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残留オーステナイトを再現性高く測定できます。
鋼を焼入れすると、冷却の段階で組織がオーステナイトからマルテンサイトに変態します。しかし、条件によっては完全にマルテンサイトにはならず、オーステナイトが残留することがあります。残留オーステナイトは不安定な組織であるため、時間経過とともに他の組織に変化しますが、このときに寸法変化などのトラブルが生じることがあります。一方で靭性を付与するメリットもあるため積極的に使われるケースもあります。
μ-X360sでは一度の測定で同時にマルテンサイトとオーステナイトからの回折X線を捉え、残留オーステナイト量を比率で出力します。一般のX線回折装置でも同様の測定機能はありますが、μ-X360sでは搭載している2次元検出器でデバイリングを全周分(500点)取得し、その平均値を出力しますので非常に再現性の高いデータが得られます。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【オプション紹介】残留オーステナイト測定 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 745Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | パルステック工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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μ-X360s オプション紹介
残留オーステナイト測定
鋼を熱処理する際に一部未変態のオーステナイトとして
残ったものを定量評価します
X 線のため非接触・非破壊で測定が可能
取得データ
500 本重ね表示 角度指定(1 方向)
α211
γ220
1 回の計測で 500 方位の計測が可能!
デバイ環全周のデータを取得することで最大・最小値や
平均化することで優れた測定再現性を実現
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