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ガスクロマトグラフ
ガスクロマトグラフィーは、物質の定性定量分析を正確に行う手法として、広い分野で使用されています。周辺機器と組み合わせることで、揮発性化合物の分析、化合物の分取や、官能評価なども可能であることから、その応用分野は多岐にわたります。GC-4000 Plus は、あらゆる分野に適用でき、初心者でも簡単に使用できるよう設計された汎用性の高いガスクロマトグラフです。
このカタログについて
ドキュメント名 | GC-4000 Plus |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 4.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ジーエルサイエンス株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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ガスクロマトグラフGC-4000 Plus
ガスクロマトグラフ
GC-4000 Plus
多目的用の汎用ガスクロマトグラフ
GC-4000 が、FID オートレンジや、
EPFC(電子式圧力・流量制御機能)、
ガスセーブ機能などを搭載して新た
に生まれ変わりました。
●掲載している価格には消費税が含まれていません。
●改良のため、型式、価格、仕様などにつきましては予告なしに変更する場合があります。
あらかじめご了承ください。
●本カタログに掲載している会社名および製品名は、それぞれ該当する各社の商標、または登録商標です。
●本文中にはTMおよび®マークは明記しておりません。
本 社 〒163-1130 東京都新宿区西新宿6丁目22番1号 新宿スクエアタワー30F
東 京 営 業 部 TEL.03(5323)6611 FAX.03(5323)6622 TEL.03(5323)6611 FAX.03(5323)6622
大 阪 支 店 TEL.06(6357)5060 FAX.06(6357)4580 http://www.gls.co.jp E-mail:info@gls.co.jp
横 浜 支 店 TEL.045(985)7900 FAX.045(985)7901
東 北 営 業 所 TEL.024(534)2191 FAX.024(536)1518
筑 波 営 業 所 TEL.029(858)3700 FAX.029(858)3780
北 関 東 営 業 所 TEL.048(667)1611 FAX.048(667)1656
千 葉 営 業 所 TEL.043(248)2441 FAX.043(248)2485
名 古 屋 営 業 所 TEL.052(931)1761 FAX.052(931)1814
広 島 営 業 所 TEL.082(233)1101 FAX.082(233)1110
九 州 営 業 所 TEL.092(738)6633 FAX.092(738)6636
総 合 技 術 本 部 TEL.04(2934)2121 FAX.04(2934)2128
カスタマーサポートセンター TEL.04(2934)1100 FAX.04(2934)3361 安全に関するご注意
ご使用前には必ず「取扱説明書」を
福 島 工 場 TEL.024(533)2244 FAX.024(534)2139 よくお読みのうえ、正しくお使いください。 20130729KH3T
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分析のあらゆるシーンで活躍する
汎用ガスクロマトグラフ
GC-4000 Plus
ガスクロマトグラフィーは、物質の定性定量分析を正確に行う手法として、広い分野で使用されてい
ます。周辺機器と組み合わせることで、揮発性化合物の分析、化合物の分取や、官能評価なども可能
であることから、その応用分野は多岐にわたります。GC-4000 Plusは、あらゆる分野に適用でき、
初心者でも簡単に使用できるよう設計された汎用性の高いガスクロマトグラフです。
<選べる注入口・検出器>
ダイレクト注入口、スプリット /スプリットレス注入口、セプタムパージ付ダイレクト注入口、インサー
ト注入口の 4種類の注入口から選択できます。検出器は、FID・TCD・PDDの 3種類から選択でき
ます。
<豊富な流量制御>
流量調節器仕様の違いによりAタイプ(全電子式流調)・Bタイプ(注入口電子式流調)・Cタイプ(全
機械式流調)の 3種類用意しています。豊富な組み合わせシステムから用途と予算に合わせて選択可
