2022年7月13日発行のFA・自動化の専門メディア「オートメーション新聞」PDF版です。

２０２２年（令和４年） ７ １３ 第296号（水曜日発行） Automation News 発行所：©ものづくり.jp株式会社　〒231-0062　神奈川県横浜市中区桜木町1-101-1　クロスゲート7階　TEL：050-3503-9311 しい外上属海入　がにーしらお大騰属調気影　 てだ輸昇、外価し多為ロてずりで、、を回響Ｆ いけ出に食か格かい替高い、、相好樹維復をＡ るにでつ材らのし。のがる依景変調 を受業 SEAJ「2022―24年度日本製半導体・FPD製造装置需要予測」 脂持 企、外な関 上、 恩加。然気わな 追け界 業現貨が連の昇現 恵わこ受もら経材しいなは 日本製装置販売高と予測 が在をっは調に在 をりれ注腰ず済料て風が新FA る４２兆お導乱価ウＤ年Ｊ　 22 多の稼て確達つの 受、に先折人状のいにら型 2 と年３５り体、格ク製度）日 い為いく実が多な円 け輸円行れ手況品る、もコ 予度年１、メ部のラ造には本 半替でるに が安 て出安のに不に不。高、ロ 測に度３２ー品高イ装か、半 面水い。輸いっ水 い企／状は足伴足半原世ナ 時評 しは以３０カ不騰ナ置け２導 、準る日入原て準 る業ド況ながうと導状界感 て４降億２ー足 紛のて０体 逆を面本価油いは とをルがっ続雇価体態的染 い兆も円２の等、サ争需の２製 年 風歓がは格やる、 こ中・継てい用格やでな症 ものづくり .jp 株式会社 る９成に年積はプや要日２造 を迎強海の金。輸 ろ心ユ続おて拡高金好景の オートメーション新聞 。３長な度極続ラ物予本年装１はるは投い 価測製度置 投 ２続見過資てイ・を半か協 　しとなのへう安海策円底と件０査立え変す外　る会長応　す藤井入裕膨雄こ受 億き込去はいチエ発導ら会 度 約ま利ど状の大進外か高かも数２で地て更、工同。がる価らろけ 10 20 円、み最継るェネ表体２（ う点を況工前行工ら時ら 、１は動いしあ場時 全こ格み、て に２。高続がールし・０Ｓ 年。が活下場提下場のに反年面年、向る、るでに 体とのも旺い 資 達０２のし、ンギたＦ２Ｅ 前 多用で立がでの海目転の積は２調。国いの、 とで上あ盛る す２０４て半混ー。Ｐ４Ａ の いしは地あは人外立し 経内は生急 し利昇りな企 ２ とて、はっ、件工っ、 済で海産速 て益分、需業 過 ０ い生国決て「費場たプ 求 産検外をな 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２０２２年（令和４年）７月１３日　　　（4） ずいく企ボい某　 某某 しテるど側ボ　 ドが向上。また本社工場と既存倉庫にグレーチング以 表た和業ッるＳ先 顧Ｓ いグＳだ）ッ筆 工場新設・増設情報 7月第2週 外の加工品の製造設備を集約することで生産ラインを に。解かト人Ｉ日 客Ｉ 。レＩがのト者 産業用ロボットを巡る 出裁しらシかｅ、 とｅ ーｅ、たをの 一本化して効率化する。新物流センターは、鉄骨造1 な判た訴スらｒ筆 のｒ タｒ今め購記 い沙」えテ「の者 ）（回の入事 【国内】 階建て、延床面積3394 裁と 平方㍍。 の汰とらムう取の 判 にシは内すは ■OKI、埼玉県本庄市にDX実践の旗艦工場「本庄工 ■カンケンテクノ、熊本県玉名市に半導体製造装置向 でのいれをち締知 もス売容る、 光と影 41 、話う、導の役り 読テるが側産 場H1棟」が本格稼働 け排ガス処理装置新工場 こは話よ入溶を合 んム側ほ（業 の、をうし接しい でイでと顧用 山下夏樹 　OKIは、埼玉県本庄市に、DX新戦略のフラグシッ 　半導体製造工場・装置向けの排ガス処理装置メーカ 記ま聞やたロてで ほンあん客ロ プ工場となる「OKI本庄工場H1棟」が本格稼働を開 ーのカンケンテクノは、TSMCの半導体工場で関連 「い技ボだてかのににいッ特ではかは事 山下夏樹（やましたなつき）　富士ロ 始した。 企業の集積が進む熊本県玉名市に新工場を建設する。 話う術ッ。