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FRZシリーズ エアフィルタ FNZ

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ドキュメント名 FRZシリーズ エアフィルタ FNZ
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このカタログ(FRZシリーズ エアフィルタ FNZ)の内容


Page 1:Catalog No.E4049エアフィルタオイルミストフィルタマイクロオイルミストフィルタFRZシリーズダウンサイジング フィルタエレメントの可視化フィルタエレメント

Page 2:●❶ 注意 ご使用になる前に❼ページの「安全上のご注意」を必ずお読みください。フィルタエレメントの状態確認が容易。フィルタエレメントの可視化コンパクト・構成部品に使用する油分量低減。ショートタイプボウルスタンドアローン(単独使用)に特化した 30シリーズFNZ30エアフィルタMFZ30オイルミストフィルタMFZ40オイルミストフィルタMFZ50オイルミストフィルタMMFZ30マイクロオイルミストフィルタMMFZ40マイクロオイルミストフィルタMMFZ50マイクロオイルミストフィルタFNZ40エアフィルタFNZ50エアフィルタ他のFRZシリーズとの組合せ使用を可能にした40・50シリーズ耐オゾン仕様、NCU仕様(銅系材質不使用)標準対応。幅広い使用環境に対応流量特性向上による小形化(短い面間寸法を実現)。ダウンサイジングエアフィルタ・オイルミストフィルタマイクロオイルミストフィルタ35 40 50エアフ ルタエアフィルタエアフィルタオイルミストフ ルタ イクロオイルミスル トフ ルタFRZシリーズ

Page 3:●❷※弊社製ミストフィルタMF300とオイルミストフィルタMFZ40との比較。注:水滴・ドレンを排出する機能が無いため、水滴・ドレンが混入する空気には使用できません。コンパクト設計ドレンコック仕様ショートタイプボウルボウルガード(オプション)フィルタエレメントの視認性向上流量特性向上によって小形化を実現しています。ドレンコック仕様は、継手付ドレンコック、オートドレン式ドレンコックを選択できます。コンパクトなショートタイプ。また製品に使用する油分量を規制し、2次側への飛散量を低減しています。オプションでボウルガード付を選択できます。透明ホルダおよび流路構造の変化により、エレメントの外側に汚れが付着しますので、使用初期からエレメントの汚れ状態の確認が容易です。オートドレン式NO(ノーマルオープン)NC(ノーマルクローズ)継手付ドレンコックブラケット各フィルタは、全サイズでブラケットを共通化しています。また、iB-Cycloneや他のFRZシリーズとブラケットを共通化しています。フィルタエレメントボウルガード透明ホルダ(樹脂)汚れた状態(例)使用前ボウルガードを装着した状態でエレメントの確認が可能。169.517512256340MFZ40-□-A(オートドレン式)MF300-□-A(オートドレン式 従来品)

Page 4:シリーズ名 仕様 形式配管接続口径Catalog No.M5 Rc1/8 Rc1/4 Rc3/8 Rc1/2M5 01 02 03 04フィルタレギュレータドレンコックなし標準FRZ30 ● ● ●FRZ40 ● ● ●FRZ50 ● ● ●低圧用FRZ31 ● ● ●FRZ41 ● ● ●FRZ51 ● ● ●チェック機構内臓 FRZ32 ● ● ●フィルタレギュレータドレンコック付標準FRZB30 ● ● ●FRZB40 ● ● ●FRZB50 ● ● ●低圧用FRZB31 ● ● ●FRZB41 ● ● ●FRZB51 ● ● ●チェック機構内臓 FRZB32 ● ● ●エアフィルタろ過度5μmFNZ30 ● ●FNZ40 ● ● ●FNZ50 ● ● ●ろ過度40μmFNZ31 ● ●FNZ41 ● ● ●FNZ51 ● ● ●オイルミストフィルタ ろ過度0.3μmMFZ30 ● ●MFZ40 ● ● ●MFZ50 ● ● ●マイクロオイルミストフィルタろ過度0.01μmMMFZ30 ● ●MMFZ40 ● ● ●MMFZ50 ● ● ●レギュレータ標準RZ30 ● ● ●RZ40 ● ● ●RZ50 ● ● ●低圧用RZ31 ● ● ●RZ41 ● ● ●RZ51 ● ● ●チェック機構内臓 RZ32 ● ● ●残圧排気弁 − 50VZ ● ● ● ●iB-Cyclone(水分分離器)−IBCY30 ● ●IBCY40 ● ● ●IBCY50 ● ● ●−FRZ シリーズ・iB-Cyclone 体系表Catalog No.E4047-②PAT. PEND.ア イ ビ ー サ イ ク ロ ン高速サイクロン方式の水分分離器登場!水分分離のイメージ金属カバー付新登場!iB-Cycloneを外部衝撃から保護します!IBCY50-□-□-BGIBCY40-□-□-BGBCY40-□-□-B付新登場IBCY50-□-□-BGNo.E4047Catalog No.E4044-③新世代フィルタレギュレータ自由な取付姿勢ドレン除去機能を廃止して、取付姿勢が自由操作性の向上ハンドルの操作性が向上、ボウルの脱着も容易レギュレータRZ5035 40 50ダウンサイジング!短い面間寸法を実現従来品との比較(R600)レギュレータRZ40レギュレータRZ30No.E4044Catalog No.E4048-②FRZBフィルタレギュレータダウンサイジング短い面間寸法を実現操作性の向上ハンドルの操作性が向上、ボウルの脱着も容易水滴・ドレン除去機能付No.E4048Catalog No.E4049エアフィルタオイルミストフィルタマイクロオイルミストフィルタFRZシリーズダウンサイジング フィルタエレメントの可視化フィルタエレメントNo.E4049Catalog No.E4044-③新世代フィルタレギュレータ自由な取付姿勢ドレン除去機能を廃止して、取付姿勢が自由操作性の向上ハンドルの操作性が向上、ボウルの脱着も容易レギュレータRZ5035 40 50ダウンサイジング!短い面間寸法を実現従来品との比較(R600)レギュレータRZ40レギュレータRZ30No.E4044●❸

