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X線回折方式では測定が困難であった電磁鋼板が測定可能に。
EVの普及が進む今日、そのキーコンポーネントであるモータの性能向上が求められています。そうしたモータや変圧器などに使われている電磁鋼板の残留応力が製品性能向上に寄与することがわかっているものの、X線回折方式では電磁鋼板が粗大結晶を有するために測定が困難なため評価ができない状況でした。
そこで弊社はポータブル型X線残留応力測定装置(μ-X360s)と多関節ロボットを組み合わせることでその課題を解決し、電磁鋼板の残留応力測定を可能にしました。多関節ロボットと組み合わせることで、部品を広範にわたって自動測定することも可能となりました。それにより結果をカラーマップで表示でき、応力分布を視覚的に確認できるようになりました。
弊社デモルームにデモ機がございます。トライアル計測なども対応しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【カタログ】電磁鋼板用 残留応力測定システム |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.1Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | パルステック工業株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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電磁鋼板用
残留応力測定システム
モータ、変圧器などに使われる電磁鋼板の残留応力を測定
◆X 線回折を利用した非接触・非破壊測定
製造工程でのビルディングファクターの影響を可視化
◆打抜、積層、かしめ、溶接、巻線、圧入、焼き嵌め
熱処理による応力除去の効果確認
◆残留応力制御で効率・鉄損の改善
熱処理による応力除去効果の確認(モータコア)
【熱処理前】 【熱処理後】
[MPa]
[MPa]
[MPa] [MPa]
圧延や打抜の影響でコア表面には 圧縮応力が減少
圧縮応力が残留している 軽い引張応力に変化した
〒431-1304 静岡県浜松市北区細江町中川 7000-35
TEL (053)522-3611 FAX (053)522-3666
URL: https://www.pulstec.co.jp/
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電磁鋼板測定システムの概要
◆残留応力測定装置 μ-X360s を
ロボットに搭載
◆X線回折方式では測定が困難であった
大きな結晶でも測定可能
◆専用アプリで簡単設定
◆カラーマップで
応力分布を視覚的に確認
充実したサービス内容
お客様の用途に応じて、オプションを含めた装置一式を販売します。
装置販売 誰でも簡単に操作できますが、トレーニングも万全です。
装置メーカならではのサポート力が強みです。
お預り計測 測定対象物を弊社に送っていただき、弊社の技術者が弊社内にて
測定するサービスです。
サービス 測定対象物の返却時に詳細な報告書を提出します。
ご来社機器利用 弊社にお越しいただき、弊社内の機器をご利用いただきます。
所定時間内であれば特別の制約なく、自由に計測していただけます。
サービス ご利用開始時に操作方法を丁寧にトレーニングします。
まずは、お試しで計測してみませんか?
■残留応力による数値管理を取り入れた企業では、
不具合の原因特定、工程最適化、歩留り改善、性能向上などに成果を上げており、
同業他社との差別化を図られています。
☆無料お試し計測は随時実施☆ 是非この機会にお問い合せください!
メールでのお問い合せ: sales@pulstec.co.jp
電話でのお問い合せ : (053)522-3611 (代表)
営業 1 課 山口 真
2019.4 2000