燃料電池　金属セパレータ用　コーティング済みステンレス帯鋼　Sanergy(サナジー)

コーティング済みステンレス帯鋼 燃料電池セパレータ・インターコネクタ用途 製品紹介

コーティング済みステンレス帯鋼 SanergyTM サナジー ステンレスなどの金属基板コイル表面に、導電物質をロールtoロールで真空蒸着させた製品です 燃料電池用金属セパレータ、インターコネクタ材にご利用いただけます 導電物質コーティング済みですので、バッチコーティングを省略することができ、プレス工程のみで済みます 燃料電池部材の量産におけるコストダウンにぜひご検討ください 製品概要 コイル状の各種ステンレス基板にロールtoロールで真空蒸着を施した材料です 製造工程は、基板ステンレスの検査・洗浄①、真空蒸着【PVD】②、最終検査③、切断・スリット・梱包④からなります 真空エリア ③ 導電物質 真空蒸着被膜 ② ① ④ ステンレス基板 被膜の特徴 薄く、均一で、不純物が極めて少ない 基板との密着性に優れるため、プレス成型も可能 燃料電池部材に適したコーティング物質【導電性、耐熱性など】 廃液・排ガスが発生せず、環境負荷の少ない、乾式コーティングプロセス 燃料電池部材をお客様にて製造する上でのメリット 現在、セパレータおよびインターコネクタの製造方法は、未コート基板のプレス後に、バッチ処理によって導電物質被膜をめ っき等で施すことが一般的です．SanergyTMは、各種導電物質が、すでにコーティングされた状態で、コイル形状にてご利用 いただけます．したがって、ユーザー様においては、連続プレス加工のみで製品を仕上げていただくことができます． プレス加工や 一般的なプロセス バッチ処理 基板材料 製品 エッチング コーティング SanergyTM を コーティング済 連続プレス 省略による コスト低減 製品 用いたプロセス 帯鋼 加工 生産性向上

SanergyTM LT PEFC用コーティング済みステンレス帯鋼 固体高分子型燃料電池【PEFC】の、金属セパレータ向けコーティング済み帯鋼です．ステンレス基板に、導電性向上のための カーボンをロールtoロールで真空蒸着コーティングしています SanergyTM LT 基板 コーティング 316L オーステナイト系ステンレス カーボン 主な特徴 - 米国エネルギー省【DoE】規定の、接触抵抗目標値、<10 mΩcm2を達成 - PEFC作動環境での、耐食性目標値【DoE規定】 1µA/cm2以下を達成 - ガス不透過性に優れる - 電気的劣化が少ない【<0.5% / 1000h】 - 流路のプレス成型に適した加工性 SanergyTM HT SOFC用コーティング済みステンレス帯鋼 固体酸化物型燃料電池【SOFC】の、金属インターコネクタ向け、コーティング済み帯鋼です．ステンレス基板に、セリウム、 コバルトをロールtoロールで真空蒸着コーティングしています．これにより、基板ステンレス内からのクロムの蒸散を大幅に抑 えることができ、長寿命化に貢献します．また、コーティングは、耐酸化性、導電性改善の役割も果たします SanergyTM HT 基板 コーティング 441【EN.1.4509】 フェライト系ステンレス セリウム + コバルト 主な特徴 - 表面接触抵抗が低い - 高温での耐食性に優れる - 周辺構成部材とマッチした熱膨張特性 - 流路のプレス成型に適した加工性 - 高温での自己回復性を有するコーティング【プレスによるマイクロクラックを自己修復】 本資料記載のデータは、ご参考としてのみご利用下さい。また同等規格でも，当社以外の製品には適用されません．記載データの誤った使用等によって生じた損害については、責任を負いかねますので ご了承ください。本資料掲載のデータは、予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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