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B&Rのプログラミングツール - Automation Studio 4.0(日本語版)

製品カタログ

統合ソフトウェア・ソリューション

Automation Studioを使えば、開発者はオープン/クローズドコントロールループ、アリゴリズム、ムーブメントシークエンス、ビジュアライゼーション、インターフェースのプログラムやテスト、最適化を、すべて単一の開発環境で行うことができます。これにより、別々のツール同士をインターフェース接続する際に起きる問題をなくし、開発の効率性を大幅に高めます。

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このカタログについて

ドキュメント名 B&Rのプログラミングツール - Automation Studio 4.0(日本語版)
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 6.7Mb
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取り扱い企業 B&R株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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Integrated automation Automation Global presence Studio 4 Solid partnership - 統合ソフトウェア・ソリューション - B&R Corporate Headquarters B&R Strasse 1 t +43 7748 6586-0 B&R Industrial Automation GmbH 5142 Eggelsberg, Austria f +43 7748 6586 〒 220-0011 最寄りのご連絡先 B&R 日本法人 神奈川県横浜市西区高島 1-1-2 t 045 263 8460 offi ce.jp@br-automation.com https://www.br-automation.com/ja/ B&R Industrial Automation 株式会社 横浜三井ビル 23F f 045 263 8461 www.br-automation.com/ja/ brnituite/kontakuto/ MM-J01325.041 © 06/2013 by B&R.All rights reserved worldwide
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03 Integrated automation 目次 Automation Studio 4   04 とにかく、 速い! 06 統合型 ソフトウェア ・ エンジニアリング   08 すべてのレベルでオープンに   10 Automation Studio を使ったソフトウェア ・ エンジニアリング   12 コンカレント ・ エンジニアリングでメカトロニック ・ シナジーを   14 持続性のあるソフトウェア   16 ドラッグ&ドロップ –  ハードウェア ・ コンフィギュレーションが 今までになく 簡単に  18 プログラミング言語を 必要に応じて組合せ   20 統合型 HMI パッケージ   21 1ツールで ユニバーサル ・ モーション ・ コントロール   22 バーチャル ・ ワイヤリング – リアル ・ セーフティ   23 お客様のソフトウェア投資を 安全に   24 量産用マシンの生産を オンデマンド ・ ソフトウェアで   26 統合型 オンライン診断   28 リダンダンシで可用性を 最大に   30 APROL プロセス コントロール ・ システム   31 Automation Studio 4 の内側  – コア機能   32 すべての産業向けに   35 POWERLINK  –  リアルタイム ・ イーサネットのスタンダード   36 openSAFETY  –  唯一のフィールドバス独立型セーフティ ・ プロトコル   37 お客様のシステムを最適化   38 Automation Studio 4
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04 05 Automation Studio 4 < 1 ツールで オートメーション・プロジェクトのあらゆる面で使えるひとつの統合型プログラミングツールにより、 全体の統合性を高め、エンジニアリング領域間の情報の行き違いをなくします。 < リードタイムを削減 機械のシミュレーションから自動コード生成を行い、電気的エンジニアリング・ソフトウェアのコンフィ ギュレーション・データを利用し、ソフトウェア開発作業をモジュール単位に細分化して共同作業の 効率化をサポートし、市場への投入時間を短縮します。 < 開発費を削減 複数のプロジェクト間でソフトウェア・モジュールの再利用が容易。PC 上のシミュレーション機能に より、ハードウェアの完成を待たずにソフトウェアのデバッグが可能。また試運転をモジュール単位で 行う事で時間とコストの削減をします。 < 再利用性の向上 事前にプログラム及び検証されたプリプログラム・テクノロジー・コンポーネントを再利用し、マシン とシステムの再開発が容易になります。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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06 07 とにかく、速い! すばやく学べる < 直感的なユーザ・ガイダンス < 一貫性のあるユーザ・インターフェース をオートメーション・プロジェクトの すべての側面に < すぐに使える プログラムがより速く Automation Studio 4 は、機械とシステム・エン わせつつ、機械的・電気的なコンポーネントの開発 < IEC 61131-3、 C、 C++、CFC 言語 ジニアリングにおいて、最高のツールです。ソフト も行うということです。複数のプログラマにソフト で多彩なプログラミング ウェア開発への持続可能で効率のよいアプローチに ウェア・ソリューション全体の様々な側面につい よって、製品の複雑さが増し続ける中でも、品質を て、並行して作業させることも必要です。 < 長 期利用可能な拡張性のあるハード 向上させ、エンジニアリング・コストを低減し、市 ウェア・プラットフォーム 場投入時間を短くします。 大きな開発目標を達成するためのもうひとつのカギ は、モジュールが社内開発のものでも、プリプログ < オ ープン・スタンダードで双方向の 資本財市場では価格を抑えつつ、機能を拡張し続け ラムされたコンポーネットであっても、フィールド インターフェース ることが期待されます。最高の品質とともに製品寿 ですでに実績のある既存のソフトウェア要素を再利 命の長期化、オペレーティングコスト・サービスコ 用することです。そうすれば、プログラミング、テ ストの低減が要求されます。機械・システムがこの スト、認証にかかる時間と労力を節約できます。 要求に応え、収益に本当の付加価値を与えるには、 より高度になる複雑さに対応していくしかありませ 機械・システムオートメーションの単一ツールとし サービスを速く ん。製品の計画や開発・設計に費やす時間を増やす て、Automation Studio4 はかつてない最先端の機 ということはできません。過酷な競争によって競合 能で製品開発のすべての段階・側面をサポートしま < コントロール、HMI、モーション、 社は次々と技術面での優位性を手に入れるからです。 す。それによって、ソフトウェア開発者がどんどん セーフティ・テクノロジーのシン 複雑になるメカトロニクス・システムを速く、効率 グル・パートナー 成功へのパラダイム・シフト よく、品質に妥協することなく克服できるよう、応 パラレル・エンジニアリングは開発を加速するため 援します。 < 総 合的なリモート診断 のひとつのカギとなります。つまり、仕様が決まり しだいソフトウェアの開発を始め、同時に歩調を合 < ワールドワイド・サポート Automation Studio 4 Automation Studio 4
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08 09 Automation Studio4 なら、ひ とつの開発・ランタイム環境 で、コントロール、モーション・ 統合型 テクノロジーから HMI、オペレーション、さらには統合型セーフティテクノロジーまで、 オートメーション・ソリュー ソフトウェア・エンジニアリング ションのすべての側面に対応できます。 Automation Studio4 なら、ひとつの開発・ラン いくため、開発方法も劇的な進化を遂げざるを得ま オブジェクト指向プログラミングのメリット 方向の交換によって、両方のデータが常に最新であ タイム環境で、コントロール、モーション・テクノ せん。 機械・システムの動作はソフトウェアによって管理 るようになります。 ロジーから HMI、オペレーション、さらには統合 されます。すべてのプロセスと動作をコントロール 型セーフティテクノロジーまで、オートメーション・ 市場投入時間の目標を達成するには、もはや、機械 してのはソフトウェアであり、重要なメッセージや 再利用可能なモジュールで持続性のある削減を ソリューションのすべての側面に対応できます。こ の組立が終わってハードウェアが設置され、ソフト 運転データを管理するのも、ユーザの入力や外部シ 統合型のツールはチームワークを円滑にし、バー のパワフルな産業用オートメーション向けソフト ウェア開発が短納期で行われるのを待っていること ステムからの指示、センサ経由でレポートされたイ ジョン管理を自動化することでコーディネーション ウェア・エンジニアリング・プラットフォームの第 はできません。最近のプログラミング・ツールは本 ベントに適切な反応をするのも、ソフトウェアです。 や文書化に費やす時間を削減します。