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つばき小形ギヤモートルIoT仕様と、通信を行うための設定を分かり易く紹介しています。
①通信の無線化
②PLCと接続する場合
③パソコンと接続する場合
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このカタログについて
ドキュメント名 | つばき小形ギヤモータ IoT仕様 初めての方でも安心! かんたん通信接続ガイド |
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ドキュメント種別 | ハンドブック |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社椿本チエイン (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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初めての方でも安心!
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多くのお問い合わせをいただいている IoT 仕様の 通信方法について 3 つの具体例を紹介します!
通信の無線化 PLC と の接続
まず初めに ◆ギヤモータと通信を行うための初期設定
PLC など通信機器の設定は下表の通りに行ってください。※1 つでも設定が異なると正しく通信を行えません。
プロトコル Modbus-RTU ストップビット長 1bit
別途、端子箱内の基板用に
伝送路接続 RS-485(半二重) パリティピット EVEN
DC24V 電源が必要です!
通信速度 9600bps エンディアン LSB
スタートビット長 1bit スレーブアドレス 1-16 (0x01-0x10)
データビット長 8bit
“Modbus”はシュナイダー・エレクトリック・ユーエスエー・インコーポレーテッドの登録商標です
◆パラメータのデータアドレス設定
各パラメータのデータアドレスについては、以下の通信ガイドラインを
参照いただき設定を行ってください。
【通信ガイドライン】
https://tt-net.tsubakimoto.co.jp/lib/manual/M_GEN_SM_GUIDE/book/data/all_page.pdf
通信を無線化する場合
工場 事務所
920MHz 無線通信
無線にはさまざまな規格があり工場
内で無線通信を、行う場合は Sub-G
( サブギガ ) と呼ばれる 920MHz 帯の
無線がよく使われています。
複数の設備を一括監視する場合は、上図のように各設備
ごとに子機を設置、複数の子機から出力されたデータを
受信する親機、そして親機で統合されたデータを受信す
るためのハブ (LAN 端子 ) にて監視用 PC で一括監視が
可能になります。
上図の“データ収集機器”『データマル』を併用することで、
本製品のデータを簡易的に蓄積・見える化することも可能です。
※データを用いた演算等を要望される際は別途機器やソフトを提案いたします。
リアルタイムにトレンドグラフで表示したり、CSV データ出力が可能です。
株式会社 エム・システム技研 カスタマーセンター TEL : 06-6659-8200 までお願いいたします。
データマルに関するお問合せは
「データマル」は株式会社エム・システム技研の登録商標です。
◆必要な部品
(1) 通信ケーブル ※別売品 (2) ワイヤレスゲートウェイ
形番 : M-S05 を別途ご発注ください。 RS-485 の接続端子付が必要です。
◆配線方法
本製品と上図のワイヤレスゲートウェイ子機を配線する際は、
見開き右の“PLC と接続する場合”の配線方法をご参照ください。
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多くのお問い合わせをいただいている IoT 仕様の 通信方法について 3 つの具体例を紹介します!
PLC と の接続 パソコンとの接続
PLC と接続する場合
工場 事務所
◆必要な部品
(1)PLC (2) 通信ケーブル ※別売品
RS-485 の接続端子付が必要です。 形番 : M-S05 を別途ご発注ください。
PLC 通信ケーブル
◆配線方法
RS-485 の通信方式には全二重方式と半二重方式があり、本製品は半二重方式を採用しております。
※半二重方式とは、データの送受信が同じ端子のため、同時にデータの送受信が行えません。
【接続例】
・端子台:全二重方式の場合
A+茶 ① 番号 信号名称
※1 A+ 茶は半二重方式のため①送信データ (+)、
① 送信データ + 茶
⑤ GND 橙 ③受信データ (+) のどちらかに接続してください。
② 送信データ - 緑
B- 緑 ② ※2
③ 受信データ + 茶 B- 緑も半二重方式のため②送信データ (-)、
⑥ シールド ④ 受信データ - 緑 ④受信データ (-) のどちらかに接続してください。
短絡 ③ ⑤ 信号グラウンド 橙 ※3 ①送信データ (+) と②送信データ (-)、もしくは
⑦ ⑥ ケーブルのシールド線 ③受信データ (+) と④受信データ (-) に
④ ⑦ フレームグラウンド 終端抵抗を接続してください。
・端子台:半二重方式の場合
① 番号 信号名称
A+ 茶
① 受信・送信データ +
② B- 緑 ② 受信・送信データ -
③ 信号グラウンド
③ GND 橙 ④ ケーブルのシールド線
④ ⑤ フレームグラウンド
シールド
⑤
◆注意点
【取扱説明書】
※PLC にはご購入時よりエコーバックが設定されている製品がございます。
本製品と接続する場合はエコーバックの設定を解除してください。
エコーバックとは…CUI において入力したコマンドや文字列などを入力元へ送り返すことです。
※複数台接続する場合は製品に付属の取扱説明書をご参照ください。
パソコンとの接続 は裏面をご覧ください。
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パソコンと接続する場合
工場
通信ケーブル ( 別売品 ) にてパソコンと接続
することにより、作動させる閾値の変更および
ソフトにてリアルタイムでの波形確認・各種
データの保存が可能となります。
ソフトウェアは弊社ホームページから
ダウンロードが可能です。( 無償 )
◆必要な部品
(1) 通信ケーブル ※別売品 (2)USB-RS485 コンバータ
形番 : M-S05 を別途ご発注ください。 お客様にて市販品をご用意ください。
‐ケーブル長:5m‐
通信ケーブル 形番:M-S05 ※安定した通信を実現するために
絶縁タイプを推奨します。
◆配線方法
④ 番号 信号名称
③ ① 受信・送信データ(+)
② 受信・送信データ(-)
②
③ 信号グラウンド
①
④ NC(接続不要)
通信ケーブル 形番:M-S05 USB-RS485 コンバータ
◆通信接続を行う前の事前準備
USB-RS485 コンバータを用いてパソコンと接続するためには、USB ドライバのインストールが必要です。
ドライバは通常、インターネット上より自動的にダウンロードしインストールされます。
うまくインストールできない場合は、使用するコンバータに付属している CD、もしくはコンバータ
メーカのホームページからダウンロードをお願いします。
【接続開始画面】 【ソフトウエア画面】
表示される COM ポートはお使いの、
PC 環境により異なりますので、
1 番号ずつ選択し試してください。
バージョンアップにより、
画面が変更となる場合があります.
操作方法については、圧縮ファイルでソフトウエアと一緒に入っている取扱説明書をご覧ください。
つばきパワトラ総合技術情報サイト h�ps://�-net.tsubakimoto.co.jp
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