渦流円形クーラントタンク OCSシリーズ

水溶性クーラント・磁性加工物用　研削盤向け 弊社製2槽渦流循環型クーラント浄化装置をご採用にあたって、以下の事項についてご留意下さい。 ①本装置は、水溶性クーラント液を使用する研削盤専用です。油性には向いていません。 ②本装置は、クーラント液中のスラッジの回収を目的とし、タンク底にスラッジが溜まりにくいことを 　 特徴としているため、研削加工製品の精度を保証するものではありません。 渦流円形クーラントタンク ③本装置は、研削物が非磁性体の研削粉の回収は出来ません。 ④本装置は、浮遊する研削粉に対して効果が発揮しにくい場合があります。 ⑤本装置には、泡立ちの少ないクーラント液をお使い下さい。 OCSシリーズ ⑥本装置は、液面位置が激しく変化する場合にタンク内に研削粉が堆積する場合があります。 ⑦本装置は、油分の回収は出来ません。 ⑧出荷時の仕様をお客様が弊社に断りなく変更した場合、性能を充分に発揮しないことがあります。 　 また、それに起因する不具合には責任を負えません。 製造業の悩み　『チョコ停』　の改善提案！ 2槽渦流循環型クーラント浄化装置 ⑨本装置に研削屑及び砥粒以外の異物が入ると故障の原因になります。 ⑩お客様のご要望が本装置の性能に悪影響を与える場合は、お断りする場合がございます。 ⑪ご承認後の見積りに対してその後仕様変更があった場合は、再度見積りさせて頂きます。 ⑫納期は、納入仕様書のご承認後から2ヶ月程度（弊社実働45日）お時間を頂きます。 　 なお、受注が重なっている場合、ご希望の納期にそぐわない場合があります。ご了承下さい。 ⑬本装置の受渡方法は車上渡しとさせて頂きます。 ⑭本装置には、粘着テープを貼らないで下さい。塗装が剥がれる場合があります。 ⑮本装置の保証期間は弊社出荷日から１年間です。 ECO ⑯保証対象は日本国内のみです。詳しくはお問い合わせ下さい。 ⑰消耗品は保証対象外です。詳しくはお問い合わせ下さい。 製品についての詳しい情報は下記の連絡先までご連絡下さい。 また、製品を購入検討されているお客様には、詳しい選定資料を お送り致しますので、下記の連絡先までご連絡下さい。 安全に関するご注意 ！ ご使用の前に必ず「取扱説明書」をお読みの上、正しくお使い下さい。 2023年5月16日改訂 ■製造元 株式会社　小楠金属工業所 〒431-0201 静岡県浜松市西区篠原町10838 TEL 053-489-7051　　FAX 053-447-2621 http://www.ogusu.co.jp お問い合わせは自社製品係までお願いします。 株式会社小楠金属工業所

【仕様】 　※60Hz帯向け標準仕様の表です。50Hz帯の場合はご相談下さい。 型式OCS-090　略図 　　 また、寸法の高さ変更は、ご相談ください。 　　 ※ご希望に沿えない場合もございます。 ＯＧＵＳＵは優れた加工技術で社会に貢献してきました。 型式 OCS-075 OCS-090 OCS-120 OCS-150 また、地球・地域・職場 ・ ・ の環境改善、省エネルギー対策には全社一丸となって取組んできました。 許容吐出量 『２槽渦流循環型クーラント浄化装置』 40 80 120 200 は、こんな風土が産んだ、環境・省エネ型の [ℓ/min] 研削盤用クーラント液供給装置です。 タンク容量[ℓ] 140 210 370 620 【特長】 【NC研削盤取り付け事例:オプション付】 セパレータ処理量 60 120 180 240 　◆2段階の分離装置 [ℓ/min] 研削後の液は、マグネットセパレータで金属粉を サイクロン処理量 45 90 135 225 除去した後、サイクロン式の砥粒除去装置で [ℓ/min] その他のスラッジを分離します。 供給ポンプ[W] 180 250 400 750 この2段階方式で液中のスラッジ捕捉率は格段に 向上しました。 循環ポンプ[W] 250 400 750 750 (2009年10月より新型化を行い、サイクロンの 処理量は2倍に向上しました。) 直径D[mm] 750 900 1200 1500 高さH1[mm] 300 320 350 370 　◆2槽式タンク構造・スラッジ堆積軽減 寸 高さH2[mm] 442 494 524 554 ダーティー側とクリーン側の2槽式構造です。 法 この2槽構造により、タンク底に沈んでいく 高さH3[mm] 1230 1290 1350 1440 スラッジを堆積する前に回収することで、 堆積物を軽減します。 口径M[インチ] 2 2 1/2 3 3 研削盤への供給量よりサイクロンの処理量を 多くした新設定により、旧型に比べクリーン槽が 寸法は右の略図参照 きれいになりました。 【フロー図】 　※この図は型式OCS-090標準仕様のフロー図です。 ・研削盤から出たダーティー液をマグネットセパレータで濾過（①）し、タンクのダーティー槽（②）へ。 　◆スラッジ堆積軽減の効果 ・ダーティー槽の渦流によりタンク中心部へ液を送り、底のトンネル（③）を通り循環ポンプ（④）へ。 堆積物軽減の効果として、清掃作業回数の減少、クーラント液腐敗の遅延化による ・循環ポンプ（④）からサイクロン２本（⑤）とセパレータ戻し（⑨）へ供給し、サイクロンで遠心分離処理された、 更液インターバルの延長等が期待できます。 　ダーティー液はスラッジタンク（⑥）へ、クリーン液はクリーン槽（⑦）、供給ポンプ室（⑧）へそれぞれ供給。 （効果はクーラント液の種類等の使用環境で変わります。） ・クリーン槽（⑦）ではクリーン液をジェット噴射させて渦流を作り（⑩）、スラッジ堆積を防ぐ。 研削盤 ⑨ 砥石 研削物 ⑤ サイクロン スラッジタンク ⑥ マグネット セパレータ 　◆省エネ効果 従来のサイクロンの場合、供給するポンプには 消費電消力費電力[kW] ① ④ 供給 高圧のポンプを使用しています。 他社製（従来60型L/）min2処.5 理 ⑧ ⑦ 循環 3 ポンプ 弊社のサイクロンには低圧のポンプを OCS-090 80L/min0処.7 理 ポンプ 採用することにより、サイクロンの摩耗が少なく、 2 消費電力・液温上昇も抑制します。 1 ② サイクロンの摩耗による交換は過去10年間 クリーン槽 ダーティー槽 クリーン槽 ゼロです。 0 60L/min処理 80L/min処理 ⑩ ⑩ 他社製（従来型） OCS-090 ③ ＊＊＊このパンフレットの効果・実績は社内での検証によるもので、諸条件によって異なります。＊＊＊ ＊＊＊このパンフレットの内容は、製品改良のため、断りなく変更することがありますのでご了承ください。＊＊＊ 消費電力[kW]