1/6ページ
ダウンロード(1.1Mb)
国土交通省大臣認定 一般評定取得 杭断面の縮小によりコスト低減、工期短縮が可能!高強度せん断補強筋では唯一 一般評定取得
特長
1. 杭断面の縮小によりコストの低減、工期短縮が可能となります。
2. 高強度せん断補強筋を用いるので、変形能力が大きく向上出来ます。
3. 普通鉄筋を用いた場合より、鉄筋径を小さく出来るので鉄筋量が減少します。又、コンクリートの充填性が向上します。
4. 現場溶接が不要となる為、一定の品質を確保出来ます。
5. 杭強度が増し、性能が向上します。
6. 杭頭半剛接工法と組合せることで、より効果が発揮できます。
7. 杭用の高強度せん断補強筋としてはウルボン1275のみが一般評定を取得しております。
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
このカタログについて
ドキュメント名 | ウルボン場所打ち杭用1275 スパイラルせん断補強筋 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.1Mb |
取り扱い企業 | 高周波熱錬株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
場所打ち杭用
ウルボンスパイラルせん断補強筋
MSRB-0024、BCJ評定-FD0157-05
ビルを支える
基礎工事
杭基礎
杭基礎
杭基礎
aφ bφ
aφ> bφ
沖積層
(軟弱な地盤)
洪積層
(硬い地盤・支持層)
主筋 ウルボン
岩盤 スパイラル
フレア溶接
本 工 法 の 特 長
●杭断面の縮小によりコストの低減、
工期短縮が可能です。
●高強度せん断補強筋を用いるので、
変形能力が大きく向上します。
●普通鉄筋を用いた場合より、
せん断補強筋の鉄筋径を小さくできるので
鉄筋量が減少します。
また、コンクリートの充填性が向上します。
●現場溶接が不要であるため、
雨天時にも作業が可能であり、
一定の品質を確保できます。
●杭強度が増し、 通常のフレア溶接タイプの ウルボンスパイラル
性能が向上します。 せん断補強筋 せん断補強筋
●汎用設計ソフト(ユニオンシステム・BFI、
構造ソフト・BUILD.杭保有)にて、簡単
に設計ができます。
Page2
本工法の特長
1. 杭断面の縮小によりコストの低減、工期短縮が可能となります。
2. 高強度せん断補強筋を用いるので、変形能力が大きく向上出来ます。
3. 普通鉄筋を用いた場合より、鉄筋径を小さく出来るので鉄筋量が減少します。又、コンクリートの充填性が向上します。
4. 現場溶接が不要となる為、一定の品質を確保出来ます。
5. 杭強度が増し、性能が向上します。
6. 杭頭半剛接工法と組合せることで、より効果が発揮できます。
ウ ル ボ ン の 諸 元
せん断補強筋 せん断補強筋は、JISG3137(細径異形PC鋼棒)中のD種1号の規格に基づいて製造されたウルボンを使用します。
ただし、JISG3137と同等の性能を有する呼び名U15およびU17の鉄筋も含みます。
ウルボンの諸元
公称直径 公 称 単 位 加工寸法 ウルボンの形状
記 号 呼び名 d 断面積 質 量
(mm) (cm2) (kg/m) (mm)
U9.0 9.0 0.636 0.50
U10.7 10.7 0.899 0.71
〜
SBPD 1275/1420 U12.6 12.6 1.247 0.98
ウルボンの機械的性質
φ2800
2 2
U15※ 14.7 1.697 1.33 降伏点(N/mm) 引張強さ(N/mm) 伸び(%)
U17※ 16.5 2.138 1.68 1,275以上 1,420以上 7以上
※U15、U17は場所打ち杭専用の鉄筋径です。
135°
90°
Page3
配筋手順例
1.工場にてウルボンを
スパイラル状に加工後、現場に搬入
2.仮組みしてある主筋へ挿入
※風雨にさらされないように
保管して下さい。 3.必要数のスパイラルフープを仮配置
4.フック先端に鉤状の冶具を取り付ける