い」「、）うトにはロれよの ボット株式会社（ と安者トロるな注ロ一 で多よボたほ読 http://www.fuji-ro 新工場は約1万平方㍍の土地に5000平方㍍の建屋を建 言 違易のシボ人ど意ボ人 省いくッかど者 bot.com/）代表取締役。福井県のロ葉 てる予定。2023年1月に着工し、8月に操業開始する計 うな代スッがの点ッ歩が人。あトものは ボット導入促進や 」考わテト皆ノ」トき、化なるシし理「 生産効率化を図る 画。投資金額は15億円。 とえりムの無ウやをを ・ぜ話スれ由裁 怒でにを素にハ「導し（効なでテなか判 「ふくいロボット ■エア・ウォーター、三重県亀山市の液化ガス製造プ り導な買人近ウ何入て最率ら、ムい？に テクニカルセンタ ラントが運転開始 出入るえがいをがすい近化「最のが」な ー」顧問。1973年 すし」ば「か知必るるは」ロ近世、とる 生まれ。サーボモ 　エア・ウォーターとエア・ウォーター東日本は、三 パ、と、ロらっ要際割特とボは界実驚の ータ６つを使って 重県亀山市で建設していた高効率小型液化酸素・窒素 「 裁顧 る「客あのと千がたが割う的　タ １からロボットを 製造装置プラント「VSU」（三重県亀山市白木町字 判客 。失のろよに万全そ顧ほとなこー 態 ううな円てう客ど、例のン 作成した経歴を持 の 「 西大谷1700番地5亀山・関テクノヒルズ内）が完成し、 で 」裁かなっで吹だにの全で裁が つ。多くの企業にて、自社のソフトで の を判？問たをき。支和体あ判多 産業用ロボットのティーチング工数を 営業運転を開始した。 主 そで　題。ド飛Ｓ払解のるもい 張 1／10にするなどの生産効率UPや、コ れのＳがでブびＩう金金。、。」 ぞ Ｉ起はに、ｅ形を額結ま ンサルタントでも現場の問題を解決し と「 れ主ｅき、捨顧ｒでＳの末さ てきた実績を持つ、産業用ロボットの 失 張 H1 を ｒたなて客は終Ｉ３かに 　 棟は、通信端末やAIエッジコンピューター、社 導入のプロ。コンサルタントは「無償 態 述」とのぜたは儲結ｅ〜ら典 相談から」の窓口を設けている。 会インフラシステム、EMS／DMSなどの製造を担い、 」 べと顧でここ数けしｒ４い型 同社の製造業DXを実現するソリューションコンセプ ボ難る溶ど断顧にこのるべ（ 易溶耳が　レりロたいにが購　 ト「Manufacturing　DX」を現場で実践する。最新 ッしこ接）、客相とプ前た筆 に接に、こベにボ」』、、入溶 トいとがのバに談」ロにが者 発工す「のルひッ「とロ「し接 のAI画像解析技術により製品検査・品質管理の精度 のか」最ロリ「しで）ご）の 失 注のる溶顧」どトしＳボ『たロ 世とをもボ てあを意「以 裁 代の接 とくのかＩ 顧ボ 向上と自動化・省力化を実現する外観異常検査システ 界い説難ッ取加り工くる相見Ｓ前 敗 し たわでロ 客 のの、溶しｅ ッ溶客ッ ムや作業行為判定システム、変種変量生産で頻繁に行 はう明しト、（れ。談番Ｉの を 判 こり、ボ最こ妥接、ｒ ト接のト 非とすい化 れもし（ｅ記 に導ッ と協の納にを工主シ うライン変更に効率的に対応する協働ロボットや自社 常、る部の研溶ばしなロｒ事 恐 沙 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強価あ率いトＳかりあが仕Ｓたろよはい伝たたるあかをい「　は る。新棟は6442平方㍍となり、7月から稼働を開始し 今 産 くをり化のシＩっでげ、事Ｉのうい、。わ」こまるけ要こ実こな ている。センサ、IoT、AI、ロボットなどの新技術を 回 効意ャ見レ 言、、をでスｅた筆ら「でｅか。こ顧こら「とでこて求とはのか の 率番ン い販「成はテｒか者れど話ｒとなと客のな説だ）とテす」溶Ｓっ 導入して新製品の製造ライン新設や既存製品の生産規 記 Ｕをジ た売そ功なムにらはるうをのいぜだに 事 い側のさくそ「だとかしし営う筆けとＳけ 明。顧」スる「接Ｉた Ｐ し前客をトなものｅこ 模拡大にも柔軟に対応し、高性能で高品質な製品を短 を を軽し 。は『せ、の顧。て？たた業と者をっＩれｅばた述に正をらしノｒと視な 納期で作る製造能力を強化。