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指導人材・教育時間が確保しづらい現場の方、必見!
労働人口減少に伴う人手不足の状況下では、社員一人ひとりの能力を高めることが重要であり、人材育成や能力開発にお悩みの方も多いのではないでしょうか。実は製造業のように指導人材・教育時間が確保しづらい現場では、業務マニュアルを活用をすることで効率的な人材育成をすることができます。そこで、本資料では人手不足に悩む製造業での業務マニュアルを使った人材育成の具体的なノウハウについて解説します。
こんなお悩みをお持ちの方におすすめです
・ベテランの技術を継承していく必要がある
・指導にかかる時間を減らしたい
・製造現場で使えるマニュアルについて知りたい
このカタログについて
ドキュメント名 | 指導者不足の製造現場における マニュアルを使った人材育成・技術伝承の手引き |
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ドキュメント種別 | ホワイトペーパー |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社スタディスト (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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⽬次
1 はじめに 製造業で⼈材育成が重要な理由 ▶ p3
2 マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ▶ p9
事例で学ぶ!製造業における⼈材育成の仕組みづくり ▶ p16
3 Teachme Bizでできること ▶ p19
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1
はじめに
2 製造業で⼈材育成が重要な理由
3
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はじめに 製造業で⼈材育成が重要な理由
少⼦⾼齢化により労働⼈⼝は減少、製造業においても就業者が年々減っている。
生産年齢人口比率から見る 将来人口の予想
製造業の就業者
0~14歳 15~64歳
65~74歳
75~84歳
85歳~
全産業に占める
(万人)
製造業就業者の割合
18年間で
14,000 年々減少 75% 19.0%
(万人)
157万⼈
減少
12,000 70% 1,300
1,202万⼈
10,000 65% 全産業に占める
1,200
製造業就業者の割合
8,000 60% 15.7%
6,000 55% 1,100
1,045万⼈
4,000
50%
1,000
2,000
45%
0
40%
0
1990
2000
2010
2020
2030
2040
2050
2002年
2020年
引用:2050年までの経済社会の 構造変化と政策課題について( 2018)
引用:「ものづくり人材の確保と育成」 ,
図 211-7 製造業就業者数の推移より作成
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はじめに 製造業で⼈材育成が重要な理由
⼈⼿不⾜の状況下では⼀⼈ひとりの社員の能⼒を⾼めることが重要。
しかし、製造業の企業の多くが「⼈材育成‧能⼒開発」を課題と認識している。
ものづくり企業の経営課題(企業規模別)
価格競争の激化 29.1% 中小企業
43.0% 大企業
企業規模に関わらず
⼈⼿不⾜ 42.2%
41.9%
⼈材教育‧能⼒開発 42.8%
が進まない 40.9% 40%以上の企業が
原材料や経費の増⼤ 32.1%
36.8% ⼈材育成‧能⼒開発が進まない
後継者不⾜ 17.1% ことを経営課題としている
22.7%
0% 20% 40% 60%
引⽤:「デジタル技術の進展に対応したものづくり⼈材の確保‧育成に関する調査」(2020)
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はじめに 製造業で⼈材育成が重要な理由
製造業において⼈材育成‧能⼒開発がうまくいかない背景には
指導⼈材や教育時間の不⾜といった課題が存在している。
⼈材育成に関する問題点(製造業)
◾問題の有無 ◾問題点(複数回答)
不明 指導する⼈材が不⾜している 62.0
0.7% ⼈材育成を⾏う時間がない 55.5
特に問題はない
20.7% ⼈材を育成しても辞めてしまう 37.2
鍛えがいのある⼈材が集まらない 27.7
育成を⾏うための⾦銭的余裕がない
問題がある 16.3
78.6 ⼈材育成の⽅法がわからない 11.0
% 適切な教育訓練機関がない 8.6
技術⾰新や業務変更が頻繁なため、
⼈材育成が無駄になる 1.5
その他 6.0
0% 20% 40% 60% 80%
引⽤:厚⽣労働省「能⼒開発基本調査」」(2017)
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製造業での⼈材育成に必要な「業務マニュアル」
指導⼈材‧教育時間が確保しづらい現場では、業務マニュアルを活⽤することで
⼈による指導の時間を減らしつつ社員を育てることができる。
業務の適切な⼿順を記載したマニュアル
⼈に聞かなくても簡単に確認できる
最適なプロセスが社内に浸透‧定着し
いつでも同じレベルで業務を学べる 組織の⽣産性が向上する
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本書を読んでわかる内容
業務マニュアルを使って⼈材育成の仕組みをつくる⽅法を本書で解説。
⼈⼿不⾜に悩む製造業での効率的な⼈材育成‧能⼒開発のヒントを提⽰します。
本書を読んでわかる内容
● ⼈材育成効率を上げる業務マニュアルの活⽤‧改善⽅法
● 製造業におけるマニュアルを使った⼈材育成の成功事例
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マニュアルで⼈材育成の
2 仕組みを構築する⽅法
3
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法
マニュアルを効果的に活⽤するために 下記の5ステップで⼈材育成の仕組みを構築する。
STEP 1 STEP 2 STEP 3 STEP 4 STEP 5
業務の可視化 マニュアル作成 マニュアル活⽤
