このカタログについて
ドキュメント名 | 比例制御弁 KFPV300 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 6.9Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログ(比例制御弁 KFPV300)の内容
Page 1:直動形2ポート弁Rc1/4 プランジャ式KFPV050シリーズと比較して、約6倍注のエア流量を制御できます。注:弊社測定条件による比較。直動形2ポート弁Rc3/8、Rc1/2注プランジャ式注:配管接続口径はオリフィス径により異なります。専用コントローラとの組合せにより、入力信号の大きさを変えることで、流量を無段階に調節でき、空気・液体などの各種流体を高精度にコントロールします。流体制御機器(本体材質黄銅)(本体材質SUS304)(本体材質SCS13(SUS304相当))コントローラ KFPC1 との組合せで、繰返し精度:2% F.S. 以下、応答性精度:2% F.S. 以下、低ヒステリシス:5% F.S. 以下のハイスペックを実現(弊社測定条件による)。比例制御弁KFPV300シリーズ比例制御弁KFPV300シリーズ比例制御弁KFPV050シリーズ比例制御弁KFPV050シリーズ大流量を実現!●気体と液体の流量制御が可能、1台2役。●高精度、高品質、高応答性。●気体と液体の流量制御が可能、1台2役。●高精度、高品質、高応答性。■配線自在機械・装置への取付条件に合わせて、配線を自由に引き出せる、設計の自由度を高めました。●ソレノイド部の方向も変えられます。●上下左右の90°毎に配線が取り出せます。KFPV050シリーズ KFPV050シリーズ KFPV300シリーズKFPV300シリーズ90゜ 90゜360゜360゜360゜90゜ごとに12202014_10
Page 2:極性なしフレームグランドへ4∼20mAまたは0∼10VSOLSOLFGFGSV+SV−IN+IN−24V0V+−+−+−電圧計等(mV)比例制御弁KFPV050シリーズ比例制御弁用コントローラKFPC1PLC等DC24V電源●ソレノイド●ソレノイド●FG●FG●モニタ電圧+●モニタ電圧−●入力信号+●入力信号−●電源+●電源−比例制御弁用コントローラ KFPC1使 用 例接続回路構成例●水の流量を制御KFPV050シリーズおよびKFPV300シリーズは、入力信号の大きさを変えることにより、流量を無段階でコントロールできます。通常のON/OFF式電磁弁を複数使用して数段階の流量を制御している用途に、この制御弁1台で数台分をカバーします。●2液混合液体A、Bを一定比率で混合。●その他・シリンダのスピード制御。・イオナイザーのエア流量をワークの種類、大きさに応じて自動調整。■初期設定支援回路付き!外部入力なしで初期設定が行なえます。■高信頼コントローラ●標準入力信号4~20mA、0~10V。●標準入力信号の大幅な変動を緩和するために0から10秒までの範囲でランプ応答時間が調整可能。●モニタ信号により設定およびソレノイド電流値を表示。●ゼロポイントスイッチオフ機能で弁を完全密閉。●温度補償回路内蔵。●2個のポテンショメータにより、使用条件に適合した弁のオープニングポイントおよび全開流量値を設定。●LEDによるモニタ表示。比例制御弁用コントローラ KFPC1比例制御弁用コントローラ KFPC112212014_10
Page 3:取扱い要領と注意事項一般注意事項取付・配管1.取付けおよび配管は十分な知識と経験を持った人が、適切な工具を使用して行なってください。2.取付姿勢は自由ですが、本体に衝撃や振動が直接かからないように取り付けてください。なお、異物等が蓄積しにくい姿勢として、ソレノイド部を上向きに取り付けることを推奨します。3.配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)またはエアブローを十分に行なってください。配管作業中に発生した切屑やシールテープ、錆などが混入しないようにしてください。4.比例制御弁の近くにフィルタ、またはストレーナを付けて流体のゴミを取り除いてください。ゴミが比例制御弁内に溜まると比例制御弁の作動不良、破損の原因になります。フィルタ、ストレーナは80〜120メッシュ程度を目安にしてください。5.フィルタ、またはストレーナの目詰まりにご注意ください。 ストレーナは圧力降下が0.1MPaに達したら、洗浄してください。6.流体の流れ方向を確認してください。