つばきリニスピードジャッキ　機種拡大

機種拡大 リニスピードジャッキ R ジャッキ 特許登録・意匠登録

もっと速く、さらに使いやすく これからの時代の 新しいジャッキ つばきのリニスピードジャッキ®は、今までにない高速運転と低床化を実現。 コンパクトでありながら、大荷重に対応し、高速・高頻度運転で生産性もアップ。 これまでの常識を変えるジャッキです。 革新的なスピード 最高速まで定推力 低床でコンパクト 高頻度運転を実現 1

CONTENTS 特長 P 03 サーボモータ用フランジ付 P 29 アプリケーション P 09 選定 P 31 形番表示 P 15 技術資料 P 34 仕様・能力 P 17 Q & A P 37 寸法図 P 21 取扱 P 41 センサ系オプション P 27 テクニカルシート P 45 2

ラインアップさらに充実　 トラベリングナット仕様とサーボモータ用フランジ付が ラインアップに追加され、さらに用途が広がったリニスピードジャッキ®。 革新的な基本性能はそのままに、 スペースに制約がある場所でも設置できるようになりました。 N EW トラベリングナット仕様 N EW 待望の サーボモータ用 ラインアップ フランジ付 対 応 開 始 3

多様な用途で活躍します SJO50H SJO30H 許容推力 50kN 最高速度 200mm/s 許容推力 30kN SJO15H 最高速度 208mm/s 許容推力 15kN 最高速度 208mm/s 4

Fea tu r e 高速運転・高頻度運転を実現。 求められるのは、正確、簡単にワークを動かすということ。 つばきでは、ジャッキの良さをさらに磨き上げ、 サーボモータを最大限に活用できるリニスピードジャッキ®を開発。 これまでにない高速・高頻度運転を実現できます。 高 速 運 転 200mm/s のスピードで、より使いやすく。 従来、ジャッキの運転速度は120㎜/s以 下でしたが、リニスピードジャッキは 200㎜/sの高速化を実現。 高速領域でも推力制限なし 従来のジャッキは高速運転につれて許容推力が制限されるため、 大推力を発揮するためには、ジャッキの枠番アップが必要でした。 リニスピードジャッキは定推力特性により、枠番を変えることなく高速領域に対応可能です。 リニスピードジャッキ 5トン枠 推 力 従来ウォームジャッキ リニスピードジャッキ 3トン枠 10トン枠 50kN 許容速度は 120mm/s 30kN 従来ベベルジャッキ 5トン枠 推力制限がある高速域 0 速 度 120mm/s 200mm/s 大形鉄板を高速で昇降させて時間短縮を実現！ リニスピードジャッキなら、許容推力の制約なしに200㎜/sの速度で昇降が可能に なります。すなわち、長ストロークになればなるほど高速運転による時間短縮の効 果が出ます。例えば、1000㎜ストロークなら、5秒で上昇可能です。 5

進化したジャッキでより使いやすく。 許容負荷時間率の向上で 許容負荷時間率 高頻度運転を実現。M A X100%ED 上 昇 運 一般的なウォームジャッキ 転 6回／分 この場合の負荷時間率は30%EDとなります。 下 降 運 転 上 昇 運 リニスピードジャッキ®を使うと 転 12回／分 この場合の負荷時間率は50%EDとなります。 下 降 運 転 上 昇 運 転 さらに条件次第で！ 24回 下 ／分 降 運 転 この場合の負荷時間率は100%EDとなります。 MAX ※荷重・周囲温度・入力回転速度条件により許容負荷時間率が異なります。 ※詳細は許容負荷時間率表（P18～20）をご参照ください。 100%ED 洗浄かごを液槽の中で 連続的に上下させる使い方も可能に！ 従来のウォームジャッキでは、熱容量の制限で休止時間を設ける必要 がありました。リニスピードジャッキなら、休止時間の必要がなく、 タイムサイクルの短縮が可能になります。例えば、SJ030Hを周囲温度 20℃以下、1500r/min入力の条件では連続昇降が可能です。 ※ボールネジ寿命を考慮の上、ご使用ください。　※装置にはガイド機構が必要です。 6