能です。
GC-4000 Plusは、化学工業分野はもちろんのこと、医薬品、環境、食品など、幅広い分野で活躍します。
GC-4000 Plus GC-4000 Plus+オートインジェクター ASI 241i+オートサンプラー ASI241 s
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GC-4000 Plus
高い性能を実現した各ユニット
④
① ③
②
① 注入口
パックドカラムからキャピラリーカラムまで、使用用途に応じて 4種類の注入口から選択できます。
●ダイレクト注入口・・・・充填カラム用
ガラスカラム(外径 6 . 2 mm)・ステンレスカラム(外径 3 . 18 mm)が使用できる充填カラム
用注入口です。
ガラスカラムは試料をカラム入口に直接導入するオンカラム方式、ステンレスカラムは専用SUSカラムアダプター
を使用して接続します。
●スプリット/スプリットレス注入口・・・・キャピラリーカラム用
スプリットモードとスプリットレスモードに対応したキャピラリーカラム用注入口です。
カラム流量やスプリット比の変更が容易に行えます。
●セプタムパージ付ダイレクト注入口・・・・ワイドボアカラム・充填カラム用
ワイドボアカラム(内径 0 . 53 mm)に試料をダイレクト注入する注入口です。
セプタムパージ機能によりセプタムからのブリードによる影響が抑えられます。ガラス充填カラムを使用したセプタ
ムパージ付オンカラム注入口や専用SUSカラムアダプターを用いてステンレスカラムを使用することができます。
●インサート注入口・・・・充填カラム用
試料中の不揮発性成分をガラスインサートに残留させて注入する方法で、分析カラムの汚染を防
ぐことができる注入口です。
ガラスカラムは、インサート注入口専用を使用します。ステンレスカラムは、インサート注入口専用SUSカラムア
ダプター(オプション)を付けて使用します。
② オーブン
温度安定性に優れ、温度分布差が極めて小さいオーブンは、キャピラリーカラムを用いた分析においても、高い再現性を実
現します。また、高速昇温と高速冷却により、多検体の連続測定における効率化を可能にします。
● 高速昇温
300°Cまで 30°C/min、450°Cまで 20°C/min
● 高速冷却
450°C→ 50°Cまで 6分以内
〈昇温速度〉 〈冷却速度〉
(℃) AC100 V、50 Hz (℃) AC100 V、50 Hz
500 500
450 450
400 400
350 350
300 300
250 250
200 200
150 150
100 100
50 50
0 0 5 10 0 0 5 (分)
室温20°Cの場合
昇温冷却特性
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高い性能を実現した各ユニット
④
① ③
②
③ 多彩な検出器ラインアップ
● FID( 水素炎イオン化検出器) 薬局方によるセボフルラン(麻酔薬)の純度試験
オートレンジ FIDの採用によりレンジ切り替えが不要* 1
*
になりました。 60000000 1 6000
消炎時の再点火やガスの自動シャットOFFも可能です。 4000 * *
(EPFC搭載時) 2000
40000000
オートレンジ機能の採用により、面積百分率法を用いる 0
uV
微量不純物の割合算出をすることができます。 6 8 10 12 14 16
医薬品の純度試験などで有効です。 20000000
1. Sevoflurane
* 類縁物質
*データ処理ソフトウェアOpenLAB CDS EZChrom Edition
オ プションのOpenLAB CDS EZChrom Edition用GCコン 0
トロールソフト使用時 0 10 20 30 40
Time(min)
Column : InertCap 624
0.32 mm I.D.× 30 m df=1.8 µm
Col.Temp. : 40°C(10 min)-10°C/min-200°C
Sample : Sevofl urane
Sample Size : 2 µL
● TCD(熱伝導度検出器) ● PDD(パルス放電光イオン化検出器)
オートゼロ機能、10倍アンプを標準搭載しています。 ヘリウムイオン化検出器(HID)、光イオン化検出器(PID)の 2
つのモードがあり、放電ガスを変えることにより、簡単にモード
切替ができます。
TCD検出器の数十倍の感度があり、微量分析に最適です。
●HID モード(Helium Ionization Detector)
ネオン、ヘリウム以外の全ての化合物を検出でき、放電ガス