7.シールテープでシーリングしてください。 なおシールテープ巻くときは、ねじ部を1.5〜2山残して巻いてください(下図参照)。 配管や継手類をねじ込む場合に、配管ねじの切粉やシール材が比例制御弁内部へ入り込まないように注意してください。8.配管を締め付ける際は本体金属部分を固定して行なってください。ソレノイド樹脂モールド部分には力をかけないでください。力をかけるとソレノイド部分が破損する可能性があります。9.配管する際比例制御弁本体に外力が加わらないようにしてください。外力を加えますと比例制御弁が破損する可能性があります。10.比例制御弁に配管、継手類をねじ込む場合は、下記の適正締付トルクで締め付けてください。11.比例制御弁上部の接着剤が付いているねじは緩めたり、締め付けたりしないでください。比例制御弁が正常に作動しなくなる可能性があります。12.比例制御弁を制御盤内に取り付けたり、通電時間が長い場合には、通風など、放熱を十分考慮してください。雰囲気下記のような場所および環境での使用は、比例制御弁が故障する原因となりますので避けてください。やむを得ず使用する場合は、必ずカバーなどで十分な保護対策を行なってください。●水滴、油滴等が比例制御弁に直接かかる場所●比例制御弁本体に結露が生じる環境●切屑、粉塵等が比例制御弁に直接かかる場所保 管水を流した後、長期間保管する場合は、内部に残留している水を完全に除去してください。水が残留していると、錆の発生、作動不良、シール材質の劣化等が生じる場合があります。巻く方向シールテープ2山位 間をあける接続ねじRc1/4Rc3/8Rc1/2締付トルク N・m11.77 〜 13.7321.57 〜 23.5427.46 〜 29.420.4MPa 以上800mm 以上2 次側1 次側KFPV300 シリーズ負荷(配管抵抗)として、800mm以上の配管が必要例1:2次側が比例制御弁と同一口径でまっすぐな配管(直管)の場合(参考)大気開放した場合先端が絞られずに先端が絞られずに0.4MPa 以上2 次側200mm100mm1 次側KFPV300 シリーズ負荷(配管抵抗)として、300mm以上の配管が必要例2:2次側が比例制御弁と同一口径でエルボ等で曲げて配管した場合(参考)大気開放した場合13.KFPV300シリーズ(オリフィスサイズφ6、φ8)で、1次側を高圧(0.4MPa、またはそれ以上)で、かつ2次側を大気開放で使用される場合、2次側に何も接続しない状態(無負荷)では使用しないでください。2次側にはある程度の負荷(配管抵抗)が必要です。大気開放で使用する場合、下図(例1、例2)のように使用してください。ただし、2次側の配管先端等が絞られる構造(負荷のかかる構造)の場合には、下図の配管長さを確保する必要はありません。詳細についてはご相談ください。大気開放(無負荷)0.4MPa 以上2 次側1 次側KFPV300 シリーズ12222014_10
Page 4:ソレノイド1. ソレノイドの方向を変えることができます。 ●KFPV050シリーズの場合 ソレノイドは任意の位置に動かすことができます。 ソレノイド部固定用ロックナットの締付トルクは下記の数値内で行なってください。 ●KFPV300シリーズの場合 ソレノイドは90°ごとに方向を変えることができます。①〜④の六角穴付ボルトを緩めて、ソレノイドを上に持ち上げます(完全に抜きとる必要はありません)。向きを変更後、①→③→②→④と対角線上に仮止めし、最後にしっかり締め付けてください。ソレノイド部固定用六角穴付ボルトの締付トルクは下記の数値内で行なってください。2. 取付姿勢は自由ですが、異物等が蓄積しにくい姿勢として、ソレノイド部を上向きに取り付けることを推奨します。結線要領1. 電気接続:DINコネクタ(KFPZ-39)を使用の際は、ガスケットを入れ、ソレノイドの平端子と接続します(ケーブル長さは50m以内にしてください)。●高圧線や動力線との平行配線や同一管内での配線は避けてください。また、モータからはできるだけ離して設置してください。誤作動の原因となります。やむを得ず誘導負荷や動力線の近くに設置するときは、必ず負荷サージ対策を行ない、磁気シールドによる遮断を行なってください。特に外来ノイズの多い環境で使用する際は、誤作動の恐れがありますので注意してください。2. DINコネクタ取付ねじの締付トルクは 0.3N・mです。形式KFPV300締付トルク N・m0.8形式KFPV050締付トルク N・m2.8FG(バルブ用グランド)ロックナットSOL(極性なし)SOL(極性なし)任意の位置に変更可能1. 