また第二工場として新棟 読 阻 頂成た省も客筆も」らこ課、が述て 」の話直行金、ウのに ん 」い け功い人のは者気の、と長実そべ耳ｒ意も「さにうと溶ハ失な を加えることで台風や水害などの災害リスクを分散さ で むがこ る』」化がロは分話利がとはうた触の味顧記な（必時接ウ態る 「 と 」のの・欲ボこがば益あ別こ思のり営が客載か伝要間のはは。 せている。 ロ 」 と対で効しッの悪かをるののっだの業無にしっわがが質な、 ■宝機材、岐阜県瑞穂市の本社工場近隣に物流センタ 　同工場以外にも、国内には石狩製作所（北海道石狩 がめついいが価「け価る番をながで　てし落敗レジ早れのあ返あのる高ボ ーを新設 市）、堺製作所（大阪府堺市）があり、堺製作所は大 ら、人」情、値目れ値とか頼ノかはそも続とかンをくな中るしる考かいッ なながと報日がにばが何らりウかリこノけしらジすロい、。の。えも」ト　グレーチングや鋼製側溝メーカーの宝機材は、岐阜 型のガス発生装置の製作に特化し、福島製作所は低温 いか上いな本あ見なあ千得にハるスでウるど、するボ。ロまつ前方しと化 県瑞穂市の本社工場の隣接地に物流センター（瑞穂市 液化ガス貯槽など中小型のガス供給設備を中心に製作 のなにうんでるえらる万たすウのク重ハここでるべッでボたか述がれ怖はでか立愚かは」ななこ・情るをでが要ウとろきこきトあッ、なし最なく失別府字井場四ノ町1663-2）を新設した。 を担当する。また、産業ガス分野の極低温技術を応用 あ生っか、「がいいと何報こも、高ながでをるとで化れトこいた大いな敗る産 な 目当情。を億はとつ当いの増、探限であのば化れ最両にがっの 　インフラ老朽化や防災減災に向け、主力製品のグレ した小型LNGサテライト設備「Ｖサテライト」など 。効て考価にた報海認円金。ご社しがえ企るり起るチ、はか悪社リ、たリ ーチング以外の加工品受注が増え、既存倉庫ではキャ LNG関連製品も製作を計画している。 　率いえ値見りほ外識以額ご意の、、る業努のき。ャ一避らのはス実人ス がるをはえ前どでし上に意見よ時自。と力良たチレ刻けの例取クはがク パシティーが不足してきたため、新たに物流倉庫を建 　工場は、敷地面積1万4184平方㍍、鉄骨造平屋建てで、 上たも無なだ、はなのす見番う間力 しをい失ャンもら世でりでそいが 設。最大３車両の同時出荷が可能となり、出荷スピー 延床面積2875平方㍍。

（5）　　　２０２２年（令和４年）７月１３日 ■日本電産、京都府向日市にグループ各社と技術開 ■浜松ホトニクス、静岡県浜松市の常光製作所に新 発センター入居の新拠点 棟。画像計測機器の生産能力増強 工場新設・増設情報 7月第2週 　日本電産（ニデック）は、京都府向日市に、グル 　浜松ホトニクスは、科学計測用デジタルカメラや ープ会社の本社と技術開発センターが入居する新拠 病理デジタルスライドスキャナ、半導体故障解析装 点「ニデックパーク」（京都府向日市森本町東ノ口 置などの画像計測機器の需要拡大に対し、静岡県浜 【国内】 や土壌で生分解素材。樹脂やインキの添加剤、研磨 １番地1）のC棟を竣工した。 松市の常光製作所（浜松市東区常光町812番地）に ■スタンレー電気、広島県東広島市の広島製作所を 剤などで広く使われているマイクロプラスチックビ 　同所は、精密小型から車載、超大型までのフルラ 第5棟を建設し、8月から稼働開始する。 拡張。モデル工場化へ ーズの代替品として、海洋プラスチックごみ問題に インのモータ、ファン、コントローラ、センサ、変 　スタンレー電気は、自動車照明電装品の製造を行 貢献することが期待されている。特に化粧品分野で 減速機、ポンプといった周辺部品を組み合わせたモ う国内主力拠点のひとつ広島製作所（広島県東広島 は欧米で法規制が進むことによるビスコパールの転 ジュール製品・システム製品や、ロボット部品、プ 市志和町奥屋1866）について、工場拡張に加え、競 換需要が見込まれていることから増産に踏み切る。 レス機、検査装置、工作機械などへと事業拡大して 争力の強化に向けた「ものづくり生産改革」を実行 ■昭和産業、千葉県船橋市の船橋プレミックス第2 いることに合わせ、グループ企業間の連携を強化す し、モデル工場化することを発表した。 