盤内状態監視機器　K6PM

盤内状態監視機器 K6PM IoT保全の新時代へー

2 盤内状態監視機器　K6PM 盤内状態をリアルタイム分析し遠隔監視 IoTにより保全のスタイルが変わる 設備・装置の“停止ゼロ化”に貢献します 保全員の人手不足などで高まる、盤内機器故障での重大事故や設備停止リスク。 オムロンでは、IoTを活用した常時温度監視により、人に依存することなく、工場内のあらゆる盤を見守る、 新しい保全のカタチをご提案します。 保全工数も異常停止リスクも削減する、 遠隔監視型保全へ スキルレス 独自アルゴリズムにより、 省人化・点検工数削減 誰でも容易に異常発生に気づけ、 温度状態を遠隔から常時監視でき、 熟練者に依存しない保全が可能 現場対応は異常発生時のみでOK 予知保全 将来の温度変化を予測でき、 早期に異常傾向を発見、 計画的な保全が可能に

3 注.本商品は異常モードを監視する商品であり、火災を完全に検出するものではありません。

4 盤内状態監視機器　K6PM 保全員の代わりに盤内の温度変化を自動で捉え、 省人化と異常停止リスク大幅低減を両立 設備・装置の高機能化による制御盤内の機器・配線増で点検箇所が増える一方、保全員の人手不足により、 現場課題 点検頻度が低下することで事故発生リスク上昇 盤内機器・配線 保全員の人手 火災・発煙の発生 1990年 2050年 ※グラフはイメージです。 温度監視の重要性 機器には様々な故障原因があるものの、最終的には熱の上昇による絶縁破壊で異常停止につながります。 過負荷 過電流 過熱 熱劣化 振動・衝撃 ねじ緩み 温度 温度 絶縁 異常 損傷 破壊 停止 周囲温度 結露 吸湿・腐食 絶縁劣化 トラッキング サージ 温度 多くの異常モードは温度変化に表れます ・数少ない熟練保全員が経験を頼りに手動で点検している 現状の保全スタイル ・盤内の一部しか点検できないため、盤内全体の状態を常時監視できない 盤内温度計測方法 温度データ蓄積・解析方法 盤内全体の温度を常時計測する方法がない 熟練者のノウハウが必要、部分的なデータ蓄積しかできない 盤内の一部 盤内全体 常 時 熱電対による 監 1点監視 視 + 定 期 発熱監視用 監 端子キャップ サーモビューア視

5 保全員の代わりに盤内の温度変化を自動で捉え、 省人化と異常停止リスク大幅低減を両立 New保全スタイル ・熟練保全員に代わり、温度状態監視機器により盤内全体の温度を常時監視・温度データ蓄積から解析の自動化により機器異常の特定まで自動化 盤内温度計測方法 温度データ蓄積・解析方法 盤内全体を常時温度計測可能 熟練者に頼らず、自動解析で異常箇所特定 温度状態監視機器 K6PM-TH 非接触温度センサ 専用ソフトウェア (専用熱画像センサ) 本体 K6PM-THS + K6PM-THMD + Thermal Condition Monitoring Tool RS-485 ／ に対応 K6PM-THによる計測事例 配線の異常発熱 トランスの異常発熱 制御盤内機器の異常発熱 “Value Design for Panel” 対応商品は、制御盤の省スペースと工数削減を実現します。 Value Design for Panel とは、制御盤内の商品仕様に対するオムロン共通の考え方であり、これに基づく商品を組み合わせて 使用することで、お客様の制御盤に新しい価値をもたらします。

6 盤内状態監視機器　K6PM 盤を閉じた状態で正確に盤内温度を見える化 広視野角・小型で場所を問わず最適設置 広視野角レンズ コンパクト 非接触温度センサ (専用熱画像センサ) K6PM-THS 原寸大 イメージ 90° 測定対象までの 距離と測定範囲 60mm 100mm 200mm 脱着式 端子台 43mm 25.1mm 耐環境性 簡単取り付け 過酷な環境下での確実な動作を実現 ドア背面への磁石取付けや ノイズ 温 度 耐振動 市販のアタッチメントによる 固定が可能 EMC規格 -10～55℃ 振動5G 背面：磁石（同梱） アタッチメント（市販品） 対応 熱画像を細分化して異常機器を特定 温度状態を３段階で表示 SEG0 SEG1 SEG2 SEG3 正常 注意 警告 SEG4 SEG5 SEG6 SEG7 熱画像を SEG8 SEG9 SEG10 SEG11 16セグメントに分けて しきい値設定が可能 測定温度 SEG12 SEG13 SEG14 SEG15 (℃/°F) 熱画像は32×32セル CH1 CH2 CH3 CH31 セグメント 番号 センサ番号 最大31台までのK6PM-THSを 警報出力 本体1台に接続可能 本体 K6PM-THMD 200mm 400mm