使用流体以外の各種流体に使用する場合、その流体と本体材質、シール材質などとの適合性を考慮しお客様の責任で使用してください。●温度上昇、流体濃度増加、超純度流体の使用などは腐食速度を速める恐れがあります。●使用の際、必ず事前にサンプル試験を行ない、実際の使用条件下で使用する流体との適合性を確認してください。2. 流量および制御特性は、使用条件、設定条件によって変化します。採用に当たっては貴社制御システムの実際の使用条件下でテストし、応答性 ・ 安定性 ・ 有効性など十分な確認を行なってください。使用上の注意90°ごとに向きを変更可能①②ソレノイド④③12232014_10
Page 5:形式項目ポジション数ポート数回路構成KFPV0502 ポジション2 ポート常時閉(NC) 基本形式項目使用流体 注 1シール材質本体材質使用流体温度範囲 ℃作動方式周囲温度範囲(雰囲気) ℃使用流体粘度 m2/s取付方向 注 2保護等級直動形 2 ポート弁:Rc1/4プランジャ式表示記号 基本形式と弁機能比例制御弁はコントローラ KFPC1 と組み合わせてご使用ください。コントローラの詳細は、1230 ページをご覧ください。共通仕様KFPV050空気、中性ガス、水(その他構成部品を侵さないガス、液体)FKM黄銅またはステンレス−10〜90(凍結なきこと)直動形0〜5521×10−6以下自由IP65相当詳細仕様注 1:構成部品の材質に関しては、1225 ページの内部構造図・主要部材質をご覧ください。 2:異物等が蓄積しにくい姿勢として、ソレノイド部を上向きに取り付けることを推奨します。項目形式KFPV050-2-20KFPV050-2-30KFPV050-2-40接続口径Rc1/4Rc1/4Rc1/4オリフィス径mm2.03.04.00.130.220.31有効断面積mm2Cv 値流量作動圧力差範囲MPaコイル電流MAX.:mA質量g2.34.05.70 〜 0.7 0 〜 0.350 〜 0.2消費電力W8 300 5503.5最高使用圧力MPa定格電圧 注DC24V注:電圧変動許容範囲:定格電圧± 10%●シール材質:FKMAP常時閉(NC)12242014_10
Page 6:内部構造図・主要部材質0%0%(0V)(4mA)100%(10V)(20mA)制御信号入力流量100%●特性曲線● DIN コネクタのみの注文記号 DIN コネクタ標準タイプ(□ 27mm) KFPZ-39特性コントローラ KFPC1 と組み合わせて使用した特性ヒステリシス % F.S.繰り返し精度 % F.S.応答性精度 % F.S.レンジアビリティー5 以下2 以下2 以下10:1比例制御弁注文記号DC24V-02-39-39N-BR-S4-FM-20-30-40-2KFPV050形式■回路構成-2:2 ポート■オリフィス径-20:φ 2.0mm-30:φ 3.0mm-40:φ 4.0mm■シール材質-FM:FKM■本体材質-BR:黄銅-S4:SUS304■配管接続口径-02:Rc1/4■電圧DC24V■配線仕様-39:DINコネクタ付-39N:DINコネクタなし●コントローラは別売りとなりますので、別途ご注文ください。注 1:右の特性曲線は弊社試験条件において、制御信号入力%(電流 , 電圧)に対する流量の実測値を最大流量 100%として表したものです。 2:流量特性は使用条件、設定条件により変わりますので、実際に使用する条件でご確認ください。備考:測定は弊社測定条件で測定しています。●●●●●●●●●●●バルブ本体プランジャシールOリングガイドチューブプランジャウェアリングスプリングストッパソレノイドロックナットDINコネクタ名称黄銅または SUS304FKMFKMSUS304電磁ステンレスPTFESUS304SUS304ポリエステル快削鋼(ニッケルめっき)樹脂材質①⑪②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩IN OUT●比例制御弁用コントローラ KFPC1-F07-DN DC24V 詳細については、1230ページ をご覧ください。No.①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪12252014_10
Page 7:寸法図(mm)比例制御弁KFPV05050.147.583.7適用ケーブル外径φ4∼φ11-39:DINコネクタ(-39または別売り品KFPZ-39)(53)4317(二面幅)26.546OUT IN334-M4×0.7深さ771.84.52-Rc1/432241137.22412262014_10
