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このカタログについて
ドキュメント名 | [AperzaTV_DownloadOnly_Document] 発火してからでは遅い!事例で学ぶバッテリー駆動製品評価のコツ |
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ドキュメント種別 | その他 |
ファイルサイズ | 3.4Mb |
取り扱い企業 | エスペック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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環境試験器のトップメーカー
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日常で利用されるリチウムイオン電池
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リチウムイオン電池の利用懸念
リスク 人や周囲に及ぼす被害 確認すべき要素
発熱(発火) 火傷、火災 温度
漏電 感電、過電流被害 電圧、抵抗、電流
破裂 裂傷、打撲、破損 機械的強度
有毒ガス 中毒、腐食 ガス濃度、ガス種類
他の電気製品と類似したリスクを持っているが、
リチウムイオンバッテリーの大きな違いとして
一度熱暴走が始まると止めることができない。
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自動車における電池の安全性評価
Regulation
国際連合 Short title of Regulation
number
1 Asymmetric headlamps (R2 and/or HS1)
・ ・
・ ・
欧州経済委員会 ・ ・
95 Protection of the occupants in the event of a lateral collision
96 Diesel emission (agricultural tractors)
97 Alarm systems
98 Headlamps with gas-discharge light sources
自動車基準調和世界フォーラム 99 Gas-discharge light sources
100 Electric vehic le safety
(UN/ECE/WP29) CO2 emission/fuel consumption (M1) and electric energy consumption
101
and range (M1 and N1)
102 Close coupling devices
・安全一般 103 Replacement catalytic converters
104 Retro-reflective markings (heavy and long vehicles)
105 Carriage of dangerous goods-construction of vehicles
・衝突安全 106 Tyres (agricultural vehicles)
・ ・
・ブレーキと走行装置 ・ ・
・ ・
・排出ガスとエネルギー 131 Child Restraint Systems (CRS)
・騒音 バッテリーの電気や発熱リスクに対する
・灯火器
安全の確認試験が記載されている
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モバイルバッテリーの安全性試験(PSEマーク)
2019年2月1日以降は、PSEマークの無い
モバイルバッテリーは販売禁止となっています
※経済産業業発行「モバイルバッテリーによる事故にご注意」より
※経済産業省発行「啓発用ポスター」より
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一般的なリチウムイオン電池の安全性試験(UN38.3)
Manual of Tests and Criteria
試験項目 単電池 組電池
sub-section 38.3 : Lithium metal and lithium ion batteries
T.1 高度シミュレーション ● ●
T.2 温度テスト ● ●
「危険物輸送上の勧告、テストと基準のマニュ T.3 振動 ● ●
アル」においてセクション38.3にリチウムイオ T.4 衝撃 ● ●
ン電池に関する規則が制定される。 T.5 外部短絡 ● ●
特に指定された認定機関によるは審査はないが、
T.6 衝突 / 圧潰 ●
輸出入国の当局や輸送会社が判定するための報
告様式はそれぞれ異なる。 T.7 過充電 ●
T.8 強制放電 ●
航空輸送、海運、陸送で使われるだけでなく、
電池の安全性確認の方法として幅広い業界で利用される。
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さらされる環境ストレス
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製品の検証、認証
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設計における試験計画
販売地域は? ⇒ 規制がある?
ユーザー層は? ⇒ 誤用されない?
どのような電池を使う? ⇒ 性能確認は?
発売時期は? ⇒ いつまでに試験確認?
試験をするにも目的は重要!
MON TUE WED THU FRI SAT SUN MON TUE WED THU FRI SAT SUN MON TUE WED THU FRI
振動
熱サイクル
衝撃
圧壊
耐火
外短
過充電
過放電
過昇温
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多彩な安全性試験を実現する試験室
発火から消火処理まで完結できる試験室 11
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安全性試験
圧壊試験 加熱試験 落下試験
外部短絡試験
釘刺し試験 12
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試験設計に必要なこと
・試験方法の選定
⇒規格、ユーザー要求
・設備、装置の選定
⇒試験機、安全試験室
・計測方法の選定
⇒測定器、トレーサビリティ
・安全性の担保
⇒消火方法、絶縁対策
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電池搭載製品における評価
耐熱性
限界試験 絶縁性
物理的強度
安全性試験
温度保護
保安機構
電流保護
確認
電圧保護
電池試験
サイクル劣化
寿命特性
保管劣化
性能試験
充放電特性
出力特性
内部抵抗
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性能試験(寿命、出力特性) 性能評価の種類を
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エスペックの強み ~トータルコーディネート~
試験までのプロセス
試 認証申請
験 事前打ち合わせ プレ試験 本試験
レポート作成
の 認
目 【試験計画の作成】 【事前実施確認】 【審査機関による 【審査機関による
証
的 立ち合い試験実施】 レポートの作成】
機
・ ・試験方法 ・保護回路の
試 ・取得データ 動作チェック 関
・スケジュール ・サンプル固定状況の確認 試験データ へ
験
など ・通信接続の確認
対 ・手順、試験方法の確認
象
本試験前の下準備(試験計画)が重要!!
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エスペックの強み ~試験員~
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https://www.espec.co.jp/products/trustee/testcenter/battery.html
https://www.test-navi.com/jp/index.html
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