マスターデー 4世代は、デザインを完全に見直し、ユーザがより 当にプログラミング作業自体を加速できるようにな タの自動生成、ビジュアル・ハードウェア・コンフィ 効率よく、効果的に作業できるようになりました。 りましたが、効率よく持続性のある製品開発への可 したがって、ソフトウェア開発は細部がたくさん変 ギュレーション・ツール、使いやすいオブジェクト 能性を一番秘めているのは、機械的 / 電気的 / ソフ 更されそうな時でも、機械的設計と同じ仕様をベー 指向プログラミングといった便利な機能によって、 今日のソフトウェア開発者は機械上でも机の上で トウェア・エンジニアリングを融合し、実際にそう スとして始まります。オブジェクト指向プログラミ ソフトウェア設計はより楽しくなります。 も、今までにないハードウェア・オプションの多様 であるように、機械・システムを一体化した生き物 ングの特長を生かして、後から実際の値を入れるこ 性に対応しています。取り付けの複雑さ、機能密度 のように扱うことにあります。 とができる構成や変数を作ることができます。 グローバル変数にアクセスする代わりに、明確に定 とそれぞれの機械が行う動作の多様さに追いついて 義されたインターフェースを通じてデータ交換する 自己完結型のモジュールは、理論上考えられる任意 CAD システムとの双方向データ交換 の階層に配置できます。Automation Studio では、 シミュレーション・モデルから自動コード生成を行 アプリケーション全体を複数の開発者向けのサブプ うと、開発プロセスのごく早い段階で、機械的設計 ロジェクトに分割したり、個々のソフトウェア・コ とソフトウェアを連携させる助けとなります。最新 ンポーネントを外注したりするのも簡単です。それ の CAD ソフトウェアでキネマティクスとダイナミ によって、すべてを一からプログラムしなおす手間 クス・システムのシミュレーションからデータを生 もなく、複雑な機械をコンポーネントごとにすばや 成し、個別のコンポーネントやモジュール全体を作 くアップグレードできるようになります。モジュ れるようになれば、プログラミングはさらに削減で ラー・ソフトウェア・アーキテクチャーは、テクノ きます。電気的な設計についても、マスターデータ ロジー・コンポーネントとファンクション・ライブ が2つあることによる不必要な労力とエラーのリス ラリの可能性を簡単にフル活用できるようにしま クを回避するという多くのメリットがあります。今 す。これは、コードを書いてテストするのに使う時 ではソフトウェア開発者は ECAD プロジェクトと 間が少なくなるだけでなく、動的にコンフィギュ Automation Studio のハードウェア・コンフィギュ レーション可能なマシン・バリアントやオプション レーションを EPLAN Electric P8 インターフェース 機能を作れるようにもします。 を使って簡単に同期させることができます。この双 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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10 11 すべてのレベルでオープンに < I EC 61131-3, C, C++, CFC < あ らゆるフィールドバス・ シームレスに統合 システム POWERLINK, CANopen, DeviceNet, Modbus IDA, < プロジェクトファイルは PROFIBUS, PROFINET, XML フォーマット Ethernet/IP, FDT/DTM, ファイルはすべてプレーン・ EDS, GSD テキストで < P LCopen < S QL インターフェース モーション&セーフティ・ PLC からデータベースに テクノロジー 直接アクセス POWERLINK < インターネット < オープン・イーサネット ウェブ・サーバ、 ベース・リアルタイム・ HTTP クライアント、 フィールドバス System Diagnostics Manager < o penSAFETY < ERP / MES / SCADA フィールドバス独立型 上位コントロールレベルに 統合セーフティ 直接接続 < シミュレーション < E CAD システム MATLAB, MapleSim EPLAN Electric P8 を使い、 双方向データ交換が容易に 将来を保証するソリューションは、オープン・ソ は、プログラマが自分の好きな言語で作業できるだ 経由でデータベースに直接アクセスすることによっ 専用のライブラリを通してサポートしており、オペ リューションだけです。オープン性は最も快適に使 けでなく、既存のコードを簡単に統合できるという て利用可能です。 レーションや製造のロケーション・フリーなアプ えるツールでの作業を可能にしてくれます。機械が ことです。モーション・コントロールとセーフティ ローチの導入を効率的に行います。 外部のシステムと通信するのを簡単にします。そし 向けなど、PLCopen ファンクション・ブロックが 他のシステムに対する多くのインターフェース て、既存ソフトウェアの将来のソリューションへの 利用できるので、さらにプログラミングが簡単にな Automation Studio 4 はプラント管理レベルまでの あらゆるフィールドバス・システムの直接的な統合 再利用を円滑にすることで、貴重な時間を確保し、 り、シミュレーション・ツールから自動生成したコー ダ イ レ ク ト な 接 続 が 可 能 な た め、OPC Unified 向けのオプションがあるので、Automation Studio 製品を市場へ投入するまでの時間を早めます、独自 ドを統合するコネクタにもなります。 Architecture(OPC UA) を利用しています。このプ 4 は利用可能なフィールド・デバイスの振る ・ スペ のソリューションに、決別し。未来は Automation ロトコルでは開発者を楽にする便利な機能が提供さ クトラムを開き、サードパーティ・システム統合の Studio 4 で。 プロジェクト・ファイルは事実上の IT 標準である れており、またオープン・アーキテクチャをもった ために最適なサポートを提供します。統合型セーフ XML フォーマットのみでシェアされるので、部品管 新しいマーケット・スタンダードとして、非常に幅 ティ・ソリューション – 同じく Automation Studio Automation Studio 4 で は、IEC 61131 言 語、 理や生産計画ソフトウェアのようなサードパー 広い種類のサードパーティ・システムとの長期にわ 4 でプログラム可能 – は、使用されているフィール CFC、C 言語での PLC プログラミング、C++ での ティ・システムとのオープンな通信を可能にしま たる互換性を約束しています。Automation Studio ドバス・システムから完全に独立しています。 オブジェクト指向プログラミングが可能です。これ す。より詳細なサポートは SQL インターフェース 4 は、さまざまなインターネット・テクノロジーも Automation Studio 4 Automation Studio 4
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12 13 Automation Studio を使った Automation Studio を使えば、開発者はオープン / テクチャの利用、新しく持続性のある開発技術のアクローズド・コントロール・ループ、アルゴリズム、 プリケーションによって、この統合型開発プラット 動作シーケンス、ビジュアライゼーション・インター フォームとリアルタイム・オペレーティング・シス ソフトウェア・エンジニアリング フェースのプログラム、テスト、最適化を、すべて テムは高品質で完成したソリューション開発の時間単一の開発環境で行うことができます。これによっ 短 縮 を 初 め か ら 終 わ り ま で サ ポ ー ト し ま す。 て、別々のツールどうしをインターフェース接続す Automation Studio 4 を使って、システム間の障壁 る際に起きる問題をなくし、開発の効率性を大幅に をなくし、再利用可能なソフトウェア・コンポーネ 高めます。オープンな通信とソフトウェア・アーキ ントの可能性をフルに活用しましょう。 01 通信 05 ドライブとモーション・コントロール < す べてのデバイスは POWERLINK 経由でネット < ス テッパ・モータからサーボドライブまで統一された ワーク化され、完璧な同期システムを形成します。 プログラミング 01 通信 < OPC でマシンデータへのシンプルで管理された < 標準 PLCopen 統合で簡単なアクセス アクセス < コンフィギュレーションから試運転まで包括的なサポート < フィールドバス・デバイスを制約なく統合 < ひとつのシステムで単軸から CNC、ロボティクス・アプ < 外部データベースと機械を直接リンク リケーションまで 08 コントロール 02 プロジェクト・マネジメント 06 セーフティ < ソフトウェアの再利用性による投資保護 < 標準、安全アプリケーションでセーフ I/O データを統一 B &R の製品をすべて完全に統合し、しかも他の 表示 02 プロジェクト・ < メーカの製品に対してもオープン マネジメント< 安全アプリケーションに機能変更の影響なし < ソース・コントロール・システムで定義された < 認 証済みの PLCopen ファンクション・ブロックを使って 開発バージョンへのアクセスを保証 プログラミング中の安全を 07 操作とモニタリング < openSAFETY でフィールドバス独立型セーフティ・テク ノロジー 03 プログラミング 07 操作とモニタリング 03 プログラミング < IEC 61131-3、CFC、ANSI C との互換性 < 統 合型マシン・ビジュアライゼーション-小さなディス < C++ でのオブジェクト指向プログラミング プレイから SCADA パッケージまで < 豊富なテクノロジー・ライブラリ < コントローラ上のマシン・ビジュアライゼーション - < サードパーティ・アプリケーションのコードを統合 ローカル、リモート、バーチャルで 06 セーフティ < す べての PLCopen ファンクション・ブロックに < ユニコードを使用したマルチリンガル・アプリケーション アクセス可能 04 診断とリモート・メンテナンス 08 コントロール 04 診断と リモート・メンテナンス < 総合的な統合型診断機能 < コントロール、HMI、モーション、セーフティ・テクノ < 機械の状態をグラフィカルに分析 ロジーの完全な統合 < System Diagnostics Manager でウェブベースの < あ らゆるハードウェア・プラットフォーム間のソフト 05 ド ライブとモーション・ 診断 ウェア互換性 コントロール < プラント・コンポーネントの動的アップデート < ハードウェア、ローカルデータ管理の分散化 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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14 15 ビデオ : メカトロニック開発プロセス コンカレント・エンジニアリングで シミュレーションで開発を加速 であればどれでも、接続されたモータで動く負荷を開発中の機能のコンピュータ・モデルを使うシミュ 含め、シミュレーションを行えます。