Page 8:形式項目ポジション数ポート数回路構成KFPV3002ポジション2ポート常時閉(NC) 基本形式項目使用流体 注1シール材質本体材質使用流体温度範囲 ℃作動方式周囲温度範囲(雰囲気) ℃使用流体粘度 m2/s取付方向 注2保護等級直動形2ポート弁:Rc3/8、Rc1/2プランジャ式表示記号 基本形式と弁機能比例制御弁はコントローラKFPC1と組み合わせてご使用ください。コントローラの詳細は、1230ページをご覧ください。共通仕様KFPV300空気、中性ガス、水(その他構成部品を侵さないガス、液体)FKM、EPDMステンレス−10〜90(凍結なきこと)直動形0〜5521×10−6以下自由IP65相当詳細仕様注1:構成部品の材質に関しては、1228ページの内部構造図・主要部材質をご覧ください。 2:異物等が蓄積しにくい姿勢として、ソレノイド部を上向きに取り付けることを推奨します。項目形式KFPV300-2-40KFPV300-2-60KFPV300-2-80KFPV300-2-100KFPV300-2-120接続口径Rc3/8Rc3/8Rc1/2Rc1/2Rc1/2 4.0 6.0 8.0 10.0 12.0オリフィス径mm0.521.051.602.102.70流量Cv値有効断面積mm2作動圧力差範囲MPaコイル電流MAX.:mA質量g 9.5 19.3 29.5 38.7 49.80〜0.80〜0.60〜0.40〜0.20〜0.1消費電力W21 880 22003.5 DC24V最高使用圧力MPa定格電圧 注注:電圧変動許容範囲:定格電圧±10%●シール材質:FKM、EPDMAP常時閉(NC)12272014_10
Page 9:内部構造図・主要部材質●●●●●●●●●●バルブ本体プランジャシールOリングソレノイドプランジャウェアリングスプリングストッパ六角穴付ボルトDINコネクタ名称SCS13FKM、EPDMFKM、EPDMポリエステル電磁ステンレスPTFESUS304電磁ステンレスSUS304樹脂材質MODEL:KFPV300①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩IN OUT0%0%(0V)(4mA)100%(10V)(20mA)制御信号入力流量100%●特性曲線●DINコネクタのみの注文記号 DINコネクタ標準タイプ(□27mm) KFPZ-39特性コントローラKFPC1と組み合わせて使用した特性ヒステリシス %F.S.繰り返し精度 %F.S.応答性精度 %F.S.レンジアビリティー5以下1以下2以下50:1比例制御弁注文記号DC24V-03-04-39-39N-S13-FM-AA-60-40-80-100-120-2KFPV300形式■回路構成-2:2ポート■オリフィス径-40:φ4.0mm-60:φ6.0mm-80:φ8.0mm-100:φ10.0mm-120:φ12.0mm■シール材質-FM:FKM-AA:EPDM■本体材質-S13:SCS13 (SUS304 相当)■配管接続口径・オリフィス径 φ4.0、φ6.0mm の場合-03:Rc3/8・オリフィス径 φ8.0、φ10.0、 φ12.0mm の場合-04:Rc1/2■電圧DC24V■配線仕様-39:DINコネクタ付-39N:DINコネクタなし●コントローラは別売りとなりますので、別途ご注文ください。注1:右の特性曲線は弊社試験条件において、制御信号入力%(電流,電圧)に対する流量の実測値を最大流量100%として表したものです。 2:流量特性は使用条件、設定条件により変わりますので、実際に使用する条件でご確認ください。備考:測定は弊社測定条件で測定しています。●比例制御弁用コントローラ KFPC1-F07-DN DC24V 詳細については、1230ページを ご覧ください。No.①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩12282014_10
Page 10:寸法図(mm)比例制御弁KFPV3004KOGANEIOUT IN18568260345616134833838342-Rc3/8(オリフィス径φ4.0、φ6.0mmの場合)2-Rc1/2(オリフィス径φ8.0、φ10.0、φ12.0mmの場合)4-M5×0.8 深さ8104.4956296.243(53)適用ケーブル外径オリフィス径識別鋳刻数字がそのままオリフィス径サイズを表すφ4∼φ11-39:DINコネクタ(-39または別売り品KFPZ-39)12292014_10
