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株式会社プリファードロボティクスのカチャカプロをご紹介
株式会社Preferred Networksの関連会社である株式会社プリファードロボティクスが提供する『カチャカプロ』は、専用の棚とドッキングし、必要なものを必要な場所に運ぶ業務ユース特化型の自律搬送ロボットです 。
小型・安価・簡単操作という3つの特長を持ち、多数の製造現場で導入いただいております 。
【特長】
■低コスト:100万円以下の価格で導入可能
■障害物を避けながら、最適な経路を選択
■周囲の環境の変化にも柔軟に対応
■スマホ+WiFiがあれば即日から稼働
■最小55cmの狭路を走行可能
詳しくはカタログに記載の株式会社プリファードロボティクスまでお問い合わせください
このカタログについて
ドキュメント名 | 小型自律搬送ロボット Kachaka Pro |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 3Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社Preferred Networks (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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Slide 1: Preferred Roboticsのご紹介 +カチャカご説明、Slide 2: 日本の搬送ロボット市場、Slide 3: Preferred Robotics会社概要、Slide 4、Slide 5: Preferred Roboticsの主な実績、Slide 6: 東京駅にも5台導入済み、Slide 7: PFRの強み①、Slide 8: PFRの強み②、Slide 9、Slide 13、Slide 27、Slide 28、Slide 31
小型・安価な自律搬送ロボット
Pro
工場内物流を自動化
株式会社プリファードロボティクス
東京都千代田区大手町1-6-1
0120-554−065
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Slide 10
カチャカプロとは?
専用の棚とドッキングし、物品を搬送するAMR
カチャカプロ 専用棚
既存の搬送ロボット
✓ 導入費用およびランニングコストが高額すぎる
✓ レイアウト変更に伴う 磁気テープやマーカの設置
✓ ロボット本体が大きくて、通れない通路がある or 邪魔
カチャカプロ
✓ 安価:100万円以下で購入可能
✓ 磁気テープやマーカ不要:AI + SLAM方式搭載
✓ 小型:最小550mmの狭路を走行可能
カチャカプロは、日本のロボットメーカーである株式会社プリファードロボティクスが開発した自律搬送ロボット
です。小型・安価・簡単という特徴を持ち、既存の搬送ロボットの課題を克服する新しいAMRです。
カチャカプロの概要
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導入企業一例
多数の企業様に導入いただいております
カチャカプロの概要
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製品特徴
最大の特徴は、他の搬送ロボットと比較して「小型・安価・簡単」
小型 簡単 安価
⚫ 最小550mm幅の通路の ⚫ スマホアプリのガイドに従っていた ⚫ 100万円を下回る価格でご購
走行が可能です。 だくことで、特別なインテグレー 入いただくことが可能です。
⚫ 既存の搬送ロボットでは稼働 ションやプログラミングの知識が ⚫ それゆえ、既存の搬送ロボット
できなかった狭路での稼働や、 必要なく、即日から稼働いただ
人の往来の邪魔をせずに走 けます。 以上の費用対効果を実現でき
ます。
行します。 ⚫ その後は、ボタンを押すだけで
搬送することができます。
カチャカプロの概要
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製品特徴
磁気テープなどの設置は一切不要。APIで外部機器との連携も可能
SLAMによる自己位置推定 API公開 ドッキング機構を採用
レイアウト変更にも柔軟に対応 外部機器との連携 柔軟なカスタマイズ
カチャカの自己位置推定には、
SLAM方式を採用しています。 カチャカAPIを使うことで、工場内の カチャカは棚と分離結合できるドッキング機構を採用し
現場にマーカや磁気テープの設置は一切不要です。 外部機器や上位システムと連携した動きを実現できます。 ており、棚をカスタマイズすることで用途は広がります。