Fea tu r e 低床化でコンパクト、連動運 低床化 ボールナットをギヤケース内に内蔵し、 低床化を実現できます。 47 これにより装置全体の高さを抑えることができます。 （他社製品比） %DOWN さらに、高速域でも枠番アップが不要のため、 同一条件下で競合他社に比べて小さい枠番で選定できます。 で使いやすく。 低床化と小枠の選定により、他社品に比べコンパクトになります。 他社ベベルジャッキ 他社ウォームジャッキ 5トン枠 10トン枠 運転条件：荷重1.2トン 運転条件：荷重3トン　 ネジ速度：200mm/s リニスピード ネジ速度：120mm/s 他社ベベルジャッキは ジャッキ 他社ウォームジャッキは これ以上の推力は 47% 3トン枠 これ以上の速度は出せません。 出せません。 DOWN 39% DOWN 低床化と長寿命について、詳細は３8ページ 従来のジャッキを使った場合 リニスピードジャッキを 使った場合 ジャッキの高さが 抑えられることにより 低床化 装置全体の低床化を 実現できます。 従来のジャッキとリニスピードジャッキを 同じストロークで昇降する場合、 リニスピードジャッキを用いた装置は 低床化が実現できます。 7

転も可能。さらに長寿命で使いやすい。 同一条件により 選定された 従来のジャッキに対して 8倍以上の長寿命 高速・高頻度運転を実現してもボールネジの期待寿命が短かけ れば、ジャッキの交換時期が早くなるだけです。 km 600 リニスピードジャッキは期待寿命が長く、従来のジャッキのよう に、期待寿命を満足させるため、大きな枠を選定する必要があり SJ030H 500 （max208mm/s） ません。長寿命な条件でもコンパクトな装置が実現できます。 従来のジャッキ10トン枠 （max120mm/s） 400 従来のジャッキ5トン枠 リニスピードジャッキ 許容推力3トン枠 荷重 20kN時 約 SJ030H 550 期 （max125mm/s） km 待 走 300 行 リニスピードジャッキなら約2 距 倍！ 離 200 従来のジャッキ ボールネジタイプ 荷重 10トン枠 20kN時 約265km 100 リニスピードジャッキなら約8倍！ 従来のジャッキ 0 20kN 25kN 30kN ボールネジタイプ 荷重 20kN時 約65km 荷 重 5トン枠 低床化と長寿命について、詳細は３8ページ トラベリングナット仕様 床面への設置も可能に！ メンテナンスの手間やスペースの問題を解消 ピットレス条件の装置に最適！ 部品点数削減で低コスト化、 基本形のリニスピードジャッキでは床面に設置する装置など、 省スペース化も実現！ ピットが必要でしたが、トラベリングナット仕様なら床面に直接 従来のボールネジ直結方式とは違い、カップリングなどの部品が 設置できるためピットが不要になります。ピットレスが必要な装 不要なため、部品点数を削減でき、コストを低減。心出し調整の 置に最適なジャッキです。 手間も減らせます。さらにスペースセービングにもつながります。 基 本形 トラベリングナット仕様 ボールネジ直結 遊星減速機 カップリング ピローブロック リニスピードジャッキ リニスピードジャッキ ピローブロック スペース この部分が セービング 出っぱります 床面に直接置けて 床面にピットが必要です ピットが不要です 8

Application 配置しやすいシンプルな シンプルな直動運転を実現 高速化しやすい 設置しやすい 低床・コンパクトにより省スペースでの 高速化により変速範囲が広がります。 設置が可能です。 生産性がアップしやすい 選定しやすい 許容負荷時間率が大きく、 定推力だから最高速まで 多様なタイムサイクルに対応します。 枠番アップしません。 ネジやラックユニットを使った場合 ポールネジ式 リニスピードジャッキ® 使 選定・組立・設置の手間 い づ ら 設置スペースが大きい い 点 連動困難 使いやすい点 ラック＆ピニオン式 ボールネジと減速部が一体で、 据付後はサーボモータと連結するだけ。 内部にテーパローラベアリング採用で、 許容推力のスラスト荷重まで耐えられる。 ラック&ピニオン方式のような 歯当たり調整が不要で据付しやすい。 9