Page 11:比例制御弁KFPV050・KFPV300シリーズに対応 形式項目取付方法信号入力入力インピーダンス Ω電源電圧バルブ用制御信号周囲温度範囲(雰囲気) ℃最大許容負荷電流 A消費電力(制御回路部) Wモニタ信号ランプ応答時間 s仕様各部名称と機能KFPC1-F07-DN DC24VDINレール取付式DC24V±10%PWM(パルス幅変調)0〜50(結露なきこと)1.10.55ソレノイド電流に正比例 1mV=1mA0〜104〜20mA2200〜10V1.2MONONOFF1 2 3 4 5 6SW1SW2POWポテンショメータ RAMPMAXMAXMINMINRAMPAUTOSOLSOLFGFGSV+SV−IN+IN−24V0Vスライドスイッチ SW2上から順にMAXMINAUTODIPスイッチ SW1ポテンショメータ MIN(最小流量の設定)ポテンショメータ MAX(最大流量の設定)接続端子接続端子SOL バルブ駆動出力(極性なし)SOL バルブ駆動出力(極性なし)FG バルブ用グランドFG 電源用フレームグランドSV+ モニタ出力(+)SV− モニタ出力(−)IN+ 標準信号入力(+)IN− 標準信号入力(−)24V 電源入力(+)0V 電源入力(−)ポテンショメータMAX バルブ全開時の電流値l2の設定用MIN バルブ開き始めの電流値l1の設定用RAMP ランプ応答時間設定用(0〜10秒)LED表示POW バルブソレノイドに電流が流れている時点灯DIPスイッチSW11〜3(SIGNAL) 標準信号入力(4〜20mA, 0〜10V)の選択4、5(PWM) PWM周波数の切換6(ZERO) ゼロポイントスイッチオフ機能の切換えスライドスイッチSW2MAX 入力信号MAXMIN 入力信号MINAUTO 入力信号AUTO(運転モード)●比例制御弁用コントローラ注文記号 KFPC1-F07-DN DC24V重要比例制御弁を正しく作動させるために、使用する前に必ず初期設定を行なってください。(ポテンショメータ MIN、MAX の調整が必要です)。詳細については、取扱説明書をご覧ください。12302014_10
Page 12:寸法図(mm)比例制御弁用コントローラKFPC1-F07-DN84.7814130.2654321OFFONZEROSIGNAL PWMPOWAUTOMAXMIN0V24VIN-IN SV-SV FGFGSOLSOL142942MINMAXRAMP(50)(60)(67)備考:コントローラ取扱要領については、製品添付の取扱説明書をご覧ください。12312014_10
Page 13:圧力差ΔP MPa0.01 0.05 0.1 0.5 10.1110100550500Cv5Cv1Cv0.5Cv0.1Cv0.05流 量 R/min●水 流量換算表 √ ̄ ̄ ̄ ̄Q = 45.62CvPh − Pl √ ̄ ̄ G Q:流量 R/minCv:流量係数Ph:1 次側(上流側)絶対圧力 MPaPl:2 次側(下流側)絶対圧力 MPa G:比重(水の場合= 1)注:表中の圧力差ΔP は、1 次側(上流側)ゲージ圧力 P1と2 次側(下流側)ゲージ圧力 P2 の圧力差を表しています。 ΔP = P1 − P2(MPa)流量算出式(算出式の圧力 Ph、Pl は絶対圧力を表しています)表の使い方上表に使用するバルブの流量係数(Cv)の線図がない場合Cv=1の時の流量を表より読み取り、それに使用するバルブのCv値を掛けて流量を算出してください。例)Cv=1として表より読み取った流量:Q=20R/min 使用するバルブの流量係数Cv=0.3の時 求める流量=Q×Cv=20×0.3=6.0R/min流量換算表(水、空気)12322014_10
