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【資料】スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験

製品カタログ

作業工程の最適化と事故の撲滅を目指す!デジタル変革へつながる各段階をサポート

当資料では、ドレーゲルジャパン株式会社における、
スマートセイフティソリューションについて解説しております。

産業における課題やデジタル化の利点、スマートセーフティーの使用例
などをご紹介。また、当社のバリュープロポジションや展望についても
掲載しております。

当社は、作業工程の最適化と事故の撲滅を目指し、デジタル変革へ
つながる各段階をサポートします。是非、ご一読ください。

【掲載内容(一部)】
■お客様のデジタル化された未来に向けて
■産業における課題
■デジタル化の利点
■変革パートナーとしてのドレーゲル
■ドレーゲルのスマートセイフティ(使用例)

※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

このカタログについて

ドキュメント名 【資料】スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験
ドキュメント種別 製品カタログ
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取り扱い企業 ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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ドレーゲルジャパン株式会社

このカタログの内容

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スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 作業工程の最適化と事故の撲滅を目指し、 デジタル変革へつながる各段階をサポートします。
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02 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | お客様のデジタル化された未来に向けて お客様のデジタル化された未来に向けて 効率の向上、コスト削減、安全性の改善。石油、ガス、化学産業のメーカーの 意思決定にかかるプレッシャーは膨大です。しかし、デジタル トランスフォーメーションは古くからある課題への新たなソリューションを 生み出しています。オペレーショナル・エクセレンスへの道は、 企業の将来の存続可能性を決定付ける鍵となる要素であるため、 活力で満たされるべきです。多くの会社が変革への旅をすでに始めていますが、 その過程でガイダンスや信頼できるパートナーシップを探しています。 スマートセイフティのアプローチを以って、ドレーゲルはデジタル トランスフォーメーションを企業戦略の柱に据えました。長きにわたり 確立された企業として、私たちはパートナーシップとデジタル化の手法に 関する専門知識に基づき、ますます増え続けるネットワーク化された一連の ソリューションとコンサルティングでお客様をサポートします。ドレーゲルは 労働安全と施設の安全におけるデジタルトランスフォーメーションの あらゆるフェーズで、最新鋭のデジタル技術とノウハウ、および信頼できる エンジニアリングの130年にわたる伝統を組み合わせてお客様を サポートします。
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03 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 産業における課題 産業における課題 プレッシャーの高まり - スマート技術が新たなソリューションを提供 近年、プロセス産業界において恒常的なことが 一つあったとすれば、それは「恒常という事態が なかった」ことです。市場は変動しやすく、価格は 毎日変わり、労働者は歳を取り、その文化はより多様 かつグローバルになりました。それと同時に、 コンプライアンスの要件はより厳格になり、 サステナブルなビジネスへの要求はさらに 高まっています。 従来的なソリューションだけでは、企業は現在の 変わりゆく市場の風に対処できなくなりました。 効率アップ、コスト削減、完全性確保の古い方策は 使い尽くされています。プロセス産業の大手は現在、 以下の不可欠な問いへの新たな答えを 必要としてます: もっと早く生産的に働くには どうすればよいか?工程における混乱を排除する にはどうすればよいか?時間を節約し、簡素化を 進めるにはどうすればよいか?そして何よりも 重要な問いは、従業員の安全性を高めるには どうすればよいか?そしてこれらの背景には、 人口変化、グローバリゼーション、 サステナビリティ向上の要件もあるのです。 目的を絞って未来に焦点を当てたスマートな 新しいソリューションが、緊急に求められています。 これはまさに、デジタルトランスフォーメーションが 大きな役割を果たすチャンスです。