あるいは、3D レーション・ベースのエンジニアリングは、開発プ ハードウェア・モデルを使って、 予定のハードウェ メカトロニック・シナジーを ロセスのごく早い段階で、機械的設計とソフトウェ アに合わせた入出力のリアルタイム・ビヘイビアのアを連携させる助けとなります。こういったモデル シミュレーションを行うこともできます。 は、個々のコンポーネントのキネマティクスやダイ ナミクスのシミュレーションや、機械エンジニアが 使う CAD システム内のモジュール全体のデータに 多領域にわたるコンカレント・エンジニアリング 基づいて生成されます。 エンジニアリングの領域間にある障壁を取り除くこ 理想 メカニクス エレクロトニクス ソフトウェア とで、Automation Studio4 は開発フローを最適化 自動コード生成 し、製品の市場投入までの時間をさらに加速するお MATLAB/Simulink や MapleSim の よ う な シ ミ ュ 手伝いをします。主要な ECAD ツール、EPLAN 現実 レーション・ツールのシミュレーションしたプロセ Electric P8 のデータベース・システムと双方向イン スの分析や、それをC言語やStructured Textのソー ターフェースを持っているので、電気系統とハード ス・コードに変換する機能は、ソフトウェア開発を ウェアのコンフィギュレーションを同期させ、デー コンカレント 非常に楽に、早くします。すべてを手動でプログラ タ入力が重複したり、整合性がなくなったりするの ム す る 代 わ り に、 こ う い っ た コ ー ド を 直 接 を防ぎます。EPLANのデータベース・プラットフォー Automation Studio にインポートするだけで、制御 ムのサポートは、機械・システムのエンジニアリン ソフトウェアの内蔵型アプリケーション・モジュー グ分野でよく使われる他のツールでも行われてお コンカレント ルとして使うことができます。これは貴重な開発リ り、油圧・空気圧式コンポーネントの MCAD の設計・ &モジュラー ソースの節約になり、潜在的な間違いや誤解のもと プランを統合するのも簡単です。 をなくします。B&R が開発した記号によるアルゴリ ズムはモデルの効果を損なうことなく、コードの実 Automation Studio4 は、I/O 割当てデータとプロ 行を最適化し、加速します。 セス変数を含め、EPLAN Electric P8 からハードウェ Automation Studio 4 は、コンカレント・モジュ ア・トポロジ全体を直接インポートすることがで ラー化、どちらの開発もフルサポートし、その過 より速く市場へ! 労力をかけずにより高い品質を き、双方向から調整が可能です。 程で機械・システムのトータル開発時間を短縮し ます。 物理的シミュレーション・モデルのコードは、自動 的に生成され、B&R のオートメーションハードウェ アに転送されて、ハードウェア・イン・ザ・ループ (HIL) シミュレーションを使ったマシンの動きのテ ストに使用できます。このシミュレーションを通し てなんらかの調整の必要が生じれば、シミュレー 機械やシステムの生産に際しては、機械、電気、制 メカトロニック・システムはメカニクス、油圧、空 ション・モデルの中でうまく直すことができます。 御、ソフトウェア・エンジニアリングの領域が一体 気圧を電気機器、制御テクノロジー、ソフトウェア となって、完全に統合されたメカトロニック・シス と融合させます。市場への入口がせまく、予算は厳 逆に、ファンクション・ブロックを Automation ハイライト テムを作りだします。こういったシステムの複雑さ しく、複雑さや効率性への要求が増しているこの時 Studio4 から Simulink や MapleSim に送って、テ は増している一方で、開発に許された時間は縮まっ 代に、マシンとシステムの開発は早くコスト効率に ストすることもできます。これによってソフトウェ < ソフトウェア・エンジニアリングを ています。Automation Studio 4 が提供するパワ 優れていなくてはなりません。開発を失敗に導きか ア開発工程をいくつかの点で加速でき、たとえば品 早く始めることでリードタイムを短縮 フルな機能とサードパーティ・システムへのインテ ねないリスクの排除は不可欠です。開発サイクル全 質保証の検証を労力を加えることなく統合できま < コンカレント・エンジニアリングで リジェントな接続性は、開発者はメカトロニック・ 体の短縮のカギは、こういった複数の異なる課題に す。Automation Studion に統合されたランタイム 製品を改善 エンジニアリングのシナジーの恩恵を十分に受ける 同時に取り組んでいくことです。ソフトウェアはあ 環境シミュレータ、ARsim はハードウェアがなくて < シミュレーション使用による制御結果の ことができます。試作段階からすぐにシリーズ生産 らゆるプロセスや動きを含め、マシン、システムの もコントローラの操作のシミュレーションを可能に 保証 の準備ができるように – より早く、低価格で、品質 ビヘイビアを司るので、ソフトウェアの開発もメカ します。しかし、バーチャルでのテストとコミッショ < 開発サイクルの加速 の妥協なく ニカル・デザインと同じ仕様に基づいて同時に開始 ニング向けのオプションはそれだけではありませ < ソフトウェア品質の強化 できます。 ん。B&R の ACOPOS シリーズのドライブシステム Automation Studio 4 Automation Studio 4 コンカレント& モジュラー化 コンカレント プロジェクト終了予定 今までの開発でのプロジェクト終了
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16 17 信の間の境界線はあいまいになっています。ソフト 持続性のあるソフトウェア ウェア・ソリューションがより複雑なものに挑戦し、生産性や効率性を落とさずに機械全体や入り組 んだアルゴリズムを管理しようとするのであれば、 モジュラー構造が絶対に不可欠です。機械エンジニ アが標準の部品やコンポーネントを使うのと同じよ うに、モジュラー型のソフトウェア構造は単独の機 能、プロセス、制御アルゴリズムのライブラリを使っ て作られます。 Automation Studio4 は内蔵のアプリケーション・ モジュールを使い、モジュラー型プログラミングを サポートします。アプリケーション・モジュールは 単一の機能、マシン・コンポーネント、あるいはマ シン・モジュール全体を表すことができます。内部 には、ファンクション・ブロックのヒエラルキー、 プログラム全体、あるいは両方のさまざまな組合せ が含まれています。 分割統治法 多数のアプリケーション・モジュールから、より大 きなプログラムを組み立てれば、プログラムのナビ ゲーションやメンテナンスは大幅に簡略化されま す。モジュラー型マシン・デザインのより直感的な 表現を可能にするだけでなく、モジュラー型ソフト Automation Studio 4 は、よく使われるソフトウェア・モジュールの標準化をサポートします。これは再利用性を容易に ウェアは複数の開発者の間で作業を分割して行うの するだけでなく、ソフトウェア全体の品質を向上させます。 を容易にするので、開発者は互いに独立して自分の モジュールを開発したり、十分にテストを行ったり Automation Studio4 では、個別のアプリケーション・モ することができます。このアプローチにより、外部 ジュールに対して別々の開発者が並行してテストやプログ のサービスプロバイダを使う場合の自由度や安全性 ソフトウェア開発をタスクごとに分割し、複数の開 明確に定義された接続を使って完結した機械・シス ラムを行うことができ、その後まとめて完成させるのも簡単です。 が確保でき、また、必要であれば、ソリューション 発者やチームで並行して完成させられる機能は、驚 テムにするのです。多くの設計事務所では、プロジェ のある部分をお客様にプログラムしてもらうことも くほど時間の節約になります。ソフトウェア・モ クトは様々なエンジニアリング領域のスペシャリス できます。 ジュールによく使う機能を保存しておいて、必要な ト間で分割されます。 時にいつでも再利用できるようになると、こういっ ファンクショナル・コンポーネントの連続的アップ た時間の節約がより多くできます。インテリジェン 複雑な製品を極める ハイライト グレード トなソフトウェアのモジュラー化に注力すること モジュラー化のアプローチは、機械エンジニアに十 ファンクショナル・コンポーネントをそれぞれ連続し で、Automation Studio4 は開発のゴールに早く 分に活用され、IT の世界では何年も前から主流に < わかりやすいインターフェースで品質向上 てアップグレードしていけば、メーカにとっては新世 到達できるようにし、同時にプロジェクトのあらゆ なっています。PLC プログラミングの初期の時代を < こ なしやすいワークロードになり、 代の機械の開発をわざわざ一から行うよりも、ずっと る側面を通して品質を保てるよう、お手伝いします。 思わせる旧式の方法を使い続ければ、今日の複雑な ミスが起こるリスクを削減 迅速で効率よいアプローチができます。