偏差出力機能搭載 1パルス応答
回転解析やラインの検査、研究開発へ向けたF/Vコンバータとして、
定評あるペリオマチック方式で
・計測範囲0.03Hz~120kHzで高速応答(5μs)
・高級機種に肉迫した仕様での解析用をめざすほか、
・テンキーの採用・前設定値の記憶・積重ね型筐体など、とくに使い勝手に配慮し、
解析用として開発したベーシックモデルです。
付加機能として偏差計測機能(Fモード)を搭載し、±0.5%~±20%の計測レンジがあります。
■広範囲測定レンジ 0.03Hz~120kHz
入力周波数0.03Hz~120kHzの広範囲速度計測。
速度出力(F/Vモード)のフルスケールと偏差出力(Fモード)の中心周波数は1Hz単位で設定可能。
■高速応答7.4μs(max)
CPU演算速度は3.5μs以下、パルス入力から電圧出力までの全部の時間を含めても応答時間は7.4μs以下。
■入出力高分解能
入力分解能8.3ns(120MHz相当)、出力部には16bit D/A コンバータ採用。
■偏差出力機能(Fモード)
測定レンジの広いF/V変換機能のほか、偏差出力機能も装備。
任意設定の中心周波数に対し、0.5%・1%・2%・5%・10%・20% フルスケールの
測定レンジで±10V(±5V)出力可能。
■各種入力信号対応
各種センサや入力電気信号に対応する入力バラエティが豊富です。
ロジック信号、ゼロクロス信号、NPNオープンコレクタ、ラインドライバに対応。
ロータリエンコーダ、回転センサ、電磁ピックアップ、モータドライバなど
様々なパルス信号を直接入力することができます。
■パルス分周機能
1~64 (任意設定)のパルス分周機能があります。
一定間隔で歯が抜いてある制御用歯車の回転速度計測などに有効です。
■パルス移動平均機能
1~32 (任意設定)のパルス移動平均機能があります。任意のパルス数の平均周波数を出力します。
■使いやすさを考えた設計
16文字×2段のLCDでフルスケール、入力周波数、出力電圧レンジを表示。
設定がラクなテンキーの採用。
F/VモードとFモードはワンタッチ切替で前設定値は記憶などのほか、
積重ねできる筐体など、お客様のご意見をそのまま製品化しました。
■アイソレーション
研究・実験用としての性能を有しながら設備用にも好適なアイソレーション機能。
入力-出力-電源間が電気的に絶縁されています。
このカタログについて
ドキュメント名 | 偏差出力機能付きF/Vコンバータ KAZ-723 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 13.8Mb |
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登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ココリサーチ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |