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1Hz~400kHzの低周波磁界強度測定器。家電製品の漏洩磁界測定、ノイズ解析、低周波イミュニティ試験に
「ELT-400型磁界曝露レベルテスタ」は、一般または職場の環境における低周波磁界強度を評価するための等方性磁界測定器で、家庭用電気製品および電動工具を対象とした低周波磁界測定規格IEC62233、EN62233の標準測定法に準拠しています。家電製品だけでなく、全ての電気電子機器を対象としたIEC62311が発行され、人体防護を目的とした低周波磁界測定の必要性がますます高くなっています。
人体防護を目的とした電磁界測定器を作り続けてきた、世界のトップメーカーであるドイツNarda Safety Test Solutions社が、人体防護分野における豊富な知識と技術力をもって開発したELT-400型は、2003年の発売以来、世界中のメーカーや試験機関などで使われている事実上のスタンダードです。
・ICNIRP ガイドラインとの相対強度測定。
・磁束密度(テスラ)測定。
・IEC/EN62233規格に適合した測定が可能です。
・3軸式等方性100cm²プローブ延長ケーブル標準付属。
・3軸式等方性3cm²プローブ(オプション)で、空間分解能の良い測定が可能です。
<Narda S.T.S.社製>
このカタログについて
ドキュメント名 | IEC62233対応/あらゆる電子機器の低周波磁界測定に 【ELT-400型 磁界曝露レベルテスタ】 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 440.7Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 東洋メディック株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Narda Safety Test Solutions GmbH 社製
低周波磁界測定器
ELT-400
磁界曝露レベルテスタ
「ELT-400型磁界曝露レベルテスタ」は、一般または職場の環境における低周波磁
界強度を評価するための等方性磁界測定器で、家庭用電気製品および電動工具
を対象とした低周波磁界測定規格IEC62233、EN62233の標準測定法に準拠してい
ます。家電製品だけでなく、全ての電気電子機器を対象としたIEC62311が発行さ
れ、人体防護を目的とした低周波磁界測定の必要性がますます高くなっています。
人体防護を目的とした電磁界測定器を作り続けてきた、世界のトップメーカーである
ドイツNarda Safety Test Solutions社が、人体防護分野における豊富な知識と
技術力をもって開発したELT-400型は、2003年の発売以来、世界中の
メーカーや試験機関などで使われている事実上のスタンダードです。
写真:ELT-400型 本体、プローブ延長ケーブル、100cm2磁界プローブ
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ELT-400 磁 界 曝 露 レベルテスタ
ICNIRP1998モデルとICNIRP2010モデル
ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会)は2010年に低周波領域の新た
なガイドラインを発表しました。現在、Narda S.T.S.社のELT-400型には、
ICNIRP1998対応、ICNIRP2010対応の2つのモデルが用意されています。
ヨーロッパ規格EN62233については、ヨーロッパがEU勧告1999/519/EC
でICNIRP1998ガイドラインを曝露基準としているため、EN試験の場合は
ICNIRP1998モデルのELT-400型が必要となります。
IEC/EN62233標準測定法準拠
シェイプドタイムドメイン(Shaped Time Domain, STD)方式
IEC/EN62233は、家庭用電気製品や電動工具などから漏洩する低周波磁界(10Hzから400kHz)が曝露基準以下
であることを確認するための測定法を定めています。
IEC/EN62233測定法の最大の特長である標準測定法“Time
Domain Evaluation(時間軸評価)”では、曝露基準とする人
体防護ガイドラインに対応したフィルタで重みづけをし、平均
時間1秒の実効値で相対評価を行います。評価法にはFFT
など様々な手法がありますが、時に過大評価となることもあ
り、磁界の性質にかかわらず正確で迅速な評価を行うため
の手法として規格化されました。
ELT-400型の“シェイプドタイムドメイン(STD)方式”がIEC/EN62233の標準測定法を実現しています。NardaS.T.S.