ワークロード メカトロニクスシステム向けのソフトウェア開発 < 並行エンジニアリングで開発がよりはやく がよりバランスよくなることで開発チームの作業は効 スケジュールや予算をあきらめることなく、ますま を、無用につらいものにしてしまいます。 < モ ジュラー・マシン・デザインを 率性を増し、結果として品質が向上し、試運転の時間 す複雑になる今日の製品に向き合っていくために、 直感的に開発 が短くなるという成果がすぐに見られます。 機械設計技術者は標準化とモジュラー化に活路を見 機械・システムの内部で行われる操作がますます複 < サードパーティのソリューションを 出しています。特定の機能を果たす標準の部品とコ 雑に、同時進行になるに従って、プログラマブル論 簡単に安全に統合 ンポーネントを開発し、必要に応じて組み合わせ、 理、CNC、ロボティクス、高度な軸制御、HMI、通 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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18 19 ドラッグ&ドロップ  –   ハードウェア・ ハードウェア・ツリー内でコピー&ペースト バーチャル制御盤 コンフィギュレーションが Automation Studio4 の System Designer は、 た System Designer のビジュアル・エディタでは、くさんの便利な機能があり、開発者が複雑なハード システム・トポロジはバーチャル制御盤内にハード ウェア・トポロジを使いこなせるようサポートしま ウェア・コンポーネントを写真のようにリアルなイ これまでになく す。既存のツリー構造内でのハードウェア管理につ メージで並べた形でレイアウトされ、その間に接続いて、慣れ親しんだ IT の世界のやり方で書き、利 を書き込みます。この直感的なアプローチがハード 簡単に 便性と効率性を最大化します。Physical View でシ ウェア・コンフィギュレーションの設定を早く簡単ステムコンポーネントをいくつも選び、共通パラ にします。その間ずっと、Automation Studioはバッメータを一度に設定することができます。個々の クグランドで妥当性のチェックとパラメータの設定 ハードウェア・ノードやブランチ全体を移動し、 コ を行っています。またグラフィカル・ビューにより、 ピー&ペーストやドラッグ&ドロップを使ってコン ドラッグ・アンド・ドロップを使って、ハードウェア・ フィギュレーションを直します。必要なコンフィ コンポーネントのグループの複製をプロパティもす ギュレーション・パラメータはバックグラウンドで べて一緒に簡単に行うことができます。 自動的に更新され、時間の無駄をなくし、エラーの 可能性を未然に摘み取ります。 コンポーネントどうしの接続は XML ファイルで保存 され、自動の診断やデバッグ、サードパーティ・シ ステムへの接続追加などをサポートします。たとえ ばEPLAN Electric P8を使った双方向インターフェー スは、コンフィギュレーション・データをどちらの システムでも入力や修正でき、ボタンを押せば同期 できるということになります。このメカトロニック・ アプローチにより、ワークロードの削減だけでなく、 エラーの元凶となる重複作業もなくします。 Automation Studio4 の System Designer 機能 ハードウェア・コンフィギュレーションはオート ハイライト は、デバイスと接続を本物の制御盤のような見え方 メーション・アプリケーションの完成形への重要な で配置できるようにして、ハードウェアの早く正確 足がかりです。つまり、それはコントローラ、オー < ドラッグ・アンド・ドロップを使ったハー なレイアウトをサポートし、共通コンポーネントを トメーション PC、アナログ・デジタル I/O モジュー ドウェア・コンフィギュレーションの作成 簡単に構成して何度も再利用可能にします。これは ル、ドライブ、モータから操作とビジュアリゼーショ < シンプルで直感的なシステム・アクセス 持続的なソフトウェア開発プロセスに役立ち、複雑 ン用の HMI デバイス、セーフティ・コントローラ < グループやケーブル配線図に沿って並べた になる製品を管理しやすくしながら、品質は高く、 とセーフティ I/O からなるセーフティ I/O モジュー モジュールを自動的に生成 エンジニアリングコストを低くします。 ルまでを含む、ソフトウェアを最終的に走らせる < 新しいモジュールを追加すると互換性の ハードウェア全体の記述なのです。 Hardware Catalog は必要なハードウェア・モジュールが あるモジュールとインターフェースを認識 すばやく簡単に見つけられるようにします。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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20 21 プログラミング言語を 統合型 必要に応じて組合せ HMI パッケージ ハイライト < 完結型で簡単、IEC 61131-3 言語、CFC、ANSI C との互換性 < C++ でオブジェクト指向プログラミング < 人間であれば 1000 年分に相当する経験を詰め込んだライブラリが無限に使用可能 < カプセル化によってユーザのノウハウを保護 < SmartEdit 機能で生産性向上 機械を操作し、挙動を監視する方法を提供するの ラム設計要素を提供します。解像度がフレキシブル が、どんな場合もオートメーション・ソリューショ なので、さまざまなディスプレイで表示可能なプロ ンのコア機能です。Automation Studio 4 には、 セス・ダイアグラムの作成を容易にし、同時に シンプルなテキストから Full HD ディスプレイ、 Unicode サポートにより、日本語 / 中国語などの2バ キー、タッチスクリーンまで、どんな種類のハード イト文字が含まれるページの表示も可能になります。 ウェア上でも走る HMI アプリケーションを作成で きる完全パッケージが含まれています。 HMI プログラミングの統合によって、追加で外部 ツールを購入する必要がなくなります。ビジュアル・ エディタは、アプリケーションと、デバイスのキー ハイライト とタッチスクリーンでのコントロール方法の設計に 必要なリソースを提供します。Visual Components < プ ラットフォーム独立型 : 組込み、端末、 プログラミング環境には、制御プログラム内の処理 ウィンドウズ、スマートフォンなど 変数にリンクした、多くの種類のコントロールが含 < 解像度がフレキシブルなスクリーン Automation Studio 4 は、IEC 61131-3 言語、 ンチャート、ANSI C、および C++ でのオブジェク まれています。 < 変数に直接アクセス C 言語、C++ でのオブジェクト指向プログラミン ト指向プログラミング、で作業可能であり、学習曲 < Unicode サポートにより多くの言語に対応 グをサポートします。スマートエディタは内部の 線を短くします。こういった言語はどんな組合せで ビジュアリゼーション・アプリケーションは使用さ < 外 部翻訳用のエクスポート / インポート ファンクションライブラリや、すでにプログラムさ も使用可能です。どの言語でも同じ処理変数にアク れる HMI ハードウェアとは切り離して作成される 機能 れたコードのセクションからも、コンテクストベー セスし、同じライブラリやデータタイプを使うこと ので、ローカルのディスプレイ、リモート端末、 < 制御や構成の豊富なライブラリ スで提示を行います。 ができます、さらに、ファンクション・ブロックは VNC クライアントのどれでも同じように走らせるこ < フレキシブルなアラームとトレンド・ 再配線なしで交換でき、代数関数は等式交換なしで とができます。これはすなわち、労力を追加せずに システム Automation Studio では開発者は IEC 61131-3 標 直接入力可能です。 リモート操作とメンテナンスというメリットがもた < Windows® システムでビデオ、オーディオ 準規格で定義されたプログラム言語のいずれか – イ らされるということです。 を再生 ンストラクション・リスト、ラダー・ダイヤグラム、 SmartEdit 機能、アウトライン化、変更履歴、ユー < HTML ページと PDF の表示、印刷 ファンクション・ブロック・ダイヤグラム、シーケ ザ定義コード・スニペットなどを組み込んだ直感的 Visual Components はグループ制御対応や開発を < どんな Windows® アプリケーションでも ンシャル・ファンクション・チャート、ストラク なエディタが速く正確なプログラミングをアシスト スピードアップするたくさんのテンプレートなど、 実行、制御 チャード・テキスト、コンティニュアスファンクショ します。 幅広い種類のプロセス・ダイアグラム用プリプログ Automation Studio 4 Automation Studio 4