(現状把握) ⽂化の醸成 ⽂化の醸成 業務の標準化 技術伝承
STEP 1〜3 で準備と⽂化醸成を丁寧に⾏うことで
マニュアルの効果的な活⽤が可能になる
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ①業務の可視化(現状把握)
STEP.1 STEP.2 STEP.3 STEP.4 STEP.5
業務の可視化(現状把握)
まず、新⼊社員に教えたい業務範囲について
「誰が」「何の業務を」「どうやって」やっているかの現状を可視化する。
誰が 何の業務を どうやって
誰がどの業務をやってい どういう業務があるか それぞれの業務をどう
るかわからない わからない やっているかわからない
ToDo 関係者に呼びかけて、対象範囲のなかで各⾃がやっていることをマニュアル化してもらう
業務ごとに分けてマニュアルを作成
今やっている作業⼯程をそのまま記載する
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ②マニュアル作成⽂化の醸成
STEP.1 STEP.2 STEP.3 STEP.4 STEP.5
マニュアル作成⽂化の醸成
ベテランの知⾒をもとに若⼿がマニュアルを作成する「マニュアル作成会」を拠点毎に実施。
ノウハウがある ノウハウはない
ITツールは苦⼿ ITに明るい
時間がない マニュアルが必要
ベテラン社員が知⾒を共有 若⼿社員がマニュアルを作成
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ③マニュアル活⽤⽂化の醸成
STEP.1 STEP.2 STEP.3 STEP.4 STEP.5
マニュアル活⽤⽂化の醸成
まずは新⼈教育や朝会などの限定的な場⾯からマニュアル活⽤をスタート。
作成したマニュアルに対する現場からのフィードバックを集める。
EXAMPLE 01 EXAMPLE 02 EXAMPLE 03 EXAMPLE 04
新⼈育成 既存社員の再教育 朝会 不明点発⽣時
‧新⼊社員研修 ‧勉強会の実施 ‧マニュアル読み合わせ ‧問い合わせ対応で活⽤
‧マニュアル内容のテスト ‧定期的な再教育 ‧ヒヤリハット事例の共有 ‧ヘルプページの作成
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ④業務の標準化
STEP.1 STEP.2 STEP.3 STEP.4 STEP.5
業務の標準化
社内からのフィードバックをもとに誰もが再現しやすい⼿順を再定義。
マニュアルをブラッシュアップして業務を標準化する。
ムダな作業がある 順番が間違っている ベストプロセス
逆
業務 A 業務 B 業務 A
業務 B 業務 A 業務 B
ムダ
業務 X 業務 D フィードバックをもとに 業務 C
⼿順を再定義
業務 C 業務 C 業務 D
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マニュアルで⼈材育成の仕組みを構築する⽅法 ⑤技術伝承
STEP.1 STEP.2 STEP.3 STEP.4 STEP.5
技術伝承
ブラッシュアップされたマニュアルを活⽤していくことで
ベテランの技術が若⼿に浸透し技術伝承が進む。
ベテランの知恵‧ノウハウをマニュアルにまとめる
最適化された⼿順を記載した業務マニュアル
新⼈がマニュアルを⾒て作業し技術を⾝につける
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【事例で学ぶ!】製造業における⼈材育成の仕組みづくり
新⼈教育で教えている内容をリスト化
STEP.1
新⼊社員が⼊社してくるタイミングにあわせて
業務の可視化(現状把握) 普段の新⼈教育研修やOJTで教えている内容をリストアップ
研修の中で新⼈にマニュアルを作成してもらう
STEP.2 新⼈研修プログラムの中に「業務マニュアルの作成」という項⽬を追加
マニュアル作成⽂化の醸成 教育係が⼝頭で教えた業務内容を、新⼈にマニュアル化してもらう
説明会を実施してマニュアルを使⽤開始
STEP.3 ベテランも含めて説明会を開催し「新⼈が作ったマニュアルを使ってみてほしい」
マニュアル活⽤⽂化の醸成 「マニュアルの内容に対してフィードバックが欲しい」旨をきちんと説明
ベテランからのフィードバックをもとにマニュアルを改善
STEP.4
ベテランから集まった「作業の⼿順が違う」「この内容も追記した⽅が良い」
業務の標準化 といった意⾒をもとに新⼈がマニュアルを更新
他の新⼈が業務を⾏う際にはそのマニュアルを使⽤
STEP.5
次に⼊社した社員や初めてその業務を⾏う社員はそのマニュアルを⾒ながら作業を⾏う
技術伝承 よう指⽰、結果的に社内での問い合わせ件数が減少し業務効率化につながった
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マニュアル活⽤でよくあるお悩み
現場の社員たちから
「マニュアルが使いづらい」と⾔われる…
作成するのに マニュアルを作ったはいいものの
多くの時間を費やしてしまう… 上⼿な使い⽅がわからない…
マニュアル活⽤が進まず ⽣産性向上まで辿り着けないケースが多い
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マニュアルの正しい使い⽅
マニュアル活⽤でもっとも重要なのは
更新し続けること
信頼できるマニュアルに育ってはじめて
業務標準化‧技術伝承が可能になる
初版のマニュアルはまだ「現状の可視化」状態。フィードバックをもらって
マニュアルを育てるには「簡単に配信できる」「簡単に更新できる」環境が⼤切
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2 Teachme Bizでできること
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Teachme Bizとは
わかりやすいマニュアルを誰でもかんたんに作れる
マニュアル作成‧共有システム Teachme Biz
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タブレットや わかりやすい
スマホでの
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更新も共有も
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