機構だから、さまざまな現場で活躍。 ■ 採用実績 業　　界 アプリケーション 採 用 理 由 液晶検査装置 高頻度 短納期 液晶製造装置 高速度 液晶製造装置 高頻度 FPD・半導体 洗浄機 高速度 低床性 半導体洗浄機 高速度 高頻度 サーボ駆動 ロボット昇降（基板洗浄） 高速度 低床性 サーボ同期 基板搬送 低床性 サーボ同期 型締め装置 高頻度 低床性 二 次 電 池 ワーク昇降 高頻度 低床性 鋼材検査装置 高速度 低床性 鋼材検査装置 高速度 取付性 鉄 鋼 コータ（コイル昇降） 高速度 加熱炉棒鋼抽出 高速度 長寿命 バネ製造装置 高頻度 サーボ同期 コイル材トリミング装置 低床性 パイプ製造装置 高速度 高頻度 長寿命 金 属 加 工 パイプ製造装置 高速度 高頻度 低床性 長寿命 大形鉄板移載装置 高速度 サーボ同期 高周波焼入れ装置 高速度 低床性 サーボ駆動 位置精度 銅板昇降機 高速度 サーボ駆動 パレット移載装置 高速度 高頻度 低床性 長寿命 加熱装置の昇降用 高速度 低床性 ブレーキコンテナ吊上げ 高速度 高頻度 サーボ同期 自 動 車 車の電磁波検査装置 高速度 短納期 サイレンサー製造 高速度 高頻度 多点位置決 排気浄化装置 高速度 高頻度 多点位置決 モータコアプレス 高速度 高頻度 サーボ同期 カーボンロッド製造装置 高速度 ロールコータ 高頻度 サーボ同期 ケーブル引張試験機 サーボ同期 ビン選別機 高速度 高頻度 サーボ駆動 その他専用機 車両連結部試験装置 低床性 サーボ同期 型送り装置 高速度 高頻度 多点位置決 農業機械検査装置 高速度 低床性 サーボ同期 コイルインサータ 高頻度 サーボ駆動 菓子あん充填装置 高速度 高頻度 部品削減 10

Application リニスピードジャッキ®だか ロボット昇降装置 高速度 低床性 サーボ駆動 リニスピードジャッキを使った昇降台で ロボットを昇降させます。 ご採用のポイント ロボット自身でZ軸方向に可動するものもありますが、 背高な製品を扱う場合や高所に製品を移動させる場合 詳しくは動画で に、ロボットの可動域だけでは足りない場合がありま す。リニスピードジャッキを使った昇降台と組み合わせ ることにより、Z軸方向の可動域を大幅に増やせます。 また、リニスピードジャッキの低床性により、昇降台自 身も低床化を図れます。 鋼材検査装置 高速度 取付性 鋼材表面の検査ラインでの 丸鋼材昇降に使用されます。 昇降ユニットは丸鋼の長さに合わせ 最大4台連動で使用します。 ご採用のポイント 従来のラック＆ピニオン方式は歯当たり調整が必要 詳しくは動画で で、長ストロークになると先端の振れ幅が大きいとい う問題がありました。リニスピードジャッキの採用で 歯当たり調整をせずに据付けることができ、先端の振 れによる振動も解消できます。 菓子製造装置（あんこ充填機） 高頻度 サーボ駆動 お菓子のあんこやクリームを 充填する装置です。 高頻度でノズルを昇降させ、 あんを充填します。 ご採用のポイント 詳しくは動画で 従来はボールネジとギヤボックスを使って昇降を行っ ていましたが駆動を連動させ、減速と回転方向の変換を 同時に行い部品点数の簡略化とスペースセービングが できます。また、リニスピードジャッキで高頻度運転が 可能です。 11