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04 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | デジタル化の利点 デジタル化の利点 デジタルは未来対応と同様に仕事を向上させる デジタルソリューションが中心に据えるのは人々 デジタル化は潜在的に、これらの重要な問いの多く 多くのデジタルトランスフォーメーションの取り組み に答えを提供します。何よりも、デジタル技術は、 が、データ解析と自動化に集約されるのは事実です。 操業効率と優れた安全性とのバランスといった しかし、従業員はそこからかなりの恩恵を得ることも 業界の主要課題に対処します。これは、 できるのです。この業界には、労働力における バリューチェーンのコアプロセスの効果と効率を 人口動態の変動と格闘している企業が数多くあります。 最適化し続けながら、従業員の安全性を最大限に 経験のある従業員が定年に到達し始めており、会社は 高めるための新たな方法を、企業が見つけられる 経験とノウハウを失いつつあるのです。文化的な 信用は信頼性に かどうかに掛かっています。 違いや能力の不足によっても差が広がっています。 さらに、従業員はますます世界的に配置されている 基づきます。 具体的な適用方法は多様です。デジタル技術は、 ようです。 たとえば工程処理をリモートで行う、あるいは 面倒でエラーを招きやすい書面による文書化を スマートソリューションは、知識の不足、経験の無さ、 ドレーゲルはこれを 適切なデジタルレポートに変えるといったことに 地理的距離をそれぞれの業務を担う従業員を 利用できます。これにより、情報の透明性を高め、 サポートすることで補っています。これは、たとえば 文字通りボタンを一回押すだけで、より早く簡単に、 遠隔ツールを使用したり、デジタルツールを活用する 過去130年間に 情報にアクセスできるようになるのです。デジタル 自動化プロセスを通じて、文化や言語の異なる ソリューションにより、施設や各部門に配置された 従業員に段階毎に指導することです。これにより、 わたり証明して 作業員を常にモニタリングできるため、危険が 従業員はもっと生産的かつ安全に働けるようになり、 発生した時も目的を絞った測定を迅速に実施でき 能力の低いレベルでも、オペレーションおよび ます。これらすべてが、生産性の向上、コスト削減、 セイフティに関わるエクセレンスに向けた全体的な きましたが、今後も 安全性の改善のための方策です。ただし、デジタル 目標達成に寄与しています。 トランスフォーメーションのバリュー プロポジションは、部分的な改善に留まりません。 厳格化が増す産業規制 スマートセイフティ これらすべての中心には、データから付加価値を プロセス産業界のルールや規制は急速に変更され 生み出すという能力があるのです。 ており、要件は増え続けています。そのため、 ソリューションで オペレーションプロセスの主要部分は デジタルソリューションはクラウドプラットフォーム コンプライアンスというトピックで占められて を使用して運用データを収集し、解析に使用できる います。文書化の要件に従っているかどうかなど、 証明し続けます。 ようにします。これにより、企業は過ちから学ぶこと 作業員が可能な限りすべてのことを行い、産業規制 だけでなく、継続的な処理と安全性の改善のため を守っていることを証明するのがますます難しく の今まで知られていなかった価値ある発見と方策 なっています。誰もがこの証拠をもっと早く簡単に を、解析結果から獲得することができるのです。 提供できるようになりたいと考えています。 さらに、新たなビジネス機会の可能性も秘められ ています。
