テラヘルツ波・多層膜厚測定装置 PlastiMeasure 1000

■主な仕様 測定機能の例 ●ツーリングオプション さまざまなボトルや容器のサイズやタイプのニーズに合わせてカスタムツーリングが可能 テラヘルツ波・多層膜厚測定装置 です。 PlastiMeasure™ 1000 ●ソフトウェア機能 PlastiMeasure™には、ユーザーの厚さ測定のニーズを満たすカスタムソフトウェ アが付属しています。 ユーザー独自のボトルと容器の種別があらかじめプログラムされているため、付属の 操作画面から選択することで素早く品種替えをすることができます。 その他の機能：  リアルタイムデータ表示  印刷可能なデータと転送可能なデータの表示  合否判定表示 いまやペットボトルやプラスチック容器は、世の中に深く浸透し、製品（内容物）の鮮度を保ち、使いやすいものにするために不可欠な 役割を果たしています。 2016年には約3億トンのプラスチック包装材が消費され、市場規模は数十億ドルに達しました。 プラスチック 容器は、さまざまな形状に成形しやすく、視覚的アピール性に優れると同時に、多くの製品（内容物）の品質保証期間を保証するの に重要な選択肢となっています。 しかし、容器性能を保証するための品質試験技術は、外傷を与えたり、実際に容器を破壊したりと、多くの時間を費やしています。よ り効率的な品質試験を実現するための新しい方法を提唱します。 ■システム仕様 PlastiMeasure™のご紹介 モデル Model PlastiMeasure™ 多層測定装置PlastiMeasure™は、不透明・半透明の ハンドリングシステム 5軸；サンプル固有ホルダー付き 単層および多層プラスチックボトルやコンテナのオフライン品質 管理装置です。 層数 1-10 層 最小層厚 0.01 mm 最大サンプル高さ 300 mm 繰返し精度 ± 0.005 mm 主な特長: 測定精度 ± 0.005 mm 高精度多層膜厚計測 測定時間 1分以下/サンプル 膜中のボイド検出 電源電圧 100-240 VAC 寸法 686 x 900 x 1650 mm 高精度坪量測定 重量 250kg 非破壊測定 不透明および半透明材料の測定 スマートビジョン株式会社 SMART VISION CORPORATION 非接触＆高速測定 〒103-0014 170 Columbia St. West Suite 3 東京都中央区日本橋蛎殻町 1-20-3福本ビル3階 非電離放射線 Waterloo, Ontario N2L 3L3, Canada TEL : 81-3-5642-1505 FAX : 81-3-5642-1507 Phone: 519-584-9998 URL : http://www.smartvisioncorp.com ※本カタログに記載している内容は、改良のため予告なく変更することがあります。 V1.0 - 2018.08

■使用方法 ■Terahertz Waves™を搭載 PlastiMeasure™は、簡単な4つのステップで、多層プラスチックボトル・容器の各層膜厚を、迅速かつ正確に、また高い PlastiMeasure™のコア技術は、テラヘルツ波を使った非破壊測定技術であるTeTechS TeraGauge™で 繰り返し精度で測定を行います。 す。 テラヘルツ波は、電磁スペクトルの周波数帯域のひとつで、歴史的には人工生成が困難であったため、実用的 使用は難しいとされてきました。 ステップ１ ステップ2 サンプル固有ホルダーに容器を装填します。 先ずサンプルを選択し、画面に希望のプリセット値 を入力してからStartを押します。 しかし、TeTechS TeraGauge™ は、単層や多層のプラスチックボトルや容器の各層膜厚を測定できるように、捉 えにくいテラヘルツ波のユニークな特性を活用しています。 TeraGauge™の性能により PlastiMeasure™は、不透明および半透明のプラスチック容器に最適化され、多層 プラスチックボトルおよび容器のベース層とバリア層の厚さ測定を確実に行うことができます。 TeraGauge™は、テラヘルツ時間領域の原理（以下に示す）に基づいて、短波のテラヘルツ波を透過させ、各層と カスタムサンプルホルダーは、さまざまなコンテナの種類と エアギャップからの反射波を捉えます。 サイズに対応しています。 反射されたパルスは、測定される層の厚さに対応した遅延時間があります。 2つの反射パルスの時間遅延の差から、個 別の各層とエアギャップの正確な厚さを計算して求めることができます。 さまざまなサンプルがプリロードされ、各測定で クイックスタートが可能です。 ステップ3 ステップ4 機械が測定を行います。 測定結果は画面に表示・出力されます。