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HART機器の設定・調整作業で役に立つ機能を集約したサービスツールです。
HARTモデムとしてのHART通信インタフェース機能に加え、通信トラブルの要因を特定する機能や、無線接続機能、電源供給機能など、HART機器の設定・調整作業で役に立つ機能を1台に集約し、作業の効率化と作業品質向上に貢献する商品です。
◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
このカタログについて
ドキュメント名 | スマートHARTモデム |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.9Mb |
取り扱い企業 | アズビル株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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CA1-DFS050
仕 様
本体(スマートHARTモデム 形 AZ-1SHM)
項 目 内 容
USB USB2.0、TYPE-Cコネクタ
通信インタフェース ®
(本機⇔ホスト) Bluetooth Bluetooth Classic v4.2 スマートHART モデム
Wi-Fi Wi-Fi 802.11 b/g/n(AP/STAモード切替実行)
通信インタフェース HART HART物理層準拠 FSKモデム、バナナプラグ 2 mm(ワニ口、クリップ装着) 形 AZ-1SHM
(本機⇔フィールド機器) SFN(DE) SFN(DE)通信、バナナプラグ 2 mm(ワニ口、クリップ装着)
寸法(W×H×D) 49.2×106.9×27.3(mm)
寸法・重量
重量 90(g)
USBポートより供給 USBポートより供給
乾電池 単4×3本 アルカリ電池及びニッケル水素電池推奨
電源(本体)
連続動作時間(乾電池利用時) アルカリ乾電池 :約3時間※
ニッケル水素電池(750 mAh):約4時間半※
給電電圧 最大定格 DC 25.2 V(24 V + 5 %)
デバイス給電
給電電流 最大定格 30m A
使用温度範囲 0~50 ℃
環境条件 輸送保管温度範囲 -40~+70 ℃
使用湿度範囲 5~95 % RH
その他 デバイス給電機能 トランスミッター供給電圧;最大24 V、アクチュエータ:4~20 mA
※ Bluetooth接続利用、デバイス給電なしの場合
同梱製品
項 目 内 容
スマートHARTモデム本体 フィールド機器接続用ケーブル:3.1φ2芯丸ケーブル、1 m、
先端バナナプラグ×2(ケーブル先端アタッチメント装着用)
ケーブル先端アタッチメント ワニ口×2、テストクリップ×2 各50 cm
USB2.0 Type C-Aケーブル 1 m・ブラック
電池(動作確認要) 単4アルカリ電池×3
シリコンジャケット 橙色
ポーチ 持ち運び用(出荷時シリコンジャケット以外はすべてポーチ内に収納)
クイックスタートガイド
ライセンス証 ユーティリティソフトのダウンロードサイト記載あり
ご注文・ご使用に際しては、見積・契約基本条件(下記URL)を必ずお読みください。
https://www.azbil.com/jp/product/factory/estimate.html
あわせて「ご注文・ご使用に際してのご承諾事項」(下記URL)をお読みください。
https://www.azbil.com/jp/product/factory/order.html
●HARTはFieldComm Groupの商標です。 [ご注意] この資料の記載内容は、予告なく変更する場合もありますのでご了承ください。
●その他本文中に記載している製品名、機種名、社名は、各社の商標または登録商標です。 本資料からの無断転記、複製はご遠慮ください。
ご用命は下記または弊社事業所までお願いします。 HART機器の設置からメンテナンスに
必要な機能を、この1台に集約。
本社 〒100-6419 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビル
北海道支店 (011)211-1136 中 部 支 社 (052)265-6207 R 211-161007
東 北 支 店 (022)290-1400 関 西 支 社 (06)6881-3331
北関東支店 (048)621-5070 中 国 支 店 (082)554-0750
東 京 支 社 (03)6432-5142 九 州 支 社 (093)285-3530
<アズビル株式会社> https://www.azbil.com/jp/
初版発行:2021年10月-SO
(6) CA1-DFS050
