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【カタログ】iCAMM(外側).pdf
I n f r a s t r u c t u r e C o n d i t i o n A s s e s sm e n t M a g n e t i c M e t h o d
i CAMMTM 製品仕様 最新NDT技術 パッシブ磁気法によるインフラストラクチャー状態評価
機器名称 鉄筋・鋼板腐食検知器 最小検出損失量 1%の断面損失から検出可能
型番 iCAMMTM ( アイキャム ) 測定誤差 ※ 1% ( 腐食部でのキャリブレーション後 )
メーカー InspecTerra Inc.(カナダ) スキャナー寸法 W:155~210 × L:240 × H:125 / 車高:5(㎜)
検出方式 新技術パッシブ磁気法(米国特許取得済み) スキャナー重量 770 g
デバイス主構成 スキャナー、データロガー、ケーブル ケーブル長(重量) 1.5 m (75g) 鉄筋・鋼板腐食検出器
検査対象材質 強磁性体(鉄、ニッケル、コバルト、及びその合金) データロガー寸法 W70~100 × L140 × H125( ㎜)
検査対象物例 鉄筋コンクリート・鉄骨造、鋼製プレート等 データロガー重量 260 g
検出可能深度 ① コンクリートかぶり厚:鉄筋径の6~8倍程度 動作温度 -10 ℃ ~ +40 ℃ (Time モードで 200℃のタンク検査実績あり ) iCAMMTM
検出可能深度 ② 鋼板被覆厚さ:鋼板厚の6倍程度 動作湿度 90 %RH 以下
走査速度 1~2m/ 分程度 電源 充電式バッテリー内蔵 私たちACTARISEは、世界最高・最新の技術を用いて、日本のインフラストラクチャーの健康状態を、
探査範囲 / 日 ① 床・壁面:総延長 300m 又は 30 ㎡(目安) 充電時間 8 時間 正確に、詳細に、そして誰でも一目でわかる形で評価することができます。
探査範囲 / 日 ② 天井面:総延長 150m 又は 15 ㎡(目安) 連続動作時間 8 時間(使用環境により変動)
点検・校正 使用前点検と年 1 回の校正を推奨 保護等級 IP51 相当 完全非破壊で鉄筋腐食調査 1%断面損失から検出
標準構成品 スキャナー、データロガー、ケーブル、充電器、 備考 取得したデータは㈱アクタライズを通じてカナダの
収納ケース、延長ハンドル(約 1.2m)、SD カード、 InspecTerra 社の専門技術者により解析されます。 腐食量を定量化
取扱説明書 解析には数日程度必要です。
※腐食部でのキャリブレーションができない場合、過去のデータより近似値にて腐食量の算出が可能です。
断面損失量 (%)
コンクリート内部の鉄筋腐食状況を斫ることなく可視化。腐食範囲と腐食量(断面損失量)を定量化して表現します。
鋼鈑の腐食調査 連続データでより詳細に把握
配筋探査の罫書線上を iCAMM スキャナーで走査するだけ スキャナー用延長ハンドル
販売店・Memo InspecTerra Inc. 日本正規代理店
株式会社アクタライズ Signal for Path 2
TEL:050 - 8885 - 0660
ACTARISE
ホームページ 鋼製構造物の検査も表面状態によらずスピーディーかつ詳細に検査が可能。
Mail:info@actarise-ndt.com
〒675 - 0068 InspecTerra Inc. 日本正規代理店
兵庫県加古川市加古川町219-21
https://actarise-ndt.com
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【カタログ】iCAMM(内側).pdf
鉄筋 / 鋼製プレート腐食の状態を完全非破壊で可視化 iCAMMTM 鋼材腐食調査事例
Infrastructure Condition Assessment
Magnetic Method iCAMMTM コンクリート内部の鉄筋腐食調査 斫り不要 散水不要 前後処理不要
◆ 橋梁・スラブ鉄筋腐食調査 ◆ 橋梁・橋脚腐食調査
今までの鋼材腐食・欠陥検査の常識を覆す
驚異の1%断面損失量から検出!