Page 5:●❹モジュールによるシステムアップ!Dモジュールや各種モジュールなどを使用して用途にあわせた最適なシステムを構成できます。FRZBフィルタレギュレータRZレギュレータFNZエアフィルタMFZオイルミストフィルタMMFZマイクロオイルミストフィルタiB-CycloneRZレギュレータRZレギュレータFRZフィルタレギュレータFNZエアフィルタMFZオイルミストフィルタMFZオイルミストフィルタiB-CycloneFNZエアフィルタMFZオイルミストフィルタMMFZマイクロオイルミストフィルタFNZエアフィルタMFZオイルミストフィルタMMFZマイクロオイルミストフィルタFNZエアフィルタMFZオイルミストフィルタMFZオイルミストフィルタFNZエアフィルタFRZBフィルタレギュレータMFZオイルミストフィルタ1.各種組合せ例2.フィルタモジュール組合せ例注:モジュール化できるのはボディサイズ40と50シリーズのみです。ボディサイズ30シリーズは組み合わせてモジュール化することはできません、単独使用専用です。

Page 6:ボディサイズ 40シリーズ 50シリーズ形式 FRZ(B)40 IBCY40 FNZ40 MFZ40 MMFZ40 RZ40 FRZ(B)50 IBCY50 FNZ50 MFZ50 MMFZ50 RZ50 50VZ40シリーズFRZ(B)408Z-F(Fモジュール)8Z-D(Dモジュール ブラケット付)8Z-T□(Tモジュール)8Z-DT□(DTモジュール ブラケット付)8Z-S□(Sアダプタ)8Z-DS□(DSアダプタブラケット付)8Z-PS□(圧力スイッチモジュール)8Z-DPS□(圧力スイッチモジュール ブラケット付)IBCY40FNZ40MFZ40MMFZ40RZ4050シリーズFRZ(B)50IBCY50FNZ50MFZ50MMFZ50RZ5050VZモジュール・アダプタの形式一覧ボディサイズ40, 50シリーズ用モジュールできる機器の一覧組合せ例注:モジュール化できるのはボディサイズ40と50シリーズのみです。ボディサイズ30シリーズは組み合わせてモジュール化することはできません、単独使用専用です。モジュール・アダプタボディサイズFモジュール Dモジュール Tモジュール DTモジュール Sアダプタ DSアダプタ 圧力スイッチモジュール 圧力スイッチモジュール連結用連結用(ブラケット付)分岐用分岐用(ブラケット付)配管サイズ変換用配管サイズ変換用(ブラケット付)モジュール取付専用モジュール取付専用(ブラケット付)40シリーズ50シリーズ8Z-F 8Z-D 8Z-T□ 8Z-DT□ 8Z-S□ 8Z-DS□ 8Z-PS□ 8Z-DPS□圧力スイッチモジュールTモジュールFモジュールDモジュールフィルタレギュレータ残圧排気弁●❺(連結用、ブラケット付)(水分分離器)(連結用)(分岐用)(ブラケット付)

Page 7:スタンドアローン(単独使用)に特化した30シリーズ組合せ使用を可能にした40・50シリーズ関連製品のご案内レギュレータRZ30フィルタレギュレータFRZ30フィルタレギュレータFRZB30CMZ550 CMZ550-VレギュレータRZ40フィルタレギュレータFRZ50フィルタレギュレータFRZB50レギュレータRZ50フィルタレギュレータFRZ40フィルタレギュレータFRZB40水滴・ドレン除去完了後のラインに最適!詳細についてはホームページをご覧ください。http://www.koganei.co.jp簡易的な水滴・ドレン除去機能をコンパクトに内蔵!iB-Cycloneとのコンビネーション!●❻

