1/4ページ
カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(846.9Kb)

【導入事例:産業用サーマル プリンタ Videojet DataFlex】スナック菓子メーカーUtzQualityFoods社

事例紹介

ビデオジェットの熱転写サーマル技術でUtz Quality Foods社が費用削減を実現

スナック菓子メーカーのUtzQualityFoods社は、数十年間、一次包装印字にホットスタンプ機を使用してきましたが、熱転写
サーマルプリンタを導入することで、大きなメリットを享受できるようになりました。これにはメンテナンス費用の33%の削減、印字変更にかかる時間はもちろん、印字変更に伴うダウンタイムの短縮を含みます。

「Videojet DataFlex は 1 分間に 120 袋という早いペースで最初から稼動しています。このスピードは強くアピールしました。それに加えて間欠モードでパッケージに印字できる点も高く評価しています。」

◆詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。

このカタログについて

ドキュメント名 【導入事例:産業用サーマル プリンタ Videojet DataFlex】スナック菓子メーカーUtzQualityFoods社
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 846.9Kb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ビデオジェット社株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

この企業の関連カタログの表紙
製品総合カタログ
製品カタログ

ビデオジェット社株式会社

この企業の関連カタログの表紙
産業用インクジェットプリンタ Videojet®︎ 1880+
製品カタログ

ビデオジェット社株式会社

このカタログの内容

Page1

産業用サーマル プリンタ Utz Quality Foods社 用途事例 ビデオジェットの熱転写サーマル 技術で Utz Quality Foods社が 費用削減を実現 スナック菓子メーカーの Utz 米国ペンシルバニア州ハノーバーを拠点とする Utz Quality Foods 社 Quality Foods 社は、数十年間、 では、ホットスタンプ機の印字ブロックの変更に最短でも 5 分かかっ 一次包装印字にホットスタンプ ていました。1 分あたり 100 個の包装に印字するラインでは、これはコストのかかるダウンタイムであると言えます。印字変更には時間が 機を使用してきましたが、熱転写 かかるだけではなく、ピンセットおよび 7/16 インチや 9/16 インチの サーマルプリンタを導入すること スパナが必要で、面倒な作業が多く発生していました。また、正しく印 で、大きなメリットを享受できるよ 字されなかった場合、誤植のある袋は破いて開き、製品を取り出して うになりました。これにはメンテナ 袋を破棄しなければなりませんでした。 ンス費用の 33% の削減、印字変 更にかかる時間はもちろん、印字 しかし、Utz 社ではハノーバーの 4 つの工場のうち 3 つに当社の Videojet DataFlex® 産業用サーマルプリンタを導入したおかげで、状 変更に伴うダウンタイムの短縮を 況が変わりました。 含みます。
Page2

「Videojet DataFlex は 1 分間に 120 袋という早い ペースで最初から稼動しています。このスピードは強くア ピールしました。それに加えて間欠モードでパッケー ジに印字できる点も高く評価しています。」 Bob Epley 氏、パッケージ工程のメンテナンス担当マネージャ Utz Quality Foods 社 最速の生産ラインであるにもかかわらず、安定 Utz Quality Foods 社は 1921 年創業、 William 1976 年に Utz 社のメンテナンス部門に電気技 して鮮明な印字も得られて、価格や消費期限の Utz 氏と Salie Utz 氏が屋外の簡易キッチンで 師として入社した Epley 氏によると、今日では 印字内容の変更もタッチスクリーンを数回タッ Hanover Home Brand ポテトチップスの製造を 全ての製品の種類を合わせて 1 日 100 万 プするだけで簡単に行えます。つまり産業用 始めたとき、1 時間に 50 ポンドという生産速 パッケージ以上生産しているそうです。多くの サーマルプリンタを使用するラインでは、印字 度でした。1970 年代半ば以降、Utz 社はプレッ 製品で、スナック菓子の一次包装によく使用さ 変更のためのダウンタイムや製造時間のロス ツェル、コーンチップス、ポップコーン、チーズ れているフレキシブル材が使われており、ほと が実質解消されたことになります。 カールなど、おいしいおやつ製品を展開して んどがプラスチック製の袋です。また、Utz 社で います。1 年の様々な季節のイベントに合わ は、缶入りのプレッツェル、チーズボール、スナ せたスナックミックスやパーティミックスで有 ックミックス、パーティミックスも製造していま 名です。 す。Epley 氏のチームとって、製品に印字する際 の最大の問題はライン速度です。 会社の 4 つの工場はハノーバーの半径 2 マイ ル以内に位置していて、パッケージ工程のメン テナンス担当マネージャの Bob Epley 氏は 1 日 「ビデオジェットの産業用 のうちに 4 工場すべてを巡回することができ、 サーマルプリンタを導入す 時には 1 日に何度も足を運びます。High Street の工場では、ポテトチップスやその他のコーン ることで、オペレーターの心 チップス、トルティーヤチップスを製造してい 配事が一つ減りました」と ます。そこに本社もあります。Broadway の工場 ではプレッツェルを作っており、Kindig Lane 工 Epley 氏は言います。 場ではチーズカール、ポップコーン、コーンチ ップス、トルティーヤチップスなどのトウモロコ シを用いた製品を多く生産しています。Carlisle 通常フレキシブル包装には、価格や消費期限 Street の工場では、手作業でケトルフライ(釜揚 の他に、Utz社独自のロット情報や製造情報を げ)やバッチフライを行っています。すべての 2 行分印字します。缶入りスナックの場合は、価 工場で合わせて 50 台のピロー包装機があっ 格、消費期限、ロット情報や製造情報のほか、 て、ホットスタンプ機または Videojet DataFlex 社内用の顧客番号など、3 ~ 4 行の情報を感 産業用サーマルプリンタを一次製品印字に使 圧ラベルに印字し、そのラベルが缶に貼り付 用しています。 けられます。一部の缶はビニールの伸縮スリ ーブで覆われていますが、そのようなタイプで は産業用サーマルプリンタで直接印字されま す。ホットスタンプ機はビニールの伸縮スリー ブを溶かしてしまうのでこのような作業はで きません。
Page3

