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プログラムの質と開発期間を劇的に改善
mappテクノロジーは、B&Rのアプリケーション・フレームワークです。 これにより、あらゆるタイプのマシンまたはシステムを作成できます。 すべての基本機能を処理することにより、mappは膨大な時間を節約します。モジュラーソフトウェアブロックは、新しいプログラムの開発を簡素化し、新しいマシンとシステムの開発時間を平均67%短縮します。
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このカタログについて
ドキュメント名 | B&Rのプログラミング mapp Services |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 22.8Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | B&R株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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mapp Services
プログラム開発に革新を
MM-FO-MPP-SE-JP-02
©04/2018 by B&R. All rights reserved worldwide.
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最適なメリット – mapp Services
"mapp コンポーネントを使用することで
コアの部分に集中でき、マシンの最適化
を図ることが出来ます。."
Konja Bernroithner
プロダクトマネージャー, mapp Services
時間の短縮 モジュール化した装置設計
PDFによる報告書作成、OEE解析、アラームシステムなど mapp Serviceはソフトウェアコンポーネントは、それぞれ
多くの作業をマウスのクリックで進めるだけです。 データのやり取りを自動的にバックグラウンドで行ってい
ます。新たなプログラミングなしに新しいソフトウェア機
能を装置に追加します。
ライフサイクルコストの削減 イノベーションのための時間を稼ぎましょう
定期的に機能が追加され、mappのバージョンを変更して mapp Technologyで装置の汎用機能をカバーすることで、
も互換性が保たれています。 付加価値を高めるプロセスに集中し、装置の更なる競争力
ソフトウェアのメンテナンスはB&Rにお任せください。 を高めることが出来ます。
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開発時間の価値を向上
mapp は産業用機器や装置のソフトウェア開発で革命をもたらしました。
mappコンポーネント - 略してmapp はスマートフォンのアプリのように簡単に扱うことができます。
装置の基本的なユーザー管理システムやアラームシステム、またはモーション制御のシーケンスを一から何百行にも及ぶプ
ログラミングコードを作り出すのではなく、ソフトウェア開発者は既存のmappを装置に合わせ設定(コンフィグレーション)
し、これらの機能を装置に実装するだけです。基本的な機能が複雑なアルゴリズムから簡単に扱えるものになり、ソフトウェ
ア開発者はマシンの付加価値を高めるコアな部分の開発に集中することができます。
mappはmapp Linksを使って、システムのバックグラウン
ドで自動的にデータの交換を行っています。このデータの
やり取りにより、装置全体のエネルギー管理システムをマ
ウスのクリックのみで構築することが可能です。 mappAxis
mapp
mapp Link Energy
mapp mapp
mapp Link mapp
Axis Energy CNC
mapp Energyのコンポーネントを装置のアプリ 新しいモータやCNCシステムが装置に追加され
ケーションに挿入すると、すべてのモータからエ ると、mapp Energyは自動的にエネルギーデー
ネルギーのデータを自動的に取得できます。 タの取得を開始します。
ソフトウェアの品質を保証
mappコンポーネントは、アジャイルソフトウェア開発の思想をベースにし、品質にフォーカス
した開発が行われています。開発はテストを中心とし、早い段階で自動テストを実施していま
す。そのテストには5つの異なるレベルで行われており、常に新しいテスト項目が追加されて
います。さらに、新しい機能や既存の機能に変更が加わる際は、ツーマンルールに従って開発
を行い、質の高いソフトウェアを世に送り出すことができるよう心がけています。
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マシンに更なる付加価値を
mapp AlarmX mapp OEE
mapp AlarmXはモジュール式のアラームシステム 一つ一つの装置、製造ライン、また工場全体として
です。コントローラは発生したアラームをマイクロ秒 の総合設備効率(OEE)を計算することができます。
単位の精度で正確に記録することができ、この記録したアラー シフトごとの効率も自動で割り出し、HMIのスクリーンに表示
ムを、別のシステムに送ることができます。発生したアラームを するためのデータを生成、PDFやExcelファイルにデータ出力
トリガーとして使い、PDFを開いたり、ビデオを流したり、装置 が可能です。
のモデルを表示し、問題がある部分をハイライトするなどの機 装置、そしてシフト単位で効率を可視化することで、生産性向
能を実装します。これらの機能はシステムの問題や原因の部 上を図るためのアクションを取る指標にすることが出来るで
分の特定を早め、最終的に生産性を高めます。 しょう。
A++++ mapp Energy mapp CodeBox
A+++
A++
A+ 全てのモーターと各装置ユニットはエネルギーを mapp CodeBoxを使用することで、HMI(mappView)
ENERGY
消費しています。mapp Energyは自動的に装置全 上でラダープログラムを作成、実行することができ
体のエネルギーのデータをmapp Linksを通じて収集し、HMI ます。装置メーカーはプログラム内のどのデータ、関数、変数を