Page 8:●❼安全上のご注意 ご使用になる前に必ずお読みください。機種の選定および当該製品のご使用前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。以下に示す注意事項は、製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産の損害を未然に防止するためのものです。ISO4414(Pneumatic fluid power - General rules and safety requirements for systems and their components)、JIS B 8370(空気圧システム通則)およびその他の安全規則と併せて必ず守ってください。危 険警 告■当該製品は、一般産業機械用部品として、設計、製造されたものです。■機器の選定および取扱いにあたっては、システム設計者または担当者等十分な知識と経験を持った人が必ず「安全上の注意」、「カタログ」、「取扱説明書」等を読んだ後に取り扱ってください。取扱いを誤ると危険です。■「取扱説明書」等をお読みになった後は、当該製品をお使いになる方がいつでも読むことができるところに、必ず保管してください。■「取扱説明書」等は、お使いになっている当該製品を譲渡されたり貸与される場合には、必ず新しく所有者となられる方が安全で正しい使い方 を知るために、製品本体の目立つところに添付してください。■この「安全上のご注意」に掲載しています危険・警告・注意はすべての場合を網羅していません。カタログ、取扱説明書をよく読んで常に安全を第一に考えてください。危 険明らかに危険が予見される場合を表わします。表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。警 告直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。表示された危険を回避しないと、死亡もしくは重傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。注 意直ちに危険が存在するわけではないが、状況によって危険となる場合を表わします。表示された危険を回避しないと、軽度もしくは中程度の傷を負う可能性があります。または財産の損傷、損壊の可能性があります。お願い 負傷する等の可能性はないが、当該製品を適切に使用するために守っていただきたい内容です。指示事項は危険度、障害度により「危 険」、「警 告」、「注 意」、「お願い」に区分けしています。 ●下記の用途に使用しないでください。 1.人命および身体の維持、管理等に関わる医療器具 2.人の移動や搬送を目的とする機構、機械装置 3.機械装置の重要保安部品 当該製品は、高度な安全性を必要とする用途に向けて企画、設計されていません。人命を損なう可能性があります。●発火物、引火物等の危険物が存在する場所で使用しないでください。当該製品は防爆形ではありません。発火、引火の可能性があります。●製品を取り付ける際には、必ず確実な保持、固定(ワークを含む)を行なってください。製品の転倒、落下、異常作動等によって、ケガをする可能性があります。●製品は絶対に改造しないでください。異常作動によるケガの原因になります。●製品の基本構造や性能・機能に関わる不適切な分解組立、修理は行なわないでください。ケガの原因になります。●製品に水をかけないでください。水をかけたり、洗浄したり、水中で使用したりすると、異常作動によるケガなどの原因になります。●製品の作動中は、所定の操作以外は手を触れたり身体を近づけたりしないでください。また、作動中の製品に内蔵または付帯する機構(配管チューブや封止プラグの離脱、製品の取付位置調節等)の調節作業を行なわないでください。 製品の落下、異常作動によって、ケガをする可能性があります。●弊社製品は多様な条件下で使用されるため、そのシステムの適合性の決定は、システム設計の責任者が十分に評価した上で行なってください。 システムの所期の性能、安全性の保証は、システムの適合性を決定した設計者の責任になります。最新のカタログ、技術資料により、仕様の内容を十分に検討評価し、機器の故障の可能性について考慮していただき、フェイルセーフ等の安全性・信頼性を確保したシステムを構成してください。●製品の仕様範囲外では使用しないでください。仕様範囲外で使用すると、製品の故障、機能停止や破損の原因となります。また著しい寿命の低下を招きます。●製品にエアや電気を供給する前および作動させる前には、必ず機器の作動範囲の安全確認を行なってください。不用意にエアや電気を供給すると、作動部との接触によりケガをする可能性があります。●製品は火中に投じないでください。製品が破裂したり、有毒ガスが発生したりする可能性があります。●製品の上に乗ったり、足場にしたり、物を置いたりしないでください。転落事故、製品の転倒、落下によるケガ、製品の破損、損傷による誤作動、暴走等の原因になります。●製品に関わる保守点検、整備、または交換等の各種作業は、必ずエアとの接続を完全に遮断して、製品および製品が接続されている配管内の圧力が大気圧になったことを確認してから行なってください。特にコンプレッサとエアタンクには、圧力が残留していますので注意してください。 配管内に圧力が残留していると、アクチュエータが不意に動くなどして、ケガをする可能性があります。 ●非常停止、停電などシステムの異常時に、機械が停止する場合、装置の破損・人身事故などが発生しないよう、安全回路あるいは装置の設計をしてください。●製品の配管は「カタログ」等で確認しながら正しく行なってください。誤った配管をするとアクチュエータ等の異常作動の原因になります。●配管終了後、エアを供給する前に回路に誤りがないか確認してください。●仕様表に示す流体以外は使用しないでください。仕様外の流体を使用すると短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。●48時間以上の作動休止および保管後の初回作動時には、摺動部に固着現象が発生する可能性があり、機器に作動の遅れや急激な動きを引き起こします。初回作動時には試し作動をして正常な動きを確認してから使用してください。●直射日光(紫外線)のあたる場所、高温多湿の場所、塵埃、塩分、鉄粉のある場所、使用流体および雰囲気中に有機溶剤、リン酸エステル系作動油、亜硫酸ガス、塩素ガス、フロンガス、オゾン、酸類、アルカリ類等の腐食性流体が含まれている時は、使用しないでください。短期間での機能停止、急激な性能低下もしくは寿命の低下を招きます。なお材質については各主要部材質を参照してください。●低頻度(30日超える)での使用は、摺動部に固着現象が発生する可能性があり、機器に作動の遅れや急激な動きを引き起こしケガの可能性があります。最低作動頻度として30日に1回は試し作動をして正常な動きを確認してください。●海浜直射日光下や水銀燈付近などやオゾンの発生する装置近くで使用しないでください。オゾンによるゴム部品の劣化で性能・機能の低下や機能停止の原因になります。●周囲に熱源があり、輻射熱を受ける場所では使用しないでください。