にヘリウムをもちいて発生する光子エネルギー(17 . 7 eV)
で、目的物をイオン化させ検出します。
●PID モード(Photo Ionization Detector)
脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、アミン等を選択的に検出
でき、放電ガスをAr、Kr、Xe などを混合したヘリウムに変
えることにより、光子エネルギーを変化させる選択的な光イ
オン化検出器です。
注)分析カラムは、キャピラリーカラムのみ使用可能です。
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GC-4000 Plus
④ 高性能EPFC(Electronic Pressure Flow Controller)搭載
電子式圧力・流量制御 EPFCの採用により、高い精度でキャリヤーガス流量を制御し、繰り返し性の良いデータを得ることができます。
さらに、キャリヤーガスの設定上限圧力が 800 kPaのため、ナローボアカラムでの高速分析にも使用できます。
スプリット/スプリットレス注入口では、ガスセーブモードを選択することができ、使用ガスの消費量削減に貢献します。全ての注入
口に EPFCを選択することができます。
また、FIDに EPFCを選択することで、突発的な消炎時の再点火や点火しない場合にガスの供給を自動で停止することができ、安全
性が向上しました。
Column : InertCap 1
0.25 mm I.D.× 30 m df=0.25 µm
Col.Temp. 50°C(2 min)-20°C/min-200°C
Sample : Decane(100 mg/L)
Sample Size : 1 µL
● 保持時間
回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 AVE STDEV RSD(%)
保持時間
(min) 6.342 6.343 6.343 6.343 6.343 6.343 6.343 6.343 6.343 6.343 6.3428 0.0004 0.0066
使いやすさを追求した設計
● シンプルな操作部、大型LCD
装置の稼働状況を知らせる 4色のバックライト
READY画面 エラー画面
LCDや、シンプルな操作パッドを搭載しており、
初心者にも使いやすい設計です。
ガスセーブ画面 分析画面
● 便利なAUTO機能(注入口・検出器EPFC搭載時)
GC-4000 Plusは、装置を安全かつ簡単に操作することができるAUTO機能を搭載し
ています。面倒な装置の立ち上げや停止をボタン一つで行なうことが可能です。
●オートスタートアップ
「START UP」をONにするだけで、「カラムへのキャリヤーガスのパージ」、「各部
設定温度への昇温」、「FIDの点火」の一連の操作を自動で行います。
●オートシャットダウン
分析終了後、「SHUT DOWN」をONにするだけで、「各部ヒーターのOFF」、「FID
の消炎→冷却」、「キャリヤーガスOFF」、「オーブンファンOFF」の一連の終了動作を
自動で行います。
注)OpenLAB CDS EZChrom Editionから制御した場合、スケジュールに「SHUT DOWN」を設
定でき、夜中に分析が終わっても電気、ガスを節約する事ができます。
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データ処理ソフトウェア
制御、解析ソフトは、OpenLAB CDS EZChrom Editionを採用しています。どなたでも簡単に操作できるインターフェ
イスです。
特長
ナビゲーションウィンドウの採用により、各機能へより簡単
にアクセスできるようになりました。
メソッドを簡単に作成できます
オーブン、検出器、注入口、AUX、ASI 241のタブで、それ
ぞれの設定を直感的に一画面で入力、確認できます。設定値の
プログラムは、下方のグラフで視覚化されます。
● 機器ウィザード
機器ウィザードを使えば、メソッド作成・変更、シー
ケンスの作成、シングルラン・シーケンスランの実
行を簡単に行うことができます。
● 分析スケジュールの作成
機器ウィザードから「シーケンスの作成」を選択する
ことで簡単に作成できます。
ウィザードの質問に答えていくだけで、多点検量線
や各キャリブレーションレベルにおける平均化の回
数等をすばやく設定できます。
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GC-4000 Plus
● レポート作成
複数の標準レポートテンプレートが用意されており、簡単にレポートを作成すること レポート例
ができます。
また、レポートテンプレートを自身でカスタマイズできる「カスタムレポート」機能
には、より詳細な情報を表示するための「フィールドの挿入」、検量線やクロマトグラ
ムを表示するための「図の挿入」、既定のレポートテーブルを表示するための「レポー
トの挿入」に加えて、OLE*対応のアプリケーションで作成した図、表などを挿入す
る「オブジェクト挿入」機能も搭載しています。
作成した「カスタムレポート」は、レポートテンプレートとして保存することができ、
標準レポートテンプレート同様に使用することができます。
*:OLE(Object Linking and Embedding)
Windowsにおいてアプリケーションソフト間でデータを転送・共有するための仕組み
Excelの表やグラフがレポートに貼り付けられます。
さまざまなレポート様式が
用意されています。
● セキュリティ ● 定性・定量
システムコンフィグレーションを変更することにより、ユー 複数の定量方法を選択可能で、検量線の作成も簡単です。
ザー、ユーザーを割り当てたグループの作成/管理を行うこ
とができます。
ユーザー、グループには「、システム管理者」や「機器ユーザー」
などのロールと呼ばれる権限を指定することができ、各ユー
ザーが利用可能な機能を制限することができます。
また、ロールの権限を変更することにより、より詳細な制限
を設けることも可能です。
● 複数の装置と接続
1台のパソコンで推奨 2台(最大 4台)のガスクロマトグラフ、
または液体クロマトグラフと接続して、それぞれの装置から同
時にデータを取り込めます。解析専用のウィンドウも用意され
ていますので、データを取り込みながら波形処理や検量線の作
成などの作業も並行して行えます。
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オートインジェクター ASI 241
ASI 241iは、様々な注入方法が可能な多機能オートインジェクターです。正確な注
入で分析結果の信頼性を向上させます。標準で 6検体、オプションのロングターレッ
トを用いると 12検体セットできます。また、オートサンプラー ASI 241sを増設す
ることで、最大 150検体*を処理することができます。
*:ASI 241 s標準付属の 1 . 5 mL試料ビンラック使用時
オートサンプラー ASI 241s
サンプルバイアルをロボットアームに
よりASI 241 iへ自動搬送するユニッ
トです。1 . 5 mLバイアルは最大 150
本まで、4 . 0 mLバイアルは最大 96
本(オプション)までセットできます。
多検体を処理する際に便利です。
Column : InertCap 1
● 優れた繰り返し性 0.25 mm I.D.× 30 m df = 0.25 µm
Col.Temp. : 80°C
圧倒的な性能を誇る注入量の繰り返し性は、データの信頼性を向上します。 Sample : Cumene(0.1 %)
Sample Size : 1 µL
70000 70000
● 面積値 60000 60000
回数 1 2 3 4 5 6 50000 50000
面積値 103765 104610 104257 103707 104130 104857 40000 40000
7 8 9 10 AVE STDEV RSD(%) 30000 30000
103912 104168 103604 103620 104063 425.319 0.409 20000 20000
10000 10000
0 0
4.65 4.70 4.75 4.80 4.85 4.90 4.95 5.00
Time(min)
自動ガスサンプラー GS 5100
自動ガスサンプラー GS5100 は、室温で導入可能なガスサンプルを一定時間毎にガス
クロマトグラフ (GC) へ繰り返し導入します。標準、均圧・標準ガス導入機能付き、マ
ルチガスサンプラーの 3タイプを用意しています。
● 特 長
・大幅な小型化とコストの低減 ( 当社製品比較 )
・タッチパネルとシーケンサーの採用により、操作性と視認性が向上
・新開発 CF-Jオシネ型バルブの採用により、1 / 16 インチカットオフチューブが接続可能
・加圧ラインやサンプリングバッグ類からサンプリング可能
● 仕 様
型 式 GS 5100 S GS 5100 D GS 5100 M
タイプ 標 準 均圧・標準ガス導入機能付き マルチガスサンプラー
導入サンプル数 1ライン 1ライン 8ライン
仕様バルブ数 6方切換バルブ 1台 6方切換バルブ 2台 6方切換バルブ 1台 8方