7 独自アルゴリズムで早期異常検出に貢献 特長1 温度上昇変化を予測し、異常発熱の危険度をお知らせ 保全現場課題 これで解決！ 到達予測アルゴリズム 特許出願中 * 機器の温度が同じであっても異常の原 温度上昇傾向から到達温度を予測し、異常温度を正しく判断。 因次第ではその後重大な異常になるこ 測定温度 到達予測が警告レベル とがあるが、非連続な温度監視では過 （本体赤点滅“　　　”） 危険な温度（警告)の予測 去の温度変化まで含めての分析が非常 しきい値２ （警告レベル） に困難。 到達予測が注意レベル（本体黄点滅“　　　”） 異常発熱（注意）の予測 しきい値１ （注意レベル） 例）電線発熱(屈曲性） 異常発熱なしの予測 例）機器端子発熱(ネジ緩み） 温度上昇変化を捉え、到達予測温度を算出 時間 特長2 周囲温度変化の大きい環境でも、機器の異常発熱を予兆可能 保全現場課題 これで解決！ 差温検出アルゴリズム 特許出願中 * 外気温度の影響を受ける環境下では、 センサ内部で周囲温度を測定し、測定機器の温度との差温を常時計算。 測定機器の正確な温度変化が計測でき 機器の温度上昇のみを正確に捉え異常を判断。 ない。 温度 しきい値 (測定温度) 測定温度 外気の温度変化に埋もれて、機器 異常を見逃して 周囲温度 しまう 周囲温度低下 しきい値 ！ 差分温度により機 (差分温度) 器異常を見抜い 差分温度(=測定温度-周囲温度) てアラーム出力 機器温度上昇 異常発生 時間 特長3 複雑な盤内温度分布に最適なしきい値を自動で設定 保全現場課題 これで解決！ 自動しきい値設定アルゴリズム 特許出願中 * 経験の浅い保全員では、盤内のそれぞれ 使用環境および測定対象の温度に応じて、最適なしきい値を自動算出。 の機器に対してどのような温度しきい値 を設定すればよいのか分からない。 1Click！ デフォルト設定 しきい値自動設定 ＊2019年5月現在

8 盤内状態監視機器　K6PM システム構成と専用ツール 「Thermal Condition Monitoring Tool」でK6PM-THの設定およびロギングが可能です。K6PM-THをEthernetケーブルで パソコンにつなぐことで、盤内温度状態や警報表示が離れたPCからひと目で把握することができます。 システム構成 ／ に対応 K6PM-THMD K6PM-THMD パソコン HUB Thermal Condition K6PM-THS K6PM-THS Monitoring Tool Thermal Condition Monitoring Toolでできること K6PM-THが設置された複数箇所の盤内温度状態を常時・遠隔で見える化 ネットワークにつながれたK6PM-THを通して、盤の状態を一覧表示。 最大5台のK6PM-THを接続可能です。 しきい値1超過時 しきい値２超過時 注 意 警 告 測定結果の分析結果が一目で分かる ! 温度データと熱画像の同時表示で、温度状態を確認できます。 測定画像を表示することが可能で、発熱箇所を 警報が出ている機器を簡単に特定できます。 簡単に確認できます。* * 測定画像はお客様で撮影していただく必要があります。

9 MEMO

K6PM_J.fm 10 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 温度状態監視機器 K6PM-TH 盤内機器の温度状態を 常時遠隔で監視・診断し 省人化と異常停止リスク削減を両立 • 盤内設置に特化した小型・広視野角の非接触温度センサ （専用熱画像センサ）で盤内温度状態の見える化 • 盤内温度状態を分析するアルゴリズムで早期異常検出に貢献 • 専用Monitoring Too（l 設定＆簡易見える化ソフト）で 常時遠隔監視システムを実現 規格認証対象機種などの最新情報につきましては、当社Webサイト （www.fa.omron.co.jp/）の「規格認証/適合」をご覧ください。 システム構成 専用ツールは、本体をEthernetケーブルで最大5台接続し、設定・監視可能です。 専用ツール 産業用スイッチングハブ（形W4S1など） パソコンやPLCと 常時接続することで、 Ethernet Ethernet 温度状態を監視 Ethernet できます。 形K6PM-THMD 最大5台 RS-485 RS-485 最大31台 最大31台 形K6PM-THS 注. 本体IPアドレス設定時 IPアドレス設定時のみ、以下のように、パソコンと本体をEthernetケーブルで1対1接続します。 専用ツール Ethernet 形K6PM-THMD 1対1接続 10 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp

K6PM_J.fm 11 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 形式構成 形式基準 ●本体 形K6PM-TH MD - EIP ① ② ③ 番号 分類 記号 意味 ① 製品分類 TH 温度状態監視機器 ② 製品分類 MD 温度状態監視機器本体 ③ 通信方式 EIP EtherNet/IP および Modbus TCP 通信対応 ●非接触温度センサ(専用熱画像センサ) 形K6PM-TH S 3232 ① ② ③ 番号 分類 記号 意味 ① 製品分類 TH 温度状態監視機器 ② 製品分類 S 非接触温度センサ（専用熱画像センサ） ③ 機種分類 3232 センサ画素数：32×32 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp 11

K6PM_J.fm 12 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 種類／標準価格 （◎印の機種は標準在庫機種です。 無印（受注生産機種）の納期についてはお取引き商社にお問い合わせください。） 本体 電源電圧 形式 標準価格（￥） DC24V ◎形K6PM-THMD-EIP オープン価格 非接触温度センサ 解像度 形式 標準価格（￥） 32×32 ◎形K6PM-THS3232 オープン価格 EtherNet/IP通信ケーブル推奨品 カテゴリ5以上のSTPケーブル（シールド付ツイストペアケーブル）を使用します。 コネクタ付ケーブル 商品名称 メーカ ケーブル長 形式 標準価格（m） （￥） お問合せ先 両側コネクタ付ケーブル 0.3 ◎形XS6W-6LSZH8SS30CM-Y 3,000 （RJ45/RJ45） 0.5 ◎形XS6W-6LSZH8SS50CM-Y 3,200 サイズ・線心数（対数：） RJ45コネクタ小型タイプ ＊1 AWG26 × 4P ケーブル色：黄色　＊3 オムロン 1 ◎形XS6W-6LSZH8SS100CM-Y 3,250 ケーブルシース材質： 株式会社 2 ◎形XS6W-6LSZH8SS200CM-Y 3,550 LSZH ＊2 3 ◎形XS6W-6LSZH8SS300CM-Y 3,900 オムロン株式会社 5 ◎形XS6W-6LSZH8SS500CM-Y 4,550 カスタマ 両側コネクタ付ケーブル 0.3 ◎形XS5W-T421-AMD-K 6,050 サポートセンタ （RJ45/RJ45） TEL：0120-919-0660.5 ◎形XS5W-T421-BMD-K 6,150 RJ45コネクタ堅牢タイプ ＊1 サイズ・線心数（対数）： ケーブル色：ライトブルー オムロン 1 ◎形XS5W-T421-CMD-K 6,500 AWG22 × 2P 株式会社 2 ◎形XS5W-T421-DMD-K 7,150 5 ◎形XS5W-T421-GMD-K 9,100 10 ◎形XS5W-T421-JMD-K 12,100 ＊1.小型タイプのケーブルの長さは0.2、0.3、0.5、1、1.5、2、3、5、7.5、10、15、20mをご用意しております。 堅牢タイプのケーブルの長さは、0.3、0.5、1、2、3、5、10、15mをご用意しております。 詳細は「産業用イーサネットコネクタカタログ」（カタログ番号：CDJC-006）をご参照ください。 ＊2.制御盤内配線用のLow Smoke Zero Halogenケーブル。 ＊3.ケーブルの色は、緑色と青色もご用意しております。形式末尾が、緑色は「-G」、青色は「-B」に変わります。 ケーブル/コネクタ 部品名 メーカ 形式 お問合せ先 ケーブル 日立金属株式会社 NETSTAR-C5E SA 0.5×4P＊ 鐘通株式会社 企画部TEL：075-662-0996 RJ45コネクタ パンドウイットコーポレーション MPS588-C＊ パンドウイットコーポレーション日本支社　大阪支店 ＊本ケーブルおよびコネクタは、上記の組み合わせでのご使用を推奨します。 産業用スイッチングハブ（推奨品） 仕様 商品名称 メーカ 形状 形式 標準価格 機能 ポート数 故障検知機能 （￥） 3 × ◎形W4S1-03B 15,800 優先度制御（QoS）： EtherNet/IPの制御 データ優先 オムロン（株） 故障検知：ブロードキャストストーム・ LSI異常検知 10/100BASE-TX、 Auto-Negotiation 5 × ◎形W4S1-05B 26,500 産業用 スイッチングハブ 5 ○ ◎形W4S1-05C 31,500 シスコシステムズ メーカにお問い合わせください。http://www.cisco.com/web/JP/index.html （株）コンテック メーカにお問い合わせください。http://www.contec.co.jp/ フェニックス メーカにお問い合わせください。 コンタクト（株） https://www.phoenixcontact.com/online/portal/jp 12 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp

K6PM_J.fm 13 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 定格／性能 本体 定格 形式 項目 形K6PM-THMD-EIP 電源電圧 24VDC 許容電圧変動範囲 電源電圧の85％～110％ 電源 電源周波数変動範囲 ー 消費電力 1.6W以下 対応センサ 形K6PM-THS3232 入力 センサ接続台数 31台 出力形態 トランジスタ出力 出力点数 3点 出力 定格電圧 24VDC 最大電流 50mA 使用周囲温度 －10～＋55℃（ただし、結露または氷結しないこと） 保存周囲温度 －20～＋65℃（ただし、結露または氷結しないこと） 使用周囲湿度 25～85％RH（ただし、結露しないこと） 保存湿度 25～85％RH（ただし、結露しないこと） ケース外装色 黒 ケース材質 PC　UL94-V0 高度 2,000m以下 適合線種 より線/単線/フェルール端子 適合断面積 0.25～1.5mm2（AWG24～16） 電線挿入力 8N以下（AWG20） ドライバ押し込み力 15N以下 電線剥きしろ 8mm＊1、10mm、12mm 推奨マイナスドライバ 形XW4Z-00B 電流容量 10A（1極あたり） 挿抜回数 50回 質量 約200g DINレール取り付け 取り付け ＊2 ねじ取り付け 外形寸法 45（W ）×90（H）×90（D） mm 設定方式 専用ツールからの通信設定 その他の機能 表示値選択、本体/センサ異常出力、設定値初期化、運転積算 付属品 取扱説明書、専用ツール用（Thermal condition monitoring Tool）ライセンス番号 ＊1.フェルール端子未使用時 ＊2.DINレール取り付け、ねじ取り付け方法の詳細については、「K6PM-TH 温度状態監視機器ユーザーズマニュアル（SGTD-749）」をご確認ください。 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp 13