※配筋時にフックが主筋に
掛からないように工夫
5.締め込みながら
所定の間隔に配筋
6.結束線にて主筋に緊結
(溶接できません)
7.端部フックを主筋に掛ける 135°
90°
8.配筋終了
※主筋に掛からない場合
D16以上長さ1m以上のフック定着用鉄筋を
主筋と平行に配置してフックを掛けます。
Page4
ウルボン円形スパイラルの末端処理および継手
1. 末端添え巻
̶̶ 円形スパイラルの端末処理 ̶̶
A. フックが主筋に掛かる場合
→ 1巻以上の添え巻をします。
1巻き以上
2. 継手
円形スパイラルを部材途中で継ぐ場合、
重ね継手は100d以上とします。
(フックが主筋に掛からない場合D16以上長さ1m以上のフック定着用
1/2a 鉄筋を主筋と平行に配置してフックを掛けます)
a
a
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
"
1/2a
以上
0d
10
1巻き以上 主筋
B. フックが主筋に掛からない場合
→ 1. D16以上長さ1m以上のフック定着用鉄筋を
主筋と平行に配置してフックを掛けます。
→ 2. 1.5巻の添え巻をします。 135°
8d以上
フック定着用鉄筋
1/2 (D16以上 1m以上) 90°
以上
2d1
1/2
加工寸法:φ2600mm迄
巻 き 数:1束30巻き程度
(通常50~300kg程度、最大1ton程度)
フ ッ ク:90°・135°の2タイプがあります。
Page5
構 造 規 定
F C の 範 囲 : 普通コンクリート
Fc21~Fc45
鉄 筋 径 : U9.0・U10.7・U12.6
U15 ※・U17 ※
最 小 せ ん 断 補 強 筋 比 : 0.1%
せ ん 断 補 強 筋 間 隔 : 150mm以下
補 強 範 囲 : 杭頭から下方に杭径の5倍以上
せ ん 断 耐 力 算 定
下記規定にてせん断耐力を算定します。詳細は「場所打ちコンクリート杭のせん断補強筋としてウルボンを使用する工法・設計指針・同解説」をご覧下さい。
1 . 構 成 材 料
コンクリート : 設 計 基 準 強 度
許容せん断応力度
せん断補強筋 : ウルボンU9.0~U17
短 期 許 容 応 力 度
2 . 許容せん断耐力の算定
①
長 期 :
短 期 : ②
3 . 終局せん断強度の算定 ③式または④式による
③
④
ℓ
注 意 事 項
1. φ2600mmを超える加工寸法については、運送方法を含め、別途ご相談下さい。
2. 円形フック付単筋を使用する場合は、別途ご相談下さい。
3. 現場での加熱・切断及び加工は、ご遠慮下さい。
4. せん断補強筋は直接地上に置かないで下さい。また風雨にさらされず、泥、油などで汚れないようにして下さい。
5. 鉄筋の組立に際しては、せん断補強筋相互、およびせん断補強筋と主筋との溶接を行わないで下さい。
6. 納期は、ご発注後、2週間~3週間を標準としておりますが、詳細は別途ご相談下さい。
U15※・U17※は原材料手配の都合上、設計段階でご一報下さい。
※U15、U17は場所打ち杭専用の鉄筋径です。
Page6
http://www.k-neturen.co.jp
製品事業部
本社・建材営業課 〒141-8639 東京都品川区東五反田 2丁目17番1号 オーバルコート大崎マークウエスト・・・ TEL.03(3443)5445 FAX.03(5488)7538
大 阪 営 業 所 〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋2丁目3番8号 MF南森町ビル2階・・・ TEL.06(6353)7110 FAX.06(6353)7124
赤 穂 工 場 〒678-1185 兵庫県赤穂市東有年字外下河原1586番地1・・・・・・・・・・・・・・ TEL.0791(49)3221
い わ き 工 場 〒970-1144 福島県いわき市好間工業団地 24番地の1・・・・・・・・・・・・・・・・・ TEL.0246(36)7770
No.61209
2019100800S