工場が操業開始 る目的で計画。竣工したニデックパークC棟は、地 　食品メーカーの昭和産業は、千葉県船橋市の船橋 上10階・地下1階建てで、建物高さは51㍍、延べ床 工場内に新設した船橋プレミックス第2工場（船橋 面積は4万8571平方㍍。小型モータ事業本部の機能 市日の出2-20-2）の操業を開始した。 と、日本電産リードの本社・研究開発機能、日本電 　今後、家庭用に加えて業務用でも数百から2kg程 産シンポの本社が入居する。 度の小袋製品の需要拡大が見込まれており、船橋プ レミックス工場はホットケーキミックスやお好み焼 き粉、たこ焼き粉、天ぷら粉などプレミックスの小 袋製品の生産に特化し、包装設備9ラインを有する 　新棟は、科学計測用デジタルカメラと病理デジタ 工場となる。労働力不足対策や価格競争力の確保の ルスライドスキャナの組み立てや調整などの生産機 ため、最新の自動化設備やIoTを活用し、高い生産 能を集約し、スペースを拡張することで需要拡大に 性と省人化、生産リードタイムの短縮を進めている。 対応。段差のない渡り廊下で既存棟と接続し、人や 生産能力は、以前の人手作業中心だったラインに比 物の移動を効率化して生産性を向上。部屋内部の柱 　ものづくり生産改革は、「ランプシステム生産拠 べて、約2倍となる年間2万8000㌧となる見通し。ま をなくし、電源や空調などの配置を工夫し、レイア 点」としてものづくりの技術とノウハウを蓄積して た隣接するRD&Eセンター（2016年開設）と連携 ウトの自由度を高めて生産量や生産品目の変化に対 グループの生産拠点へグローバル展開し、大幅な原 して研究・開発・生産技術一体となっている。 応しやすい設計となっている。また、集約により発 価低減によるコスト競争力の強化、受注量産計画に 生する既存棟の空きスペースを利用し、半導体故障 基づく生産能力の増強を目的とする。 解析装置の生産を拡大する。 　具体的には、独自の生産革新活動（SNAP）の考 　さらに今後、A棟、B棟、第二本社の建設計画も 　新棟は鉄骨造地上5階で、建築面積は1245平方㍍、 え方や手法を活用した新技術・新工法を導入し、大 2030年を目標に進めていく。 延床面積は5545平方㍍。総工費は22億円。 幅な原価低減を可能とする生産ラインを構築。カー ボンニュートラルの実現に向けて、省エネルギー推 進（使用エネルギーと廃棄物の低減、設備の高効率 化など）／再生エネルギー推進（太陽光発電の導入 【海外】 ル化の進展にともなって今後も需要拡大が見込まれ など）を実施する。 ■富士フイルム、デンマークと米国でバイオ医薬品 ている。米国にはDMC・EMCの生産設備はなく、 　広島製作所は、敷地面積2万5200平方㍍で、自動 の製造設備を増強 同社や中国メーカーからの輸入に依存しており、同 車用ヘッドランプ、リアコンビネーションランプな 　富士フイルムは、グループ会社のバイオ医薬品 社が米国内にDMC・EMCプラントを建設すること ど自動車照明電装品を生産している。拡張計画は 　鉄骨造5階建てで、延べ床面積は1万1000平方㍍。 CDMOのフジフイルムダイオシンスバイオテクノ で安定供給を実現する。また将来はC1ケミカルチ 2022年秋に着工し、2024年末に完成する予定。投資 投資金額は62億円。 ロジーズ（FDB）のデンマークと米国テキサスを ェーンとしてポリカーボネートジオール（PCD） 金額は80億円。 ■室町ケミカル、スティックゼリー製造ラインに自 拠点に2000億円の大規模投資を行い、抗体医薬品の や水系ポリウレタンディスパージョン（PUD）な ■中国電機サービス社、山口県下関市に新本社工場。 動化設備導入 生産能力を増強する。稼働開始は2026年を予定して ど環境貢献型製品への川下展開を計画している。 船舶用蓄電池システム製造 　医薬品・化学品・食品メーカーの室町ケミカルは、 いる。 　