ロータリーバルブ 1台
バルブ方式 PTFE回転板摺合せバルブ
検量管容量 標準 1 mL( 0.5 mL、2 mL、3 mL、5 mLはオプション )
入出力信号 INPUT: START、STOP、READY 各 1ライン
OUTPUT: INJECT (リレー接点出力 /接点容量 DC24 V、1 A 以下 )
吸引ポンプ出力 AC100 V (Max. 2 A)出力コンセント標準装備 (吸引ポンプはオプション )
配管接続口径 O.D. 1/16インチチューブ (オシネ型ジョイント )
大きさ 160(W) × 220(D) × 213(H) mm( 背面バルブ突起物除く)
重 さ 約 5.5 kg 約 7.5 kg 約 6.8 kg
電 源 AC100 V、 50/60 Hz
消費電流 2 A 3 A 3 A
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uVolts
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GC-4000 Plus
応 用 シ ス テ ム 例
油中溶存ガス分析装置 TO-2200M Transformer Oil Gas Analyzer
TO- 2200 Mは、変圧器の絶縁油に溶解したガス
の成分をガスクロマトグラフで分析する装置です。
溶存ガスの成分とその濃度から変圧器などの異常を
発見し、事故防止に役立てることができます。
その他、様々な応用システムガスクロマトグラフの
製作を承ります、お気軽にお問い合わせください。
周 辺 装 置 / 消 耗 品
水素ガス発生装置 HG260B エアーコンプレッサー
Hydrogen Generator Compressed Air Generators
水の電気分解により、必要な ガスクロマトグラフの助燃ガ
分の水素ガスだけを作る発生 スや空気作動機器の空気源
装置です。停電などで通電が として使用するエアーコンプ
止まった場合は、ガスの発生 レッサーです。
を自動停止する安全機能を搭
載しています。
HG260B
FID用エアー清浄装置 AOE2300/2700 GCキャピラリーカラム
®
Air Purifi er InertCap シリーズ
GC Capillary Columns InertCap
AOEシリーズで処理したコ InertCapシリーズキャピラ
ンプレッサーエアーは、高純 リーカラムは、吸着性の高い
度ボンベエアーと同等のハイ 化合物を含んだテストサンプ
ドロカーボン純度を実現しま ルにより検査され、厳格な品
す。ボンベエアーを購入する 質管理体制のもとに製造され
ことなく高感度分析が可能に ています。
なるため、ランニングコスト
を低減することができます。
AOE2700 AOE2300
メタナイザー MT221
Methanizer
ニッケル触媒を使用して CO、CO2をメタン化し、
FIDで高感度分析するための装置です。
MT221
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GC- 4000 Plus 仕 様
■ カラムオーブン ■ 水素炎イオン化検出器(FID)
方 式 強制循環式空気恒温槽 方 式 ノズル印加電圧方式
恒 温 槽 サ イ ズ 250(W)× 160(D)× 250(H)mm 感 度 0.01 Coulomb/g( クメン)
使 用 温 度 範 囲 室温+ 5°C~ 450°C 使 用 温 度 範 囲 ~ 450°C
(注入口、検出器、300°Cの時) 最高温度の任意設定による監視
冷 却 下 降 時 間 450→ 50°Cまで 6分以内(室温 20°C) 過 熱 防 止 機 能 (80~ 450°C)
ただし、注入口、検出器はヒーター OFF オートレンジ(デジタル信号出力時)
温 度 係 数 周囲温度 10°Cに対して 0.1°C以下 レ ン ジ 100、101、102、103、104
(周囲温度 10~ 30°Cにて) ダ イ ナ ミ ッ ク レ ン ジ 107
絶 対 温 度 の 正 確 度 設定値(絶対温度)± 1 %
温 度 偏 差 ± 1 %以内
(コイル径 170 mmのカラム位置、150°Cの時) ■ 熱伝導度検出器(TCD)
1)最高温度の任意設定による監視 セ ル 方 式 流通方式
過 熱 防 止 機 能 ( 50~ 450°Cの範囲で設定可) レニュームタングステンフィラメント
2)監視用温度センサーによる監視回路 素 子 (110Ω、4素子)
( 監視温度約 500°Cに固定)
使 用 温 度 範 囲 室温~ 350°C