Page 9:●❽安全上のご注意●下記の事項を必ずお守りください。1. 当該製品を使用して空気圧システムを組む場合は弊社の純正部品または適合品(推奨品)を使用すること。保守整備等を行なう場合、弊社純正部品、または適合品(推奨品)を使用すること。所定の手段・方法を守ること。2. 製品の基本構造や性能・機能に関わる、不適切な分解組立は行なわないこと。安全上のご注意全般についてお守りいただけない場合は、弊社は一切の責任を負えません。その他お願い●「カタログ」、「取扱説明書」等に記載のない条件や環境での使用、および航空施設、燃焼装置、娯楽機械、安全機器、その他人命や財産に大きな影響が予測されるなど、特に安全性が要求される用途への使用をご検討の場合は、定格、性能に対し余裕を持った使い方やフェイルセーフ等の安全対策に十分な配慮をしてください。なお、必ず弊社営業担当までご相談ください。●機械装置等の作動部分は、人体が直接触れることがないように防護カバー等で隔離してください。●停電時にワークが落下するような制御を構成しないでください。 機械装置の停電時や非常停止時における、ワーク等の落下防止制御を構築してください。●製品を扱う場合は、必要に応じて保護手袋、保護メガネ、安全靴等を着用して安全を確保してください。●製品が使用不能、または不要になった場合は、産業廃棄物として適切な廃棄処理を行なってください。●空気圧機器は寿命による性能・機能の低下があります。空気圧機器は日常点検を実施し、システム上必要な機能を満たしていることを確認して未然に事故を防いでください。●製品に関してのお問い合わせは、最寄りの弊社営業所または技術サービスセンターにお願いいたします。住所と電話番号はカタログの巻末に表示してあります。注 意●製品の取付けには、作業スペースの確保をお願いします。作業スペースの確保がされないと日常点検や、メンテナンスなどができなくなり装置の停止や製品の破損につながります。●重量のある製品の運搬、取付け時は、リフトや支持具で確実に支えたり、複数の人により行なう等、人身の安全を確保して十分に注意して行なってください。●製品の上に乗ったり、足場にしたり、物を置いたりすることにより本体への傷、打痕、変形を与えないでください。製品の破損、損傷による作動停止や性能低下の原因になります。●据付け・調整等の作業をする場合は、不意にエア・電源等が入らないように作業中の表示をしてください。不意にエア源・電源等が入ると感電や突然の作動によりケガをする可能性があります。●取り扱いの際に叩いたり落としたり、ぶつけたりして過大な衝撃を加えないようにしてください。外観が破損していなくても、内部が破損し誤作動する可能性があります。●摺動部への潤滑は指定潤滑剤を使用してください。使用材質の物性変化、劣化の原因や、機能の低下を招きます。●露点温度がマイナス20度を超える乾燥空気を使用する場合は、使用潤滑油の質が変化する可能性があります。性能の低下や機能停止等の原因になります。保証および免責事項1. 保証期間 弊社製品についての保証期間は、製品納入後12ヵ月以内です。2. 保証の範囲および免責事項(1)弊社製品の保証は製品単体の保証です。弊社および正規販売店・代理店で購入された製品が、保証期間内に弊社の責により故障が生じた場合には、無償修理もしくは無償交換をいたします。また保証期間内であっても、製品には作動回数など寿命を定めているものがありますので、最寄りの弊社営業所または技術サービスセンターにご確認ください。(2)弊社製品の故障および機能低下、性能低下により誘発された損害、もしくはそれに起因した他の機器の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。(3)弊社カタログおよび、取扱説明書に記載されている製品仕様の範囲を超えた使用や保管、および取付、据付、調整、保守等の注意事項に記載された以外の行為がされた場合の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。(4)弊社の責任以外での火災や、天災、第三者による行為、お客様の故意または、過失等により弊社製品が故障した場合の損害に関しては、弊社は一切責任を負いません。

Page 10:MPa0.10.20.30.40.80.20.4 0.60 1.0MPaSUPOPEN取扱い要領と注意事項❾●選定各製品の選定は、個別の「取扱い要領と注意事項」、「仕様」、「各種特性」、「寸法図」、技術資料などをご覧いただき、正しく行なってください。●取付け(据付け)姿勢・保持・固定1. 各製品の本体・配管部に、曲げモーメント・ねじりモーメントをかける取付け(据付け)はできません。●異物の混入防止1. 配管前にエアブロー(フラッシング)および洗浄を十分に行なって、配管内部の切粉・切削油・ゴミなどの異物を除去してください。2. 鋼管・継手などをねじ込む場合は、配管ねじの切粉・シールテープなどの異物が配管内部に混入しないようにしてください。3. シールテープはねじ山を1.5 ∼ 2山残して、下図に示す方向に巻いてください。液状シール剤を使用する場合も、同様に1.5 ∼ 2山残して、適量を塗布してください。●メンテナンススペースの確保保守点検・保守作業に必要なスペースを確保してください。各製品のメンテナンススペースは、個別の寸法図をご覧ください。●鋼管・継手などの取付け本体アルミダイカスト部分の配管ねじ部に鋼管・継手などを取り付ける場合は、弊社規定の推奨締付トルクで締め付けてください。2. 下図に示すような片持ち固定の配管は避けてください。外部配管類は別に支持してください。設計・選定取付け(据付け)・配管注曲げモーメント・ねじりモーメントをかけると、製品が破損する原因になります。注確実な保持・固定をしないと、製品の転倒・落下・異常作動などによってケガをする原因になります。注OUT(2次)側配管によるモーメントによって、製品配管接続部が破損する原因になります。注メンテナンススペースを確保しないと、ボウルアセンブリを外すことができなくなって、エレメントを交換することができません。また、保守点検ができなくなって、装置が停止したり、製品が破損したりする原因になります。注過剰なトルクでの締付けは、製品が破損したり、作業者・使用者がケガをしたりする原因になります。注配管内部に異物が混入すると、製品が故障したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。MPa0.10.20.30.40.80.20.4 0.60 1.0MPaSUPOPEN3. 各製品は、ブラケットなどを使用して取り付けてください。4. 各製品を取り付ける(据え付ける)場合は、必ず確実な保持・固定をしてください。接続ねじ 1/8 1/4 3/8 1/2トルク 7∼9 12∼14 22∼24 28∼30N・m推奨締付トルクMPa0.10.20.30.40.80.20.4 0.60 1.0MPaSUPOPEN2山位 間をあける 2山位 間をあける巻く方向シールテープ液状シール剤注シールテープやシール剤が鋼管や継手の先端にあると、ねじ込むときに小片が配管内部に入ったり、エアが漏れたりする原因になります。※図はFRZBフィルタレギュレータの例です。※図はFRZBフィルタレギュレータの例です。※図はFRZBフィルタレギュレータの例です。