DMCは気相ナイトライト法で一酸化炭素（CO） 　船舶用配電盤や動力盤など船舶用電気制御装置メ 健康食品事業のメイン製品のスティックゼリー製造 　抗体医薬品市場は、既存薬の需要増と新型薬の拡 から製造され、他社のエチレンを原料とする製法に ーカーの中国電機サービス社は、山口県下関市の本 ラインに、ゼリー充填後の冷却工程に、自動冷却搬 大により、年率10%の成長が見込まれている。同社 比べて高品質で副生物が少ない。米国工場では天然 社隣接地に新本社工場（下関市長府扇町6-79）を建 送ラインと、ロボットによる自動コンテナ詰機など は大型タンクによるバッチ生産と、さらなる高品質 ガスを出発原料として、CO２排出量を抑制しつつコ 設する。 の自動化設備を導入した。投資金額は9500万円。 ・高効率生産が可能な独自の連続生産方式の両輪で スト競争力のある製品を供給する。 　新本社工場は、船舶用蓄電池システムを開発・製 生産能力の増強を進めている。 ■日本電産エレシス、セルビアに車載向けインバー 造する見通し。操業開始は2023年7月の予定。投資 　今回の設備増強では、デンマーク拠点に2万㍑培 タとECU新工場 金額は12億5000万円。 養タンク8基を追加導入し、2026年までに同サイズ 　日本電産のグループ会社の日本電産エレシスは、 ■ビージェイテクノロジーズ、香川県観音寺市にリ のタンク保有数を、デンマーク拠点で20基、全世界 セルビア共和国ノヴィ・サド市に車載向けインバー チウムイオン電池新工場 で合計28基に拡大させる。米国では連続生産システ タとECUの製造・販売を行う新法人ニデックエレ 　リチウムイオン電池用部材の輸出入、新素材の開 ムによるGMP製造が可能な設備を導入し、新薬開 シスヨーロ 発支援および製造などを行うビージェイテクノロジ 発を行う顧客との協働に加え、規制当局との連携で ッパを設立 ーズは、香川県観音寺市にリチウムイオン電池と部 早期商用化を目指す。いずれも2022年夏に着工し、 し、新工場 材製造を行う凪瀬工場（観音寺市凪瀬町7番1外2筆） 2026年の稼働開始を予定している。 を着工する。 を建設する。工場面積は4478平方㍍で、稼働開始は ■UBE、米国・ルイジアナ州にDMC・EMC製造の 　ヨーロッ 2024年4月を予定。投資金額は26億円。 新プラント計画 パではCO２ ■レンゴー、福井県あわら市の金津工場内に生分解 　UBEは、アメリカ・ルイジアナ州で、ジメチル 排出量規制 性セルロース微粒子の新プラント ■UBE、山口県宇部市の宇部ケミカル工場に高純度 カーボネート（DMC）とエチルメチルカーボネー 厳格化によ 　レンゴーは、福井県あわら市の金津工場内に、木 硝酸の工場増設 ト（EMC）の新プラントの基本設計に着手する。 り車載向け 材由来のパルプを原料としたマイクロサイズの球状 　UBEは、山口県宇部市の宇部ケミカル工場内に 生産能力は、DMC年産10万㌧、DMCから誘導され インバータとECUの需要が拡大しており、その需 セルロース微粒子「ビスコパール」を増産するプラ 高純度硝酸の工場を増設する。2024年初頭に試運転 るEMC年産4万㌧の計画で、2023年度上期に最終投 要に対応するための新拠点となる。新工場は欧州に ントを新設し、7月に本格稼働させる。新プラント を開始し、生産能力は現在よりも50％増加する計画。 資決定をし、2025年度下期に稼働開始する予定。 おけるインバータ生産のマザー工場とするための最 は約1400平方㍍で、年間生産能力は120㌧。 高純度硝酸は、半導体の洗浄やエッチング工程に使 　DMC・EMCはリチウムイオン電池の電解液溶剤 新設備を導入し、同時にインバータの開発機能もセ 　ピスコパールは、海洋生分解性の国際認証 われ、市場は拡大中。今後も旺盛な半導体需要が継 の主要成分であり、DMCは半導体製造プロセスの ルビアを中心に強化していく。竣工は2023年上旬を 「OKbiodegradableMARINE」を取得済みの海水 続することを見越して工場を増設する。 現像液などの用途でも使われ、EVの普及やデジタ 予定している。

