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的確なアドバイスと様々な要望に応じた製品を通じて、私達の持てるノウハウを喜んで皆様にお伝えしたい
VOLLMERは最新PCD回転工具のプロファイル、刃先、複雑な形状について日々研究しています。常により優れた加工と製造方法を求めて、新しい技術とプロセスを徹底的に研究・試験を行っています。的確なアドバイスと様々な要望に応じた製品を通じて、私達の持てるノウハウを喜んで皆様にお伝えしたいと考えています。
・PCD とはどのようなものですか?
・PCD 回転工具の放電加工プロセス
・PCD 回転工具の測定
・PCD 回転工具のワイヤー放電加工
・PCD 回転工具のディスク放電加工
・PCD 回転工具の再測定/チェック
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■関連キーワード
超硬工具、研削盤、高精度、高効率、自動化、PCDポケット、PCD座面、NUMROTO、加工時間短縮
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【基礎知識】ワイヤー放電加工及びディスク放電加工/Volmer製品によるPCD回転工具の加工 |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 427.1Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | フォルマー・ジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Vollmreの基本知識
ワイヤー放電加工及びディスク放電加工
Volmer製品による PCD回転工具の加工
VOLLMER は最新 PCD 回転工具のプロファイル、刃先、複雑な形状について日々研究しています。
常により優れた加工と製造方法を求めて、新しい技術とプロセスを徹底的に研究・試験を行っています。
的確なアドバイスと様々な要望に応じた製品を通じて、私達の持てるノウハウを喜んで皆様にお伝えしたいと考えています。
///PCD とはどのようなものですか?
///PCD 回転工具の放電加工プロセス
///PCD 回転工具の測定
///PCD 回転工具のワイヤー放電加工
///PCD 回転工具のディスク放電加工
///PCD 回転工具の再測定/チェック
PCD とはどのようなものですか?
PCD (polycrystalline diamond = 多結晶ダイヤモンド結晶体)は、木材、プラスチックおよび金属加工に使用さ
れる人工的に製造されたダイヤモンド製切削工具の素材です。この素材は、何よりも高い硬度と優れた耐アブレ
ーシブ摩耗性に特徴があります。
その結果
///より長い工具寿命(研磨の必要性が少ない)
///より高い切削速度(より高速な加工)
///アブレーシブ性の高い材料を加工可能(より広い適用範囲)
///品質維持(より優れた公差、高い表面加工品質、不良品の低減)
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切削工具素材の概要
///木材加工工具の例: /// 1. チッパー /// 2. エンドミル /// 3. 成形工具
///金属加工工具の例: /// 1. リーマー /// 2. 段付き工具 /// 3. カッターヘッド
///ソーブレードの例: /// 1. 切断丸鋸 /// 2. けびき丸鋸
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PCD 回転工具の放電加工プロセス
放電加工プロセスには、基本的に型彫り放電加工、ワイヤー放電加工およびディスク/回転放電加工の 3 種類が
あります。
VOLLMER は、ワイヤー放電加工およびディスク/回転放電加工のみを採用しています。これらのプロセスは同
じ放電原理によるもので、最良の精度と表面加工品質を達成することができます。電極形状と用途には違いがあ
ります。このためいくつかの歯および刃先形状は、これら 2つの加工プロセスのどちらか一方によってしか加工
できない場合があります。たとえば歯の側面はワイヤー放電で加工することはできませんが、細密な輪郭と半径
(外径も内径も)を極めて精密に放電加工することが可能です。
/// 1. 錘型電極による型彫り放電加工
/// 2. ワイヤー電極による放電加工 = Vpulse500 /// 3. 回転電極による放電加工(ディスク放電加工) = QXD250
PCD 回転工具の測定
PCD 切刃の位置とサイズを確認するために、各放電加工工程の前に機械にクランプされているワークの自動測
定が行われます。このためには、放電加工機に対して切刃ごとに 1 つのポイントを設定するだけです。機械は、
設定値に基づいて自動的に切刃の複数のポイントをスキャンします。このようにして複雑な形状でも測定が可能
になります
///機械内でのプローブを用いた測定
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PCD 回転工具のワイヤー放電加工
ワイヤー放電加工では、電極として放電加工ワイヤーが使用されます。これに最も適しているのは、銅および銅
合金です。これらのワイヤーにはさらに亜鉛コーティングを施したものもあり、特定の材料において優れた切削
性能をもたらします。
被加工物材の除去は、継続的に送り出されるワイヤー電極と PCD 切刃の間の極小の隙間で行われます。ワイヤ
ー電極は、2 個のプリズムによって工具の切刃に沿ってガイドされます。ワイヤーの直径が小さいため、工具に
0.1 mm までの半径を加工することができます。その結果、極めて精密な輪郭と形状を達成できます。
VOLLMER のワイヤー放電加工機で最高の精度と性能を実現してください。
/// 1. 放電加工ワイヤーの断面 /// 2. プリズムディスク /// 3. ワイヤーコイル
PCD 回転工具のディスク放電加工
ディスク回転放電加工においては、被加工物材の除去は、回転電極と PCD 切刃間の極小の隙間で行われます。
電極には銅合金が最も適しています。しかしながら、ディスク電極のドレッシングを容易にするために、ディス
ク素材は加工が容易なものでなければなりません。
電極の損耗を可能な限り広い面積に分散させて電極の形状をできるだけ長期にわたり一定に維持するため、放電
加工時にディスクは回転運動します。回転電極はクランプされ、直接機械においてドレッシングされます。ドレ
ッシング工具は機械スタンドに直接取り付けられているので、最適な同心度を達成することができます。ディス
ク放電加工の長所は、回転電極の外周部も正面部も放電加工に用いることができ、そのためフランク面も加工で
きることです。
可能性を見つけだしてください:
PCD 工具のコンプリート加工用の VOLLMER ディスク放電加工機。
/// 1. 回転電極 /// 2. 正面放電加工用カップ電極 /// 3. 外周放電加工用円盤電極
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/// 1. 外周放電加工 /// 2. 正面放電加工
PCD 回転工具の加工精度測定
プロジェクション測定:工具の要求精度は極めて厳しいものです。そのため、測定機のなかには工具の射影を画
面に投影するものがあります。測定結果は、測定コンピュータで処理されて工具パスに
わたって表示されます。
/// 投影機による機械外での測定
光学測定:工具の直径を正確に確認するためには、カメラあるいはレーザーによる測定が必要になります。
この方法における精度は 1/1000 mm 単位のものになります。
表面測定:表面は、ランナー探査システムまたは基準面探査システムにより測定することができます。
基準面探査システムでは、粗さに加えて表面のうねりについても点検されます。このために 2 µm の
ダイヤモンド先端部が表面を探査して、ワークの微小な凹凸を記録します。PCD チップ表面の測定
では、粗さを示す数値として Ra(算術平均粗さ)が用いられます。PCD 工具の切刃は視覚的に評価
されます。新しい技術により、加工表面および切刃の品質を、高解像度カメラを使用して評価するこ
とができます。
///ランナー探査システムによる表面測定 ///基準面探査システムによる表面測定