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このカタログについて
ドキュメント名 | 視程計・霧センサ |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 881.9Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社アイ・アール・システム (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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視程計の測定原理とは
小型視程計
測定原理 測定方式それぞれの比較
視程計とは発した光の空気や微粒⼦による散乱や減衰を⾒ること
株式会社アイ・アール・システム 製品カタログ 透過率⽅式
で、視程距離を算出する装置です。
光を感知することで視程を算出するので、設置の際は環境光や遮 ◎実測範囲が広いため信頼性が高い
霧の感知・数値化、悪天候の検出、警報機構への組み込みに 蔽物による反射に注意が必要です。また、環境や用途に合った視 △数十m障害物の無い場所が必要
程計を選ぶことが重要です。
前方散乱方式
視程計は省スペースでの観測が可能ですが、実際に数〜数⼗キ
ロ先の⼤気状態を⾒ているわけではありません。 ◎環境光、障害物に強い
△比較的高価
測定方式
後方散乱方式
視程計の測定⽅式は⼤きく散乱⽅式と透過率⽅式に分けられ、
◎⼩型化が容易で、⽐較的安価
散乱方式には前方散乱方式と後方散乱方式の2種があります。
(右と下の比較をご覧ください) △レーザー光を使うものが多いため注意が必要
各測定方式の違い 霧粒や⾬粒などの 透過率⽅式
⼤気中の粒⼦
透過光
視程計からの光
霧・雨・雪などの気象条件で、 センサ センサ
10kmまで視界の悪化を具体的数値として計測*します。
車両、船舶、航空機など交通機関の警報システム、 光の進⾏⽅向とは 光の進⾏⽅向と
また山岳や森林に常設しての監視システムなど 後方散乱方式 逆方向の散乱光 同じ方向の散乱光 前方散乱方式
危険をいち早く感知する必要のある用途に最適です。 設置と実測範 囲について
地面からの反射光を防ぐため
弊社の⼩型視程計は⼩型で堅牢なため、持ち運びも容易です。 透過率⽅式の受光側 地上から離して設置する
野外試験の環境測定や気象データ収集、部品として他機器への 前方散乱方式の 後方散乱方式の 透過率⽅式の
視程計 実測範囲 実測範囲 実測範囲
組み込みなどにも利⽤されています。 (1、2m程) (十m程) (数十m)
設置例
向き
*…視程計の前方数mの実測範囲で得た視程情報をもとに算出します
柱 実測範囲やその周囲に遮蔽物や
障害物があると誤計測の原因となるため注意
視程とは…⼈が⾁眼で物を判別できなくなる距離のこと また⾃動⾞道に向けて設置しないこと
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アイ・アール・システムが販売する視程計について 製品データ比較表
使⽤条件、利⽤目的に合わせて、⼩型で安価かつ省スペースでご利⽤できる
機器名 測定方式 算出距離 寸法 重量 消費電⼒ 使⽤温度 光波⻑ データ出 ソフトの
前・後方散乱方式を用いた4種類の視程計をご用意しております。 &出⼒ ⼒間隔 付属
BSVi 後方散乱 20m〜 120x120 約1kg <260mA -20〜 650nm 1分間隔 オプション
BSVi・BSV
10km x90mm 12V +50℃ <5mW
小型の後方散乱型視程計です。
測定距離に優れ、視程を求める必要のあるあらゆる⽤途にお使いいただけます。
BSVは視程計測のみ、 BSV 後方散乱 20m〜 120x120 約1kg <260mA -20〜 650nm 1分間隔 ×
BSViからは降⾬量と降雪量と⾬粒径のデータが取得でき、 10km x90mm 12V +50℃ <5mW
簡易的な気象観測装置としての利⽤が可能です。
BSVi・BSV
mini- 後方散乱 20m〜 68x45x3 約170g <100mA -20〜 850nm 30秒間隔 ×
miniBSV
BSV 4km 4mm 12V +50℃ <3mW
超小型の後方散乱型視程計です。
片手に収まるコンパクトなボディ、わずか170gの重量、低消費電⼒が特徴です。
FVS 前方散乱 10m〜 360x80x 約4.5 kg <150mA -40〜 No Data 1分〜任 環境設定
深い霧の測定に⼗分な測定距離と精度を持っており、
(人体には安全)
省エネ、省スペースな監視システムに適しています。 45° 2km 190mm 24V +60℃ 意の間隔 用のみ
また、特に安価な価格でお求めいただけます。
miniBSV
視程計と併用して効果的な感 知・計測システムのご紹介
FSV
小型の前方散乱型視程計です。
非接触 ■光の吸収を利⽤した
測定距離は最も短いものの、 ■非接触で温度の計測 NDIR 非常にクリーンなガス計
を⾏います。
精度、誤感知の少なさに優れ、霧の正確な測定に適しています。 測システムです。
■建築物や基盤の管
専用のモデムを使用することで無線通信にてデータを飛ばすことも可能です。 ■環境ガス、フロンガ
理、点検において目に⾒
専⽤の気象観測装置(⾬・風・温度・湿度)と組み合わせることも出来ます。 ス、各種工業ガスの計えない危険・⽋陥を発⾒
測など、様々な用途にFSV することが出来ます。
温度計測 用いられています。 分光 吸光度計測
視程計のUIについて インターフェースと通信形式
■人体から放射される 人感センサ ■CO2の特徴的な赤外BSVi・BSV
視程データはASCII形式にて出⼒されます。 ⾚外線を検知し、不在 火災検知・火報器 放射を計測することで、火
・デジタル RS232 ASCII形式
時の省エネや侵⼊者警 災検知を⾏います。
例えばBSVは、1分毎にASCII形式のデータを出⼒します。 ・アナログ 0〜5V 報などに役⽴てます。 ■⾚外線を利⽤することで
BSVをPC等へ接続することでm単位の視程距離の情報を ■夜間でも問題なく感 他の警報機に比べ、高速miniBSV
知することが可能です。 かつ遠隔で炎を感知しま
読む事が出来ます。 ・デジタル RS232 ASCII形式
省エネ・セキュリティ す。
ソフトへの組み込みも簡単なことが特徴で、アラーム設定や ・アナログ 0〜5V
複数機の管理など様々なソフトの設計が可能です。 ・FSV 株式会社アイ・アール・システム
また、弊社でもソフト設計についてご相談を承っております。 ・デジタル RS485 ASCIIもしくは独自形式 〒192-0355 東京都八王子市堀の内2-10--5
気軽にご質問ください。 ・アナログ 4〜20mA Tel:042-674-9817 FAX:042-674-9824 http://www.irsystem.com office@irsystem.com