Page 11:注液状シール剤が付着すると、ポリカーボネートの部品が破損する原因になります。4. 液状シール剤を使用する場合は、ポリカーボネートの部品(フィルタのボウル)に液状シール剤が付着しないようにしてください。4. 振動の伝播がある場合は、鋼管配管などの剛性がある配管を避けてください。フレキシブルチューブなどを使用して、振動の伝播を受けないようにしてください。●使用流体1. 供給流体は清浄空気を使用してください。清浄空気以外の使用を検討する場合は、必ず最寄りの弊社営業所または技術サービスセンターへご相談ください。・MFZの場合 早期目詰りを避けるため、1次側にFNZ エアフィルタを設置してください。・MMFZの場合 早期目詰りを避けるため、1次側にMFZ オイルミストフィルタを設置してください。2. ドレンコック仕様(-A、-C、-N)の場合、過度の水滴・ドレンが混入する空気の使用は避けてください。3. ドレンコック仕様(-S)の場合、水滴・ドレンを排出する機能が無いため、水滴・ドレンが混入する空気には使用できません。4. 水滴・ドレンが混入する空気を使用する場合、または混入する可能性がある空気を使用する場合は、iB-Cycloneを使用して、確実に水滴・ドレンを除去することを推奨します。5. 使用流体の衝撃圧・脈動がある場合は、製品の使用を避けてください。●使用流体・使用環境1. 使用流体温度・周囲雰囲気温度は仕様の範囲内で使用してください。●使用環境1. 直射日光(紫外線)があたる場所、高温多湿の場所、塵埃・塩分・鉄粉がある場所では、製品の使用を避けてください。2. 水滴・油滴などがかかる場所や、粉塵が多い場所で使用する場合は、カバーなどで保護してください。3. 外部から振動・衝撃が加わる環境では、製品の使用を避けてください。2. 製品の2次側で配管内部に結露・結霜が発生しないように、冷凍式エアドライヤ・アフタークーラなどを介して、使用流体の露点温度は周囲雰囲気温度よりも低くしてください。3. 使用流体・周囲雰囲気中に有機溶剤・リン酸エステル系作動油・亜硫酸ガス・塩素ガス・フロンガス・オゾン・酸類・アルカリ類などの腐食性が含まれている場合は、使用できません。4. フィルタのボウルの材質はポリカーボネートです。3.に記載のガス・液体およびねじロック剤・漏れ検知液・熱水などが存在する雰囲気や付着する場所、または紫外線が直接照射される場所では使用できません。詳細は ページの参考資料をご覧ください。使用流体・使用環境注仕様範囲外の使用流体温度・周囲雰囲気温度で使用すると、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注過度の水滴・ドレンが混入した空気を使用すると、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注水滴・ドレンが混入した空気を使用すると、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注使用流体の衝撃圧・脈動は、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注製品本体内部に結露・結霜が発生した場合は、露や霜が2次側に飛散する可能性があります。注3.に記載している使用流体・使用環境で使用すると、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注外部からの振動・衝撃は、構成部品が破損する原因になります。●使用方法各製品は、個別の「取扱い要領と注意事項」をご覧いただき、正しく使用してください。●メンテナンス(保守点検)1. 空気圧機器は寿命によって性能・機能が低下します。空気圧機器は日常点検を実施して、システム上必要な機能を満たしていることを確認することで、事故を未然に防いでください。2. 主要なメンテナンス項目・メンテナンス用部品の交換方法は、個別の「取扱い要領と注意事項」をご覧ください。3. シールキットを使用する場合は、製品の分解・再組立が必要です。使用・保守点検注 分解・再組立を行なった製品は保証外になります。

Page 12:●圧力発生源への直接取付け製品を圧力発生源に直接取り付けて使用しないでください。使用する場合は、固形物・油分・温度の対策を十分に行なってください。●水滴・ドレン除去機能FRZシリーズのエアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタでは水滴・ドレン除去を確実に行なう事は出来ません。●除湿エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタで、除湿することはできません。設計・選定注対策を行なわないと、短期間で製品の機能が停止したり、製品の性能・寿命が低下したりする原因になります。注確実な水滴・ドレン除去を行なう場合は、iB-Cycloneを使用してください。注除湿が必要な場合は、2次側に膜式エアドライヤなどを設置してください。過度の油分・固形物不可使用温度範囲以上の雰囲気・流体不可スクリューコンプレッサレシプロコンプレッサ圧力発生源●取付け(据付け)姿勢エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタは、ドレン排出口を下にして鉛直に取り付けて(据え付けて)ください。●流れ方向1. エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタはINポート(1次)側からOUTポート(2次)側に使用流体が流れるように接続してください。2. エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタの1次側ポート・2次側ポートは、製品に設けられているフローマークで識別してください。●配管作業エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタのINポート・OUTポートに鋼管・継手などを取り付ける場合は、製品に配管荷重および過度のトルクがかからないようにしてください。配管を締め付ける場合は、本体を保持して、❾ページの推奨締付トルクで締め付けてください。●フローマークエアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタのフローマークと使用流体の流れ方向の関係は下図をご覧ください。●ブラケットの取付けブラケットを取り付ける場合は、以下の順序で行なってください。① ブラケットを取り外す。② 取付リングをねじ込む。注INポート(1次)側・OUTポート(2次)側を逆にして接続すると、製品が機能しなかったり、破損したりする原因になります。注ホルダ・ボウルアセンブリに無理な力や衝撃がかかると、構成部品が破損する原因になります。取付け(据付け)・配管注 取付リングは5.0N・m以下で締め付けてください。フローマーク本体FNZ3□MFZ30MMFZ30FNZ4□,FNZ5□MFZ40,MFZ50MMFZ40,MMFZ50IN OUTIN OUT●取付リング1. 取付リングは5.0N・m以下で締め付けてください。2. 取付リングの締め付け作業に工具を使用する場合は、取付リングの対辺を確実に把持してください。注取付リングを過剰なトルクや不十分な把持状態で締め付けると、構成部品が破損する可能性があります。取扱い要領と注意事項

