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ガラス器具の 割れ・飛散を防止!
・いまお使いのガラス器具にあとから加工できます
・ガラス飛散防止フィルムでは難しい、曲面や複雑な形状に加工できます
・他社の加工に比べ透明性が高く、目盛りや試薬の視認性を確保します
・フッ素樹脂の種類により、求める条件に適した特性の加工ができます
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このカタログについて
ドキュメント名 | ガラス飛散防止コーティング 『ノンスキャコート』 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 872.8Kb |
取り扱い企業 | 株式会社吉田SKT (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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チラシおもて
現場のスタッフは感じています。
ガラス器具は、使用中の事故が心配…
ガラス器具の
割れ・飛散を防止!
フッ素樹脂の膜 (ノンスキャコート)
で被覆することで、
・そのまま使用するより割れにくい
・割れても破片が散らばりにくい
・液体の流出や飛び散りが少ない
1.8mからの落下試験後、
強い衝撃により広範囲に ルールだけでは護れない
ヒビが入っても形をとどめている
ナスフラスコ 労働災害
リスクに対策
地震対策としてガラス器具をラック等に収納することも大切ですが、それだけでは、
より危険性の高い 使用中の災害発生や作業ミスによる破損事故 への対策にはなりません。
フッ素樹脂コーティングは非常に薄膜でありながら、もともと機械工業部品に使われているほど密着性や強度に優れています。
そのため、ガラスの破損防止に歴然とした効果を発揮します。
企業の責務として、労働災害の発生を防ぎ、安心して働ける環境を護るためぜひご検討ください。
使用例 1 ねじ口ビン(広口ビン) 使用例 2 ビュレット、ホールピペット、メスピペット
実験台から落としたり、持ち運び時に転倒したりといっ 細く割れやすい形状のため、洗浄時や安全ピペッター
た事故がよく起こります。容量が大きいぶん液体の飛び の装着時に力を入れすぎて破損してしまうことがよく
散りが広範囲に及びやすく、内容物によっては危険性が あります。手元作業のため、一歩間違えば大ケガに
上がります。地震時などは液体が混合し、火災などの恐 もつながりやすい器具です。
れもあります。 <お客様の声> 割れた部分が手に刺さる事故が年間
<お客様の声> 落としても破損自体なかったケースや、 数件は起きていましたが、破損しにくくなり、割れても
割れた場合でも薬液を内部に留めてくれていたこともあ ガラスがむき出しにならないため、負傷事故が 0 件に
りました。 なりました。
くわしくは裏面へ
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チラシうら
ガラス飛散防止フッ素樹脂コーティング
ノンスキャコート
メリット・特長 ・いまお使いのガラス器具にあとから加工できます
・ガラス飛散防止フィルムでは難しい、曲面や複雑な形状に加工できます
・他社の加工に比べ透明性が高く、目盛りや試薬の視認性を確保します
・フッ素樹脂の種類により、求める条件に適した特性の加工ができます
NSCはノンスキャコートの略称です。スーパーNSCシリーズは従来品に比べ、飛散防止効果はそのままに透明性が向上しました。
透明性No.1 耐熱グレード 耐熱グレード
未処理 ノンスキャコート スーパーNSC ノンスキャコート スーパーNSC ノンスキャコート スーパーNSC
FEP FEP PFA PFA
フッ素樹脂 ―
の種類 EFEP FEP PFA
透明性
比較
550nm 93.3 90.2(▲3%) 90.9(▲3%) 78.0(▲26%) 81.1(▲13%) 63.5(▲32%) 75.5(▲19%)
透過率(%T)
膜厚(µm) ― 300-400µm 100-150µm 300-400µm 100-150µm 300-400µm 100-150µm
引張強度
(Mpa) ― 50 50 30 30 30 30
連続使用
温度(℃) ― 100 100 160 160 190 190
※連続使用温度は、樹脂の使用温度となります。実環境での使用についてはテストをお願いいたします。 ※数値は測定値であり保証値ではありません。
約1.8mの高さから、ガラスが割れるまで
くり返し鉄板に落とす飛散防止効果試験(9回試行後)
スーパーNSC PFAを加工した200mlナスフラスコ
お客様の声
・おもに飛散防止の目的で採用しています
・ケガ防止に役立っています
・透明性が他社のものよりも高いです
・特注ガラスなど、高額なガラスにとても有効です
・耐熱性に優れたグレードもあり用途の幅が広がります
・フッ素系なので内面に加工して耐食目的でも使えます
強い衝撃により割れてヒビが入っていますが、
破片はバラバラにならず原形をとどめています。
※仕様は予告なく変更することがあります。実際の設計・仕様選定にあたっては、必ず当社までお問い合わせください。
当社ウェブサイトからお問い合わせいただけます。
https://www.y-skt.co.jp