ら実現できる、多彩なアプリケーション。 容器移載装置 ローダ・アンローダ用 高速度 高頻度 コンパクト 空きボトルの移載機でキャッチング部は リニスピードジャッキ2台連動運転により 位置決めをします。 ご採用のポイント 2台連動に必要なギヤボックスやカップリングを含め たトータル選定を行い、リニスピードジャッキを提案し ました。高速・高頻度により大幅に生産能力を向上し、低 床性により装置の高さを抑えられます。 基板洗浄装置 高速度 高頻度 サーボ駆動 加工後の基板表面に付着した不純物を 洗い落とすために使用します。 ご採用のポイント 洗浄液に浸けただけでは落ちない不純物もあります。 洗浄籠を液槽内で繰り返し上下移動させることに 詳しくは動画で よって、落ちにくかった不純物を取り除くことができ ます。数十回の上下移動を連続的に行うと負荷時間率 が100%近くになる高頻度運転はリニスピード ジャッキでなければ実現できません。 ※装置にはガイド機構が必要です。 大形鉄板移載装置 高速度 サーボ同期 バキュームで吸着した大形鉄板を リニスピードジャッキで上昇させ、 天井台車で移動させます。 ご採用のポイント 吸着後、すぐに天井クレーンを移動させるには、工場内設備にぶ つからないよう素早く引き上げる必要があります。従来のウイ 詳しくは動画で ンチでは速度が追い付きませんでしたが、リニスピードジャッ キの高速昇降により、スムーズにクレーンが移動可能となり、作 業時間の短縮が図れました。また、サーボモータによる同期運転 で荷重バランスを保つことにより、安全な移載ができます。 12

Application 多様な配置が可能なコンパ 大形基板搬送装置 方向転換用 低床性 サーボ運転 送り出される基板をローラコンベヤごと リフトアップして送り方向を転換します。 ご採用のポイント 詳しくは動画で 基板自体が薄く、搬送システム全体の高さを抑えた設 計が求められている中、従来のジャッキではその高さ に対応できません。約40%の低床化を図ったリニス ピードジャッキなら、装置へのコンパクトな組込みが 可能になります。 パイプ製造装置 台車移動用 高速度 高頻度 長寿命 パイプ試験・塗装両工程で 台車の位置決めに使用されます。 ご採用のポイント 生産性を向上させるためにエアシリンダから電動化を 図る上で、中・高速領域でも大推力を維持し、高頻度で運 転が可能であることが条件でした。さらにサーボモータ とリニスピードジャッキを組み合わせることにより、位 置決めにも対応でき、お客様のご要望に応えることがで きます。 高周波焼入れ装置 ユニット昇降用 高速度 低床性 長寿命 ワークを載せたテーブルを待機・焼入れ位置と段階的に昇降させ、 連続的に焼入れを行います。焼戻し装置も同様の機構です。 ご採用のポイント 以前はエアシリンダを複数台で多段停止する複雑な構造で、高タクトに 詳しくは動画で 追従できませんでした。リニスピードジャッキのサーボモータ制御はシ ンプルな機構で容易に位置決めが行え、タクトアップにつながります。ま た、停止精度が向上したことにより、加熱ムラが少なくなり、焼入れ不良 率の削減につながります。 13

