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モルフォは新たなイメージング・テクノロジーを創造する集団として革新的な技術を最適な「かたち」で実用化させ、技術の発展と豊かな文化の実現に貢献します
モルフォは、デジタル画像処理技術をはじめとするイメージテクノロジーの研究開発主導型企業です。私たちのソフトウェア製品は、すでに世界のさまざまな携帯電話やスマートフォンに搭載され、そのカメラ機能に数々のイノベーションをもたらしています。
【掲載内容】
◆日本発のソフトウェアで世界に羽ばたく
◆技術・価値・市場をダイレクトにつなぐ
◆私たちのソフトウェアを世界が必要としている
◆イメージングテクノロジーのトップブランドを目指す
◆会社概要
◆沿革 など
◆詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。
このカタログについて
ドキュメント名 | 画像処理技術の研究開発・製品開発 モルフォ 会社案内 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 5.2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社モルフォ (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
このカタログの内容
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株式会社モルフォ
〒101-0065 東京都千代田区西神田 3-8-1 千代田ファーストビル東館12階
Tel : 03-3288-3288 U RL : http://www.morphoinc.com/
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Morpho
画像処理'.,}フトゥェアで「むずかしい」を簡単に モルフォではバランス感覚が必要とされている
シニアリサーチャー
画像処理の分野で 佐藤真希 今の時代に、スマ ートフォンや携帯電話にカメラがついていることを 当社のソフトゥェアは、スマ ートフォンや携帯電話のような
不思議に思う人はたぶんいないでしょう。でも本来は、こんな小さなデパイスで 組み込み機器で動かすことを前提に開発しています。
デファクトスタンダー ドを目指す。 写真や動画を撮影したら手プレがひどくて、きれいに撮るのは CPUやメモリなどのリソー スが限られた条件で、どのようなプログラムを
むずかしいはずです。その点、当社の技術は、 撮影をする際、特別なハ ー ドウェアを 走らせればパフォ ーマンスを落とすことなく性能が発揮できるか、
私たちが開発したソフトゥェアによって画像処理の分野に 使わずソフトゥェアによる両像処理で手プレを補.iEします。 そうした課題解決には優れたバランス感覚が要求されます。
イノベーションをもたらし、デファクトスタンダードとしてなくてはならない これによって誰もがスマ
ートフォンで簡単に美しく楽しく撮影できるようになりました。 この感覚は当社の社風にも表れていると思います。当社では、社長をはじめ役員が
「コンピュテ ー ショナルフォトグラフィー」というのは、ざっくりと言えば 私たち社員と同じフロアで仕事をして、わからないことがあればいっでも
存在になること。それが、モルフォのH標であると思っています。
コンビュー タ ーによる画像処理を前提とした新しい撮影方法のことで、 相談できる雰囲気ですし、何ごともスピ ーディに解決していきます。
当社の手ブレ補正技術もそのひとっです。 そこにあるのは適度な緊張感と自由な空気との絶妙なバランス感貨です。
「この機能を作った!」うれしさがモチベーションに 面白そうなことは何でもやってみよう
入社して2年目のことです。ある海外メ ーカ ー で携帯電話に 大学は工学部でしたが、大学院では 宇宙物理学を専攻し、
搭載する動画手プレ補正技術のコンペがあり、私が開発したソフトゥェアが まさか自分がソフトゥェアの工ンジニアになるとは夢にも思いませんでした。
採用されました。具体的な製品として「この機能を作った!」と 節目でまったく異なる方向へ進んできたけれど、振り返るとそれぞれに
言える初めての経験で、本当にうれしかったです。 意味があったし、とりあえず、そのとき興味のあることをやりきってみることが
ものづく り に携わるエンジニアとしての自覚も生まれ、その後の仕事に対する 重要なのだと思います。たぶん私も、宇宙物理学で鍛えられた抽象的思考力が今の
大きなモチベ ー ションになりました。スマ ートフォンや 仕事に生きているはず。面白そうなことは何でも やってみよう。
携帯電話に限らず、画像処理の分野でデファクトスタンダー ドになること、 それが私からのメッセ ー ジです。
それが当面の目標です。
Computational1 Photography x Smart phone
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Morpho, I Morpho C.
ディ ー プラ ー ニングで
写真や動画をアッという間に分類してくれる チュー ニング次第で性能が大き<変化する
画像処理の新分野を切り拓<。
ITの世界で 今、Al(人工知能) の実用化が急速に進んでいます。 ディ ー プラ ーニングは技術的に面白く、お客様にも使っていただけるので、
その要素技術 のひとつがディ ー プラ ーニング(深層学習)です。 エンジニアとしてやりがいがあります。当社が得意とする画像処理の分野で、
私たちが得意とするデジタル画像処理ソフトゥェアと 当社のMorpho Scene Classifierは、このディ ー プラ ーニングを 既存の製品を技術的に追い抜くこともあ りうるし、
ディ ープラ ー ニング(深層学習)を駆使した画像認識技術が融合するとき、 用いて画像を解析しタグ付けを行う自動認識技術です。スマ ートフォンや携帯電話で 既存の技術と合体させて、さらに良い製品を生み出すこともできるはずです。
撮影した写真や動画を、端末やオンラインストレ ージに保存すると、 ー方で、この技術には、チューニング次第で性能が
モルフォの新たな未来が始まります。
その内容にふさわしいラペルを瞬時につけて自動的に分類してくれる 大き<変化してしまうという課題もあ ります。
ソフトゥェアが、 当社の技術で実現しています。 そこがエンジニアとして腕の見せどころでもあります。
アルゴリズムをコンピュ ー タ ーに考えさせる 試したいことがた<さんあるから面白い
ディ ー プラ ーニングは、これまでの技術と何が違うのでしょうか。 ところで私は、仕事を離れてもコンピュ ータ ー 三昧の8々。
従来は「こういう処理を行うなら、こういうア ルゴリズムが良いだろう」と技術者が 天文学をやっている友人と協力して、地球や地球外の惑屋から見た空 の色を
ひとっひとつ考えていたわけですが、デイ ー プラ ーニングの場合は シミュレートするプログラムも作りました。これがなかなかむずかしく、
「この入力に対する正しい出力はこれ」というパタ ー ンをた<さん用意しておき、 たとえば地球の空を青くすることはできますが、夕焼けを赤くするには、
アルゴリズムの部分をコンピュ ータ ーに自分で考えさせます。 きれいな空気だけではうまくいかないので空気の汚れを計算に入れなければなりません。
この方法はデジタル画像処理の分野では特に有望です。今では、より柔軟に、 試しても、試しても、まだその先に試したいことがた<さんあるから面日い。
いろいろなパタ ー ンについて的確な判断ができるようになり、 その点では、私の仕事も同じかもしれません。
既存のアルゴリズムを代替する可能性のある技術に育ってきました。
新しい産業分野を切り開くきっかけになるかもしれません。
Camera x Deep Learning
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