1/8ページ
ダウンロード(1.2Mb)
製造業に精通する機械工具専門商社が作った工作機械の予防診断ソフトウェア
◆特徴1:可視化
巨大で複雑な生データから特徴抽出(圧縮)
稼働状況をダッシュボードで俯瞰
◆特徴2:データ分析&シミュレーション
稼働データを統計分析し外れ値を検出
閾値が不明な機器でも予防診断
過去データで運用シミュレーション
◆特徴3:レポート自動生成
分析結果をまとめた報告書を自動生成
危険な機器をランキング
定期診断や機器メーカーとの協議に活用
◆詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
関連メディア
このカタログについて
ドキュメント名 | 外れ値検出診断レポート自動生成Tool 機工報 |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 1.2Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 金沢機工株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
このカタログの内容
Page1
予防診断・予知保全ソフト
機工報
機械故障→生産ライン停止→納期遅延による
信頼を失うリスク
からの解放
機工報は製造ラインで取得できる膨大なデータを解析し、データを可視化。
データ分析の専門知識が無くても機械エラーの予防診断ができ、大規模な修理や
製造ライン停止などによる損失を未然に防ぐためのソフトです。
活用事例集
・ 熱処理工程 ・ 刃物台の緩み検出・歩留まり改善
・ マシニングセンタの故障予測 ・ 機械の信号灯を一括分析
・ 切削加工製品の歩留まり改善 ・ 安価なセンサーでの分析システム構築
Page2
1.熱処理工程
自動車部品メーカ様での活用事例
1年間のベルトコンベアの電流値はPLCより取得済み。
大量データの解析ができない現場の声に応え分析ソフトを提供。
・ 膨大なデータから特徴点を抽出し可視化
・ トレンドの変化点(外れ値)を検出しお知らせ
・ レポート自動生成
シミュレーションにより約1,800万円もの損失を防げた可能性
があることが 分かり導入いただきました。
外れ値
(特徴点) 故障の半年以上前に
予防保全できた可能性!
30日分窓
検出数
急増!
窓を1日ずつ
スライド
導入後の運用
外れ値を検出したら点検をおススメします。電流値が外れ値を検出したら
グリスアップ等のメンテナンスをすることでドカ停を防ぐことが出来ます。
炉/搬送ライン モーター 電流値 ワンクリックで診断 診断レポートより
膨大な レポート出力 くみ上げコンベア
40箇所を測定 ファン 温度
ポンプ 回転数 データ 分析が簡単にできる 電流値
: : 異常を検出!
機工報
ベアリングを 設備の点検
グリスアップ
グリス
正常値に!
1年間運用した結果、効果が認められ他のラインへの展開を計画中!
Page3
2.マシニングセンタの故障予測
建機部品製造業様での活用事例
横型マシニングセンタの主軸の電流値の変化を検出し、メンテナンス
時期を予測することが可能となります。主軸の電流値は徐々に
ダメージを受けながら段階的に上昇傾向に転じます。
例えば閾値設定では閾値を超える度にアラートが発生してしまい、
閾値の再設定をする必要があります。機工報では電流値等の
アナログデータの変化点を検出することで、ダメージを起点に
劣化していく様が確認できますので、アナログデータに最適な
システムとなります。
事例では工場の生産性改善システム「KOM-MICS」で取得した電流値を活用し保全に
役立てました。データに基づき、リードタイムの長い部品の手配を事前にかけることが
できました。 ※KOM-MICSは株式会社小松製作所の登録商標です。
出 XLS 分
機工報
力 析
「KOM-MICS」
85加工目
shot:2021/10/14 上下しながら
17:11-19:34 登り基調に
83加工目 (381.0) 転じている 故障
shot:2021/10/13 特
22:05-00:29
(202.0) 徴
抽
出
数ショット前
に検出
導入後の運用
主軸の電流値の異常を検出したとしても、交換すべきタイミングはいつか?