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05 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | デジタル化の利点 書面による文書化とレポートは非効率で、 デジタル化とサステナビリティを統合 コンプライアンスを証明するうえでは十分に安全 プロセス産業に従事する会社やプラントオペレータ とは言えなくなりました。書面はエラーを招き にとっては、サステナビリティも重要度が高まってい やすく、情報を入手して記入するには時間と場所 ます。再生可能エネルギーを利用したプラントや が必要で、お金と手間がかかります。この点で フリートの運用は、サステナビリティの向上と スマートソリューションは確実に役立ちます。 (長期的には) コスト効率の高い運用に貢献します。 エビデンスをデジタルで取得、保存、送信する 評判においても大きな効果があります。特に若手 ことができます。さらに、スマート の従業員は、サステナビリティに配慮している ソリューションはリクエストを受けるとすぐに、 雇用主を求めることが多くなっています。一般大衆 そのレポートシステムが使用するプロセスを にどう認識されているかは、若い才能を獲得する際の 割り出し、必要となる準備作業を自動で実行 要素になっています。さらに、サステナビリティの します。これにより時間が節約されるだけでなく、 取り組みは、助成や肯定的な評価を得るうえで重要 デジタル記録はより正確で、監査のための準備も な場合があります。スマートソリューションは、 より早く整います。 持続可能なエネルギー源やその消費データをビジネス プロセスに組み込み、サステナビリティの達成状況を スマート より良く追跡するのに役立ちます。 テクノロジー 企業が変革プロセスを開始するタイミングはそれぞれ 業界は特に、オペレーションおよびセイフティに 関わるエクセレンス達成に向けて、デジタル化が は、企業の もたらす機会を認識しています。しかし、 デジタル化は複雑であり、各企業が採用する道筋 は大きく異なることがあります。 献身を安全 すでに実践的なツールを使用している、あるいは で信頼のお 早い時期にクラウドテクノロジーを採用した会社も あれば、戦略レベルから開始する企業もあります。 過去のデジタルプロジェクトを、新しい ける運用 ソリューションや公共のクラウドプラットフォーム に統合するためのインターフェースを必要として いる企業もあるでしょう。SAPランドスケープを として結実 出発点としてさらなる変革を目指し、産業ツールと 接続しようとしている会社もあります。 させるのを 実践的な使用のためのガイダンスや コンサルティングが、変革プロセスのあらゆる サポ ートします。 段階で企業をサポートします。
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06 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 変革パートナーとしてのドレーゲル 変革パートナーとしてのドレーゲル スマートセイフティを掲げるドレーゲルは、あらゆる旅の シナリオを作成し、安全テクノロジーのデジタル 変革パートナー 変革が予定通り進行するようお手伝いします。 ドレーゲルはこの旅にとって、確立された信頼の これにより、デジタルの幅広い可能性を手にした おける変革パートナーです。デジタルサービスに お客様は、全体的な方向性とビジネス目標に常に おいて、早くから市場に参入していた企業は他にも 目を向けておくことが可能です。共同での戦略 ありますが、ドイツのリューベックを拠点とする 準備を進める間、不良な決断を回避し、無駄な 家族経営会社のドレーゲルは、長年をかけて 時間や不必要な予算を排除することができます。 デジタルコンピテンシーを、社内的にもスタート アップや成長段階にあるソフトウェア会社との ドレーゲルでは、お客様が積極的にソリューション パートナーシップにおいても拡大してきました。 の発見に参加できる、オープンなデジタル化の スマートとは、自動化 アプローチを採用しています。ドレーゲルの スマートセイフティを掲げるドレーゲルは、 デジタル専門家は、まずお客様のニーズを満たす 着実に拡大するスマートソリューションの うえで、最小限の実行可能な機能を備えた実用 されたプロセスを介し 製品ラインナップをお客様とのパートナーシップ 最小限の製品 (MVP) を作成します。次にリアリティ によって構築し、デジタル変革のための総合的な チェックを行い、お客様のニーズを満たす可能な サービスを開発してきました。ドレーゲルの 限り最良のソリューションにするべく、さらなる て、人口変化の中でも スマートセイフティが特別である理由は、接続性、 ディテールの開発を行います。このアプローチの 機敏性、ユーザー体験などのデジタル世界の利点 利点は、それぞれのお客様が固有のニーズに完全 持続可能な方法で働け と、経験豊富なドイツのエンジニアリング企業の に合うソリューションを手にされる点です。 実質と思慮深さを組み合わせている点にあります。 機敏な仕事方法でより早く結果を出す ることを意味します。 ドレーゲルは知識と技術だけでなく、デジタル 戦略とスマートな製品およびサービスを、すべて一つの プロジェクトで一般的に使用される実績のある プロバイダーから 現代的な手法と協働アプローチをパートナーに ドレーゲルは、戦略、開発、ソフトウェア、 提供します。