K6PM-TH 性能 形式 項目 形K6PM-THMD-EIP 温度測定範囲 温度センサ（形K6PM-THS3232）の性能に記載 計測温度精度 温度センサ（形K6PM-THS3232）の性能に記載 センサとのサンプリング周期 約1秒／台 短絡：残留電圧1.5V以下 外部接点入力仕様 外部トリガ 開放：漏れ電流0.1mA以下 短絡時電流 約7mA 測定パラメータ 現在温度、差分温度、センサ内部温度 表現方法 トランジスタ出力、警報バー表示 設定数 1セグメントあたり2つのしきい値（しきい値1/しきい値2） 警報 しきい値設定範囲 0.0～999.9℃（0.0～999.9°F） ヒステリシス 3.0℃幅（5.4°F幅） 復帰方式 手動復帰＊1/自動復帰（切り替え） LCD表示 7セグメントデジタル表示および単発光表示 表示分解能 0.1℃ 認証規格 UL61010-1（リスティング）設置場所：汚染度2韓国電波法 対応規格 適合規格 RCM EMC EN61326-1（EMI：ClassA　EMS：Industrial Location） 推奨ヒューズ T2A タイムラグ高遮断容量 20MΩ以上 絶縁抵抗 外部端子一括とケース間電源端子一括とその他端子一括間 RS485通信端子一括と外部トリガ入力＋トランジスタ出力＋Ethernetポート一括間 2,000VAC　1分間 耐電圧 外部端子一括とケース間電源端子一括とその他端子一括間 RS485通信端子一括と外部トリガ入力＋トランジスタ出力＋Ethernetポート一括間 耐振動 振動数10～55Hz　片振幅0.35mm　X、Y、Z各方向　5min×10回掃引 耐衝撃 150m/s2　3軸6方向　3回 保護構造 IP20 保証期間 1年 警報バー 赤/黄/緑 LED表示 MS、NS 赤/緑 EtherNet/IP（タグデータリング、CIPメッセージ通信） サポートサービス BOOTPクライアント Modbus TCP 物理層 100BASE-TX 伝送速度 100Mbps 伝送仕様 伝送媒体 ツイストペアケーブル（シールド付：STP）：カテゴリ5以上 伝送距離 最大100m（ハブとノード間の距離） Class1 コネクション数：4 タグ パケットインターバル（RPI） 1,000ms～10,000ms Ethernet データリンク＊2 タイムアウト値 RPIの倍数（×4、×8、×16、×32、×64、×128、×256、×512）通信 コネクションタイプ Point To Point Connection（固定） Explicit Class3 同時通信可能な最大クライアント数：2 メッセージ＊2 UCMM 同時通信可能な最大クライアント数：2 Modbus メッセージ＊2 Modbus TCP 同時通信可能な最大クライアント数：2 IPアドレス 192.168.250.30 工場出荷時 サブネットマスク 255.255.255.0 初期値 デフォルトゲートウェイ 0.0.0.0 IPアドレス設定方法 固定IPアドレス ＊1.手動復帰方法：SEG/ALM RSTボタンを長押し ＊2.タグデータリンク、Explicitメッセージ通信、Modbusメッセージ通信を同時にご使用の際はクライアントとなるノード数を4ノード以下としてください。 5ノード以上と同時通信する場合、通信負荷の影響によりタイムアウトが発生することがあります。 14 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp

K6PM-TH ●LED表示仕様 記号 名称 色 状態 動作状態 点灯 正常状態 緑 点滅（1秒周期） BOOTPサーバ接続異常状態 以下のいずれかの致命的な故障（本体内部機器異常） 点灯 ・内部CPU異常 ・内部メモリ異常 MS Module Status 以下のいずれかの状態 赤 ・センサ通信異常 点滅（1秒周期） ・センサ角度ずれ検出・センサ種別異常 ・温度測定範囲オーバー ・運転積算異常 ー 消灯 電源供給なし 点灯 タグデータリンクまたはメッセージのコネクション確立あり 緑 点滅（1秒周期） タグデータリンクまたはメッセージのコネクション確立なし NS Network Status 点灯 IPアドレス重複状態 赤 点滅（1秒周期） コネクションがタイムアウトしている ー 消灯 電源供給なし、またはIPアドレス未設定状態 ●トランジスタ出力仕様 名称 説明 総合警報のしきい値1超過出力です。 トランジスタ出力1 トランジスタの出力方法はノーマルクローズまたはノーマル 総合警報のしきい値1超過が発生すると、トランジスタ出力1が オープンに設定できます。 OFF、トランジスタ出力2がONのままとなります。総合警報のしきい値2超過が発生すると、トランジスタ出力1と 総合警報のしきい値2超過出力です。 トランジスタ出力2がいずれもOFFとなります。（ノーマルク トランジスタ出力2 トランジスタの出力方法はノーマルクローズまたはノーマル ローズの場合） オープンに設定できます。 本体/センサ異常出力です。＊1 トランジスタ出力3 ・正常時：ON・本体/センサ異常時：OFF ＊2 トランジスタ出力3の出力方法は、ノーマルクローズ固定です。 ＊1.本体/センサ異常とは、以下いずれかを指します。 ・本体内部機器異常（内部CPU異常、または内部メモリ異常） ・センサ通信異常、センサ種別異常 ・センサ角度ずれ検出 ・温度測定範囲オーバー ・運転積算異常 ＊2.トランジスタ出力3の動作は以下のとおりです。 状態 トランジスタ出力3 本体の状態 非接触温度センサの状態 起動中 OFF 本体内部機器異常 データ取得前 ON 正常 センサ通信異常、センサ種別異常 監視モード時 センサ角度ずれ検出 OFF 温度測定範囲オーバー 運転積算異常 データ取得前 正常 センササーチモードまたは、 センサ通信異常、センサ種別異常 ON センサ位置調整モード時 センサ角度ずれ検出 温度測定範囲オーバー 運転積算異常 OFF お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp 15