それゆえ、工場内のレイアウト変更や稼働場所の 詳細はご相談ください。
変更にも柔軟に対応できます。
自動充電搭載 30kg可搬
バッテリ切れを未然に防止 小型軽量の物品の搬送に最適 安心の保証・サポート
タスクが終了したら、自動で充電器に戻る機能により、 棚重量を含めて、30kgまでの搬送が可能 製品の品質には絶対的な自信を持っていますが、
バッテリ切れを未然に防ぎます。 半導体や樹脂部品、ネジなど軽量物の搬送に適して 万が一品質不良による故障が生じた場合は交換機を
います。 翌営業日に発送します。
カチャカプロの概要
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基本的な設定方法・操作方法
初期設定 アプリ画面
スマホアプリでの初期設定
・地図作成:カチャカのレーザーセンサで空間をスキャン
・目的地点登録:マップ上で目的地点を登録(登録は1,000地点以上可能)
操作方法:3パターン
① スマホ or タブレットで操作
→ 設定時に決めた目的地点をタップする カチャカボタン
② カチャカボタンによる操作
→ 各ボタンにアクション(搬送する棚と目的地点を登録)を事前に割り振り、押すだけ
③ カチャカAPIによる外部システムからの操作
→ マニュアル・サンプルコード完備
製品ラインナップ・スペック等
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Slide 17: 導入事例
導入事例
Case Study
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導入事例
大手電子部品メーカー様でのご活用事例
自動
概要 倉庫
・部品ストアから実装ラインまでの部品運搬をカチャカで自動化
・ワーク重量:最大5kg程度
・カチャカプロ導入台数:2台
・稼働エリア面積:約3,000平米程度
導入前の課題
・ ロボットで自動化工程を組みたいが、あまりコストをかけずスモールスタートで行いたい
カチャカの業務概要
【実装ライン】
① 作業者が部品の出庫をハンディ端末で指示
【部品ストア】
② 部品ストアのマニュピレータが指示された部品をカチャカに乗せる
③ API通信により、上位システムがカチャカに行き先となるラインを指示
【部品ストア – 実装ライン】
④ 指示されたラインにカチャカが運搬(片道最長約100m、最短30m)
導入効果 = 作業者の移動時間の削減
導入効果試算
従来必要だった作業者の1ケ月あたり移動時間 44h の削減
→ 34.5万円/月の人件費相当
※お客様ヒアリングより、平均移動距離・移動回数
および、作業者の歩行スピードを1.2m/sと仮定し算出
人件費単価:52.3USD/h、1USD = 150円
公益財団法人 日本生産性本部“労働生産性の国際比較2023”
導入事例
約100m
約30m
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Slide 19
導入事例
大手自動車部品メーカー様でのご活用事例
概要 カチャカボタンB
・ラインのアウトプット側から検査場への完成品搬送 アウトプット側にカチャカを戻す
・ワーク重量:1kg程度
・カチャカプロ導入台数:1台
・稼働エリア面積:約100平米程度 約20m
導入前の課題 検査場
・ 他社AMRは高額すぎて投資回収期間が長すぎる
・ 他社AMRを試したが、大きすぎて 人の往来の邪魔になる
カチャカの業務概要 アウトプット側
【ライン アウトプット側】
① カチャカがコンベアの下で待機し、完成品を受け取る
② インプット側の作業者が“カチャカボタン”を押す(検査場への移動指示) 生産設備
インプット側
【ラインアウトプット側 – 検査場】 カチャカボタンA
③ 検査場までカチャカが完成品運搬(片道距離約20m)
検査場にカチャカを送る
【検査場】
④ 作業者が検査場の”カチャカボタン”を押す(カチャカを①に戻す指示)
導入効果試算
従来必要だった作業者の1ケ月あたり移動時間約 20h の削減
→ 15.7万円/月の人件費相当
※お客様ヒアリングより、平均移動距離・移動回数
および、作業者の歩行スピードを1.2m/sと仮定し算出
人件費単価:52.3USD/h、1USD = 150円
公益財団法人 日本生産性本部“労働生産性の国際比較2023”
導入事例
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導入事例
樹脂部品工場様でのご活用事例
概要
・樹脂成形部品を検査場まで搬送
・ワーク重量:1kg程度
・カチャカプロ導入台数:1台
約40m
導入前の課題 検査場
・ 他社AMRは高額すぎて投資回収期間が長すぎる
カチャカの業務概要
【ライン アウトプット側】
① コンベアの下に設置したカチャカベースに樹脂部品を格納 アウトプット側