これには、ScrumやDesign Thinking ハードウェア、コンサルティング、エンジニアリング などを使用した敏捷な仕事方法が含まれます。 サービスといったソリューションを総合的に提供する これらの手法により、はるかに効果的な導入が ワンストッププロバイダーとなりつつあります。 可能になります。たとえば、ドレーゲルは ドレーゲルのスマートセイフティは、デジタル変革の ソフトウェア発売サイクルのリズムとペースを使用 あらゆる段階にあるお客様をサポートします。 して仕事を行い、ハードウェア開発よりはるかに 早い速度で行動します。これには、お客様が パートナーシップは戦略開発からスタートします。 ソリューションをより早く導入できるという利点が ドレーゲルのデジタル専門家はお客様と一緒に あります。
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07 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 変革パートナーとしてのドレーゲル スマートソリューション - 焦点は使う人々 製品を開発する際、ドレーゲルは常にそれぞれの お客様の特定ニーズとそれがもたらす実益から スタートします。そのため、ドレーゲルのスマート 製品は頑丈でありながら、簡単かつ直感的に使える ようになっています。これが、多くの他社製品と 明確に差別化できる点です。これに関して スマートセイフティソリューションが ドレーゲルでは、デジタル化の成功はスマート ソリューションがどれだけ人々に受け入れられるか コストと時間的制約を軽減 に大きく依存していると考えています。 産業環境のユーザーは、気持ちよく使えるだけで なく、直感的かつ確実に日常業務をサポートして くれる現代的なインターフェースで仕事をできる 必要があります。これでのみ、効率性と安全性を 真に向上させることができます。この要求に 応えるために、ドレーゲルのデザインチームでは、 ユーザー体験と使いやすさを改善し続けることに 重点を置いて仕事を行なっています。ドレーゲルは デジタルソリューションを人間の視点から捉え、 インターフェースこれにより時間とコストが節約さ 開発する方法と、個々の要件を満たす方法を れ、ソリューションはよりスムーズに連携されます。 理解しています。 また、今後の解析に利用できるよう、データは アクセス可能な状態に維持されます。 標準インターフェース - シームレスな統合 デジタル化はプロセスの改善に留まらない ドレーゲルのアプローチにおけるもう一つの デジタルソリューションは、多くのエリアのプロセス ポイントは、標準インターフェースをサポートする と安全性の改善に役立ちます。しかし、それは ことです。というのも、お客様からよくいただく デジタル化の一つの側面に過ぎません。ドレーゲルの 最初の質問は「、自社システムをすでに設定して データスペシャリストは、お客様とソリューション いるが、ドレーゲルのソリューションはそれに 開発に取り組む時、常に長期的な機会に目を向け 接続できるか?」だからです。ドレーゲルは ます。デジタルソリューションをネットワーク内 標準化されたインターフェースを信条にしている 環境で扱う際は、生成されるデータの入念な解析、 ため、接続はいつでも可能です。お客様にとって、 安全な保存、分析向けの準備をクラウド 自社のシステムをドレーゲルのシステムと統合し、 プラットフォームでサポートします。こういった インターフェースの適合に時間を費やすことなく、 分析により、アイディアや手法を生み出して安全性と シームレスに使い続けられるということは利点に 効率性に関連するお客様サイドの意思決定が改善され なります。 るだけでなく、さらなるシステム変更や新しい ビジネス機会のヒントも得ることができます。
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08 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 変革パートナーとしてのドレーゲル 私たちはお客様との パートナーシップにより 一連の製品を開発し、 お客様のニーズにより早く 正確に対応します。これが ドレーゲルが理解する ところの「スマート」です。
