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物理ベース加工解析シミュレーターで 実切削状況をリアルに再現
シミュレーション上では問題のなかったNCデータが、実加工では工具ビビリや工具破損を誘発する、といった仮想と現実のギャップが加工現場の深刻な課題でした。現在、NC切削シミュレーターはハードウェアの進化とともに高速化し、今までは計算時間の制約で算出が困難だった理論物理ベースの切削状況を出力することが可能となりました。
この切削予測技術を取り入れた物理ベース加工解析シミュレーターが加工現場のストレスを大幅に改善します。
・加工機モニタリング/IoTデバイスとの連携によって、仮想シミュレーション結果と実加工時の工具負荷/機械振動を照らし合わせた高度解析を行うことが可能です。
・演算処理をクラウドリソースに代用させることで、CAM演算プロセスとのバッティングを避け生産性向上と設備コストの最適化を推進します。
・FANUC Fieldsystemなどとの連携により切削状況を高精度に解析しフィードバックすることで、仮想と現実のギャップをしきい値として抽出、企業毎の切削ナレッジ創出を支援します。
このカタログについて
ドキュメント名 | 【金型向け】金型切削状況解析/可視化ソリューションのご紹介 |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
ファイルサイズ | 487.7Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社データ・デザイン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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2018_04_17_IM_04-Eureka_表
金型向け
スマート3Dテクノロジー
金型切削状況解析/可視化ソリューション
▷ Eureka
―Cutting Condition
― Toolpath Optimizer
▷ FANUC Fieldsystem 4
物理ベース加工解析シミュレーターで
実切削状況をリアルに再現
シミュレーション上では問題のなかったNCデータが、実加工では工具ビビリや工具破損を誘発する、といっ
た仮想と現実のギャップが加工現場の深刻な課題でした。現在、NC切削シミュレーターはハードウェアの進
化とともに高速化し、今までは計算時間の制約で算出が困難だった理論物理ベースの切削状況を出力する
ことが可能となりました。この切削予測技術を取り入れた物理ベース加工解析シミュレーターが加工現場の
ストレスを大幅に改善します。
加工機モニタリング/IoTデバイスと 演算処理をクラウドリソースに代用 FANUC Fieldsystemなどとの連携に
の連携によって、仮想シミュレーショ させることで、CAM演算プロセスと より切削状況を高精度に解析しフィー
ン結果と実加工時の工具負荷/機械 のバッティングを避け生産性向上と ドバックすることで、仮想と現実のギ
振動を照らし合わせた高度解析を行 設備コストの最適化を推進します。 ャップをしきい値として抽出、企業毎
うことが可能です。 の切削ナレッジ創出を支援します。
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2018_04_17_IM_04-Eureka_裏
ソリューション概要
FANUC Fieldsystemをはじめ、工作機械/コントローラーメーカーが提供
Solution Overview しているIoTデバイスを経由して取得した実加工情報と、シミュレーションが算出する物理ベースの解析結果を比較することで、不具合要因を突き
止めフィードバックさせることが可能となるソリューションです。
加工現場の仮想と現実のギャップ しきい値⇒ナレッジ
制御装置 ・実加工時間 傾向値
通信ボード 現実の切削状況 ・主軸負荷 +
IoTセンサー ・切削振動Real Data ・切削音 など 加⼯結果
比
X X 較
・切削除去量
加工解析 仮想の切削状況 ・切り屑厚み 予測値
シミュレーター ・トルク
Virtual Data ・消費電力 など 検証
切削ナレッジ
■理論物理ベースの解析結果
トルク(Nm) パワー/電力(Kw)
平均切り屑厚み(mm) 除去量比率(cm3/min)
■解析結果から切削条件最適化
コンポーネント 関連テーマ
■⾦型構造部加⼯⾃動化ソリューション
〜構造部加⼯フィーチャの⾃動抽出と条件分岐による加⼯ノウハウ登録〜
フィジカルベース加工解析シミュレーター
ーCutting Condition ■⾦型形状部加⼯⾃動化ソリューション
ーToolpath Optimizer 〜形状加⼯テンプレートの⾃動選択と演算タスクの最適コントロール〜
■⾦型深物向け固定/同時5軸加⼯ソリューション
〜⼯具姿勢⾃動決定による深物 5軸加⼯の⾼度化と標準化を⽀援〜
株式会社データ・デザイン 2018