② ラインの作業者が“カチャカボタン”を押す(検査場への移動指示)
【ラインアウトプット側 – 検査場】
③ 検査場までカチャカが樹脂部品運搬(片道距離約40m) 射出整形機 射出整形機 射出整形機
【検査場】
④ 作業者が検査場の”カチャカボタン”を押す(カチャカを①に戻す指示)
導入効果試算 インプット側
従来必要だった作業者の1ケ月あたり移動時間約 30h の削減
→ 23.5万円/月の人件費相当
※お客様ヒアリングより、平均移動距離・移動回数
および、作業者の歩行スピードを1.2m/sと仮定し算出
人件費単価:52.3USD/h、1USD = 150円
公益財団法人 日本生産性本部“労働生産性の国際比較2023”
導入事例
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Slide 21: 製品ラインナップ・スペック等
製品ラインナップ・スペック等
Products line-up, specification
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Slide 22
製品ラインナップ
本体 専用棚 ボタン(オプション)
カチャカボタン カチャカハブ
重量:4.2kg カチャカを操作するための無線通信ボタン
重量:8.8kg 重量:6.3kg 1つのカチャカボタンに3つまでのアクションを登録可能
・可搬重量30kg 寸法:
※棚含めた重量 寸法: W393×D320×H141mm
寸法: ex.) 利用例
W488×D328×H717mm
・LiDAR測定距離:12m W488×D328×H435 mm 天板に長穴がついており、 ワンクリック → ラインAまで棚を搬送
ユーザー様の方で製作した上物の設 ダブルクリック → ラインBまで棚を搬送
置が可能 長押し → カチャカを充電器に戻す
保守パック 年単位
ソフトウェアライセンスも含む
製品ラインナップ・スペック等
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Slide 23
ボタン – ハブ – カチャカの関係
カチャカボタン
カチャカハブ カチャカ
カチャカボタン 2.4GHz 2.4/5GHz
WiFi通信 WiFi通信
無線通信
(BLE)
カチャカボタン
一つのカチャカハブにボタンは複数個登録可能
製品ラインナップ・スペック等
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Slide 24
製品スペック
製品ラインナップ・スペック等
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Slide 25: 参考資料
参考資料
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カチャカハブ拡張基板で
PLCの出力インターフェースから制御が可能に!
シンクタイプ(NPN)のトランジスタ出力をご使用 最大6種類の
ください タスクをアサイン
●拡張ボードのGND端子をPLCのマイナスコモン
(0V)に接続
●OUT端子をPLCの出力端子(NPN)に接続
*メカニカルスイッチ(リレーなど)にでGND端子
とOUT端子を接続することも可能です
接続例 構成
配線接続 カチャカ
PLC 出力 2.4G/ 5G
2.4G WiFi通信 WiFi通信
トリガ検出 ルーター
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Slide 29
(参考)カチャカAPIの概要:構成
(参考)カチャカAPIの概要
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Slide 30
(参考)カチャカAPIの概要:提供機能の一例
(参考)カチャカAPIの概要
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お問い合わせ
詳細説明、見積、デモ・トライアル希望などお気軽にお問い合わせください
製品ホームページ メール・お電話でのお問い合わせはこちらから
TELL :0120-554−065
Mail :support@kachaka.life
(平日10:00-18:00)
開発会社である株式会社プリファードロボティクスは、AIの開発を得意とする
株式会社Preferred Networksから
カーブアウトして設立された日本のロボットメーカーです。
所在地:東京都千代田区大手町1-6-1
事業:業務用自律移動ロボット、業務用清掃ロボットの開発
株主:株式会社Preferred Networks、アマノ株式会社、
旭化成ホームズ株式会社、株式会社三井住友銀行