Page 13:●透明樹脂部品(ホルダ・ボウルアセンブリ)1. 透明樹脂部分のクラック・傷・その他の劣化を検出するために、定期的な点検を行なってください。クラック・傷・その他の劣化を検出した場合は、直ちに使用を停止してください。2. ボウルにクラック・傷・その他の劣化が見られた場合には、破壊の原因になりますので、新しいボウルアセンブリと交換してください。使用・保守点検注 クラック・傷・その他の劣化はボウルが破損する原因になります。7. ボウルの汚れや透明度の低下が著しい場合は、新しいボウルアセンブリと交換してください。ボウル・ホルダを洗浄する場合は、希釈した家庭用中性洗剤で洗浄して、洗浄後に洗剤を水で洗い流してください。ボウル・ホルダ材質の耐薬品性は、 ページの参考資料をご覧ください。8. シールキット・エレメント・ボウルアセンブリを交換する場合は、構成部品を紛失しないように注意してください。9. シールキット・エレメント・ボウルアセンブリを交換する場合は、ページをご覧ください。●ドレンコックの操作1. ドレンコックの操作は手で行なってください。2. ドレンコックを操作する場合は、以下の順序で行なってください。 ① ドレンコックを表示「O」の方向に回す。 ② 水滴・ドレンを排出後、ドレンコックを表示「S」の方向にカクッとロックするまで回す。3. ドレンコックを開ける場合は、閉めた状態から100°以上回さないでください。水抜き 止める閉開ドレンコック注 100°以上回すとドレンコックが破損する原因になります。注 バーブ継手が横荷重によって破損する原因になります。●油分・ドレンの処理1. オートドレンなし(-N)を使用する場合は、水滴・ドレンの量が下図左の上限レベルを超える前に、必ず水抜きをしてください。2. オートドレン式(-A・-C)を使用する場合は、1次側に溜まった水滴・ドレンが一気に流れ込んで、下図右の上限レベルを超えないようにしてください。3. オートドレンの作動原理は、 ページの参考資料「オートドレン式の作動説明」をご覧ください。4. ドレンコックのバーブ継手には、内径φ4mmのチューブを接続することができます。チューブの接続作業は、ドレンコックが閉まっている(ロックしている)ことを確認してから行なってください。5. ドレンコックのバーブ継手に接続するチューブは、切断面が直角になるように切断して、下図のように奥まで差し込んでください。 また装着後、チューブを軽く引いて、抜けないことを確認してください。6. ドレンコックのバーブ継手に接続するチューブを、バーブ継手付近で極端に曲げたり、こじったりすることは避けてください。注水滴・ドレンの量が下図左の上限レベルより多量になると、水滴・ドレン除去機能が大幅に低下します。注水滴・ドレンの量が下図左の上限レベルを超えると、オートドレンが作動不良になる可能性があります。チューブ立ち上がり配管は不可水滴・ドレンの上限レベル-A・-Cの場合水滴・ドレンの上限レベル-Nの場合●ボウルアセンブリの取付け・取外し1. ボウルアセンブリを取り付ける(取り外す)場合は、必ず製品内部の圧力を抜いてから作業を行なってください。2. ボウルアセンブリを取り付ける(取り外す)場合は、下図に示す方法で行なってください。3. ボウルアセンブリの取付け・取外しは、ガードボタンを把持して行なってください。注ボウルガード付の場合は、ボウルガードを把持すると、ボウルガードが脱落する可能性があります。4. ボウルアセンブリの取付け・取外しは、内部構成部品に接触しないように、鉛直方向に行なってください。下げる12左に回転するボウル右に回転してねじ込むボウルの取外し ボウルの取付けガードボタンガードボタンがカチッと上側にロックされるまで回転させてください。

Page 14:●ボウルガードの取外し・取付け1. ボウルガードの取付け・取外しは、必ず製品内部の圧力を抜いてから作業を行なってください。2. ボウルガードを取り外す(取り付ける)場合は、下図に示す方法で行なってください。3. ボウルガードを取り付ける場合は、上図と逆の手順で行なってください。注 エレメントの寿命は、INポート(1次)側に供給するエアの質によって変わります。INポート(1次)側に供給するエアに異物などが多く含まれる場合は、INポート(1次)側にプレフィルタを設置したり、エレメントの交換時期を早く設定したりしてください。目安として、エレメントの交換時期は使用開始後1年です。●シールキット・エレメント・ボウルアセンブリの交換1. シールキット・エレメント・ボウルアセンブリの交換作業は、エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタを取り外して、作業台などの上で行なってください。2. エアフィルタ・(マイクロ)オイルミストフィルタのエレメントは定期的に交換してください。●分解、組立参考図注 分解、再組立を行なった製品は保証外になります。注 構成部品は必ず正しく組み込んでください。Oリング小本体※Oリング中※Oリング大※Oリング大※エレメント下側樹脂部の色アイボリー:MFZ□用グレー:MMFZ□用ボウルアセンブリホルダアセンブリトップキャップ色:アイボリーボトムキャップボトムキャップの色アイボリー:5μm用グレー:40μm用エアフィルタFNZ□の場合(分離形構造)①②①②※印はシールキットの構成部品です。FNZ□・MFZ□・MMFZ□ツメの部分ボウルガード凹部ツメの部分ボウルガードを90°右へ回転させてツメの部分を凹部に入れるボウルガードを下へ移動して外す取扱い要領と注意事項

