このカタログについて
ドキュメント名 | マニホールドレギュレータ |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3.5Mb |
関連製品 | |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社コガネイ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログ(マニホールドレギュレータ)の内容
Page 1:マニホールドレギュレータ流量特性MR050 MR100 HR100供給圧力をフレキシブルに集中管理。個別の供給圧力を1か所で調節・確認できるマニホールドレギュレータ。新たにハイリリーフタイプがR100シリーズに加わり、一段と機能を拡充。Pポート配管は、使用流量、1次側圧力の条件によって選べる、ポート集合タイプと各ステーション独立タイプの2種類。チェック機構内蔵タイプや小形の圧力計、そしてノン・イオン仕様などのオプションが、あらゆる用途にフレキシブルに対応します。KCB0911ZR050シリーズ R050M□AR100シリーズ標準タイプハイリリーフタイプR100M□AR050M□BR100M□BR100M□HA R100M□HB A形マニホールド:Pポート集合タイプB形マニホールド:Pポート各ステーション独立タイプ取付レギュレータMR050:標準タイプMR052:チェック機構内蔵標準タイプMR100:標準タイプMR102:チェック機構内蔵標準タイプHR100:ハイリリーフタイプMR100:標準タイプMR102:チェック機構内蔵標準タイプ-GA:下配管φ20×1MPa(別売注文記号:G1-20A)-GD:裏配管φ20×1MPa(別売注文記号:G1-20D)オプション:圧力計マニホールドレギュレータの基本形式と構成●ハイリリーフタイプのマニホールド(R100M□H□)には、標準タイプのレギュレータも混合取付が可能です。●標準タイプのレギュレータもリリーフタイプです。————0.20.10.30.40.50.6MPa2次側圧力0 30 60 90 120 150流 量 R/min(ANR)1次側圧力 0.7MPa0.20.10.30.40.50.6MPa2次側圧力0 100 200 300 400流 量 R/min(ANR)1次側圧力 0.7MPa0.20.10.30.40.50.6MPa2次側圧力0 100 200 300 400流 量 R/min(ANR)1次側圧力 0.7MPa14522014_10
Page 2:R050M□AR050M□BR100M□AR100M□BR100M□HAR100M□HB表示記号 仕様配管接続口径質量リリーフ流量特性 圧力特性HR100 MR050 MR100 HR100─MR100MR050標準タイプ─MR102MR052チェック機構内蔵HR100──ハイリリーフタイプ1/8 1/8, 1/4 形式項目配管接続口径注 Rcピストン式 ダイヤフラム式 ピストン式作動方式使用流体 空気0.05〜0.5 0.05〜0.7圧力設定範囲 MPa──G1-20A(下配管)またはG1-20D(裏配管)付─ 設定圧力+0.03最高使用圧力 MPaリリーフ始動圧力 MPa0.75〜600.7{7.1}0.9 0.93保証耐圧力 MPaオプション 圧力計1.03 1.32 1.47使用温度範囲 ℃注:詳細については配管接続口径の表をご覧ください。形式 ポート 配管接続位置 配管接続口径INRc1/8Rc1/8Rc1/4Rc1/8Rc1/8Rc1/4Rc1/8Rc1/8マニホールド(集合)OUT マニホールドIN マニホールドOUT マニホールドIN マニホールド(集合)OUT マニホールド圧力計接続口 レギュレータ本体IN マニホールドOUT マニホールド圧力計接続口 レギュレータ本体IN マニホールド(集合)OUT マニホールドEXH(リリーフ) マニホールド圧力計接続口 レギュレータ本体IN マニホールドOUT マニホールドEXH(リリーフ) マニホールド圧力計接続口 レギュレータ本体ブロックプレートMR050MR052MR100MR102HR100 -GA20 -GD20取付レギュレータ/台マニホールド質量計算式(n=連数)形式圧力計(オプション)/個R050M□A, R050M□BR100M□A, R100M□BR100M□HA, R100M□HB(24×n)+20 40 ─ ─ ─ ─ 3(36×n)+30 ─ 73 ─ 7 7 5(124×n)+102 ─ 73 134 7 7 10●標準タイプPポート集合タイプR050M□A, R100M□A●各ステーション独立タイプR050M□B, R100M□B●ハイリリーフタイプPポート集合R100M□HA●各ステーション独立タイプR100M□HB注1:R050シリーズには、圧力計接続口はありません。