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スマートファクトリーの第一人者が見る日本のインダストリー⒋0とIoT

ホワイトペーパー

エイムネクスト清社長インタビュー!スマートファクトリーの最新動向を紹介したホワイトペーパー

「スマートファクトリー」は、エイムネクスト清社長によって日本で初めて使われ、その概念が紹介されました。そんなスマートファクトリーの第一人者である清社長に、現在話題となっているインダストリー⒋0やIoTの動向を聞いたインタビュー記事をホワイトペーパーにまとめました。

2015年12月に発売した「Industry4.0・IoTナビVol.1」にも収録されています。
『Industry4.0・IoTナビ インダストリー4.0とは?』実売価格:1000円

このカタログについて

ドキュメント名 スマートファクトリーの第一人者が見る日本のインダストリー⒋0とIoT
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
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取り扱い企業 アペルザ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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スマート・ファクトリーの第一人者が語る スマート・ファクトリーの第一人者が語る 日本のインダストリー4.0、IoTの現状と課題 日本のインダストリー4.0と IoTの現状と課題 「スマート・ファクトリー」という言葉を日本語として初めて使い、工場のネットワーク化を提唱したの がエイムネクストの清 威人社長です。工場の高度化の先駆者は、過熱するインダストリー4.0、IoT をど う見ているか?またその対応をどうすべきか?話を聞きました。 ―著書「スマート・ファクトリー 戦略的『工場マネジメント』の 処方箋」を出版されたのは2010年だそうですね。 製造業が取り組むべきこととして、2010年に工場すべてをネット ワークでつなぐことの有用性を「スマート・ファクトリー」という 表現で提唱しました。その時に国内の商標登録も取得しました。 同時に、フィールドバスから ERP まですべてつながった生産ラ インを作り、デモセンターを開設。これまでに経済産業省や大手企 業など100社以上の見学者が訪れています。今では「スマート・フ ァクトリー」を実現するモジュールを開発してし、提供しています。 いま IoT やインダストリー4.0 が話題になっていますが、すべて 当社が昔から考えていたこと、すでに実現していることとして冷静 に捉えています。 Amazonほかで好評発売中 ―スマート・ファクトリーの定義とはどんなものですか? 一言で言えば、「ERP など基幹システムと、製造管理システム(MES)、現場の FA 機器がつながった 工場」のことです。そこで相関データを取って分析し、工場と経営の全体最適を図れるようにすることで す。 従来工場と次世代工場の違い Copyright © 2016 Automation-news All rights reserverd 無断転載・引用を禁ず
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日本の製造業の人々は、「自社でスマート・ファクトリーは できている」「すでにセンサでデータを集めている」とよく言 います。しかし実際には、「工場にいくつの検査工程があり、 不良が発見されなかった工程はどれですか?」「工場の電気代 は月々いくらですか?ピーク時間は何時ですか?」「工場には 紙の帳票がどれだけあるか知っていますか?」「チョコ停の一 番多い設備はどれですか?それはひと月でどれだけ止まって いるのですか?」といった基本的な質問を聞くと、ほとんど の人が答えられません。 工場内は、陸の孤島がバラバラとあるような状態と同じで す。データを取っていても、それは部分的で一時的でしかな く、恒久的にデータを集めて一元管理し、経営に活かしてい ません。それが現実です。 こうした状況を解決するには、トータルに取り組むためのイ エイムネクスト株式会社 ンフラが必要です。そこで、工場をネットワーク化すればそれ 清 威人 社長 を実現できると考えたのがスマート・ファクトリーです。 ―日本ではインダストリー4.0と IoTがなかなか進んでいきません。その原因は何だと思われますか? インダストリー4.0や IoTには、4つのゴールがあります。 1、生産性向上など自社のパフォーマンス向上 2、自社のビジネスモデル変革 3、自社製品の機能、価値の向上 4、新たなビジネスの創出 各企業は、これらのなかから自社が何を望み、そのために何をするのかを考えなければなりません。日 本企業で進まないのは、このゴール設定、ビジネスシナリオが描けていないことが大きいと思います。 もうひとつ大きな阻害要因があります。リスクを取ってでも力強く推進するリーダーが社内に存在しな いことです。 デモセンター内のテストライン Copyright © 2016 Automation-news All rights reserverd 無断転載・引用を禁ず
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企業にとって今回の取り組みは、単に工程の一部を変えるという話ではありません。世界に広がる工場 をどうするか、自社のビジネスモデルをどうするか、顧客の収益に対してどんな価値を提供するかなど経 営の根幹に関わる課題であり、多岐に渡る見識が必要となります。経営 TOP 自らが関わり取り組むこと が重要です。しかし残念ながら、今の日本ではなかなか難しいようで、抜本的な取り組みを行うような事 例はまだまだ少ない状況です。 しかし、スマート・ファクトリーに取り組んだ人のほとんどが「見えないものは改善できない。見るこ とができて初めて改善が始まることが分かった「」データを見て初めて気づけたことがたくさんあった」「人 間の認識と実際のデータは大きな相違があるものも多い」と口を揃えて言います。これはすべて定性的で あって、ROIに換算できるものではありません。だからこそスピード感が重要です。 ―御社はこれからどのようにスマート・ファクトリーの普及を進めていきますか? 当社は、FA 設備を設計できるエンジニアと、 企業の経営を語るコンサルタントの両方を擁して いる稀有な企業です。お客様の経営陣、情報シス テム部門、生産技術部門の間に入り、お互いを連 携させてスマート・ファクトリーを実現すること ができます。 当社のスマート・ファクトリーを導入して成功 した例として、ある自動車部品メーカーは生産性 向上を目指しての取り組みがあります。 これまで紙の帳票で報告していた設備停止の情 止が明るみに出てきて、多くの改善につながりま した。またベテラン作業員と新人の作業の仕方を分析し、作業方法の改善から工程の組み立て、人員の配 置まで改善しました。こうした取り組みの結果、導入9カ月で10%強の生産性向上に成功しました。 また別のメーカーでは、すべての工程と製品でトレーサビリティができるような仕組みを整えました。 それを取引先が高く評価してくれ、発注量が増えたそうです。 製品がコモディティ化し、ハードウェアで差別化するのが難しくなるなか、サービスやソフトの部分で 差別化していかないと世界では生き残っていけません。私はそう考えています。 取材協力:エイムネクスト株式会社 http://www.aimnext.co.jp/index.html 清社長のインタビューも掲載中! オートメーション新聞別冊「Industry4.0 ・IoTナビ vol.1,vol.2」 好評発売中(1冊 税抜 1000円) テーマは、vol.1が「インダストリー4.0とは?」 vol.2が「2016年動き出したインダストリー4.0 ―第4次産業革命の夜明け―」とし、IoT とイ ンダストリー4.0の最新動向をまとめています。 GEやSAP、マイクロソフト、富士通など IoT のキープレイヤーのインタビューのほか、各業 界から IoTを進める上での提言など盛りだくさ んの内容です。価格は1000円+消費税、送料。 購入をご希望の方は下記からお問合せ下さい http://www.automation-news.jp/order.html info@automation-news.jp Copyright © 2016 Automation-news All rights reserverd 無断転載・引用を禁ず