iCAMMTMは、カナダ・オンタリオ州立ウォータールー大学の研究者達によって
研究・開発、InspecTerra社にて製造された最新技術パッシブ磁気探傷法による
完全非破壊型の鉄筋 /鋼板腐食検査機です。
鉄筋や鋼板に直接接触させることなく、コンクリート・塗膜・タイル・断熱材下
の鋼材腐食を非破壊で検査することができます。
今までにない全く新しい最新 NDT手法です。
iCAMMTM高感度磁気スキャナー 一目で構造物の健康状態を確認することが可能です。
iCAMMTM の腐食・欠陥検出原理 欠陥 / 破断 / 亀裂 腐食による断面損失 / 減肉
強磁性体
地球上の強磁性体は、地球の磁場の影響を受け僅かながら磁化 (鉄筋など)
されており、その磁力線は欠陥 / 腐食などにより断面変化を起
こしている箇所では、健全部と比べ乱れます。 地球の磁場の影響による磁力線
また、欠陥 / 腐食量が大きくなるにつれ磁力線の乱れも大きく
なることから、その変化量を解析することで断面損失量を算出 磁束密度をスキャン 断熱材の下でもスキャン可能
推定 (※) することができます。
コンクリートスラブ底面 ( 天井面 ) の腐食調査。 高速道路・円柱状 RC 橋脚の主筋腐食調査。
iCAMMTM はその磁気変化を高感度でスキャンします。 剥離箇所の状況と iCAMMTMの調査結果は一致するだけでなく、 一部剥離を起こしており、鉄筋の腐食が見え、その
目視確認不可であるその周囲の腐食範囲も評価。 周りも腐食が進んでいる。
欠陥 / 腐食量に応じてカラーマッピングすることで、構造物の
鉄筋腐食調査の場合、かぶり厚は鉄筋径の約 8 倍程度まで可能。 正確な補修範囲および積算にこの腐食評価を使用。
腐食範囲及び腐食量を同時に可視化することができます。
※腐食部で残存量を校正することで、より高精度な断面損失量
を推定することができますが、剥離などが無く鋼材の残存量 鋼製プレート腐食調査 接触媒質不要 前後処理不要 連続データ取得
が不明な場合でも、過去の膨大なデータから近似値にて断面
損失量を推定することがでます。 鉄筋コンクリートの状態評価 パイプラインの状態評価
◆ ボイラー肉厚調査 (UT 比較 ) ◆ 断熱材下のタンク腐食調査
現場で取得したデータは InspecTerra 社にて専門技術者が高度な解析を行うことにより、番線や鉄筋交差部の影響を省くだけで iCAMMTM検査(10測線走査) UT検査(約100測点計測) 75㎜の発泡ガラス断熱材+アルミ被覆下のタンク腐食検査
なく、ラップ筋箇所や過密配筋箇所などの腐食 / 破断 / 亀裂も検査することができます。
選べる 3 つの測定方式 7.5 cm
① Distance モード ② Time モード ③ Hybrid モード
( 距離モード ) ( 時間送りモード ) ( 距離+時間送りモード )
検査面にタイヤを接地して走査できる場合 タイヤが接地走行不可の激しい凹凸面や、電柱 走査路線に平坦面と凹凸面が混在する場合
に使用します。 や小口径パイプなどの検査で使用します。 に使用します。
後輪タイヤにエンコーダーが内蔵されてい スキャナーを少し宙に浮かせ、一定速度で走査 タイヤが回転しているときは距離モード、 テストエリア
るため、走査距離と腐食データを同時収集。 します。 回転が止まったら自動的に時間送りモード
通常はこのモードを使用します。 走査経過時間に応じた腐食データを収集し、 に切り替わります。
解析時に走査時間を距離に変換します。
時間送りモード
距離モード 減肉量 (%) 断熱材下の腐食 (CUI) を非破壊で調査。
厚さ 75 ㎜の発砲ガラス断熱材の上にアルミニウムで被覆され
iCAMMTM と UT の鋼板腐食検査比較。 ている ASTM A 516 Gr .60 スチール製タンク ( 肉厚 16 ㎜ ) の
UT は約 100 ポイントの測定に対し iCAMMTM は 10 測線の 腐食を断熱材を剝がすことなく検査。
測定でより詳細なデータが得られた。
UT はポイント間で見落としが生じる可能性があるが、 鋼板腐食調査の場合、被覆厚さは母材厚の約 6 倍まで可能。
平坦面 斫り面・剥離面など 電柱・パイプなど 平坦面と凹凸面の混在箇所 iCAMMTM は連続データであるため、見落としがない。