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半価幅値を活用し非接触・非破壊で硬さを推定。
半価幅とはX線回折プロファイル(回折強度曲線)のピーク強度の半分の強度値におけるプロファイルの幅を指します。この半価幅は測定対象物が硬いと数値が大きくなる傾向を示し、多くのケースにおいて硬さと良い相関関係があることが知られています。半価幅を利用することで非接触・非破壊で簡易的に硬さの測定ができます。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【活用事例】μ-X360s 半価幅と硬さの関係 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 644.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | パルステック工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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μ-X360s 活用事例
半価幅と硬さの関係
金属材料の機械的性質のひとつに『硬さ測定』があります
ロックウェル、ビッカース硬さが多く使用されています
X 線回折の半価幅を活用することで金属材料の『硬さ測定』が
非破壊・非接触で再現性の高い測定できます
取得データ
基準値 実測値
半価幅
HRC
[deg.]
2.51
31.2
2.51
(SK85)
2.51
2.73
39.9
2.73
(SK85)
2.73
3.67
50.2
3.67
(SK85)
3.67
4.80
55
4.80
(SK85)
4.81
6.46
60.6
6.43
(SKS3)
6.38
7.52
64
7.58
(SKS3) デバイリング全てのデータを 0.72deg刻みで計算
7.56
8.76 平均化することで高い測定再現性を実現!
69.9
8.70
(SK120)
8.72
〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 7000-35
TEL (053)522-3611 FAX (053)522-3666 担当(谷高):h-yataka@pulstec.co.jp