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09 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 |ドレーゲルのスマートセイフティ (使用例) ドレーゲルのスマートセイフティ (使用例) 2. 資産管理 スマートソリューションは、プラントのすべてのガス検知器の スマートセイフティアプローチの一環として、ドレーゲルはお客様と ステータスと状態の概要を自動管理する際に役立ちます。デジタル パートナーとともに、さまざまな使用例をもたらす幅広いソリュー ソリューションがメンテナンス間隔とテストデータを追跡し続けるため、 メンテナンスとテストの手順が簡素化されます。結果はデジタルで ションを開発し、企業やプラントオペレータが明白な利益をすばやく 文書化され、それに応じた証明書が提供されます。そのため、 手に入れられるようにしています。いくつかの例をご紹介します: コンプライアンスのエビデンスの保存と提出もより簡単になります。 さらに、装置の展開と配布を管理する際の効率も上がります。会社は コストを削減しながら、投資を完全に制御できます。デジタル 1. プロセスのサポート ソリューションを介したアクティブな資産管理により、データ解析が デジタルソリューションにより、これまで書面で行われていた長い 行われ、メンテナンス手順の効率が上がります。リモートアクセスを プロセスの効率と安全性が高まります。たとえば、現場からコントロール 介してアップロードできるファームウェアの更新と予知メンテナンスの センターへデジタルデータ送信することで、CSEサンプル・事前測定を 潜在的な展開によって、効率性が促進されます。 サポートします。デジタルデータ送信により、タスクのプランニング、 制御、確認をコントロールセンターで行えるようになります。また、 送信された情報は自動でレポートに含まれ、そこで得たデータは新たな プロセス改善のために分析されます。これらすべてが、よりスピーディで 効率的かつ安全なプロセスの実施につながります。
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10 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 |ドレーゲルのスマートセイフティ (使用例) 3. 可視化 ライブマップ、ヒートマップ、説明図などの可視化ソリューションを利用して、企業や プラントオペレータは施設の重要エリアをリアルタイムでモニタリングすることが可能です。 温度やガス濃度を中心となる場所からいつでも確認できます。インシデントをより早く検知 できるため、緊急アラームが発生した場合、危険が迫る前により早く従業員を避難させる ことができます。インシデントが発生した場合、デジタルソリューションに作業員と装置の 位置と状態が表示されます。可視化ソリューションは、日常的に従業員のばく露データを モニタリングし、職場における危険の特定をサポートし、最終的にリスクアセスメントを 調整します。 4. アラームの転送とインシデントの報告 緊急事態には、負の結果を最小限に抑えることがリスク緩和にとって重要です。アラーム が発生すると、スマートセイフティソリューションがすばやい対応管理をサポートします。 アラームの転送やアクセス禁止などの対応策が有効化され、その他の緊急支援も中央 から発動されます。たとえば、スマートソリューションは効率的なジオフェンシング措置 の実施や、迅速な救助や避難措置の実施と管理を可能にします。デジタルのインシデント 報告に基づいたデータ解析は、リスクアセスメントをオンラインで生成することで安全性 を高め、目的を絞った対応策の作成における意思決定を実現します。関連情報も コンプライアンスの証拠として保存されます。
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11 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 |ドレーゲルのスマートセイフティ (使用例) 5. データ解析 IIoTと相互接続された装置は膨大な量のデータを生み出します。デジタル技術の 付加価値は、この統合データのさらなる使用にあります。スマートセイフティ ソリューションは、平均濃度、アラームレベル、ピーク値、さらにはテスト値、 ステータス値、エラーなどの装置データを含む測定データを解析します。今後の 予測と改善すべき点は、データパターンから生成することができます。たとえば、 将来の失敗を発生前に予防できるほか、重大な被害をもたらす前に漏れや不具合を 検知できます。データ解析は、オペレータが考えたこともなかった、解析後に初めて 明らかになる改善アプローチも提供します。つまりデータ解析は、プロセス全体を Sustainability IT Service Management 改善し、コンプライアンスを実証するための役立つ情報を提供するのです。 Technician 6. プラントの安全性 デジタルソリューションは全体的なプラントの安全性の改善に役立ちます。広大な プラントの敷地やアクセスの難しいエリアも、途切れることなくモニタリングできます。 メンテナス作業時やインシデント発生時には、効率的かつ安全な短期的または一時的な 設置が可能です。過酷な状況下でも、信号はエラーを発生することなく、確実に 送信されます。これまでよりも効率良く誤警報は回避されます。プロセス中に 生成されたデータは、手動送信に比べてエラーが少なく、メンテナンスプロセスの 最適化などの分析に使用可能です。プラントの安全性が高まり、その運用の コスト効率が上がります。
