ch 内部にハーフブリッジ回路内蔵 ブリッジ供給電圧 4.096V(最大.40mA) 入力レンジ ±2.44mV/V ~±1,000mV/V 13種類のレンジから選択可能 熱電対 2ch差動または4chシングルエンド タイプ:J,K 電圧入力 2ch差動または4chシングルエンド 入力電圧レンジ ±1mV ~ ±4,096 mV 13種類のレンジから選択可能 分解能 16 bit 精度 0.01% ~ 0.025% FS サンプリングレート 最大5.0kHz アンチエイリアシングフィルター 6次バターワース カットオフ周波数は、サンプリング周波数の1/5 電圧入力(Vレンジ): 1ch作動または2chシングルエンド入力 項目 仕様 備考 電圧入力 1ch差動+1chシングルエンド 測定レンジ ±0.11V ~ ±45.065V 13種類のレンジから選択可能 サンプリングレート 最大5.0kHz アンチエイリアシングフィルター 6次バターワース カットオフ周波数は、サンプリング周波数の1/5 追加チャンネル(信号強度、供給電圧、内部温度のモニタ用) 項目 仕様 備考 SCT(トランスミッタ)への供給 測定レンジ:6V~41.5V 分解能:10mV 電圧 SCTの内部温度 測定レンジ:-30~150℃ 分解能:0.034℃ 測定レンジに対する信号強 -99dBm ~ -10dBm 分解能:1dBm 度 一般仕様 項目 仕様 備考 ・ステータヘッドによる誘導供給 電源供給 ・リングステータによる誘導供給 ・DC電源入力:7V~39V 動作温度 -40~125℃ データ送信 エラー検出付きデータパケット コントローラから任意に設定可能 搬送周波数 2.4GHz帯のうち17周波数 (複数台利用時の干渉を避けるため。) 1xSCT :最大5.0kHz システム全体でのサンプリング 2xSCTs:最大4.0kHz ch数/SCTにも依存。 レート 3xSCTs:最大1.2kHz 4xSCTs:最大1.2kHz ハウジングの材質 PEEK 寸法 約 45 x 25 x 10 mm 重量 約 14g © TOYO Corporation 11
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仕様 Dx レシーバユニット(RCI) 項目 仕様 備考 電源入力 9V ~ 36V DC 消費電力 < 0.5W CAN 2.0b(標準&拡張ID対応) CANインターフェース ISO-11898準拠 ~1Mbpsまでで任意に設定可能 最大±10V アナログ出力 BNCジャック x 6個 出力チャンネルは任意に設定可能 ゼロバランス リモコンによる 2つの独立したレシーバシステムによるダイ アンテナ バーシティモード 記録媒体 SDカード(SDHC) 同期 4台まで同期したサンプリング 動作温度 -20~65℃ ディスプレイ 2.83 inch OLED, 320x 240px 寸法 約170 x 130 x 53 mm 重量 約0.8 kg 最大合計サンプリングレート 8kHz 「Dxテレメータシステムの開発にあたり、まずユーザ様のニーズに焦点をあてました。 私たちの目標は、テストベンチやテストコースでの利用によらず、どんな状況でも 役に立てる実践的なシステムを作ることでした。 ユニバーサルなトランスミッタを使ったモジュール式のシステムを開発することにより、 Dxは様々なアプリケーションをカバーできます。また、予算削減のようなときでも、 経済的な優位性があります。」 Frank Ketelhut氏 (CAEMAX社の製品開発責任者) © TOYO Corporation 12
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Dxシリーズ・製品ラインナップ 動力性能、発進・制動、走行抵抗、振動騒音試験に最適なセンサーシステム CAEMAX社では、Dxテレメータを利用して、特定の用途に特化させたセンサーシステムを提供しています。 非接触のRPMセンサーを搭載し、トルクと回転数を同時に計測するDx -Power, ホイールトルク計測用のWTT- Dx, ブレー キディスクの温度計測用のDx -BrakeTemp, 車輪測計測用のDx -Speedなどを用意しています。 各センサーシステムは、すべてDxテレメータのSCTを搭載しており、4台まで同期計測させることができます。 ①ドライブシャフトのトルク/回転数計測 ②プロペラシャフトのトルク計測 Dx, Dx -Power Dx ③ブレーキ温度、車輪速計測 ③ホイールトルク計測 Dx -BrakeTemp/ WTT- Dx Dx -Speed © TOYO Corporation 13