過 熱 防 止 機 能 最高温度の任意設定による監視
■ カラム温度プログラム ( 80~ 350°C)
昇 温 段 数 7段 制 御 方 法 定電流方式(10倍アンプ標準装備)
設 定 温 度 範 囲 0~ 450°C 電 流 設 定 範 囲 0~ 200 mA(過電流防止機能あり)
プ ロ グ ラ ム 時 間 999.99分(全ステップ合計)
昇 温 0~ 99.9°C/min(0.1°C/min) ■ パルス放電光イオン化検出器(PDD) D- 2
プログラムファイル数 30
感 度 10×レンジ;1.0 V/nA,
1×レンジ;0.1 V/nA
■ 注入口 レ ン ジ 10×;10 nAフルスケール ,
1×;100 nAフルスケール
設 定 温 度 範 囲 0~ 450°C 最 高 使 用 温 度 400°C
過 熱 防 止 機 能 最高温度の任意設定による監視 200(W)× 300(D)× 120(H) mm
(80~ 450°C) 制 御 部 寸 法 ( 突起物を除く)
流 調 A・Bタイプ :電子式(EPFC)Cタイプ :機械式 制 御 部 質 量 約 3.1 kg
方 式 充填カラム用 ダイレクト注入口→ D 電 源 AC100 V± 10 % 50/60 Hz, 2 A
キャピラリーカラム用 スプリット /スプリットレス注入口→ S
ワイドボアカラム
・充填カラム用 セプタムパージ付きダイレクト注入口→W
充填カラム用 インサート注入口→ I
■ キャリヤーガス制御(電子式) ■ キャリヤーガス制御(機械式)
方 式 電子式自動制御 方 式 メカニカルバルブの手動設定
最 大 供 給 圧 力 900 kPa 一 次 圧 制 御 圧力調整器(圧力計はありません)
設 定 圧 力 範 囲 10~ 800 kPa カ ラ ム 流 量 制 御
スプリット /スプリットレス注入口→ S スプリット / 背圧制御弁によるカラム入口圧の定圧制御方式
トータル流量範囲 10~ 800 mL/min He スプリットレス注入口
10~ 500 mL/min N2 , Ar ダイレクト注入口・
インサート注入口 フローコントロールバルブによる定流量制御
制御モード 定流量、圧力
プログラム 圧力プログラム(7段)、高圧注入 セプタムパージ付
ダイレクト注入口 フローコントロールバルブによる定流量制御
ガスセーブモード あり
セ プ タ ム パ ー ジ 流 量 フローコントロールバルブによる定流量制御
セプタムパージ 3~ 10 mL/min
ダイレクト注入口、インサート注入口→ D.I
カラム流量範囲 5~ 100 mL/min
制御モード 流量、圧力
プログラム 圧力プログラム(7段)、流量プログラム(7段)
セプタムパ-ジ付ダイレクト注入口→W
カラム流量範囲 1~ 100 mL/min(ワイドボアカラム選択時) ■ 本体
5~ 100 mL/min(充填カラム選択時)
電 源 AC100 V± 10 % 50/60 Hz ,
定流量(ワイドボアカラム選択時) 20 A(SF型)~ 23 A(DDTF(F)型)*
制御モード 流量、圧力 大 き さ 約 562(W)× 520(D)× 450(H)mm
プログラム 圧力プログラム(7段)、流量プログラム*(7段) 重 さ 約 46 kg(DSF仕様)
*:流量プログラムは、充填カラム選択時のみ使用可能です。 *:最大消費電力は 、機種により異なります。
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GC-4000 Plus
■ オートインジェクター ASI 241 i ■ オートサンプラー ASI 241 s
0.1 ~ 8.0 µL, 0.1 µL ステップ(10 µL シリンジ) ソ ル ベ ン ト フ ラ ッ
注 入 量 0.5 ~ 40 µL, 0.5 µL ステップ(50 µL シリンジ) シ ュ 用 溶 媒 使 用 可能
5 ~ 200 µL, 5 µL ステップ(250 µL シリンジ) 標 準 試 料 添 加 可能
検 体 数 1.5 mLバイアル 6本 試 料 ビ ン ラ ッ ク 数 最大 6個
1.5 mLバイアル 12本(オプション) 1.5 mL バイアル 最大 150本
シリンジ洗浄用バイアル 4 mL バイアル (試料ビンラック 1個に 25本収納可能)
注 入 回 数 1試料あたり 1~ 99回 検 体 数 4.0 mLバイアル 最大 96本
注 入 ス ピ ー ド 低速 ・高速(2モード) (試料ビンラック 1個に 16本収納可能)
プランジャスピード 低速 ・中速 ・高速(3モード) 大 き さ 320(D) × 135(H) mm