社のSTD方式は、IEC/EN62233決定以前にすでにEFA-300型に搭載されていた特許技術であり、長年人体防護
分野で培った経験と技術力により開発されたものです。
ELT-400型はリアルタイム処理を行っています。ギャップのない
測定 1s 内部処理 表示
測定を行うことで、変動の大きな磁界の場合でも取りこぼしをなく 測定 1s 内部処理 表示
し、正確な評価を行っています。 測定 1s
内部処理
表示
測定 1s 内部処理 表示
測定 1s 内部処理 表示
時間
ノイズ解析用に
3軸アナログ電圧出力端子搭載
ELT-400型は、人体防護を目的とした測定だけでなく、機器の誤動作などEMC問題を解決するためのツールにも
活用できます。
低周波磁界による機器の誤動作問題が最近増えてきています。機器を設置した後に誤動作が発生することがほ
とんどです。こんなとき、ELT-400型はコンパクトなので、現場での測定に重宝します。また、アナログ出力機能を
使って、磁束密度の時間変化を確認すれば、誤動作問題の原因究明、対策もスムーズに進められるでしょう。
実測例:ACアダプタ(60Hz)
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ELT-400 磁 界 曝 露 レベルテスタ
100cm2磁界プローブ
IEEE/VDE規格、IEC/EN62233標準測定法、
人体防護目的の測定に
100cm2磁界プローブは、元々IEEEおよびVDEで、人体防護目的で測定を行う場
合の磁界センサの規格として定められたものです。一般あるいは労働環境の安全
管理を行う場合にはこのプローブを使って測定します。
IEC/EN62233でも標準測定法のセンサとして定められています。この100cm2磁界
プローブを用いて測定を行い、ICNIRPガイドライン(100%)以下の値が表示されれ
ば合格です。
3cm2磁界プローブ
IEC/EN62233カップリングファクタ、
優れた空間分解能でノイズ解析に
3cm2磁界プローブは、IEC/EN62233で、カップリングファクタを求める際に使用
するセンサとして規定されています。100cm2磁界プローブで測定した値が
ICNIRPガイドラインを超え、かつカップリングファクタが定義されていない機器を
試験する場合に必要です。
また、空間分解能に優れているため、ノイズ解析に最適です。
!コイルの測定限界(ダメージレベル)について
磁界プローブで使われるコイルの測定限界値は周波数とともに減少
します。これは、コイルの基本特性です。一般に、測定器のカタログに
は最大値のみ記述されるため、これに気づかず、過大入力によって
プローブが壊れてしまうことが多くあります。
ELT-400の100cm2、3cm2磁界プローブもコイルを使っているので、
上記のような特性を持っています。右は100cm2磁界プローブ、
3cm2磁界プローブのダメージレベル特性です。
付属品
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1. プローブ延長ケーブル
2. シリアル・インターフェース・ケーブル
3. アナログ・インターフェース・ケーブル
3 4. 専用ソフトケース
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オプション
4 5. 木製三脚(キャリングケース付)
6 6. 三脚延長棒
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ELT-400 磁 界 曝 露 レベルテスタ
主な仕様
100cm2磁界プローブ(+本体)
周波数レンジ 1Hz - 400kHz, 10Hz - 400kHz, 30Hz - 400kHz
センサ形状 等方性、100cm2コイル(3個)
ダメージレベル RMS 160mT
77.5Hz超えると、ダメージレベルは線形的に減少する(1/f)
Peak 226mT
620Hz超えると、ダメージレベルは線形的に減少する(1/f)
*パルス幅15.6ms、デューティ比1/64以下のパルスの場合
測定確度 4% (50Hz - 120kHz)
寸法・重さ 290 x 125Φ mm ・ 910g(本体含む)
Exposure STDモード
対応ガイドライン(*1) ICNIRP1998 または ICNIRP2010
モード ICNIRP Gen. Pub ICNIRP Occup.
レンジ LOW HIGH LOW HIGH
オーバーロード限界 160% 1600% 160% 1600%
ノイズレベル 1% 5% 1% 5%
表示分解能 0.001%
検出方法 RMS(1秒)、Peak、Stnd
FIELD STRENGTHモード
モード 320μT 80mT
レンジ LOW HIGH LOW HIGH
オーバーロード限界 32μT 320μT 8mT 80mT
ノイズレベル 60nT 320nT 10μT 80μT
表示分解能 1nT
検出方法 RMS(1秒)、Peak
3cm2磁界プローブ(+本体)
周波数レンジ 1Hz - 400kHz, 10Hz - 400kHz, 30Hz - 400kHz
センサ形状 等方性、3cm2コイル(3個)
ダメージレベル RMS 1500mT
30Hz超えると、ダメージレベルは線形的に減少する(1/f)
Peak 2121mT
240Hz超えると、ダメージレベルは線形的に減少する(1/f)
*パルス幅15.6ms、デューティ比1/64以下のパルスの場合
測定確度 6% (50Hz - 120kHz)
寸法・重さ 250 x 32Φ mm ・ 840g(本体含む)
Exposure STDモード
対応ガイドライン(*1) ICNIRP1998 または ICNIRP2010
モード ICNIRP Gen. Pub ICNIRP Occup.
レンジ LOW HIGH LOW HIGH
オーバーロード限界 1500% 15000% 1500% 15000%
ノイズレベル 10% 50% 10% 50%
表示分解能 0.001%
検出方法 RMS(1秒)、Peak、Stnd
FIELD STRENGTHモード
モード 320μT 80mT
レンジ LOW HIGH LOW HIGH
オーバーロード限界 300μT 3mT 75mT 750mT
ノイズレベル 600nT 3.2μT 100μT 800μT
表示分解能 1nT
検出方法 RMS(1秒)、Peak
100cm2磁界プローブ,3cm2磁界プローブ 共通
アナログ出力 3チャンネル(X-Y-Z)
アナログ出力レベル 各モードのオーバーロード限界 = 800mV
インターフェース RS232(19200baud, 8n1, X0n/Xoff)
動作温度 -10 ℃ - +50 ℃
湿度 < 95% (30℃) または < 29g/㎡、結露なきこと
バッテリ NiMHリチャージブル(4個)
動作時間 12時間
充電器 100 - 240 V AC / 47 Hz - 63 Hz
充電時間 2時間
校正周期(推奨) 24ヶ月
( *1) ご注文時にICNIRP1998かICNIRP2010のいずれか一方をご指定ください。ご購入後のガイドラインの変更はできません。
*本カタログの内容は2013年5月現在のものです。仕様・性能は改良のため予告なく変更することがあります。ご注文の際には最新の内容をご確認下さい。
NardaS.T.S.社 日本総代理店
環境事業部:〒162-0813 東京都新宿区東五軒町2-13
東洋メディック株式会社 環境事業部 TEL: 03-3513-7403(直通) FAX: 03-3268-0264
kankyou@toyo-medic.co.jp TEL: 03-3268-0021(本社代表)
http://www.toyo-medic.co.jp/keisoku
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