Page 14: √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Q = 4119Cv(Ph − Pl)Pl √ ̄ ̄ GQ = 2056CvPh 1 √ ̄ ̄ G Q:流量 R/min(ANR)Cv:流量係数Ph:1 次側(上流側)絶対圧力 MPaPl:2 次側(下流側)絶対圧力 MPa G:比重(空気を 1とした場合の比重)0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 12次側(下流側)圧力 P2(MPa)1次側(上流側)圧力P1(MPa)P1=0.1P1=0.2P1=0.3P1=0.4P1=0.5P1=0.6P1=0.7P1=0.8P1=0.9P1=10500100015002000注:表中の圧力 P1, P2 はゲージ圧力(MPa)を表しています。流量算出式(算出式の圧力 Ph、Pl は絶対圧力を表しています)1)Pl / Ph > 0.5283 の時2)Pl / Ph ≦ 0.5283 の時表の使い方上表は流量係数Cv=1の時の流量を表しています。Cv=/ 1の時は、表より読み取った流量に使用するバルブのCv値を掛けて流量を算出してください。例) 表より読み取った流量:Q=500R/min(ANR) 使用するバルブの流量係数Cv=0.3の時 求める流量=Q×Cv=500×0.3=150R/min(ANR)●空気 流量換算表 Cv 値= 112332014_10
Page 15:●ヒステリシス印加された入力値の方向性によって、出力値が異なる機器の特性。入力出力音声などの変調信号標本化された変調信号パルス幅変調●ランプ応答入力が無変化の状態から一定速度で変化する状態に移行した時の時間応答をいいます。●ランプ応答時間ランプ応答において、入力に静的ゲインを乗じた値から出力の 1 次定常偏差を引いた値が、指定された許容範囲以内(例えば、± 5%)に納まるまでの時間をいいます。●パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)周波数帯域が F[Hz]である信号は 1/2F[S]おきの信号の値(サンプル)標本の値によって完全に決定されます(サンプリング定理)。この定理に基づき、標本化された変調信号(たとえば音声など)のすべての情報をパルス列で表現することをパルス変調といい、種々の方法があり、標本化された変調信号におけるサンプル値の振幅の情報を一定振幅をもつパルス幅で変化させる方式をパルス幅変調といいます。● PID 制御(P 動作:Proportional actionI 動作:Integral actionD 動作:Derivative action)制御装置の出力が入力に比例する制御動作である比例動作(P 動作)と、出力が入力を積分したものに比例するときの積分動作(I 動作)、および出力が入力を微分したものに比例するときの微分動作(D 動作)の3 つの制御動作からなる制御のことをいいます。●レンジアビリティ制御可能な最大および最小流量係数(Cv 値)との比。例えば、レンジアビリティが 10:1 の時、最大流量係数 Cv 値= 10.0 のバルブでは、最小流量係数 Cv 値= 1.0 となります。●温度補償電子部品の特性で、一般に温度の変化やそれ自体の発熱で、設定しておいた電流や電圧のレベルが変動する現象を温度ドリフトといい、温度ドリフトを補償することを温度補償といいます。●作動圧力差比例制御弁が作動し得る入口側圧力と出口側圧力との差をいいます。●作動圧力差範囲作動圧力差の上限(最高作動圧力差)と下限(最低作動圧力差)との範囲をいいます。●最高使用圧力最高使用圧力とは、使用時に比例制御弁に加圧してよい最高の圧力をいいます。●消費電力直流電力の場合で直流電圧と電流の実行値の積のことをいい、単位はW を用います。● Cv 値容量係数のひとつで、圧力差が 1lbf/in2(1psi)のときバルブを流れる 60°F(15.5℃)の温度の上水の流量を USgal(米ガロン)/minで表す数値をいいます。●オリフィス径バルブ内通路で最も狭く、その長さが断面寸法に比べて比較的短い、つまり絞りの個所の断面積を円形断面積に換算し、それを直径で表したものをいいます。●粘度流体の流れに伴う内部摩擦の程度を表す指標をいい、動粘度と区別しようとする場合には絶対粘度ということもあります。●動粘度流体の粘度ηをその流体の同一状態(温度、圧力)における密度ρで除したγ=η / ρをいい、液体が重力の作用で流動するときの抵抗の大小を表します。動粘度の単位としては通常、cSt(センチストークス)を用い、また、SI 単位では m2/s(平方メートル毎秒)を用い、他に St(ストークス)もあります。例えば m2/s(平方メートル毎秒)は、密度が 1kg/m3で粘度が N・S/m2(ニュートン秒毎平方メートル)の流体の動粘度を意味します。各々の単位の換算表は下表になります。m2/s 1 1×10−4 1×10−6St 1×104 1 1×10−2cSt 1×106 1×102 1用語解説12342014_10