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22 23 1ツールで ユニバーサルな モーション・ バーチャル・ワイヤリング – コントロール リアル・セーフティ 製造とハンドリングの工程がだんだん入り組んだも のになり、個々の機械がどんどんパワフルになる と、最適なソリューションはロボティクスや CNC、 Automation Studio の SafeDESIGNER は、バー 連動した軸運動や単軸の位置決めなどと、必ず結び チャル・ワイヤリングを使うセーフティ・アプリケー ついてきます。ソリューションは使用されるモータ ションについて開発者がプログラムやテストを行う の種類に関わらず、完結したモーション・コントロー のに必要な機能をすべて組み込んでいます。 ルでなくてはなりません。 豊富な PLCopen セーフティ・ライブラリと直感的 以前は、CNC マシン制御、ロボット作業の 制御、 なビジュアル・エディタによって、セーフティ・ア 単軸の動きのモーション・コントロールが、ほとん プ リ ケ ー シ ョ ン の プ ロ グ ラ ミ ン グ は、 ど完全に切り離された領域として扱われていまし SafeDESIGNER で提供される認証済みファンク た。そんな時代はもう終わりです。Automation ション・ブロックをバーチャル・ワイヤリングする Studio はあらゆるタイプのモーション・コントロー だけの簡単な作業になりました。その結果、セーフ ルに対して、統一した透過的なアクセスを可能にし ティ・アプリケーションは SafeLOGIC セーフティ・ ます。インターフェースに一貫性があるので、ステッ コントローラで実行するか、アプリケーションが小 パ、トルク、シンクロナス、AC/DC モータ、リニア・ さければ、SafeLOGIC-X を使ったソフトウェア・ アクチュエータなど、どんなタイプのドライブシス ベースのソリューションとして実装できます。 テムを特定のモーションタスクに使うか決めるの ハイライト は、ユーザ次第です。制御システムは一般的に パス・ Automation Studio に完全に統合されてはいても、 ジェネレータを使って、すべての軸の定値を集中的 < E N ISO 13849-1、IEC 62061、IEC SafeDESIGNER はセーフティ関連のデータとプロ に計算しますが、同時にこの作業は部分的にオプ 61511、IEC 61508 認証準拠 グラムを完全に分離できるようにします。こういっ ションとして構成し、個々のドライブ上を走らせる < I EC 61131-3 に準拠したビジュアル・ たデータ、プログラムは特別なアクセス権を必要と こともできます。これによって処理がランタイム中 プログラミング する Safety Container に分けて保存されます。 必要なところに分散され、機械にいくつ周辺機器が < ファンクション・ブロック・ダイヤグラム SafeDESIGNER は、特定の機械と関連するさまざ 搭載されていても、コントローラの寸法をムダのな とラダー・ダイヤグラム まなコンフィギュレーションや周辺機器に対応した いものにできます。 < I SO 13849-1 に準拠した制約可変言語 マシンオプションの設計を可能にします。特別なコ < 安 全用と標準用の変数のデータタイプを ミッショニングライセンスにより、技術者が現場 IEC 61131-3 PLCopen モーション・コントロール 区別 で、対象とする機械それぞれが要求する特定のオプ ファンクション・ブロックを活用すれば、きわめて ハイライト < 行 をカラーコード化して安全用と機能用の ションを構成できるようにします。また、機械のコ 複雑なモーション・シーケンスであっても、最小限 信号を識別 ンフィギュレーションを試運転後にダイナミックに のプログラミングで実現可能です。これは多関節 < IEC 61131-3 PLCopen モーション・コントロール・ファンクション・ブロック < 認証済みの PLCopen セーフティ・ファンク 修正するのも、新しいコンフィギュレーションファ アームロボットの制御や、複雑な 3D CNC 処理の実 < 伝動パラメータを票で定義 ション・ブロックを含むライブラリ イルをインポートするだけで、簡単にできます。 行などに使えます。リアルタイム・オペレーティン < オシロスコープ機能を使ったリアルタイム・モーション分析 < 試 運転および検証に対するグラフィカル グ・システムにモーション・コントロール・コンポー < トレースデータを含む分析 サポート ネントをシームレスに統合することにより、PLC 機 < ステッパ・モータからサーボドライブまで統一されたプログラミング < グラフィカルなプロジェクト比較 能への直接リンクが可能になり、複雑性の高い機械 < 標準 PLCopen 統合で簡単なアクセス < プロジェクト文書も一式で の組立作業もさらに容易になります。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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24 25 お客様のソフトウェア投資を安全に あらゆるプラットフォームを1ツールで-何世代も オートメーション・タスクの複雑さが増すにした で必要な修正を行うことができるような機能も持っ がって、ソフトウェア開発に注ぎ込む時間と労力の ています。 価値も増しています。お客様にとっては、出来るだ け長く利益を生み出し、確実な ROI を実現できる オープンで安全 ようこの資源を守ることが不可欠です。また、ソフ ソースコードは暗号化され、選ばれた人だけが限定 トウェアは許可のない操作や複製から保護しなくて 的にアクセスをできるようになります。この機能は はなりません。 Automation Studio に組み込まれており、プロジェ クト全体、あるいはある部分だけに限定して適用す マシン・ソフトウェアへの投資を長期間保護には、 ることができます。許可されたエンド・カスタマー ひとつのカギとして、複数のハードウェア・プラッ はコントローラに保存され、パスワードで保護され トフォームと互換性を持つということがあります。 たプロジェクトのこういった部分にのみアクセスが Automation Studio は、System 2000、産業用 PC できます。コントローラ上で独立して走る自律型モ 5000 から Power Panel、Automation PC、X20 シ ジュールを使ったモジュラー・ソフトウェア・デザ ステムまで、B&R のハードウェアすべてのプランニ インは、ノウハウ保護をさらに強化します。モジュー ング、プログラミング、コンフィギュレーションを ルは事前にソフトウェアの他の部分とやり取りする 管理します。 ことなく、プログラム、コンパイル、テスト、ハー ドウェアへのアップロードが可能です。 つまり、ハードウェア互換性は 1995 年まで遡れる のです。将来のプラットフォームでも同じように すべてをひとつにまとめて、完結したソフトウェア・ Automation Studio を使った長期のサポートをご利 ソリューションとしてパッケージ化する必要がなく 用いただけて、作成に使用されるソフトウェアを最 なるので、マシン・ユーザが個別に機能をプログラ 大限に保護します。 ムしたり、サードパーティの開発者からのコンポー ハイライト ネントを組み込んだりする際にセキュリティ・リス Automation Studio 4 のノウハウ保護 クを巻き込むことはありません。これはユーザ側か < 長期間の互換性確保 Automation Studio でのソフトウェア開発は、不法 ら見ても自社の知的財産を守るという利益がありま < コントローラ上でパスワード保護 な操作やアクセスの影響を受ける恐れがありませ す。実行可能なモジュールをソースコードではなく < プロジェクトの特定の部分のみ開示 ん。にもかかわらず、Automation Studio はマシン・ バイナリで供給することができるからです。 < Automation Studio に直接統合 ソフトウェアの特定の部分を開示し、ユーザが自分 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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26 27 量産用マシンの生産を オンデマンド・ソフトウェアで 量産用マシンを自由にカスタム化するという最近 アルタイム・アプリケーションを開始します。補助 の傾向を十分に踏まえ、Automation Studio は 的なオプションがフィールドで追加・除外された場 エンジニアリング段階においてもソフトウェアの 合、機械の構成は後からも間単に変更できます。こ モジュラー化を進めています。個々のモジュールを のような場合、便利なプラグアンドプレイで対応す いつでもマシンにアップロードできる機能によ るソフトウェア・モジュールをロードし、有効化す り、Automation Studio は、特定のマシン・コ ることも可能です。 ンフィギュレーションで必要な際に、オートメー ション・ソフトウェアを自動的にロードし、カスタ フレキシブルなセーフティも一緒に ム・バージョン化できるようにします。これによ 標準・セーフティ用どちらの制御装置もフィールド り、多品種小ロットの量産用マシンについて、ソフ でのダイナミックアップグレードが可能です。セー トウェアのコミッショニングの労力を最小化し、同 フティのアップグレードは認証済のプロセスによっ 要求 時にフィールドでのアップグレードを円滑に行え て行われ、マシンオプションが SIL 3 や PL e を引 るようにします。 き続き準拠できるよう、必要な構成を実装する際に 追加の確認ステップを踏むようになっています。 生産工程において、お客様独自仕様の取り込みをな るべく後の工程にできれば、機械・装置メーカにとっ てはコスト削減のひとつの方法となりえます。特定 の最終製品を製造する機能を機械に与えるオプショ SAP ンに幅があれば、量産用マシンを多品種小ロット生 NetWeaver 産という目標は可能になります。このモジュラー型 機械設計には、最終的な機械に合わせたカスタム化 が可能な、同じようにモジュラー型のソフトウェア・ ソリューションによるバックアップが必須です。 イーサネット オンデマンド・ソフトウェア:工場出荷時インストー ハイライト POWERLINK ルまたはフィールドアップグレードにて AS4 AS4 機械のメカニカルな構成の修正は、ライフサイクル < 製造中にカスタム・ソフトウェアを生成 AS4 の中で何度も起こりえることです。そこで、B&R の < 製造開始時にデータポイントを割り付け リアルタイム操作システム、Automation Runtime < マシン・オプション向けの は、常に実際の ハードウェア構成をアップデートし XML フォーマット ています。納品前の最初の試運転では、ソフトウェ < E RP システムからソフトウェアと構成を アは検知した構成に合うようカスタマイズし、注文 バッチ生成 された構成と合っているか確認し、手作業はまった < 構成モニタはプラグアンドプレイ可能 ハードウェア・ソフトウェア構成の生成可能必要な機械構成により、これが、Automation Studio 4 が くはさまずに機械に転送されます。