注2:チェック機構はMR052, MR102のみ。注1:R050シリーズには、圧力計接続口はありません。注2:チェック機構はMR052, MR102のみ。0.20.10.30.40.50.6MPa2次側圧力0 20 40 60 80 100リリーフ流量 R/min(ANR)推奨最大流量(圧力上昇0.05MPa時)2次側負荷圧力 0.7MPa設定点0.150.200.250.30MPa0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.91次側圧力 MPa2次側圧力設定点0.150.200.250.30MPa0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.91次側圧力 MPa2次側圧力設定点0.150.200.250.30MPa0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.91次側圧力 MPa2次側圧力INOUT OUT圧力計接続口圧力計接続口注1注2 注2注1KCE0921ZININOUT OUT圧力計接続口圧力計接続口注1注2 注2注1KCE0922ZINEXH OUT EXH OUT圧力計接続口圧力計接続口KCE0923ZININEXH OUT EXH OUT圧力計接続口圧力計接続口KCE0924Zg14532014_10
Page 3:MR050 MR100 HR100黄銅 ─ 黄銅(無電解ニッケルめっき)項目 形式調圧ねじ本体ハンドルアルミ合金(アルマイト) アルミダイカスト アルミ合金(アルマイト)ノン・イオン仕様←─ 樹脂(POM) ─ ←─ アルミ合金(アルマイト) ←─ 黄銅 黄銅(無電解ニッケルめっき)樹脂(PBT) ─ ←─ アルミ合金(アルマイト) ←合成ゴム(NBR) ─ ←構造図─調圧ノブアルミ合金(アルマイト)ふた─ボンネットアルミ合金(アルマイト)ピストン─ダイヤフラムピアノ線(有色クロメート) ←←アルミ合金・黄銅(無電解ニッケルめっき)調圧スプリング合成ゴム(NBR)←アルミ合金(アルマイト)←合成ゴム(NBR)パッキンマニホールド本体パッキン─ 黄銅調圧バルブアッセンブリ主要部材質備考:ノン・イオン仕様はオーダーメイドです。●MR050●MR052●HR100●MR100●MR102OUT(2 次側)IN(1次側)調圧ねじ本体ピストンふた調圧スプリングロックナットOリング調圧バルブリリーフ穴マニホールドチェック機構内蔵形KCD0931Z調圧バルブふたピストンリリーフバルブ調圧スプリングロックナットOリング調圧ノブEXH(リリーフポート)OUT (2次側)IN(1次側)マニホールド本体KCD0933ZOUT(2次側)(ロック機構付)IN(1次側) 本体ダイヤフラムふた調圧スプリングハンドル調圧バルブリリーフ穴Oリングマニホールドチェック機構内蔵形KCD0932Z14542014_10
Page 4:注文記号使用例注:ハイリリーフタイプのHR100は、約0.03MPaのリリーフ始動圧力がありますので、高精度のコントロールには使用できません。マニホールドレギュレータシリーズR050M:R050シリーズR100M:R100シリーズ●マニホールドレギュレータの注文記号 ●レギュレータのみの注文記号R●ブロックプレートのみの注文記号●圧力計のみの注文記号連数1 : 1連2 : 2連10:10連マニホールドタイプ無記入:MRシリーズ取付用 H:HR, MR混合取付用 (R100シリーズのみ)Pポート仕様A:集合タイプB:各ステーション独立タイプステーションstn.1 :1番目stn.2 :2番目stn.10:10番目●調圧ハンドル、調圧ねじを上にして左からのレギュレータ取付位置。取付レギュレータ形式MR050:標準レギュレータMR052:チェック機構内蔵レギュレータMR100:標準レギュレータMR102:チェック機構内蔵レギュレータHR100:ハイリリーフレギュレータ●レギュレータ形式は、ステーション毎に指定してください。●ステーションはレギュレータを取り付けずに、ブロックプレートで閉止するときは、-BPと記入してください。