Page 15:NOタイプ NCタイプ無加圧時無加圧時は水排出部が開放状態になっているので、水は自然排出されます。無加圧時も水排出部が閉状態なので、水は排出されません。注:無加圧時に水を排出しませんので、無加圧(低圧)時でも水が多く出る箇所では、手動による水排出が必要な場合があります。加圧時最 低 作 動 圧(0.15MPa)以 上の圧力が充填されるまでは、水排出部からエアと共に水が一時的に排出されます。最低作動圧以上の圧力が 充填された後、エアと水は止まります。注:最低作動圧以上の圧力に昇圧されるまではエアの排気があるため、吐出流量の小さなコンプレッサでは圧力の充填がされない場合があります。無加圧時と同じく、水排出部は閉状態なので水は排出されません。水排出時ボウル内に水が一定高さまで溜まるとフロートが上がり、水を自動的に排出します。注:ドレンツマミを左に回せば、手動でも排出できます。詳細は、ページをご覧ください。ボウル内に水が一定高さまで溜まるとフロートが上がり、水を自動的に排出します。注1:オートドレンの作動には、供給圧が必要です。供給圧は0.15MPa以上を確保してください。 2:ドレンツマミを左に回せば、手動でも排出できます。詳細は、ページをご覧ください。水排出終了時水が排出されるとフロートが下がり、水排出部は閉状態となり水の排出が止まります。水が排出されるとフロートが下がり、水排出部は閉状態となり水の排出が止まります。フロートフロートボウルボウルドレンツマミドレンツマミタイプ状態●オートドレン式の作動説明開開閉閉閉開閉閉

Page 16:取扱い要領と注意事項●エアフィルタ ドレン・ゴミの除去原理●(マイクロ)オイルミストフィルタ 油分・ゴミの除去原理フィルタエレメントフィンボウルOUT(2次)側IN(1次)側ボウルフィルタエレメントOUT(2次)側IN(1次)側① エレメントによって、INポート(1次)側から供給した空気とゴミを分離します。② ドレンはフィンで発生した旋回流による遠心分離により凝集されて、ボウルに溜まります。③ ドレン・ゴミを分離した空気は、フィルタエレメント上部を通ってOUTポート(2次)側に流れます。① エレメントによって、INポート(1次)側から供給した空気・油分とゴミを分離します。② 油分はフィンで発生した旋回流による遠心分離により凝集されて、ボウルに溜まります。③ 油分を分離した空気は、フィルタエレメント上部を通ってOUTポート(2次)側に流れます。

Page 17:参考資料●耐薬品性について下表に示す薬品は、樹脂製の部品を劣化させます。そのためフィルタのボウルやホルダなどが破損して事故の原因になる場合があります。下表の薬品が圧縮空気や、雰囲気中に含まれる場合や、薬品が付着する場所では使用できません。なお、下表以外の薬品についてもすべて耐薬品性があるわけではありません。種類 分類 薬品名 使途例無機化合物酸 塩酸、硫酸、硝酸、フッ素、りん酸、クロム酸 金属の酸洗い油、酸性脱脂液、皮膜処理液アルカリカ性ソーダ、カ性カリ、消石灰、アンモニア水、炭酸ソーダ金属アルカリ性脱脂液無機塩類硫化ソーダ、硝酸カリ、重クロム酸カリ、硝酸ソーダ染料、防錆剤有機化合物芳香族炭化水素ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、スチレン塗料シンナー(ベンゼン、トルエン、キシレン)塩素化脂肪族炭化水素塩化メチル、塩化エチレン、塩化メチレン、塩化アセチレン、クロロホルム、トリクレン、バークレン、四塩化炭素有機溶剤系金属洗浄剤(トリクレン、バークレン、四塩化炭素)塩素化芳香族炭化水素クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、六塩化ベンゼン(BHC)農薬石油成分 ソルベント、ナフサ、ガソリン 燃料アルコールメチルアルコール、エチルアルコール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール凍結防止剤フェノール 石炭酸、クレゾール、ナフトール 消毒液エーテルメチルエーテル、メチルエチルエーテル、エチルエーテルブレーキ油添加剤、洗剤ケトンアセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、アセトフェノンクリーニング液カルボン酸ギ酸、酢酸、ブチル酸、アクリル酸、シュウ酸、フタル酸染色材、アルミ処理剤(シュウ酸)、塗料の基材(フタル酸)フタル酸エステルフタル酸ジメチル(DMP)、フタル酸ジエチル(DEP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジオクチル(DOP)潤滑油、合成作動油、防錆油の添加剤、合成樹脂の可塑剤オキシ酸 グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸 食品防腐剤、酸味料ニトロ化合物ニトロメタン、ニトロエタン、ニトロエチレン、ニトロベンゼン塗料溶剤、爆薬アミンメチルアミン、ジオクチルアミン、エチルアミン、アリニン、アセトアニリドブレーキ油添加剤ニトリルアセトニトリル、アクリロニトリル、ベンズニトリルニトリルゴムの材料