クト設計で、生産現場のニーズに対応。 トラバーサ装置 高頻度 コンパクト ワークを段積みする装置。 ジャッキ2台をカップリングで連結し、 1台のサーボモータで駆動します。 ご採用のポイント リニスピードジャッキとサーボモータの組み合わせで 短いタクトで任意の高さへ精度良く昇降ができます。 電動式でコンパクト形状であるため、 横移動用の台車への設置も容易になります。 型締め装置 高頻度 低床性 長寿命 出来上がったシートを重ねて、 型で押し固める装置です。 次々に流れてくるシートを一定の圧力で 押し固め成形します。 詳しくは動画で ご採用のポイント リニスピードジャッキで高頻度での昇降運転が可能と なり、低床化にも成功しました。 長寿命も期待できます。 圧入装置 高速度 高頻度 低床性 ジャッキ単体でワークを圧入する装置。 圧入時は衝撃を掛けずにゆっくりと正確な量を押し込み、 それ以外は高速で移動することで生産性を向上します。 ご採用のポイント 詳しくは動画で 生産性アップのため高速化が必要な場合でもジャッキの 枠番アップは不要です。 低床形状により装置全体がコンパクトになります。 14

基本形仕様 形番表示例 SJ 030 H – T U T 4 J I R ウォーム速比 軸配置 ストローク リニスピード 許容推力 取付形式 ネジ方向 取付形式 出力系オプション ジャッキ 015 15kN T ネジ上向き U フェイスマウント センサ系オプション 030 30kN B ネジ下向き C フランジ・カバー側 050 50kN S フランジ・ネジ側 取付形式 軸配置 U フェイス C フランジ・ フランジ・ マウント カバー側 S ネジ側 T 両軸 R 右側のみ L 左側のみ TU TC ネジ引張荷重 TS ネジ圧縮荷重 T ネジ ネジ 上向き 上向き （注1） （注2） BU BC BS B ネジ ネジ 下向き 下向き ネジ引張荷重 ネジ圧縮荷重 （注1） （注2） 注1） ネジ引張荷重は許容推力の50％に制限ください。 注） センサー系オプションを選択される場合、軸配置は（T 両軸）となります。 注2） ネジ圧縮荷重は許容推力の50％に制限ください。 注3） 取付姿勢によってプレッシャベント、ドレンプラグの位置が異なります。 ネジ上向き・下向き以外の姿勢は特形品として対応いたしますので都度ご相談ください。 出力系オプション センサ系オプション ストローク 記号 オプション オプション 記号 （mm） 100 スクリュー軸端 位 内部LS 2個 K2 記号なし （標準） 置 200 検 出 内部LS 4個 K4 300 ジャバラ（特形品） ユ ニ ッ ポテンショメータ付 P 400 J ト （注1） ロータリエンコーダ付 R 500 I 形先端金具 600 I 800 注1） オプション記号は上記順に 1000 テーブル形先端金具 　　配列してください。 注2） ジャッキとセンサー系オプションの M 1200 　　位置関係については 　　28ページより確認ください。 1500※ 　　取付勝手とケーブル口出し方向は 注1） オプション記号は上記順に配列してください。 ※SJ015Hのみストローク1500の 　　お客様で変更できません。 注2） ジャバラは特形品となります。ネジ軸速度により検討が必要な 　設定はございません。 ので都度ご相談ください。ジャバラは粉塵が多い雰囲気でネ 注3）センサー系オプションを選択される ジを保護するものです。外部からの水浸入を防ぐものではあ 場合、軸配置は（T 両軸）となります。 りません。 15