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12 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 当社のバリュープロポジション 当社のバリュープロポジション 130年以上にわたるTECHNOLOGY FOR LIFE (生命を守るテクノロジー) ドレーゲルが、プロセス産業界の企業にとって 信頼できるデジタル化パートナーであるのは、 他社では見られない2つの世界の融合に成功した からです。 2つの世界とは、デジタル化と そのアイディア、手法、将来の可能性と、ドイツの エンジニアリングの美徳を追求する同族経営の 会社としての実質と分別ある判断力で、これによって 当社は、お客様のために革新的なソリューションを 130年以上にわたり開発してきました。 この経験が、過去もこれからも、お客様にとっての 価値であり続けます。特に、多様な有毒物質の正確 かつ確実な測定といった課題に対して、ドレーゲル は常に、最初に連絡を取るべき安心できる パートナーです。ドレーゲルの専門家は、すべての 経験を生かして問題解決と信頼できる結果の獲得に あたります。これは、常にお客様に確信していただ けることです。この伝統的なドレーゲルのバリュー プロポジションは、デジタル世界にも、そして 当社の理念であるTechnology for Life® (生命を守る テクノロジー)にも適合します。
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13 | スマートセイフティ アップタイムを支えるドレーゲルの経験 | 展望 展望 プロセス産業企業にとっての将来的な成功は、デジタル変革をいかに上手く 極められるかにかかっています。将来、効率と安全性を高め、国際的な労働力、 人口動態、サステナビリティ、競争力といったグローバルな課題に取り組む うえで、デジタルソリューションは間違いなく最も重要な手段です。 スマートセイフティで、ドレーゲルはプラント運用のデジタル化に不可欠な 貢献をします。ドレーゲルのソリューションとサービスは、お客様の卓越した 運用と安全性の目標達成をサポートするうえで重要な役割を果たします。 プロセスの効率を上げ、従業員の安全性を高め、会社を未来のイノベーション へと向かわせます。 ドレーゲルは、デジタル化を企業戦略にとって欠くことのできないものと 捉えています。私たちは製品ラインナップのネットワーク化に向けて邁進し 続け、過去130年間と同様、お客様に信頼していただけるパートナーであり 続けるために、今後も継続的に新たな専門知識を構築していきます。
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全製品、機能、またはサービスがすべての国で販売されているとは限りません。 記載された商標は、一部の国でのみ登録されており、この資料が公開される国で登録されているとは限りません。 現在の状況については、 www.draeger.com/trademarks でご覧ください。 記載内容は、予告なく変更する場合があります。 本社 ドレーゲルジャパン株式会社 大阪営業所 福岡営業所 Drägerwerk AG & Co. KGaA 東京本社 〒564-0062 〒812-0016 Moislinger Allee 53–55 セイフティー事業部 大阪府吹田市垂水町3–3–17 福岡県福岡市博多区博多駅南 23558 Lübeck, Germany 〒 141-0021 06-6310-7550 2-12-3 東京都品川区上大崎2–13–17 06-6310-7556 トーケン福岡ビル1F www.draeger.com 目黒東急ビル 4F 03-6447-7171 仙台営業所 広島営業所 03-6447-7170 〒981-3133 〒731-0124 宮城県仙台市泉区泉中央1-14-1 広島県広島市安佐南区大町東 東京サービスセンター インテレクト21ビル4階 3-24-16 〒135-0047 本件に関するお問合せ: 東京都江東区富岡2-4-10 名古屋営業所 www.draeger.com/contact 03-5245-2390 〒460-0008 03-5245-2226 愛知県名古屋市中区栄2-12-12 アーク栄白川パークビル7階 DMC-108678 | 24.05-1 | HQ | HO | 内容は予告なく変更される場合があります | © 2024 Drägerwerk AG & Co. KGaA