産業用サーマルプリンタは、プリントヘッドとリ 装置の操作者である Steve Sneeringer 氏は、包 ボンで構成されてた装置で、フレキシブル素 装ラインを稼動するのに忙しく、常に時間効 材に接触することで印字を実行し、明瞭で高 率の向上を考えながら作業することが求めら 解像度の可変データ(バーコード、テキスト、グ れています。そのため、使いづらいユーザーイ ラフィックスなど)がプリントできます。Utz 社 ンターフェイスでは時間を無駄にする可能性 では、高速ラインで安定して判読性の高い印 があり、やらなければならない緊急の課題が 字情報をマーキングしなければならないた たくさんあるときにはフラストレーションが高 め、すべての印字装置に堅牢さが求められま まります。 す。Utz 社のホットスタンプ機ではこの条件が 満たせませんでした。Epley 氏が産業用サーマ ルプリンタの導入を検討した第一の理由がこ れでした。 「以前使用していた産業用 サーマルプリンタのユーザ Epley 氏は調査を進める中で、ビデオジェット の DataFlex プリンタに関する情報を業界紙で ー画面では操作が困難でし 偶然見つけました。連続印字と間欠印字の両 た」と Sneeringer 氏は述 方が実行できることが目をひきました。Utz 社 ではフレキシブル包装に両方の方式を採用し べています。「今は、タッチス ており、缶への印字では通常間欠印字を行っ クリーンをタップするだけで ています。 印字情報が変更できて、すぐ Epley 氏は、この時点で袋製造機も合わせて検 に価格情報と消費期限情報 討を行ってていましたが、Videojet DataFlex プ リンタも試用することに決めました。プリンタ が作成できます。この連続し を設置して試用したところ、印字工程での課題 た作業にはわずか 1 分しか を解決できるソリューションを見つけたと確 信しました。 かかりません。」 数ヵ月後、Utz 社は Videojet DataFlex プリンタ をさらに 3 台購入して、その後すぐにさらに 2 台購入し、以前からあった 6 台の産業用 サーマルプリンタをすべて更新しました。現在 は、Videojet DataFlex プリンタを 16 台保有し、 製品の特長であるより長いリボン長を使用し て、リボンを交換間隔を延長してダウンタイム を削減しています。
Page4

ホットスタンプ機を利用した場合と比較して です」と Epley 氏は言います。「プリントヘッド 時間とコストの削減効果が期待できるもう 1 つで 2,200 万袋に印字しました。プリントヘ 1 つ理由は、当社の産業用サーマルプリンタ ッドの交換の手順はシンプルで、交換は素早 では、リボンが効率的に使用できる点です。 く簡単に行えます。ほとんどの修理作業は当 「Videojet DataFlex プリンタでは、1 ロール 社のメンテナンス担当が行います。ビデオ のリボンで 250,000 袋に印字できます」と ジェットにはすばらしい技術サービス部門が Sneeringer 氏は述べています。「印字内容の あり、よく対応してくれますが、必要がないの サイズにもよりますが、ホットスタンプ機のイ で実際には何回も呼ぶことはありません。」 ンクロール 1 本で印字できる袋の数は、 6,000 から 15,000 袋です。さらに、Videojet Epley 氏によると、Utz 社の各工場のホットスタ DataFlex プリンタでは、リボンの残量が少なく ンプ機をすべて産業用サーマルプリンタに更 なって交換時期が近づくと通知が表示され、 新するにはしばらく時間がかかりそうだという 使い切るとスイッチが切れるのでリボンを交 ことです。Videojet DataFlex プリンタは非常に 換することができます。」 成功したので、新規ユニットの購入については 議論にすらなりません。「必要があれば当然 すぐに導入しようというのが共通の認識です」 「1 分間に 140 袋のスルー と Epley 氏は述べています。「どの装置を発注 するかという点での議論はありません。」 プットで印字できていれば、 簡単に 1 日で 100 万袋の印 このような装置更新の流れは、Sneeringer 氏 のような機械のオペレーターを安心させます。 字が達成できます。」と Epley 今後ピンセットなどを使った面倒な印字変更 氏は述べています。「以前、連 なくなっていき、Utz 社にとって過去のものと なっていくでしょう。 続稼働印字で 1 分間に 150 袋の印字が達成できた 「ビデオジェットの産業用サーマルプリンタに よる印字で、オペレーターの心配事が一つ減 ことがありました。」 りました。」と Epley 氏はさらに言います。 「設定が終わればプリンタについて考える必 要がなくなり、生産工程の他の事項に集中で Videojet DataFlex プリンタが配置されたライ きるようになります。プリンタの確認は、工程 ンでは、製品の印字によるダウンタイムが実 のチェック事項の中で優先順位の低い項目と 質解消されました。「熱転写用プリントヘッド なりました。」 自体は最終的に交換する必要がありますが、 これは磨耗することがわかっている消耗部品 TEL: 0120-984-602 © 2014 Videojet X-Rite K.K. — All rights reserved. ビデオジェット・エックスライト株式会社は常に製品の品質向上をめざしており、お客様への E-mail: info@videojet.co.jp 予告なく設計や仕様を変更する場合がありますので、ご使用に際しては最新の情報をご確認 ください。 URL: www.videojet.co.jp 20151023 ビデオジェット社 〒135-0064 東京都江東区青海 2-5-10 テレコムセンタービル 西棟 6F