このステップが < セーフティ構成は SIL 3 まで変更可能 モジュラーマシン・コンセプトのフレキシブルな連続生産を 完了した場合のみ、オペレーティングシステムはリ 実現する方法のひとつです。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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28 29 統合型 ハイライト オンライン診断 < ど んな場所からでも診断とリモートメンテナンス可能 < Automation Studio への接続不要 < どんなでエンド・デバイスでも < ビジュアリゼーション・アプリケーション に直接組込み < エラーが起きても利用可能 < 元の工場出荷構成をドキュメント化 B&R のハードウェアは診断データを自動的に提供します。System Diagnostics Manager はこのデータをどんなウェブ ブラウザでも表示可能で、HMI アプリケーション自体での直接表示も可能です。 可用性の最大化を確保するために、オートメーショ フィックを使って、System Diagnostics Manager ン・システムとマシン・ソフトウェアは透過的なア はどんなサイズのディスプレイ上でも見ることがで クセスを提供しなくてはなりません。Automation き、機械の HMI アプリケーションに組み込むこと Studio の統合型診断ツールは機械・システムのラ も可能です。 イフサイクルのどの段階でも開発者やユーザをサ ポートします。アクセスがオンサイトでもリモート 機械で使用されている軸の概要を簡単に把握するた でも、このような直感的な機能はサービスやメンテ めに、ユーザには表で軸情報のクエリを行うオプ ナンスに費やされる時間やお金を大幅に削減します。 ションもあります。ホーミング、作動状況、流速、 位置、オンボード入力状態に関連する情報が、識別 機械・システムのビヘイビアを分析するのに、外部 しやすい アイコンの形で表示されます。より詳細な のサービスや診断ソフトウェアは必要ありません。 分 析 を し た い 場 合、 ど の 軸 の 状 態 も System 必要なツールはすべて、Automation Studio 自体に Diagnostics Manager からアクセス可能です。 統合されています。 電気的測定は不要 開発と試運転を通して、プロジェクトモニタ機能は Automation Studio 4 には、システム上の I/O モ Automation Studio プロジェクトとコントローラに ジュールすべての現状を表示できる I/O ビューア機 インストールされたソフトウェア間の比較をサポー 能が組み込まれています。これによって、I/O ポイ トし、NC コックピットはモーション軸の試運転、 ントをそれぞれ電気的にチェックするといううんざ 診断ツールをすべて提供します。 りするような作業をなくすことができます。また、 System Diagnostics Manager はすべての診断デー ウェブ経由のツールフリー・システム診断 タを中央のコンピュータから見られるようにするの 運転中、Automation Studio に直接接続しなくと で、より詳細なサービスが必要な場合に B&R のサ も、分析、診断データが利用できることは重要です。 ポートチームがオフライン分析を行うのも非常に簡 TCP/IP 接続とウェブブラウザがあれば、試運転、 単になります。 フィールドテスト、運転段階を通して B&R のハー ドウェアが提供する診断データすべてに簡単にアク セスできます。先進的で拡張性のあるベクターグラ Automation Studio 4 Automation Studio 4
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30 31 リダンダンシで 可用性を APROL プロセス 最大に コントロールシステム Automation Studio 4 のリダンダンシ機能を有効 POWERLINK リダンダンシ にするだけで、標準の X20 コントローラを高可用 多 く の ソ リ ュ ー シ ョ ン は PLC リ ダ ン ダ ン シ、 柔軟性と多様な機能を持っている APROL プロセ ともに確かなシリーズ製品を使うことによって実現 性システムに変えることができます。リング、ケー POWERLINK マスタ・リダンダンシ、POWERLINK ス・コントロール・システムは幅広い分野のオート します。お客様に合わせてカスタムされた、箱から ブルリダンダンシを追加し、POWERLINK を使っ ケーブル・リダンダンシを組み合わせて使用してい メーション・ソリューションに適したプラット 出してすぐ使えるソリューションが、エンジニアリ て、オートメーションシステムの可用性を最大化し ます。システム上で起こり得るどんな状況でもデー フォームです。 ングの時間と費用を最小化しながら、柔軟性を最大 ましょう。 タの流れが中断されないよう保証するため、それぞ 化します。直感的な HMI システムを基礎として、 れのネットワーク・ラインは別々の PLC に接続する APROL の際立ったところは、拡張性のあるアーキ 統合型アラーム、トレンド、レポートシステムが運 高可用性システムが必要な可能性のあるアプリケー 必要があります。 テクチャ、完全に統合され一本化されたエンジニア 転やプロセスのデータ取得についてシームレスなソ ションは、プロセス・テクノロジー ( 発電所、化学 リング環境、非常に優れたパフォーマンスです。最 リューションの柱を作ります。 工業など ) から製造システム全体、機械単体まで幅 シンプルなアプリケーション開発 高の信頼性と可用性は、パワフルなシステム機能と 広くあります。つまり、システムや機械のダウンタ 冗長化されたシステムは標準コンポーネントにのみ イムの費用が高価であったり、結果が高くついてし 依存します。エンジニアリング・ツールとしての まうような場合には、フェイルセーフシステムは常 B&R の Automation Studio、ランタイム・システ に意味あるものとなります。しかし、従来のリダン ムとしての Automation Studio の両方が PLC に プラント・オートメーション エネルギー・モニタリング ダント・システムは、どちらかというとそれ自体高 載っていれば、標準機能としてリダンダンシの機能 標準化されたシステム・コンポーネントはオブジェ データは複数のインターフェース (Profibus PA 価なことが多く、それゆえ多くはプロセステクノロ がすでにサポートされていることになります。冗長 クト指向のプログラミングで開発されており、シス フィールド・バス、Modbus、など ) と I/O コンポー ジー・アプリケーションに限定されてきました。そ 化されたシステムに対する開発アプリケーション テム全体のモジュラー化を可能にします。これは、 ネント (HART、パルス、など ) を経由して可能な れでも機械のダウンタイムにより費用がかかるよう は、一般的に冗長化されていないシステムと何ら変 コミッショニングの時間と費用も同様に、大幅に削 限りのエネルギー・ソースから収集され、総合的で になっており、B&R のスムーズなソリューションは わりはありません。エンジニアリング・ツール内で 減します。集中型のプロジェクト・マネジメントは 自動的なエネルギー・モニタリング機能を提供しま 機械メーカにとってもすぐ元を取れる、経済的なリ の簡単な切替によって、システムを冗長化するかど 標準化されたライブラリとともに、世界中のシステ す。ISO50001、EN 16001 などで定義されている ダンダンシオプションを提供します。 う か は 決 め ら れ ま す。 他 の 部 分 は Automation ムのメンテナンスをより簡単に効率よくします。シ エネルギー・マネジメント・システムは、エネルギー・ Studio と Automation Runtime が処理します。こ ステムの可用性は、メンテナンス、サービス、アッ モニタリングや消費・コストデータの詳細な測定と コントローラのリダンダンシ の統合の構造とレベルによって、ひとつの PLC から プグレード用のあらゆるシステム・コンポーネント 表示を自動化することにより、簡単に導入できます。 PLC のリダンダンシは標準の X20 製造ラインから 冗長化されたシステムへ、システムのアップグレー について安全で一体化したリモートアクセスがあれ まったく同じ Atom ™ CPU を2つ合わせることで ドが簡単になります。 ば、最大化できます。 プロセス・コントロール 可能です。専用の型番がついた特別な “リダンダン この完全に統合されたプロセス・コントロール・シ シ・コントローラ” があるわけではありません。 ファクトリー・オートメーション ステムによって、システムのライフサイクル全体を 製造ラインのすべてのモジュールのデータを集中的 通して、エンジニアリング、オペレーション、メン このリダンダンシ機能は通信モジュールさえあれば ハイライト に管理することにより、パフォーマンス監視とビ テナンス費用の削減が可能になります。統合型の 使えるソフトウェア機能として実装されます。プラ ジュアライゼーションを総合的に行うことができま バージョン管理と “変更” コントロールが、システ グ・イン X20 インターフェースが “リダンダンシ・ < 切替時間を最小に す。それぞれの製造モジュールを手動で個別に制御 ムを FDA、GAMP5、その他対応する要件に合わせ リンク” を形成し、 2つのコントローラ上のデータ < 標準ハードウェアによるリダンダンシ したり、あるいはすべてモジュールを自動で一緒に るプロセスをシンプルに効率よくします。統合型ア の同期を可能にします。また、メインとサブの PLC < シームレスに統合 調和させることにより、どんなシステムに対しても ラーム、トレンドシステムはあらゆるプロセス・デー のテストや設定用のスイッチもあります。 < ワンクリックで構成 最適なオペレーティング・ストラテジーを目指して タのドキュメント化、表示、評価をトータルで提供 < ホットプラグでダウンタイムなしで CPU 細かく調整できる柔軟性を提供できます。材料の流 し、余分な費用をかけて専用のシステムを使わなく 交換が可能 れを追跡し、それぞれの製造段階ごとにいつでも切 ても完全な透明性を確保します。 