Page 18:注文記号FNZエアフィルタ本体 配管接続口径形式 Rc1/8 Rc1/4 Rc3/8 Rc1/230 01 0240 01 02 0350 02 03 0431 01 0241 01 02 0351 02 03 04捕集粒径5μm捕集粒径40μmブラケット無記入 ブラケットなしB ブラケット付エアフィルタ表示記号仕様FNZ30•FNZ31FNZ40•FNZ41FNZ50•FNZ51注1:オプションでオートドレンを選択する場合は、0.15MPa以上の供給圧力を確保してください(オートドレンの作動には供給圧力が必要です)。 2:各種オプションの詳細は、注文記号欄および 、 ページをご覧ください。ドレンコック仕様A オートドレン式ドレンコックNOタイプC オートドレン式ドレンコックNCタイプN 継手付ドレンコックS ドレンコックなし(ショートタイプ)ボウルガード仕様無記入 ボウルガードなしPG ボウルガード付注項目 形式 FNZ30 FNZ31 FNZ40 FNZ41 FNZ50 FNZ51使用流体 空気配管接続口径 Rc1/8、Rc1/4 Rc1/8、Rc1/4、Rc3/8 Rc1/4、Rc3/8、Rc1/2最高使用圧力 MPa 1.0保証耐圧力 MPa 1.5使用温度範囲(雰囲気および使用流体) ℃ 5 ∼ 60(ただし結露なきこと)ろ過度 μm 5 40 5 40 5 40ドレン貯容量(-Nの場合) mℓ 13 16 27主要部材質本体 アルミ合金ダイカストホルダ ポリエチレンテレフタレートボウル ポリカーボネイトフィルタエレメント 不織布ブラケット 鋼板(無電解ニッケルめっき)質量(標準仕様・最大配管接続口径の場合) kg 0.14 0.19 0.29オプション注1、注2 オートドレン(NO・NC)、ボウルカード(樹脂製・組込み)、ブラケット(部品添付)注:-S ドレンコックなし(ショートタイプ)にはありません。

Page 19:内部構造流量特性フィルタエレメントバッフルフィンドレンツマミ本体ホルダガードボタンボウル1次側圧力0.1MPa1次側圧力 0.1MPa1次側圧力0.1MPa1次側圧力0.1MPa1次側圧力0.1MPa1次側圧力0.1MPa1次側圧力0.1MPa0.5MPa0.5MPa0.5MPa0.5MPa0.3MPa0.3MPa 0.3MPa0.5MPa0.3MPa1次側圧力0.1MPa0.5MPa0.3MPa0.5MPa0.3MPa0.3MPa 0.5MPa0.3MPa0.7MPa0.7MPa0.7MPa0.7MPa0.7MPa0.7MPa0.7MPa 0.7MPaMPa MPa MPaMPa MPa MPaMPa MPa圧力降下圧力降下ℓ/min (ANR)流量ℓ/min (ANR)流量圧力降下圧力降下ℓ/min (ANR)流量ℓ/min (ANR)流量圧力降下圧力降下ℓ/min (ANR)流量圧力降下ℓ/min (ANR)流量圧力降下ℓ/min (ANR)流量ℓ/min (ANR)流量FNZ30-01,FNZ31-01 FNZ40-01,FNZ41-01 FNZ50-02,FNZ51-02FNZ30-02,FNZ31-02 FNZ40-02,FNZ41-02 FNZ50-03,FNZ51-03FNZ40-03,FNZ41-03 FNZ50-04,FNZ51-040 200 400 600 800 100000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.1000.020.040.060.080.100 200 400 600 800 1000 0 500 1000 1500 20000 500 1000 1500 20000 1000 2000 30000 1000 2000 30000 500 1000 1500 2000 0 1000 2000 3000FNZ3□FNZ4□FNZ5□

Page 20:注文記号MFZオイルミストフィルタ本体 配管接続口径形式 Rc1/8 Rc1/4 Rc3/8 Rc1/230 01 0240 01 02 0350 02 03 04ブラケット無記入 ブラケットなしB ブラケット付オイルミストフィルタ表示記号仕様MFZ30MFZ40MFZ50注1:1次側オイルミスト濃度30mg/m3時の値。 2:1次側圧力0.7MPa、圧力降下0.01MPa時(最大配管接続口径)の最大流量です。最大流量値は1次圧および2次圧の関係により変動します。 3:オプションでオートドレンを選択する場合は、0.15MPa以上の供給圧力を確保してください(オートドレンの作動には供給圧力が必要です)。 4:各種オプションの詳細は、注文記号欄および 、 ページをご覧ください。ドレンコック仕様A オートドレン式ドレンコックNOタイプC オートドレン式ドレンコックNCタイプN 継手付ドレンコックS ドレンコックなし(ショートタイプ)ボウルガード仕様無記入 ボウルガードなしPG ボウルガード付注注:-S ドレンコックなし(ショートタイプ)にはありません。項目 形式 MFZ30 MFZ40 MFZ50使用流体 空気配管接続口径 Rc1/8、Rc1/4 Rc1/8、Rc1/4、Rc3/8 Rc1/4、Rc3/8、Rc1/2最高使用圧力 MPa 1.0保証耐圧力 MPa 1.5使用温度範囲(雰囲気および使用流体) ℃ 5 ∼ 60(ただし結露なきこと)ろ過度 μm 0.3捕集効率 % 99.92次側オイルミスト濃度注1mg/m31.0 以下最大流量注2ℓ/min(ANR) 100 300 750ドレン貯容量(-Nの場合) mℓ 13 16 27主要部材質本体 アルミ合金ダイカストホルダ ポリエチレンテレフタレートボウル ポリカーボネイトフィルタエレメント 多孔質膜ブラケット 鋼板(無電解ニッケルめっき)質量(標準仕様・最大配管接続口径の場合) kg 0.14 0.19 0.29オプション注3、注4 オートドレン(NO・NC)、ボウルカード(樹脂製・組込み)、ブラケット(部品添付)