２０２２年（令和４年）７月１３日　　　（6） アドバンテック 共創パートナー開拓強化 　製造業DXやAI、IoTなど、ものづくりの工場や製造現場を対象とした効率化や生産性向上サービ スやソリューションが次々に登場し、市場は活気付いている。とはいえ、デジタル化は始まったば かりで、未開領域も沢山ある。今後もさらなるサービス開発が求められ、製造業向けにビジネスを 行っている多くの企業にとってはチャンスだ。アドバンテックは、こうした企業との共創パートナ ア ーシップの構築を強化し、世界トップシェアの産業用PCをはじめ、産業用のIT・ネットワーク機 ド バ 器、IoTプラットフォームの提供を通じて産業IoTの普及促進に力を入れている。5月には直方事業 ン テ 所でプライベートイベントを開催するなど積極的に取り組んでいる。 ッ ク 直 方 事 産業IoTの普及促進に注力 業 所 ス、ビジネスではなく、これまでとは異なる技術や概 産業用PC世界トップシェア 念、モデルで新たな製品やサービス、ソリューショ 福岡県直方市にサービス・サポート拠点 ン、新たな価値を作って提供したいというチャレンジ ングな企業に対し、同社の豊富なポートフォリオとグ ている企業は多い。それに対しWISE-PaaSは、土台 必要な技術について、見て触って感じてもらいながら 　同社は、産業用PCのグローバルシェアで39.5％を ローバルな知見とネットワークを生かして支援してい となるプラットフォームは完成しており、企業はサー 提案した。 占める産業用IT・ネットワーク機器のトップメーカ る。 ビスやアプリケーションレベルの開発に注力するだ 　さらに、これらの製品・技術を活用・導入の具体的 ー。毎年2000機種を超える新製品を市場に展開し、生 　例えば、従来の主流だったPLCベースではなく、 け。これを活用することで機械や設備の稼働監視や予 事例として、Co-Creation Partnerの日本ラッドによ 産設備のIoT端末やコントローラ、HMI、画像検査 産業用PC＋ソフトPLC・ソフトモーションを使って 知保全、リモートメンテナンスなどの独自のIoT機能 る「国内のスマートファクトリーの実現」、コンピュ や、計測機器に採用されている。さらに近年はネット 制御する新たな生産設備の開発など、すでに幅広い分 やサービス、ソリューション開発が容易になり、パー ワーク機器やクラウドIoT 事業としてサーバー、５ 野からユニークなサービス・ソリューション開発を行 トナー企業からの反応は上々だ。 Ｇ、AIに合わせたハードウェアを製造販売し、産業 う企業などが集まり、グローバルでは約500社、国内 　これからさらに提案を加速していく構えで、その第 向けインフラをはじめ、メディカル、ロジスティッ でも40社がパートナーとして活動している。 一弾として、7月22日には、石川県金沢市で行われる ク、ゲーミング、キオスク端末など幅広い分野で使わ 「てっこうきでんDXミーティング」（主催：石川県 れている。　 WISE-PaaSで 鉄工機電協会デジタル化推進委員会）への出展・セミ 　また、産業用PCなどハードウェア製品に加え、 IoTサービス開発・提供の支援も ナーを通じて、機械メーカー向けにWISE-PaaSを紹 IoTプラットフォーム「WISE-PaaS」と、業種に合 介。さらには東京、名古屋、大阪、九州でWISE- わせた各種アプリケーション・IoTソリューションを 　また製造業向けのDXやデジタル、IoTサービスの PaaSをテーマとした個別セミナーを実施する予定と 提供し、国内外のパートナー企業と共にものづくり企 市場が拡大するなかで、特に高評価を得ているのが なっている。 業のデジタル化やIoT活用を推進している。 IoTプラットフォーム「WISE-PaaS」だ。 　IIoT事業部事業統括責任者の古澤隆秋氏は「WISE- 　日本では1997年に日本法人を設立し、東京本社と大 　IoTサービスの開発では、システム基盤の開発やハ PaaSでは、従来の見える化だけでなく、分析、資産 200を超えるAI×IoT製品を展示 阪、名古屋に支店を構える。