H i g h S p e e d & C o m p a c t LINISPEED® JACK トラベリングナット仕様 形番表示例 SJ 030 H – P U R 4 D K2 ウォーム速比 軸配置 ストローク オプション記号 トラベリングナット仕様 トラベリングナット仕様 リニスピード 許容推力 取付形式 ネジ方向 取付形式 マウント方法 トラベルフランジ取付方向 ジャッキ 015 15kN P ネジ上向き U フェイスマウント ※トラベリングナット仕様の場合のみ 　表記が必要です。 030 30kN H ネジ下向き C フランジ付・カバー側 050 50kN ※基本形の場合は ネジ上向き：T S フランジ付・ネジ側 ネジ下向き：B となります。 取付形式 軸配置 Uフェイス Cフランジ・ Sフランジ・マウント カバー側 ネジ側 T 両 側 R 右側のみ L 左側のみ PU PC PS ネジ圧縮 ネジ引張 荷重 P 荷重 P ネジ ネジ 上向き 上向き （注1） （注2） HU HC HS H H ネジ ネジ引張 ネジ圧縮 ネジ 下向き 荷重 荷重 下向き （注1） （注2） 注1） ネジ引張荷重は許容推力の50％に制限ください。　注2） ネジ圧縮荷重は許容推力の50％に制限ください。 注3） 取付姿勢によってプレッシャベント、ドレンプラグの位置が異なります。ネジ上向き・下向き以外の姿勢は特形品として対応いたしますので都度ご相談ください。 トラベルフランジ取付方向 センサ系オプション ストローク トラベル トラベル オプション 記号 （mm） Uフランジ Dフランジ 100 上側取付 下側取付 内部LS 2個 K2 全 200 枠 内部LS 4個 K4 番 300 P 共 ポテンショメータ付 P 400 通 ネジ ロータリエンコーダ付 R 500 上向き 600 800 注1） オプション記号は上記順に 　　配列してください。 1000 注2） ジャッキとセンサー系オプションの H 　　位置関係については 1200 　　28ページより確認ください。 1500※ 　　取付勝手とケーブル口出し方向は ネジ ※SJ015Hのみストローク1500の 　　お客様で変更できません。 下向き 　設定はございません。 注3）センサー系オプションを選択される 場合、軸配置は（T 両軸）となります。 16

仕　様 ■ 標準仕様 リニスピードジャッキはネジ軸の許容速度200㎜/sまで枠番を上げることなく許容推力での運転が可能です。 枠番 SJ015H SJ030H SJ050H 許容推力 kN 15 30 50 ネジ外径 ㎜ 25 36 45 ネジ谷底径 ㎜ 21.9 30.7 38.8 ネジリード ㎜ 25 25 32 総合効率 % 伝動能力表を参照 起動効率 % 65 65 63 ウォーム速比 6 6 8 無負荷空転トルク N・m 5 6 7 保持トルク N・m 5.8 11.5 16.6 許容入力軸トルク N・m 44 65 140 入力軸1回転当りのネジ移動量 ㎜ 4.17 4.17 4 最大入力回転速度 r/min 3000 3000 3000 許容推力時のネジ軸回転トルク N・m 66 133 283 使用温度範囲※ –10～90℃ 潤滑 ネジ部：グリース塗布（出荷時塗布済み） 減速部：オイルバス（出荷時封入済み） 塗装色 マンセルN2.5（半ツヤ） 注1） リニスピードジャッキはセルフロックを有していませんので、ブレーキ機構が必要です。 注2） 許容入力軸トルクはジャッキ入力軸のみの許容トルクで、ジャッキ連動運転時にはご確認ください。 注3） ネジ軸には推力に伴って回転力が生じますので、回転防止が必要です。先端部を接続しない状態で作動させる場合やロープを 引っ張る場合には回り止め仕様が必要です。回り止め仕様は特形対応となりますので、当社へお問合せください。 ※使用温度範囲とは運転中のジャッキで周囲温度を含んだジャッキの表面温度が-10～90℃であることを示します。 　 温度測定をされる場合はジャッキ入力軸部の表面温度をご確認ください。また、稼働部が完全に停止していることをご確認の上、実施してください。 ■ 使用環境基準 使用場所 屋内で雨や水が掛からない場所 相対湿度 85%以下（結露の無いこと） 周囲の雰囲気 粉塵は一般工場程度 耐衝撃値 1G以下 17

