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金属3D積層造形品の残留応力測定事例を紹介します。
金属3D積層造形は、アディティブマニュファクチャリング(Additive Manufacturing)あるいは3Dプリンティングと呼ばれる金属加工技術の一つで、3D-CADなどの
データをもとにして、金属粉末等の層を一層ずつ積み重ねていくことにより、3次元の造形物を製造するものです。近年、アメリカやヨーロッパ、中国などでは本技術の研究開発のスピードが目覚ましく、日本でも研究開発が急がれています。
本事例ではアルミニウム合金の積層造形品のサポート部切断前後の残留応力値を比較した結果をご紹介します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【活用事例】μ-X360s 金属3D積層造形品の残留応力測定 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 727Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | パルステック工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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金属 3D 積層造形品の
残留応力測定
◆ レーザー・電子ビームの熱により蓄積された残留応力(凝固収縮により発生)の評価
◆ サポート部切断後の残留応力の変化をマッピング測定
◆ 残留応力のシミュレーションと実測値の比較 → 製品の試作数を削減しコストを低減
【測定事例】サポート部切断前後の残留応力値を比較
< サポート部 切断 前 > < サポート部 切断 後 >
(材料:アルミニウム合金) (材料:アルミニウム合金)
< ライン測定 (上面中央部を 2mm ピッチ測定) > < ライン測定 (上面中央部を 2mm ピッチ測定) >
残留応力【MPa】 残留応力【MPa】
測定ポイント【mm】 測定ポイント【mm】
< マッピング測定 (上面全体をマッピング測定) > < マッピング測定 (上面全体をマッピング測定) >
表面に 120MPa 前後の引張応力あり 切断すると応力が解放され歪みが発生
・反り・割れ・変形 対策に! ・熱処理前後の効果確認に!
・ 走査パターンの比較評価に! ・積層造形の条件出しに!
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