2019年にはオムロンから ードウェア親和性などにリソースを取られ、肝心の業 管理までひな型を用意したものを全国のシステムイン 産業用電子機器の受託設計・製造事業を行っていたオ 務や作業アプリケーションの作り込みやサービス開発 テグレーターさまと共にお客さまにお届けするビジネ ータマインドによる「AIによる外観検査適用の注意 ムロン直方を事業承継してアドバンテックテクノロジ ・提供に手間と時間がかかり、ビジネスとして難航し スを進めていく」としている。 点」が講演を行い、さらにテクノロジーセミナーでは ーズとし、現在は同社と統合し、「アドバンテック直 クラウド事業を後押しする、安心なセキュリティを確 方事業所」として、従来のEMS事業に加え、国内の ５月のプライベートイベントに200人 保し、VPNを過去のものにする新技術として サービス・サポート拠点として活動中。同社製品の修 Remote.it 社のソリューションを紹介した。 理や組み立て検査、出荷工程といったサービス部門を 　また工場見学では、EDMS事業におけるPCB製造 担っている。 　5月19・20日には、全国からパートナー企業、大学 ラインと積極的にスマートファクトリーの実現を推進 や研究者、学生などを直方事業所に招待し、プライベ している取り組みや、標準製品の組立から出荷検査、 デジタル化・IoT推進を一緒に行う ートイベントとなる「共創(Co-Creation)パートナー 倉庫、修理工場として機能しているサービスプラス事 パートナー開拓を強化 カンファレンス 2022」を開催し、51社183名が参加し 業を案内し、「アドバンテックの製品・技術を活用し た。インダストリアルIoTを筆頭に各事業部で全62ブ たショーケースとして体感いただいたと同時に、当社 　近年の製造業・ものづくり産業は、IoTやデジタル ースを設け、200を超えるAI×IoT製品を、ブースと の国内サポート体制への安心感も見ていただくことが 化、さらにはDXによって産業用PCをはじめとする産 各事業部のセミナー、Eco-Partnerセミナーを通じて できた」（古澤氏）としている。 業用スペックを持ったIT、ネットワーク機器に対す 紹介した。さらに直方事業所内の製造工場やサービス 　古澤氏はイベント総括と今後に向けて「インダスト るニーズが高まっており、それらのポートフォリオを 工場見学も行った。 リアルIoT事業部は『次の扉をノックする』をミッシ 幅広く持ち、かつ国内に工場、サポート拠点を持つメ 　製造業や産業IoTを推進する「インダストリアル ョンとし、最新のテクノロジートレンドをお届けする ーカーとして存在感を高めている。 IoT事業部」は、古澤氏が「次の世代の役者たち」の ことを旗印に、様々なCo-Creation Partner とのコラ 　現在、日本市場で力を入れているのが、製造業向け テーマで、データ連携の重要性を、機械制御、工場内 ボレーションを実施している。イベントではそれらを にサービスやソリューションを開発提供しているシス オンプレ、工場間クラウド活用の3つの側面から紹介。 中心に提案し、参加した多くのパートナーの方々とも 51社183人が参加したパートナーイベント テムインテグレーター（SIer）やネットワークインテ 展示コーナーでは、①エッジデーター計測・センシン 個別に詳細な打ち合わせを行うことができ、これから グレーター、さらには生産設備やラインを設計製造し グデバイス、②エッジコンピュータ、③インダストリ トレーニングＡIの6つのコアテクノロジーに加え、新 に向けた第一歩を踏み出すことができた。今後も共創 ている設備メーカー、エンジニアリング会社などとの アルネットワーク④ＰＣ制御・ビジョンモーション計 しいビジネスとしてSD-WAN や広域ビデオ配信ソリ パートナーを増やし、産業IoTの普及促進に貢献して パートナー連携。従来の延長線上の技術開発やサービ 測、⑤タッチパネルＰＣ＆モニター、⑥エッジＡＩ＋ ューションの製品群を出品。現在とこれからのIoTに いきたい」と話している。