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CAEMAX Dx-Power 無線式・シャフトの動力計測 回転数計測 リファレンス 追加のステータ不要 ポイント不要 高精度 簡単に組み込 み可能 シャフトへの 加工が不要 実車、テストベンチ 両方で利用可能 動力の計測 messtec + sensor masters award受賞 “messtec + sensor masters 2018”展示会にて、Dx-powerはセンサーカテゴリの中で1 位を獲得し、念願の“messtec + sensor masters award”を受賞しました。本システムが、 角度計測のために追加の機械的な接続を必要としない、革新的な非接触で車両の動力を計 測システムであると認めらました。 © TOYO Corporation 14
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CAEMAX Dx-Power 無線式・シャフトの動力計測 動力の計測を簡単に Dx -Powerシステムは、動力の計測を簡単なものにします。 トランスミッタ(Dx -SCT)は、半月型のハウジングにより、直 接、車両のシャフトに搭載されます。ひずみゲージを使ったト ルク測定と同時に、内蔵したRPMセンサーにより回転数も 取得します。測定データは、車室内に設置されたDxレシー バユニット(RCI)に、無線で送信されます。レシーバユニット は、受信したトルクと回転数をもとにリアルタイムで動力を計 算します。すべての値はディスプレイ上に表示することができ ます。 Dxレシーバユニット(RCI) 4軸分の同期測定 Dxテレメトリシステムは、4台までのトランスミッタを同期させる ことができます。そのため、4台分の駆動輪やカルダン軸から のデータを同期して測定できます。データはリアルタイムに表 示され、アナログまたはCAN出力を使ってデータ収集させる こともできます。 シャフトへの加工は不要 CAEMAXは、システムを半月型のハウジングに搭載しており、 シャフトに個別に取り付けることができます。ハウジングは、防 非接触給電(リングステータ)で稼働中のDx 水仕様のものも用意しています。ハウジングには、すべての 必要な機器(センサーやDxトランスミッタ、非接触給電用 簡単に組み込み可能 のコイルなど)が含まれています。オリジナルのシャフトを短く Dx -Powerシステムは、必要に応じてセンサーを追加する したり、調整や交換する必要はなく、オリジナルのシャフトの ことができます。 Dxテレメトリシステムは、異なるセンサーか デザインを維持できます。このため、より信頼性のある結果を らのデータを同期して取得できるように設計されています。 得られます。 そのため、新しいセンサーを、必要に応じて、カスケード式に 追加していくことができます。 簡単に組み込み可能 短時間でセットアップ可能 CAEMAXの製品はモジュール式の設計になっているため、 CAEMAXは様々なハウジングを提供できます。半月型ハ 既存のDxシステムに簡単に、 Dx -powerセンサーを増設 ウジングに限らず、個別の特注ハウジングも設計できます。 することができます。たとえば、すでに保護用のハウジングと これにより、セットアップ時間を短縮化できます。 非接触給電ユニット、レシーバユニットをトルク測定用にお 持ちの場合、CAEMAXは簡単にRPMセンサーを追加す ることができます。RPMセンサーのデータは、トルク測定用 の既存システム上に送信され、リアルタイムでモニタできるよ うになります。 © TOYO Corporation 15
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CAEMAX Dx-Power 無線式・シャフトの機械的な動力計測 仕様 ■Dx-Power 動力計測システム 項目 仕様 最大回転数 ±7,200 rpm 精度 <0.5% @0℃~50℃ 信号周波数 16Hz 動作温度 -20℃~65℃ トルク測定方法 ひずみゲージによる Dxテレメトリ・レシーバユニット(SCT) 項目 仕様 搬送周波数 2.4GHz帯のうち17周波数 サンプリングレート ~5.0kHz /ch 分解能 16bit 同期測定 4台のDx-SCTまで(4輪分) 保護等級 IP68 電源電圧 バッテリー(約40時間稼働) 送信電力 最大10dBm テレメトリ・レシーバユニット(RCI) 項目 仕様 アンテナ入力 2本の独立したレシーバ(ダイバーシティモード) ディスプレイ 2.83インチカラーディスプレイ, 320 x 240px オートゼロ リモコンによる CAN 2.0b(標準&拡張ID対応) CANインターフェース ~1Mbpsまでで任意に設定可能 アナログ出力 BNCジャック x 6個 構成 最大4台のDx-BrakeTempを接続可能 電源入力 9V ~ 36V DC 動作温度 -20~65℃ 寸法 約170 x 130 x 53 mm 重量 約0.8 kg © TOYO Corporation 16
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お問い合わせ: 株式会社東陽テクニカ オートモーティブ・ソリューション部 TEL:03-3279-0771 Mail:web-car@toyo.co.jp 仕様は予告なく、変更になることがあります。 Copyright : TOYO Corporation