H i g h S p e e d & C o m p a c t LINISPEED® JACK 能　力 SJ015H ■ 伝動能力表 リニスピードジャッキは入力回転速度毎に効率および許容推力時の入力容量・入力トルク値が異なります。 入力回転速度 速度 総合効率 許容推力時の所要入力容量 許容推力時の所要入力トルク （r/min） （mm/s） （%） （kW） （N・m）注1 3000 208 83 5.3 17.0 2500 174 83 4.4 17.1 SJ015H 2000 139 83 3.6 17.0 1500 104 82 2.7 17.1 1000 69 81 1.8 17.3 500 35 78 0.9 17.8 100注2 7 74 0.19 18.4 注1） 無負荷空転トルクを含んだ値です。 注2） 常時入力回転速度が200r/min以下でご使用の場合は、内部に不具合を生じる可能性がありますので、別途ご相談ください。 ■ 許容負荷時間率表 リニスピードジャッキは周囲温度を含んだ減速部表面温度90℃以下でご使用ください。下表は減速部表面温度90℃以下 となる負荷率（%ED）の目安を示します（。保証値ではありません。）実際のご使用に当たっては減速部表面温度をご確認ください。 周囲温度 20℃ 周囲温度 30℃ 15 15 1000r/min・1500r/min・2000r/min 1000r/min・1500r/min 2000r/min 12 12 3000r/min 3000r/min 9 9 荷 荷 重 重 kN 6 kN 6 3 3 0 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 負荷時間率（%ED） 負荷時間率（%ED） SJ015H 周囲温度 40℃ 3000r/min 1500r/min 入力回転速度 2000r/min 1000r/min 15 1000r/min 12 3000r/min 2000r/min 1500r/min 9 荷 重 kN 6 3 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 負荷時間率（%ED） ■ 入力軸換算慣性モーメント ストローク毎の入力軸換算慣性モーメント（ ×10-4kg・m2） 100 200 300 400 500 600 800 1000 1200 SJ015H 基本形仕様 3.13 3.13 3.13 3.14 3.14 3.14 3.14 3.15 3.15 SJ015H トラベリングナット仕様 4.61 4.62 4.62 4.63 4.64 4.65 4.67 4.68 4.70 18

能　力 SJ030H ■ 伝動能力表 リニスピードジャッキは入力回転速度毎に効率および許容推力時の入力容量・入力トルク値が異なります。 入力回転速度 速度 総合効率 許容推力時の所要入力容量 許容推力時の所要入力トルク （r/min） （mm/s） （%） （kW） （N・m）注1 3000 208 87 9.0 28.8 2500 174 87 7.6 29.2 SJ030H 2000 139 87 6.1 29.0 1500 104 87 4.5 28.9 1000 69 85 3.1 29.5 500 35 83 1.6 30.1 100注2 7 78 0.33 31.7 注1） 無負荷空転トルクを含んだ値です。 注2） 常時入力回転速度が200r/min以下でご使用の場合は、内部に不具合を生じる可能性がありますので、別途ご相談ください。 ■ 許容負荷時間率表 リニスピードジャッキは周囲温度を含んだ減速部表面温度90℃以下でご使用ください。下表は減速部表面温度90℃以下 となる負荷率（%ED）の目安を示します（。保証値ではありません。）実際のご使用に当たっては減速部表面温度をご確認ください。 周囲温度 20℃ 周囲温度 30℃ 30 30 1000r/min・1500r/min 2000r/min 1000r/min 1500r/min 25 25 3000r/min 3000r/min 2000r/min 20 20 荷 荷 重 15 重 15 kN kN 10 10 5 5 0 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 負荷時間率（%ED） 負荷時間率（%ED） SJ030H 周囲温度 40℃ 3000r/min 1500r/min 入力回転速度 2000r/min 1000r/min 30 1000r/min 25 3000r/min 2000r/min 1500r/min 20 荷 重 15 kN 10 5 0 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 負荷時間率（%ED） ■ 入力軸換算慣性モーメント ストローク毎の入力軸換算慣性モーメント（ ×10-4kg・m2） 100 200 300 400 500 600 800 1000 1200 1500 SJ030H基本形仕様 8.99 8.99 8.99 9.00 9.00 9.00 9.01 9.02 9.02 9.03 SJ030Hトラベリングナット仕様 12.1 12.2 12.2 12.2 12.3 12.3 12.4 12.4 12.5 12.6 19