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Celeroton社空気軸受付きターボコンプレッサの利点を紹介
滅菌空気の利用はさまざまな業界に必要不可欠となっています。滅菌空気発生器にCeleroton社の空気軸受付きターボコンプレッサを用いる事で耐用年数の増加、コストや小型化など様々な利点が得られます。ここでは、空気軸受付きターボコンプレッサの利点を説明します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 滅菌空気発生器用ターボコンプレッサについて |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 324.4Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 日本シュネーベルガー株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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技術概要
滅菌空気発生器
空気軸受付きターボコンプレッサの使用は耐用年数を延ばし、
運用コストと組み立てスペースを削減します
序論
滅菌空気の利用は、食品、製薬、バイオプロセシングなどの多くの業界にとって不可欠です。
今日、私たちは空気に細菌、パイロジェン、エンドトキシンなど、一般的に生体負荷がないこ
とが必要とされるあらゆる場面で、移動式や固定式の滅菌空気発生器を使用しています。これ
らの空気発生器は、多段ろ過プロセスを使用し、汚染された周辺空気から滅菌空気を生成しま
す。
ここでは、滅菌空気発生器に空気軸受付きターボコンプレッサを用いる利点を説明します。
1. 従来のコンプレッサ
コンプレッサまたはベンチレータは、フィルタパッケージを介して空気を滅菌チャンバーに運び、そこから部屋に運び、単
一のセットアップで換気します。使用されるろ過材は、交換可能なカートリッジのプリーツフィルタエレメントとして設計
されることがよくあります。空気純度の最高の要件を満たすために、200 nm以下の細孔径の品質が使用され、最大のバイオ
バーデン保持が保証されます。
一方で保持率が最も高いという利点は、コンプレッサによって生成された差圧が適用されたときに空気スループットが最も
低くなるという欠点もあります。ろ過材中の細菌、胞子、菌類、ほこりの粒子の濃度は運用とともに増加し、時間の経過と
ともに気流速度の低下につながります。そのためシステムの耐用年数が大幅に短縮されますが、コンプレッサを大きくする
ことで、この問題を解決できます。
ところが、一般的に使用されるスクロールまたはサイドチャネルコンプレッサは、必要な組み立てスペースと重量が不均衡
に増加するため、すぐに限界に達します。したがって、システム全体のサイズが大きくなり、コストが高くなります。
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2.空気軸受付きターボコンプレッサ
空気軸受を備えたターボコンプレッサは、耐用年数の延長、システムサイズの縮小、汚染物質の除去の保証、およびエネ
ルギー需要の削減に対する絶え間ない需要を満たすのに役立ちます。従来のスクロールまたはサイドチャネルコンプレッ
サと比較して、Celerotonのターボコンプレッサシステムは最大1/30の小型軽量であり、コンパクトな設計(図1)と大幅に
高い圧力比を提供します。
アウトレット
G3/4”
チラーポート
2 x G1/8”
インレット
G1”
モータケーブル
ガスパージ
ポート
図1
これにより、フィルタの耐用年数が大幅に延長され、さらに組み立てスペースと重量が軽減されるため、システム全体の
サイズが縮小されます。また、ターボコンプレッサは従来のコンプレッサよりもかなり効率的であるため、運用コストも
大幅に削減されます。
以下に、サイドチャネルコンプレッサを備えた固定式滅菌空気発生器とCelerotonターボコンプレッサを備えたものの比較
を示します。
標準 最大
エネルギー 最大
体積流量 圧力差 入力電力 圧力差時 重量
コンプレッサ 効率 圧力差
3 (mbar) (kW) 入力電力 (kg)
(m /h) (%) (mbar)
(kW)
サイドチャネル
35 170 0.85 - 170 0.85 20
コンプレッサ
Celeroton
ターボコンプレッサ 35 170 0.3 65 680 0.8 1.5
CT-17-1000.GB
振動試験済み
動圧空気軸受
効率的な空力設計 低損失永久磁石同期モータ Celerotonは、小型ターボ、超高速モータ、特殊
コンバータおよび独自の空気軸受技術の組み合わ
高い冷却液温度を
せにより、圧力と流量対体積と重量に関して世界
可能にする熱管理
をリードする小型ターボコンプレッサを実現しま
ハウジングシールド す。空気だけでなく他の気体もこの技術で処理す
るこ とができます。
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3.まとめ
ターボコンプレッサは大幅に高い圧力差を提供し、動作点によっては、大幅に低い入力電力要件を提供し、非常に小さな
体積と重量を可能にします。圧力差が大きくなると、アセンブリがはるかに小さくなり、フィルタシステムの耐用年数が
長くなります。したがって、高価なフィルタカートリッジを交換する頻度が低減します。
Celerotonターボコンプレッサ
CT-17-1000.GB
国内総代理店
日本シュネーベルガー株式会社
〒105-0001
東京都港区虎ノ門3-20-5 クレイン虎ノ門ビル7階
TEL: 03-6435-7474 FAX: 03-6435-7475
Mail: Sales-Japan@schneeberger.com
URL: https://www.schneeberger.com/ja/