圧力計仕様(R100シリーズのみ) 無記入:圧力計なし GA20:G1-20A圧力計付 GD20:G1-20D圧力計付ノン・イオン仕様(オーダーメイド)無記入:標準仕様NCU:ノン・イオン仕様レギュレータ形式MR050:標準レギュレータMR052:チェック機構内蔵レギュレータMR100:標準レギュレータMR102:チェック機構内蔵レギュレータHR100:ハイリリーフレギュレータノン・イオン仕様(オーダーメイド)無記入:標準仕様NCU:ノン・イオン仕様圧力計仕様(R100シリーズのみ) 無記入:圧力計なし GA20:G1-20A圧力計付 GD20:G1-20D圧力計付QG1-20A:A形(下配管、φ20×1MPa)QG1-20D:D形(裏配管、φ20×1MPa)M BP A:A形マニホールド用 B:B形マニホールド用HA:HA形マニホールド用HB:HB形マニホールド用050:R050M用100:R100M用●チェック機構内蔵標準タイプ(MR052, MR102)の場合●ハイリリーフタイプ(HR100)の場合HR100 1台に対しては、シリンダ径32mm, ストローク200mm以下のシリンダをご使用ください。 ●差圧操作 ●速度制御シリンダ径32mm, 40mm相当のシリンダを使用する場合にのみ可能です。 ●バランサ、テンションコントロール、押圧コントロール ●急速速度制御 ●差圧操作KCE0941ZHR100KCE0942ZHR100HR100KCE0945ZHR100 WKCE0943ZHR100KCE0944Z14552014_10
Page 5:形 式 P LR050M1A・R050M1B 28 36R050M2A・R050M2B 47 55R050M3A・R050M3B 66 74R050M4A・R050M4B 85 93R050M5A・R050M5B 104 112R050M6A・R050M6B 123 131R050M7A・R050M7B 142 150R050M8A・R050M8B 161 169R050M9A・R050M9B 180 188R050M10A・R050M10B 199 207寸法図(mm)●R050M□A●R050M□B●R100M□A●R100M□B連数別寸法〈Aから見る〉各ステーション独立タイプの場合R050M□B形 式 P LR100M1A・R100M1B 42 50R100M2A・R100M2B 70 78R100M3A・R100M3B 98 106R100M4A・R100M4B 126 134R100M5A・R100M5B 154 162R100M6A・R100M6B 182 190R100M7A・R100M7B 210 218R100M8A・R100M8B 238 246R100M9A・R100M9B 266 274R100M10A・R100M10B 294 302連数別寸法〈Aから見る〉各ステーション独立タイプの場合R100M□BOUT OUT OUT OUT OUT8ブロックプレート(-BP)MR050またはMR05249圧力表示窓18 181819 19φ12□18LP 42-φ3.2取付穴57MAX.2024IN732816342-RC1/8(プラグ1個付)(集合タイプR050M□Aのみ)ARC1/8KCA0951ZRC1/82-RC1/4(プラグ1個付)(集合タイプR100M□Aのみ)圧力計接続口(プラグ付)OUT OUT OUT OUT OUTブロックプレート(-BP)25282825MR100またはMR10281627.543.5LP4M24×1.52-φ3.2取付穴1120A2227429.539(ロック時37)8.5IN3271(ロック時69)8KCA0953ZRC1/8IN8RC1/8KCA0952ZIN8RC1/8KCA0952Z14562014_10
Page 6:●R100M□HA●R100M□HB●圧力計G1-20A G1-20D形 式 P LR100M1HA・R100M1HB 42 50R100M2HA・R100M2HB 70 78R100M3HA・R100M3HB 98 106R100M4HA・R100M4HB 126 134R100M5HA・R100M5HB 154 162R100M6HA・R100M6HB 182 190R100M7HA・R100M7HB 210 218R100M8HA・R100M8HB 238 246R100M9HA・R100M9HB 266 274R100M10HA・R100M10HB 294 302連数別寸法RC1/8 RC1/8168OUTEXHOUTEXHOUTEXHOUTEXHOUTEXH(-BP)ブロックプレート2-RC1/4(プラグ1個付)(集合タイプR100M□HAのみ)1256IN16325989.5MAX.3011462-φ4.5取付穴27RC1/8RC1/8圧力計接続口(プラグ付)MR100またはMR10225284PL2825□27φ2211.5422.5INININININブロックプレート(-BP)(各ステーション独立タイプR100M□HBのみ)20HR100KCA0961Z.51.0MPa(二面幅)φ21.831.534.818.813 5.81310 R1/8P. 96 KCA0743Z.51.0MPaφ21.811.52613 8R1/810(二面幅)P. 96 KCA0744Z備考:小形圧力計はスパイラルブルドン管を使用しています。スパイラルブルドン管の精度を吸収する為に目盛板を複数個用意しています。2個以上の目盛板を比較すると目盛角度で最大45°の開きがあります。14572014_10