れめなくトレースできるようにします。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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32 33 Automation Studio 4 の内側  –  システム診断 統合型、標準ウェブブラウザ経由でアクセス、どんなHMIアプリケーションにも統合可能 統合型接続 SQL, HTTP, OPC UA, Classic OPC, SMTP, TCP, UDP, フィールドコア機能 バス・システム, Automation Net / PVI, FTP冗長化 PLC、ケーブル、リング < 統合型HMI 言語の切替 ユニコード・サポート、言語数の制限なし、IMEサポート、ランタイムに言語のロード可能 < 製品説明 グラフィック解像度 Full HDまで サポートするオペレーション・システム Windows XP、Vista、7、8、10 サポートするグラフィック・フォーマット JPG, BMP, 32-bit PNG, transparency プロジェクト開発 PLCおよびPCベースの制御システム アラーム・システム 数値制限なし、レポート、アラーム、通知、フィルタ、履歴のランタイム 統合型 設定可能 < プログラミング トレンド・システム 数値制限なし、同時に16カーブまで表示可能 Ladder Diagram (LD), Function Block Diagram (FBD), リモート操作 統合型VNCサーバ、ターミナルサーバ IEC 61131-3プログラミング言語 Structured Text (ST), Sequential Function Chart (SFC), Instruction List (IL) ディスプレイ ローカル/ターミナルHMI, VNCビジュアリゼーションWindows ビジュアリゼーション 言語の拡張 / コンティニュアス・ファンクション・チャート (CFC)、ANSI C, ハイレベル言語 C++ < 統合型モーション・コントロール その他のエディタ System Designer, CAM Editor, Servo Loop Optimizer プログラミング言語 PLCopen IEC 61131-3、 DIN 66025とStructured Text (ST)準拠のCNCインタープリタ サードパーティ・システムを統合 モデル駆動型エンジニアリング、MATLAB/Simulink, MapleSim, EPLAN Electric P8, WINMOD サポートするドライブシステム 周波数インバータ、サーボ、ステッパ、DCモータ、油圧、拡張性も万全で交換可能 ソースレベル・デバッガ、ブレークポイント、ウォッチ・ウィンドウ デバッガ コールスタック、トレース・ウィンドウ、ログブック、プロファイラ 接続 ネットワーク、I/O ネットワーク診断、システム・ダンプ 機能 ポイント・トゥ・ポイント、カム・プロファイル、CNC、ロボティクス 統合型シミュレーション コントロール、ビジュアリゼーション、軸、I/O、セーフティ 診断 Motion Traceウィンドウ、Watchウィンドウ、軸テスト Automation Studioに統合、チーム・サポート、ソース・コード ログブック、コマンド・トレース プロジェクトマネジメント 管理、独立完結型プロジェクトでコンカレント開発、ひとつの シミュレーション ドライブとロードのシミュレーション、Servo Loop Optimizer コントローラで並行コミッショニング スピード・トルク・カーブ POWERLINK, CANopen, DeviceNet, Ethernet/IP, < 統合セーフティ技術統合型 フィールドバス・コンフィギュレーション Modbus TCP, PROFIBUS DP, PROFINET, support for GSD, 認証 EN ISO 13849-1、IEC 62061、IEC 61508EDSとFDT/DTM パフォーマンス・クラス SIL 3 / PL e / CAT 4 フィードバック、温度、油圧、巻取り、レジストレーションマーク ビジュアル・エディタ テクノロジー・ファンクション とレジスタ制御、コンディション、エネルギー IEC 61131-3プログラミング言語 (ISO 13849-1準拠の制約可変言語)ラダー・ダイヤグラム モニタリング、キネマティクス、CNC、ロボティクス (LD)、ファンクション・ブロック・ダイヤグラム(FBD) < ランタイム環境 言語の拡張 / ANSI C タスク・クラスの数 8 タスク(絶対決定論的で時間同期) ハイレベル言語 (EN ISO 13849-1準拠の無制約可変言語) 設定可能なサイクルタイム 50 µs以上 ライブラリ PLCopenセーフティ、SafeMC、SafeROBOTICS 残存メモリ バッファ最大1MBまで < リモート・アクセス / メンテナンス 一体型UPS 有 TCP/UDP、FTP、Runtime Utility Center control project、ビジュアリゼー アプリケーション・メモリ CF(PLC)、CFast(APC/PPC) オンライン / アップデート ション・アプリケーション、モーション・コントロール、 統合型フィールドバス・システム POWERLINK, CANopen, DeviceNet, Ethernet/IP, Modbus オペレーティング・システム、PLCハードウェアとドライブ用ファームウェア TCP, PROFIBUS DP, PROFINET ビジュアライゼーション System Diagnostics Manager、VNC、Web、HTTP マルチコア・サポート 有 ウェブ・サーバ 統合型 マルチOSサポート 有 補助インターフェース GSM、UMTS、SMS、eメール マルチプロジェクト・サポート プロジェクトは別々にメモリに保存 変数経由でアクセス OPC UA、Classic OPC、Automation Net / PVI、.NETインターフェース Automation Studio 4 Automation Studio 4
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35 01 02 03 すべての産業向けに 04 05 06 Automation Studio 4 は、どんな産業にとって ても制御アルゴリズムと製造シーケンスは多くの類 も、最高の統合型オートメーション・ソフトウェア 似点があります。一方、さまざまな適用規格で示さ です。機械・システムの効率的で持続可能なソフト れるように、たしかに産業特有の違いもあります。 07 08 09 ウェア・エンジニアリングについて考えたとき、 Automation Studio はシステムのあらゆる水平 Automation Studio 4 開発システムは、オートメー 的・垂直的側面を最適化するパワーと汎用性、機械・ ションのあらゆる面をひとつにし、オープン / クロー システムの価値と将来まで長く保つオープン性を提 ズド・コントロール、モーション・コントロール、セー 供します。 フティ・テクノロジーはもちろん、上流の監視レベ ルから下流のセンサやアクチュエータのそれぞれま メーカは個々の機械もどんどん自動化されていく中 で、システム全体を運転・監視するハードウェア、 で、製造ライン全体の自動化レベルを引き上げなく ソフトウェアに対しても、統一したソリューション てはならないという強いプレッシャーに直面してい を提供します。提供する機能や対象となるシステム 10 11 12 ます。ハンドリング装置、ロボット、それらを繋ぐ はすべての産業に適しており、関連する規格への準 搬送システムを統合する場合、製造拠点でもプロセ 拠をサポートし、各業界の運営団体から認証を受け スプラントでも、違いはありません。理屈としては、 ています。 次のステップは個々のサブシステムとシステム全体 の自動制御を上層レベルで融合し、プロセス間のす テクノロジー・パッケージでは、それぞれの業界に き間を全て埋めることです。 特有でよく使われるシステム・コンポーネント向け に、プリ・プログラムのオープン / クローズド・ルー 産業の違いによる方法論的な違いも、ここではなく プ、モーション・コントロール・テクノロジー、ビジュ なります。加工するのが金属か木材か、繊維に印刷 アライゼーション・ソリューションを提供してお 13 14 15 するのか、プラスチックか紙か、それらそパッケー り、ソフトウェア開発者が特定の産業向けに最適な ジに加工するのか、医薬品、食品、飲料、たばこ製 ソリューションを簡単に創れるようになっていま 品の製造を行うのか、包装をするのか、いずれにし す。 あらゆる産業向けに統合型オートメーション・ソフトウェアを: 16 17 18 01 商用車、 02 インフラストラクチャ、 03 金属、 04 ハンドリング&ロボティクス、 05 印刷、 06 風力、07 船級・オフショア、08 たばこ、 09 パッケージング、 10 環境 & リサイクル、11 化学 & 医薬品、12 食品 & 飲料、13 半導体、 14 石油 & ガス、 15 測定と試験計装、16 エネルギー、17 木材、18 生体工学 19 プラスチック、20 繊維産業、21 自動車産業 Automation Studio 4 Automation Studio 4 19 20 21
