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鉄筋・鋼板腐食検出器 iCAMM

製品カタログ

腐食範囲と、腐食量を、非破壊で、正確に、評価します。

◆完全非破壊型 鉄筋・鋼板腐食検出器iCAMM(アイキャム) 概要

最新技術パッシブ磁気法を用いた完全非破壊型の鉄筋・腐食検出器です。
コンクリート表面から走査することで、鉄筋の磁気応答をスキャン。
磁気応答は腐食度(断面損失量)に応じて変化するため、その変化量より腐食箇所と腐食量を検出、腐食量に応じてカラーマップ化することで、一目で構造物の健康状態を評価することが可能です。

1%の断面損失量から検知可能!
正確な腐食量と腐食範囲を提供します。

◆従来法との比較
従来法である電気化学的手法(自然電位法、分極抵抗法、電気抵抗法など)は、
・事前に散水を行い、十分湿潤状態する必要がある
・コンクリートの一部を斫る必要がある
・塗装やタイルが貼り付けられている場合も計測不可
・外的要因を多く受け、結果との整合性が取れない
などのデメリットがありました。

iCAMMは水分・塩分などの含有量、温度・湿度などの外的要因の影響を一切受けることなく、散水・斫りも不要で、完全非破壊で鉄筋腐食調査を行うことが可能です。
また、パッシブ磁気法であるため、検査対象物への衝撃や電流の印可などの必要性もありません。
検査可能かぶり厚は、鉄筋径の最大8倍まで可能であるため、ほとんどの構造物で適用可能です。

◆選べる3タイプの測定方法
・Distanceモード(距離モード)・・・後輪タイヤのエンコーダーを使用して、距離に応じた腐食データを取得
・Timeモード(時間送りモード)・・・ハツリ面や電柱など、タイヤ接地が難しい時に使用。スキャナーを少し浮かせ、ゆっくりとスキャンします。走査時間に応じた腐食データを取得。
・Hybridモード・・・タイヤ接地回転時は距離モード、タイヤが動いていないときは時間送りモードに自動切換え。

◆操作性
バッテリー駆動のため、電源は不要
鉄筋探査で罫書きされた線上を、1~2m/分の速度でスキャン
iCAMMは連続データを取得するため測り落とし無し

◆データ解析
カナダメーカーのInspecTerra社の専用ソフトにて、専門技術者による高度な解析を行うため、信頼性・正確性の高い結果を得ることが可能。

◆その他適用可能な構造物
・電柱(コンクリート柱)の鋼材腐食検査
・鋼桁や鋼板巻き立ての腐食検査
・断熱材下のタンク検査
・その他

販売・レンタル・腐食調査サービスからお選びください。

https://actarise-ndt.com/

このカタログについて

ドキュメント名 鉄筋・鋼板腐食検出器 iCAMM
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 3.7Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 株式会社アクタライズ (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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【カタログ】iCAMM(外側).pdf

I n f r a s t r u c t u r e C o n d i t i o n A s s e s sm e n t M a g n e t i c M e t h o d i CAMMTM 製品仕様 最新NDT技術 パッシブ磁気法によるインフラストラクチャー状態評価 機器名称 鉄筋・鋼板腐食検知器 最小検出損失量 1%の断面損失から検出可能 型番 iCAMMTM ( アイキャム ) 測定誤差 ※ 1% ( 腐食部でのキャリブレーション後 ) メーカー InspecTerra Inc.(カナダ) スキャナー寸法 W:155~210 × L:240 × H:125 / 車高:5(㎜) 検出方式 新技術パッシブ磁気法(米国特許取得済み) スキャナー重量 770 g デバイス主構成 スキャナー、データロガー、ケーブル ケーブル長(重量) 1.5 m (75g) 鉄筋・鋼板腐食検出器 検査対象材質 強磁性体(鉄、ニッケル、コバルト、及びその合金) データロガー寸法 W70~100 × L140 × H125( ㎜) 検査対象物例 鉄筋コンクリート・鉄骨造、鋼製プレート等 データロガー重量 260 g 検出可能深度 ① コンクリートかぶり厚:鉄筋径の6~8倍程度 動作温度 -10 ℃ ~ +40 ℃  (Time モードで 200℃のタンク検査実績あり ) iCAMMTM 検出可能深度 ② 鋼板被覆厚さ:鋼板厚の6倍程度 動作湿度 90 %RH 以下 走査速度 1~2m/ 分程度 電源 充電式バッテリー内蔵 私たちACTARISEは、世界最高・最新の技術を用いて、日本のインフラストラクチャーの健康状態を、 探査範囲 / 日 ① 床・壁面:総延長 300m 又は 30 ㎡(目安) 充電時間 8 時間 正確に、詳細に、そして誰でも一目でわかる形で評価することができます。 探査範囲 / 日 ② 天井面:総延長 150m 又は 15 ㎡(目安) 連続動作時間 8 時間(使用環境により変動) 点検・校正 使用前点検と年 1 回の校正を推奨 保護等級 IP51 相当 完全非破壊で鉄筋腐食調査 1%断面損失から検出 標準構成品 スキャナー、データロガー、ケーブル、充電器、 備考 取得したデータは㈱アクタライズを通じてカナダの 収納ケース、延長ハンドル(約 1.2m)、SD カード、 InspecTerra 社の専門技術者により解析されます。 腐食量を定量化 取扱説明書 解析には数日程度必要です。 ※腐食部でのキャリブレーションができない場合、過去のデータより近似値にて腐食量の算出が可能です。 断面損失量 (%) コンクリート内部の鉄筋腐食状況を斫ることなく可視化。腐食範囲と腐食量(断面損失量)を定量化して表現します。 鋼鈑の腐食調査 連続データでより詳細に把握 配筋探査の罫書線上を iCAMM スキャナーで走査するだけ スキャナー用延長ハンドル 販売店・Memo InspecTerra Inc. 日本正規代理店 株式会社アクタライズ Signal for Path 2 TEL:050 - 8885 - 0660 ACTARISE ホームページ 鋼製構造物の検査も表面状態によらずスピーディーかつ詳細に検査が可能。 Mail:info@actarise-ndt.com 〒675 - 0068  InspecTerra Inc. 日本正規代理店 兵庫県加古川市加古川町219-21 https://actarise-ndt.com
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【カタログ】iCAMM(内側).pdf