注 入 方 法 通常 ・ソルベントフラッシュ(2モード) 重 さ 2.4 kg
外 部 通 信 RS232C
電 源 DC 24 V(GC-4000 Plus から供給)
大 き さ 200(W) × 78( D) × 380(H) mm
(ターレット部を除く)
重 さ 2.6 kg
ア プ リ ケ ー シ ョ ン
●ステアリン酸マグネシウム ●香気成分分析(20成分)
【日本薬局方 純度試験/ステアリン酸・パルミチン酸含有比】
イナートサーチ GA 165 イナートサーチ GA 160
100000 4
200000 1 3
1 2 2
80000 200000
60000 0
5 2 3
11
12 13 15
40000 18
100000 9
6 10 14 16 17
7 8
19 20
20000
0 0
0 10 20 30 40 0 20 40 60
Time (min) Time (min)
Conditions Conditions
System : GC/FID System : GC/FID
Column : InertCap WAX Column : InertCap Pure-WAX
0.32 mm I.D. × 30 m df = 0.50 µm 0.25 mm I.D. × 30 m df = 0.25 µm
Col. Temp. : 70°C(2 min hold)- 5°C/min- 240°C( 5 min hold) Col. Temp. : 40°C(5 min hold) - 3°C/min - 250°C
Carrier Gas : He 80 kPa Carrier Gas : He 100 kPa
Injection : Splitless 1 min Vent fl ow 150 mL/min Injection : Split fl ow 150 mL/min
220°C 260°C
Detection : FID Range 10^1 Detection : FID
260°C 260°C
Sample Size : 1.0 mg/mL Sample Size : Mixed evenly
1.0 µL 0.3 µL
Analyte : 1. Methyl palmitate
2. Methyl stearate Analyte :
注)Standard mixture 1. Propionaldehyde 11. 2,6-Dimethylpyrazine
2. Ethyl acetate 12. 2-Ethylpyrazine
3. 2-Methylbutyraldehyde 13. 2,3-Dimethylpyrazine
4. iso-Valeraldehyde 14. 2-Ethyl-3-methylpyrazine
5. n-Valeraldehyde 15. Acetophenone(Acetylbenzene)
6. 3-Methyl-2-butanol 16. 5,6,7,8-Tetrahydroquinoxaline
7. 2-Pentanol 17. Isobutyl phenyl acetate
8. Isoamyl propionate 18. 6-Methylquinoline
9. 2-Methylpyrazine 19. Piperonal
10. 2,5-Dimethylpyrazine 20. Vanillin
上記以外に、様々な分野に対応したアプリケーションを用意しています。
詳細は、弊社ホームページ http://www.gls.co.jp(イナートサーチ・テクニカルノート)を参照してください。
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ガスクロマトグラフGC-4000 Plus
ガスクロマトグラフ
GC-4000 Plus
多目的用の汎用ガスクロマトグラフ
GC-4000 が、FID オートレンジや、
EPFC(電子式圧力・流量制御機能)、
ガスセーブ機能などを搭載して新た
に生まれ変わりました。
●掲載している価格には消費税が含まれていません。
●改良のため、型式、価格、仕様などにつきましては予告なしに変更する場合があります。
あらかじめご了承ください。
●本カタログに掲載している会社名および製品名は、それぞれ該当する各社の商標、または登録商標です。
●本文中にはTMおよび®マークは明記しておりません。
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福 島 工 場 TEL.024(533)2244 FAX.024(534)2139 よくお読みのうえ、正しくお使いください。 20130729KH3T