明確に判断できない場合もあります。そこで、AE(Acoustic Emission)センサー等
を活用してダメージ度合いを比較しつつ、保全に役立てることができます。
交換後の
機械の主軸
ダメージが
大きい主軸
AEセンサーで主軸動作時、Energy値を比較したの比較
Page4
3.切削加工製品の歩留まり改善
建機メーカ様での活用事例
マシニングセンタのコラムが倒れることにより、切削する
製品の精度が低下し、歩留まりが悪くなる問題が発生。
急激な温度変化により精度が保たれない現象が発生して
いましたが、機工報を活用し、地域のオープンデータから
コラムが倒れる角度を予測することができました。
天気予報 予想温度
インターネット上に
公開されているデータ
(オープンデータ)
導きだされた数式
y= -0.002x + 0.111
導入後の運用
・ 生産品の歩留まり改善を自動化
・ 時間当たりの生産能力向上
・ 最適な空調制御によりCO2削減
工作機械メーカ様での活用事例
工作機械の加工・組み立て工程では温度管理が
不可欠となります。
常に温度管理されている環境下でも、とある影響で温度が安定しないケースが
発生し、製造できないタイミングがありました。
機工報での分析により、空調システムが不安定となる事象を発見し、裏付け
することが出来ました。
Page5
4.刃物台の緩み検出・歩留まり改善
建機メーカ様での活用事例
工作機械の刃物台の緩みに起因する製品の歩留まり
改善ができないか?という課題いただき振動センサー
とAEセンサーを工作機械のボディ側に付けて検証しま
した。
振動は増加しますが、特徴点の検出がうまくできず、
逆にAEセンサーのエネルギー総量は減少したものの、
トレンドの変化を示す「外れ値」を多く検出しているこ
とが分かりました。
AEセンサー
(ポータブルタイプ)
主軸
ボディ 刃物台
ワーク
※ イメージ図
出力結果
CSV CSV CSV … Energy
過去の診断結果
外れ値
ワンクリックで 検出数
一括処理 機工報 分析
t (複数の診断結果から特徴点を抽出し、繋げた値)
※ 波形のイメージ
導入後の運用
定期保全のタイミングでAEセンサーによる計測を実施、取得したEnergy値を
前回値と比較することで保全に役立てます。
外れ値の検出数が増加したタイミングで刃物台の締め付けトルクを確認し、安定
した生産を実現します。
過去データを一括で俯瞰・分析できるのが機工報です。センサーと組み合わせて
ご活用いただけます。
Page6
5.機械の信号灯を一括分析
部品加工メーカ様での活用事例
工作機械やロボットの稼働率を監視する場合、よく信号灯を
活用した稼働監視を行います。ただ、稼働監視をうまく利活用
できるのはせいぜい数十台であり、百台を超えると全体を
管理することが難しくなります。そこで、機工報を活用した
一括分析を実現しました。
個々の改善が一段落した後、通常の監視を機工報で行うこと
で、注目すべき機械の稼働を瞬時に分析することが可能となります。
CSV CSV 一括
CSV 機工報
CSV 分析
一 CSV数
括 C百S台Vの CSV
CS大V量データ
CSV
出 通常運転とは
違った変化を
力 CSV CSV 検出
CSV
CSV CSV CSV
導入後の運用
機械の行燈は、グループリーダーが毎日確認しております。工場の管理者が週に一回、
システム全体の稼働状況を機工報で分析します。
ワンクリックで複数台の機械を一括で俯瞰・分析できる為、普段と違う挙動を示す
機械に対し、更なる改善活動を行えます。
DX関連補助金獲得に寄与
単に信号灯を増設するだけでは成し遂げられない効果が
期待できる為、DX関連事業への展開も期待できます。
PoC Step1 Step2 Step3 単なる稼働監視では
なく「DX関連」
補助金獲得も可能
行燈による 台数増 百台規模の 機工報による
業務改善 稼働監視 稼働監視 工場DX
(試験運用) (工場内) (複数工場)
Page7
6.安価なセンサーでの分析システム構築
切削加工製造業様での活用事例
機工報は特に工業製品に多いアナログデータの分析を得意と
しております。アナログデータはノイズが酷く、高度なフィルタ
リング技術を要します。反面、量産機に搭載するには高価と
なります。振動センサーと電流センサー等をハイブリッドに
活用したシステムを工作機械の予知保全の検証用として開発
しました。データ取得から必要なお客様向けにはセンシング
からサポートさせていただきます。
工作機械の予知保全 検証用システム
電流クランプ アンプ PLC 産業用PC
分
析 機工報
振動センサー
Step1 Step2 Step3
分析に必要なセンシングをご提案 既存設備への接続方法をご提案 分析手法のご提案
工具寿命を予測
産業機器モーターの電流値を監視、モーター負荷から工具
の破損を検出するアルゴリズムを製造業様と共同研究して
おります。製造業の現場では工具をなるべく長く使用したい
というご要望よりも、破損を検出する手前で検知し、ツール
チェンジを行うことで24時間稼働が可能では無いか?と
考えております。
製造する製品に対し、それぞれのご要望がある為、対応は
大変ですが、しっかりとお応えしたいと考えております。
製品搭載への道 機工報
産業機器に搭載するモデルも開発中です。
こちらは不良品を作らないように常時監視と素早い判断が
求められております。しっかりとした製品にする為には時間
と労力がかかる為、複数社との並行開発は難しいですが、
しっかりと対応させていただきます。
Page8
膨大な「データ分析」を誰でも簡単に
予防診断・予知保全ソフト
「機工報」
貴社に分析力を提供します。
製造業DXに向けて、
先ずは無料PoCからお試し下さい。
「機工報」の詳しい説明はこちら 「機工報」1か月間無料試用版
ご提供開始しました!
お問い合わせはこちら
開発元
〒920-0332
石川県金沢市無量寺町ハ38番地2
TEL : 076-266-8001