Page 7:取扱い要領と注意事項MARK-K調圧1. 圧力の調節は、圧力計を接続して行なってください。R050シリーズには、圧力表示窓が装備されていますが、これは目安としてください。2. MR100,MR102の圧力を調節する場合はハンドルを確実に引き出した状態で行ない、右回転(時計回り)させると増圧し、左回転(反時計回り)させると減圧します。調圧後は、ハンドルを本体側に押し込んでロックします。注 1. ハイリリーフタイプのHR100は、約0.03MPaのリリーフ始動圧力がありますので、高精度のコントロールには使用できません。2. レギュレータは、使用条件等によりウナリ(振動)音が発生する事があります。対策につきましては最寄りの弊社営業所へご相談ください。3. 設定は、1次側圧力および2次側の圧力計の表示を確認しながら行なってください。必要以上にハンドルを回し過ぎますと、内部部品の破損の原因になります。回し過ぎにご注意ください。mark-gマニホールド配管1. 配管する前に、必ず配管内のフラッシング(圧縮空気の吹き流し)を十分に行なってください。配管作業中に発生した切屑やシールテープ、錆などがバルブに混入すると、空気漏れなどの作動不良の原因となります。2. Pポート集合タイプを使用する場合、Pポートの配管は十分に大きなものを使用し、極力両端面のPポートから供給するようにしてください。3. ハイリリーフタイプは、R(リリーフ)ポートを絞って使用することはできません。また、配管したりマフラを取り付けるときは、排気抵抗が極力小さくなるようにしてください。R(リリーフ)ポートの配管には、φ6×4以上(2個以上を集中排気する場合はφ10×8以上)のチューブを使用し、チューブ長さはなるべく短くしてください。2m以上の長さのチューブを配管することは避けてください。1. 使用流体は空気を使用し、それ以外の流体の場合は、最寄りの弊社営業所へご相談ください。2. マニホールドレギュレータに使用される空気は、劣化したコンプレッサ油などを含まない清浄な空気を使用してください。マニホールドレギュレータの近くにエアフィルタ(ろ過度40μm以下)を取り付けて、ドレンやゴミを取り除いてください。エアフィルタのドレン抜きは定期的に行なってください。注 圧力計を取り付けるときは、配管接続口の六角部にスパナを掛けて締めつけるようにし、ゲージ部には力を加えないでください。ブロックプレート使用しないステーションを閉止するときは、ブロックプレート(注文記号:R050M□-BP,R100M□-BP)を使用してください。MARK-X一般注意事項空気源潤滑無給油で使用できますが、アクチュエータなどが給油を必要とする場合には、タービン油1種(ISO VG32)相当品を使用してください。スピンドル油、マシン油の使用は避けてください。雰囲気1. 流体および雰囲気中に下記のような物質が含まれているときは、使用できません。 有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・酸類。2. 水滴、油滴などがかかる場所や、粉塵が多い場所で使用するときは、カバーなどで保護してください。チェック機構内蔵レギュレータによるシステムアップチェック機構内蔵レギュレータは、1次圧がなくなったときに、内蔵されたチェック弁が開いて圧力のバランスが崩れ、主弁を瞬時に開き2次圧を1次側に逃がします。押側、引側の推力変換エアシリンダの押側、引側の推力が容易に変えられます。推力を必要としない側を低圧で作動させることにより、空気消費量も削減できます。チェック機構内蔵レギュレータKCB0504ZロックFREEロック解除増圧減圧例:押側を強く、引側を弱くする場合 押側空気圧 0.5MPa引側空気圧 0.3MPaチェック機構内蔵レギュレータの2次側圧力が、シリンダ背圧により設定圧力以上に上昇しないようにしてください。チェック機構が正常に作動しないことがあります。(目安として、押側と引側の差圧が0.3MPa以下で使用してください。)14582014_10