K6PM_J.fm 16 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH ●計測値の表示 確認可能な方法 計測レベル 本体（表示） 専用ツール 通信 セグメント単位の温度、およびセン 本体前面で、各センサのセグメ ・EtherNet/IPのタグデータリンク通信 サ内部温度 ントを切り替え表示可能。 ［監視センサ］画面で、確認可能。 ・EtherNet/IPのCIPデータリンク通信・Modbus TCP通信 セグメント単位の温度の、センサ内 部温度からの差分温度 ー（不可） ー（不可） ー（不可） 非接触温度センサ単位の温度 ー（不可） ［監視K6PM］画面で、過去の最大値をモニタすることが可能。 ー（不可） 画素単位の温度 ー（不可） ［監視センサ］画面で、熱画像にカーソ ・EtherNet/IPのCIPデータリンク通信ルを置いた場合に表示可能 ・Modbus TCP通信 形K6PM-TH単位の警報 （形K6PM-THに接続している、すべ 警報バーで警報発生有無を確認 ［K6PM本体一覧］画面で、警報発生有 ての非接触温度センサ単位の警報） 可能 無を確認可能 本体ステータスで、警報発生有無を確認可能 16 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp

K6PM_J.fm 17 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 非接触温度センサ 定格 形式 項目 形K6PM-THS3232 電源電圧 24VDC 許容電圧変動範囲 電源電圧の85％～110％ 電源 電源周波数変動範囲 ー 消費電力 0.4W以下/1台（24VDC） ＊1 使用周囲温度 －10～＋55℃（ただし、結露または氷結しないこと） 保存温度 －20～＋65℃（ただし、結露または氷結しないこと） 使用周囲湿度 25～85％RH（ただし、結露しないこと） 保存湿度 25～85％RH（ただし、結露しないこと） ケース外装色 黒 ケース材質 PC UL94-V0 高度 2,000m以下 適合線種 より線/単線 適合断面積 0.25～1.5mm2（AWG24～16） 電流容量 8A（1極あたり） 質量 50g以下 取り付け 取り付け金具 ＊2ねじ取り付け 外形寸法 43（W）×60（H）×25.1（D） mm　端子部含まず 付属品 ＊3 取扱説明書、取り付け金具、磁石（位置決め用）＊4 ＊1.接続台数に合わせて消費電力が増加します。電源選定や配線径にご注意ください。 ＊2.1/4-20UNC仕様の取り付け穴あり（ナットは付属しておりません）。 ＊3.雲台は付属しておりません。 ＊4.磁石による取り付けは、センサ位置決め用としてご使用ください。 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp 17

K6PM_J.fm 18 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 性能 形式 項目 形K6PM-THS3232 温度測定範囲 温度測定範囲：0.0℃～200.0℃（32.0°F～392.0°F） 検出分解能 32×32（1,024画素） 温度精度 ±5℃（周囲温度25℃） ＊1＊2 放射率 0.94 温度測定 再現性 1℃（周囲温度25℃） ＊2 温度ドリフト 0.15℃ 視野角 [FOV] 90°×90° ウォームアップ時間 15分 温度測定範囲オーバー 測定温度：200.0℃以上、センサ内部温度：80.0℃以上でセンサ異常として出力 その他機能 角度ずれ検出 ＊ 3 5°（typ）以上の角度ずれかつ、3秒以上継続した場合に、検出可能 通信方式 RS-485通信 出力 最大ケーブル長 500m UL61010-1（リスティング）設置場所：汚染度2 認証規格 韓国電波法 対応規格 適合規格 RCM EMC EN61326-1（EMI：ClassA　EMS：Industrial Location）測定温度変動幅：±6℃ 推奨ヒューズ T2A タイムラグ高遮断容量 絶縁抵抗 20MΩ以上全端子一括とケース間 耐電圧 1,000VAC　1分間全端子一括とケース間 耐振動 振動数10～55Hz　片振幅0.35mm　X、Y、Z各方向　5min×10回掃引 ＊4 耐衝撃 150m/s2　3軸6方向　3回 ＊4 保護構造 IP20 電源表示灯 緑（通電時：点灯、無通電時：消灯） LED表示 通信表示灯 橙（通信時：点灯、通信無：消灯） アラーム表示灯 赤（センサエラー時：点灯、角度ずれ検出時：点滅） ＊1.精度は測定距離、対象の放射率および周囲温度によって異なる場合があります。 ＊2.温度精度または再現性の詳細条件については、「K6PM-TH 温度状態監視機器ユーザーズマニュアル（SGTD-749）」をご確認ください。 ＊3.ディップスイッチSW2にて、ON/OFF設定します（初期値：OFF）。 角度ずれ検出は、振動がある場所では動作が安定しないため、検出できない場合があります。 ＊4.ねじ取り付け時 18 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp

K6PM_J.fm 19 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 専用ツール 項目 仕様 プロジェクト 作成できるファイル数 制限なし 非接触温度センサのサンプリング周期1～99 1～99分または１～99時間（初期値：1分） 対応ファイル形式 タブ区切りテキストファイル形式 ロギング機能 計測間隔 サンプリング周期 ログファイルの単位 サンプリング間隔によらず1440行（ヘッダ含まず）毎に新しいファイル 1プロジェクトに登録できる数 形K6PM-TH本体数 最大5台 インストールフォルダ￥cfgに、以下が作成されます。 ・プロジェクトファイル（INIファイル形式） 作成するファイル ・設定ファイル（INIファイル形式）・インストールフォルダ￥logに、以下が作成されます。 ・ログファイル（txt形式） 詳細は、以下の「●作成するファイルの詳細」を参照してください。 読出し/表示可能な写真画像ファイル形式 JPG/JPEG形式 温度警報しきい値自動設定 可能 ●作成するファイルの詳細 ファイル種類 拡張子 内容 デフォルトでの保存位置 以下を含むテキストファイル ・サンプリング周期 ・本体名称（最大5台分） プロジェクトファイル .ini ・形K6PM-TH本体のIPアドレス情報（最大5台分） C:￥Program Files￥OMRON￥Thermal Condition Monitoring Tool￥cfg ・センサ画像表示方向（最大31台分） ・センサカラースケール設定（最大31台分） ・測定箇所画像ファイル名（最大31台分） 以下を含むテキストファイル 設定ファイル .ini （ファイル名=”app.ini”固定） C:￥Program Files￥OMRON￥Thermal Condition Monitoring Tool￥cfg ・使用言語 形K6PM-TH本体ごとにファイルを作成 ログファイルの保存先は、以下のとおり。 ログファイル .txt テキストファイル形式のため、 C:￥Program Files￥OMRON￥Thermal Condition Monitoring Tool￥log￥ 他のアプリケーションでも利用可能。 ［K6PM本体番号（2桁）］ 専用ツールの動作環境 項目 内容 OS Windows7、Windows8.1、Windows10（32bit/64bit（）日/英） CPU 2.4GHz以上、32bit または 64bitプロセッサ メモリ 4GB 以上 ディスク予約領域容量 64GB 以上 モニタ解像度 1024×768（XGA）、High Color 16bit 以上 .NET . NET Framework 4.7.2 ＊ その他 LANポート：ネットワーク接続用 ＊動作には、.NET Framework 4.7.2が必要です。 専用ツールは、以下当社ホームページからダウンロードしてください。 https://www.fa.omron.co.jp/k6pm_tool お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp 19

K6PM_J.fm 20 ページ ２０１９年５月１６日　木曜日　午前１０時４２分 K6PM-TH 接続図 本体 以下の端子配列を示します。 ・電源24VDC ・外部トリガ入力 ・非接触温度センサ入力 ・トランジスタ出力1～3 すべてプッシュインPlus端子で配線します。 電源 上側 非接触温度センサ入力 24VDC 1 2 7 8 3 4 形 K6PM-THS （温度センサ） 3,7 4,8 1 2 7 8 外部トリガ入力 出力機能 トランジスタ出力 13 14 15 16 17 18 3 4 13 14 15 16 Do not use 17 18 内部 内部 内部 下側 TR1 TR2 TR3 端子番号 端子名称 機能 1 電源入力 24VDC入力端子（極性有） 2 電源入力 0VDC入力端子（極性有） 3、4 外部トリガ入力 ON時：温度計測中断 7 SDB（＋） RS-485通信端子（センサ3、7番と接続） 8 SDA（－） RS-485通信端子（センサ4、8番と接続） 13、14 トランジスタ出力1（TR1） 温度異常 しきい値１超過 15、16 トランジスタ出力2（TR2） 温度異常 しきい値2超過 17、18 トランジスタ出力3（TR3） 本体/センサ異常 20 お問い合わせ 0120-919-066 最新情報は www.fa.omron.co.jp