鉄筋 / 鋼製プレート腐食の状態を完全非破壊で可視化 iCAMMTM 鋼材腐食調査事例 Infrastructure Condition Assessment Magnetic Method iCAMMTM コンクリート内部の鉄筋腐食調査 斫り不要   散水不要  前後処理不要 ◆ 橋梁・スラブ鉄筋腐食調査 ◆ 橋梁・橋脚腐食調査 今までの鋼材腐食・欠陥検査の常識を覆す 驚異の1%断面損失量から検出! iCAMMTMは、カナダ・オンタリオ州立ウォータールー大学の研究者達によって 研究・開発、InspecTerra社にて製造された最新技術パッシブ磁気探傷法による 完全非破壊型の鉄筋 /鋼板腐食検査機です。 鉄筋や鋼板に直接接触させることなく、コンクリート・塗膜・タイル・断熱材下 の鋼材腐食を非破壊で検査することができます。 今までにない全く新しい最新 NDT手法です。 iCAMMTM高感度磁気スキャナー    一目で構造物の健康状態を確認することが可能です。 iCAMMTM の腐食・欠陥検出原理 欠陥 / 破断 / 亀裂 腐食による断面損失 / 減肉 強磁性体 地球上の強磁性体は、地球の磁場の影響を受け僅かながら磁化 (鉄筋など) されており、その磁力線は欠陥 / 腐食などにより断面変化を起 こしている箇所では、健全部と比べ乱れます。 地球の磁場の影響による磁力線 また、欠陥 / 腐食量が大きくなるにつれ磁力線の乱れも大きく なることから、その変化量を解析することで断面損失量を算出 磁束密度をスキャン 断熱材の下でもスキャン可能 推定 (※) することができます。 コンクリートスラブ底面 ( 天井面 ) の腐食調査。 高速道路・円柱状 RC 橋脚の主筋腐食調査。 iCAMMTM はその磁気変化を高感度でスキャンします。 剥離箇所の状況と iCAMMTMの調査結果は一致するだけでなく、 一部剥離を起こしており、鉄筋の腐食が見え、その 目視確認不可であるその周囲の腐食範囲も評価。 周りも腐食が進んでいる。 欠陥 / 腐食量に応じてカラーマッピングすることで、構造物の 鉄筋腐食調査の場合、かぶり厚は鉄筋径の約 8 倍程度まで可能。 正確な補修範囲および積算にこの腐食評価を使用。 腐食範囲及び腐食量を同時に可視化することができます。 ※腐食部で残存量を校正することで、より高精度な断面損失量  を推定することができますが、剥離などが無く鋼材の残存量 鋼製プレート腐食調査 接触媒質不要   前後処理不要  連続データ取得  が不明な場合でも、過去の膨大なデータから近似値にて断面  損失量を推定することがでます。 鉄筋コンクリートの状態評価 パイプラインの状態評価 ◆ ボイラー肉厚調査 (UT 比較 ) ◆ 断熱材下のタンク腐食調査 現場で取得したデータは InspecTerra 社にて専門技術者が高度な解析を行うことにより、番線や鉄筋交差部の影響を省くだけで iCAMMTM検査(10測線走査) UT検査(約100測点計測) 75㎜の発泡ガラス断熱材+アルミ被覆下のタンク腐食検査 なく、ラップ筋箇所や過密配筋箇所などの腐食 / 破断 / 亀裂も検査することができます。 選べる 3 つの測定方式 7.5 cm ① Distance モード ② Time モード ③ Hybrid モード ( 距離モード ) ( 時間送りモード ) ( 距離+時間送りモード ) 検査面にタイヤを接地して走査できる場合 タイヤが接地走行不可の激しい凹凸面や、電柱 走査路線に平坦面と凹凸面が混在する場合 に使用します。 や小口径パイプなどの検査で使用します。 に使用します。 後輪タイヤにエンコーダーが内蔵されてい スキャナーを少し宙に浮かせ、一定速度で走査 タイヤが回転しているときは距離モード、 テストエリア るため、走査距離と腐食データを同時収集。 します。 回転が止まったら自動的に時間送りモード 通常はこのモードを使用します。 走査経過時間に応じた腐食データを収集し、 に切り替わります。 解析時に走査時間を距離に変換します。 時間送りモード 距離モード 減肉量 (%) 断熱材下の腐食 (CUI) を非破壊で調査。 厚さ 75 ㎜の発砲ガラス断熱材の上にアルミニウムで被覆され iCAMMTM と UT の鋼板腐食検査比較。 ている ASTM A 516 Gr .60 スチール製タンク ( 肉厚 16 ㎜ ) の UT は約 100 ポイントの測定に対し iCAMMTM は 10 測線の 腐食を断熱材を剝がすことなく検査。 測定でより詳細なデータが得られた。 UT はポイント間で見落としが生じる可能性があるが、 鋼板腐食調査の場合、被覆厚さは母材厚の約 6 倍まで可能。 平坦面 斫り面・剥離面など 電柱・パイプなど 平坦面と凹凸面の混在箇所 iCAMMTM は連続データであるため、見落としがない。