上に表示するデータとして構成します。消費エネルギーは現 mapp CodeBoxでアクセスするか選択することが出来ます。ラ
地価格にコスト換算できます。 よって、製造効率の最適化と ダープログラム内の実行中の部分をPowerflowという機能で
製造コストを抑えるのに役立ちます。 可視化し、装置の診断としても役に立つでしょう。
作成したラダープログラムは装置内に保存することができ、必
要に応じて読み込み、実行できます。
mapp IO mapp Audit
mapp IOは装置で使用されている入出力(I/O) FDA Title21 CFR Part11要件の対象となるアプリケ
モジュールの追加、削除、変更を装置の稼働中に、 ーションは、mapp Auditを使うことにより、より早
開発環境ツール無しで行うことが出来ます。IOを構成するファ く、投資リスクを抑えて開発を行うことができます。ユーザーに
イルをERPや注文管理システムから自動生成するようにしてお よる全てのアクションをユーザー名とタイムスタンプと共に自
けば、装置の立ち上げ時間を短縮し、装置のバリエーションの 動的にログし、暗号化されたPDFを必要に応じて出力、データ
管理も簡略化することができるでしょう。 の改ざんの対応策などは必要ありません。監査証跡(Audit
Trail)の関数も作る必要は無く、必要なパラメータをコンフィ
グレーション上で設定するだけです。
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More time for what counts
マシンが稼働中にオプションを追加
< mapp IOによりI/Oモジュールをランタイムに追加可能
< mapp CodeBoxで装置オプションの機能をHMIにラダ
ープログラムで記述し実行
< 追加した装置オプションのコミッショニングは、オリジ
ナルのソフトウェアに変更を加えることなく行うことが
可能
OptioOnp 2tion 2
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More time for what counts
SMSテキストメッセージによるアラーム通知
1 2
3
1 温度上昇により、装置がシャットダウンmapp AlarmXがアラームイベントとしてログ
2 mapp AlarmXは装置が停止したときにサービススタッフに通知するよう設定されているため、アラームの情報をmapp Tweetに伝達
3 mapp TweetはSMSテキストメッセージをサービススタッフに送信
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機能紹介
• アラーム機能 - 装置のユニットごとに整理されたアラームシステム。時系列にマイクロ秒の精度でアラーム
を記録。アラームをトリガーとして、HMI上にドキュメントの表示やビデオの再生を行う。
• IOコンフィグレーション機能 - 装置稼働中にI/Oコンフィグレーションの変更を行うことができる。
1TGMPSRV.00-01 • レシピ管理機能 - プログラム内の変数の値を暗号化されたファイルへ保存、必要に応じてロードしシステ
ムに反映。その他mapp Serviceの機能を使うためのベースライセンス。
1TGMPPACKML.10-01 PackMLをベースにしたモジュール化したソフト。PackTagsによるM2M、装置とMESの通信に対応。
1TGMPAUDIT.10-01 FDA 21 CFR Part11に準拠したソフト作成に対応。アクションをリアルタイムにログし、追加のソフト無しで監査証跡(Audit Trail)の作成及び出力に対応。
1TGMPOEE.10-01 装置内のデータを記録し、総合設備効率(OEE)を計算。KPIをCSVファイルに出力。
1TGMPENERGY.10-01 エネルギーデータを記録し、装置でどれだけ消費されたかを計算する。バッチでの消費電力量を割り出し、装置を最適化する指標にする。
1TGMPUSERX.10-01 FDA 21 CFR Part 11に対応するための役割ベースのユーザ管理システム。ログインされているユーザに与えられた権限からアクセスコントロール及び、アクションに対しての電子署名機能を搭載。
1TGMPDATA.10-01 プログラム上の変数値のサンプリング及び保存をマイクロ秒単位で実行し、ファイルにログしていく。
1TGMPCODEBOX.10-01 HMI上でラダープログラムの作成及び実行。作成したプログラムは装置内に保存し、必要に応じてロードする。
1TGMPTWEET.20-01 SMSテキストメッセージの送信や受信を装置で行う機能。装置からのアラームやイベント情報をメッセージで送信。送信先からの命令を受信し、装置内で実行する。
1TGMPASSET.20-01 総合設備効率を計算し、割合として結果を出すことができる。KPIをファイルに出力。
1TGMPREPORT.20-01 コントローラーの変数の値を整理し、PDFとして出力する。出力したPDFはmappViewにて閲覧可能。
1TGMPSEQ.20-01 生産ステップをmappViewのHMIにて、組み上げ、変更する。作られた生産ステップはファイルとして保存し、必要に応じてインポートが可能。
上記載の機能の詳細については、www.br-automation.com で上記のモデル番号を入力し検索することができ
ます。ホームページ上でマニュアルをダウンロードしてぜひご覧ください。
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Integrated automation
Global presence
Solid partnership
B&R日本法人 神奈川県横浜市西区高島1-1-2 t 045-263-2460 office.jp@br-automation.com 最寄りのご連絡先
B&R株式会社 横浜三井ビル f 045-263-8461 www.br-automation.com/ja/ www.br-automation.com/contact
MM-FO-MPP-SE-JP-02
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