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36 37 POWERLINK – リアルタイ openSAFETY – ム・イーサネットソリュー 唯一のフィールドバ ションのスタンダード ス独立型セーフ ティ・プロトコル ハイ・パフォーマンスな POWERLINK リアルタイ にします。その強みは明らかです。時間を節約し、 openSAFETY はグローバルな IEC 標準であり、使 ム通信・ソリューションは、IEEE 802.3 イーサネッ システムがわかりやすくなり、制御タスクのロード 用されているコントローラやフィールドバスに関係 ト標準をベースとし、マイクロセカンド・レベルで を軽くします。 なく、高速で絶対的に信頼性の高い安全関連データ リアルタイムのデータ伝送を行えるよう、設計され の伝送を保証し、機械のライン全体を通して、統一 ています。 信頼性 された安全標準を提供します。 安全が重要なリアルタイム・アプリケーションで 柔軟性 は、電磁妨害に対するイミュニティのレベルが高 その強みはたくさんあります。レスポンスタイム速 POWERLINK は集中型、分散型、どちらのアーキテ く、非常に堅牢なシステムとして、POWERLINK は くなり安全限界が小さくなるということは、生産性 クチャに対しても最適な柔軟性を持っています。 実力を発揮します。非常に要求の高い現場環境で を高めることであり、機械メーカにとっては大変重 ホットプラグ機能により、モジュールとコンポーネ は、システムの機械部品は最大限の信頼性をもって 要です。パラメータ化とコンフィギュレーション・ ントは運転中でも必要に応じて抜き差しできます。 動作しながら、同時にバスでつながり、エラーが起 サービスを自動で行うことができるため、システム・ これは、リアルタイム・ビヘイビアには影響せず、 きてもデータ伝送ができることが必要になります。 オペレータにとっては試運転や切替時間を短くでき システムの再起動も不要なので、時間とお金の節約 るという利益があります。openSAFETY を使えば、 になります。配線も柔軟なので、システムの要求に 投資の保護 常に安全が得られます。TÜV Rheinland と TÜV 最適なトポロジを選ぶことができます。機械、シス IEC 標準規格をベースとし、国際的に展開する Süd が共にこのテクノロジーに対し、 国際的な IEC テムや拡張し続ける装置を更新する際に、まったく Ethernet POWERLINK Standardization Group 61508 要求を満たす SIL 3 認証を与えています。 支障はありません。 がサポートしているため、POWERLINK は世界中 どこでも互換性が保証されています。オープン・ソ パフォーマンス リューションとして、POWERLINK は特許を申請 分散型のインテリジェントなセンサやアクチュエー しておらず、さまざまなメーカ独自のハードウェア タを使用する、非常に効率性が高い横断的通信や から完全に独立した、ソフトウェア・ベースのテク ネットワーク・トポロジがジッタを最小化し、高速 ノロジーとなっています。あらゆるタイプのシステ なレスポンスタイムを実現します。POWERLINK の ムを統合できる拡張性と機能を持っているため、 効率性は、バス経由での集中型高速制御ループの実 POWERLINK はどんな産業に対してもパーフェク 装を可能にし、エンジニアリングを非常にシンプル トなソリューションです。 Automation Studio 4 Automation Studio 4
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38 39 お客様のシステムを最適化 B&R は Automation PC 910 プラットフォームをベースにした 統合型オートメーション・ソリュー ション製品を幅広い種類でご用意 しています。 ボックス PC / Panel PC Automation Panel HMI ターミナル Power Panels 拡張性の高い PLC プラットフォーム B&R のシステムコンポーネンツ全体 < Automation PC 910 / Panel PC 900 < Automation Panel 900 < Power Panel T- シリーズ < Power Panel C- シリーズ < X20 コントローラ の概要につきましては、 < パワフルな Intel Core i3/i5/i7 プロセッサ < 7" から 24" フル HD までのワイドスクリーン < 縦型・横型フォーマット < 単一のデバイスでコントロールと HMI が可能 < I EC 61131-3, CFC, ANSI C, C++, www.br-automation.com/ja/  < ファンレス・オペレーション < 1 2.1 インチ XGA から 19 インチ SXGA まで < 4.3 インチ から 10.1 インチ < IEC 61131-3, CFC, ANSI C, C++, PLCopen でのプログラミングが容易 < Windows 7, Windows 8, Windows の 4:3 フォーマット < ワイドスクリーンと 4:3 PLCopen でのプログラミングが容易 < オ ープン・フィールドバス・オプション をご参照ください。 Embedded, Linux, リアルタイム < 投影型静電容量方式マルチタッチとアナログ < VNC ターミナルとウェブ・クライアントを < 5.7 インチ から 10.1 インチ (POWERLINK, CANopen, DeviceNet, < 長期の稼動に耐える妥協を許さない品質 抵抗膜方式シングルタッチ 統合 < ワイドスクリーンと 4:3 PROFIBUS, PROFINET, etc.) < フィールドバスに直接接続 < 衛生的なデザイン (IP69K) < コンパクト、ファンレス、メンテナンスフリー < オープン・コミュニケーション (FTP, VNC, < Intel Atom パフォーマンス < スイングアームまたはキャビネット取付 < IP65 準拠 OPC, ウェブ・サーバ , POWERLINK) < ファンレスでメンテナンスフリーに < SDL3 で最大 100 m までのリモート操作 < デイジーチェーン接続 < CNC とロボティクスの統合 reACTION TECHNOLOGY 超高速オートメーション モジュラー I/O システム IP67 I/O システム セーフ・コントロール・プラットフォーム セーフ I/O システム セーフ・モーション・コントロール < reACTION テクノロジー < X20 I/O < X67 I/O < SafeLOGIC < X20 セーフ IO / X67 セーフ IO < SafeMOTION < 1 µs レスポンスタイム < す べてのフィールドバス・システムにオープン < す べてのフィールドバス・システムにオー < CAT 4 / PL e / SIL 3 準拠のセーフティ < デジタルインプット / アウトプット < 最速のリアクションタイム < 標準ハードウェアのため費用効果がよい < 取り外し可能なターミナルブロック プン < PLCopen 認証のファンクションブロック < リレー・アウトプット < STO, STO1, SBC, SOS, SS1, SS2, SLS, < IEC 61131 プログラミング < ホットプラグ機能 < 切れ目なく統合 < バーチャル・ワイヤリング < アナログ・インプット SDI, SLI, SMS, SLP, SMP, Safe Homing, < CPU 負荷を大きく削減 < 他に類を見ない部品密度わずか 12.5 mm に < 優れた EMC 特性 < マシン・オプションの管理 < 温度インプット SBT, SafeROBOTICS < デジタル及びアナログ信号処理 16 チャンネル < P LC プログラムとウェブ・インターフェース < 簡単な IEC 61131 プログラミング < 標準および安全アプリケーションに I/O データ < CAT 4 / PL e / SIL 3 準拠のセーフティ < 総合的な診断とシミュレーション < フ ァームウェア / コンフィギュレーションの 経由の診断 < openSAFETY によるオープン性 を利用 < ネ ットワークベースのセーフティテクノロ < 豊富なファンクション・ライブラリ 管理を集約化しているため、ハードウェア < シンプルな配線 < 統合型診断 < CAT 4 / PL e / SIL 3 準拠のセーフティ ジー 交換の際のリスクを低減 < SafeLOGIC でセーフ・パラメータ伝送 テクノロジー・ソリューション IP20 モーション・コントロール IP65 モーション・コントロール CNC / ロボティクス モータ / ギア モバイルオートメーション < クローズドループ・コントロールを統合 < ACOPOS/ACOPOSmulti/ACOPOSmicro < ACOPOSmotor/ACOPOSremote < Generic Motion Control < 出力幅 140 kW まで < X90 モバイルコントロール・システム < 油圧、温度、ワインダ、印刷 < 出力幅 500 W から 120 kW < ACOPOSmulti ドライブシステムに制約なく < あらゆるテクノロジー向けの CNC ファンク < 同 期モータ、ステッパ・モータ、ダイレクト < モジュラー・コントロールと I/O システム < プロファイル・ジェネレータ、コントローラ、 < 再生可能 & 省エネルギー 統合可能 ション ドライブ < 極めて堅牢な筐体とハードウェア システム同定、自動調整 < ドライブのサイジングを統合 < 統 合型セーフティテクノロジー及び < レ ディ・トゥ・ユースなロボティクス・ソ < ギアボックスを直接取り付け < 使 用温度範囲 -40 to +85° C ( 筐体表面 ) < バーチャルセンサ < 標 準 PLCopen ファンクション・ブロックで SafeMOTION リューション < モーターレベルまでの統合型診断 < 衝撃・振動耐性を特に強化 < シミュレーション・モデル プログラミングが容易 < 最大 4kW の高連続出力 < どんなキネマティクス変位にも対応 < スピード・トルク・チャートを使用した統合 < POWERLINK & CAN < Model Predictive Control (MPC), < シ ステム全体を完全に調和させ、最大限の < ドライブのサイジングを統合 < モーション・プロファイルを消費電力や 型サイジング < 統合型セーフティ Advanced Process Control (APC) ダイナミクスと精度を実現 < 標 準 PLCopen ファンクション・ブロックで タイミングに合わせて最適化 < 組込み型パラメーターチップ プログラミングが容易 < サーボ、ステッパ、油圧をサポート Automation Studio 4 < NC 言語の解釈 Automation Studio 4