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Bluetooth&USBで、各社ホストPCとの接続が可能。
ワイヤレス接続で足場の悪い環境でも、より安全に。
形 AZ-1SHMとホストPCとの接続は、USBによる有線接続の他に、Bluetooth
(Classic)による無線接続※が可能です。無線接続を利用すれば、日常点検やシャット
ダウンメンテナンスにおけるフィールド機器のパラメータ設定・調整作業をケーブルの制約
を受けずにより安全に行えます。
※無線利用に関しては国により使用制限があります。使用可能な国に関しては(https://www.azbil.com/jp/product/factory/
solution/equipment-asset-management/hart-foundation-fieldbus/hdfs-system/smart-hmodem/certification.html)
を参照ください。
HART機器の設定・調整を ループ給電機能内蔵。
シャットダウンメンテナンス、スタートアップ時でも、
ワイヤレス接続で、より安全に。 形 AZ-1SHMとホストPCだけのシンプルな装備で、より効率よく。
形AZ-1SHMはループ給電機能も内蔵。DCSとまだ接続されていない場合や、メンテナンス
ループ給電で、より効率よく。 中で取り外されている等の理由で電源が入っていない機器に対しても、DCSとの接続を
待たず、その場で設定・調整が可能です。
スマートHART®モデム
形 AZ-1SHM アズビルのSFN(DE)通信にも対応。
形 AZ-1SHMはHART®以外にアズビル独自のデジタル通信プロトコルであるSFN/DE
にも対応しています。※ 接続機器に応じて自動的に通信プロトコルが切り替わるので、
ストレスなく作業できます。
※SFN/DE通信を利用するには当社CommStaff 形 CFS100が必要です。
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手早く確実に、識別・操作ができる
プロセスインタフェイス&プッシュボタン。
形 AZ-1SHM本体は、手のひらで包み込めるコンパクトな形状に。操作面も人間工学を
考慮したわかりやすく視認性の高いデザインになっています。
(2020年度日本グッドデザイン賞、2021年ドイツRed dotデザイン賞受賞)
ボタンを押すと、ホストPCと無線接続をしている場合に、
内蔵電池から本体への電源供給を行います。
左右のLEDで内蔵電池使用状況や電圧低下の警告を表示します。
フィールドワークでの 形 AZ-1SHMとフィールド機器との通信状態を表示します。
[RX点灯]フィールド機器からHART信号、SFN/DE信号を受信中
[TX点灯]AZ-1SHMからHART信号、SFN/DE信号を送信中
使いやすさを追求した
上のLEDでフィールド機器の現在の給電状態を表示します。
ハンドツールデザイン。 給電されていない場合は、下のボタンを押すと形 AZ-1SHMから
フィールド機器に給電を開始します。
ホストPCとの接続状態を表示します。
ボタンを押すとWi-Fi、USB、Bluetoothの切替が行えます。
落下を防ぐ指掛かりを設けた形状、
グリップ性・耐衝撃性を高めるシリコンジャケット。
高所での作業時に落として破損することの無いよう、形 AZ-1SHMは、作業時に指掛かり
しやすい形状をしています。付属のシリコンジャケットと合わせて使用することで、より安全
に利用できます。
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無線接続で使える、通信診断機能を内蔵。
オシロスコープ、プロトコルモニタを持ち出す必要がありません。
形 AZ-1SHMには通信診断機能が内蔵されており、付属のサポートツールをホストPC
上に設定しておけば、現場でHART通信が出来ないときも、HART通信波形の確認や、
ノイズの有無、HART通信内容等の確認がその場で行えます。
※サポートツールは、アズビル株式会社の専用ダウンロードサイトからダウンロードします。
通信トラブルにも
リアルタイムで対応。
HART通信波形の確認が行えます。リクエスト/ スペクトル解析:通信信号の周波数毎のスペク
レスポンス・コマンドを起点に通信波形を自動取 トル解析結果の確認が行えます。
得します。ノイズレベルの確認も可能です。
プロトコル診断:コマンド、レスポンスの内容等、 サポートツールはノートPC上でもご利用いただ
HART通信内容の詳細がリアルタイムで確認で けます。(事務所での機器パラメータ確認・設定
きます。 など)
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