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画像処理式火炎検知器『Dräger Flame 5000』
『Dräger Flame 5000』は、画像解析をベースにした防爆型火炎検知器です。
このビジュアル火炎検知システムは、デジタル画像処理と、
火炎の性質を先進のアルゴリズム計算によって解析した技術を使用。
この原理は、広範囲にわたる視野角を実現し、外的要因による誤警報の削減に
寄与しています。 またCCTVカメラ(カラー画像出力)機能が搭載されています。
【特長】
■誤警報を限りなく低減した設計
■広範囲の視野角
■柔軟な運用性
■安全かつ迅速対応
■機能テスト
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
このカタログについて
ドキュメント名 | 画像処理式火炎検知器『Dräger Flame 5000』 |
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ドキュメント種別 | 製品カタログ |
ファイルサイズ | 405.2Kb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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Dräger Flame 5000
火炎検知器
Dräger Flame 5000 (フレーム 5000 )は 画像解析をベースにした防爆型火炎
検知器です。 このビジュアル火炎検知システムは、デジタル画像処理と、
火炎の性質を先進のアルゴリズム計算によって解析した技術を使用してい
ます。 この原理は、広範囲にわたる視野角を実現し、外的要因による誤警
報の削減に寄与しています。 またDräger Flame 5000 は、CCTV カメラ(カ
ラー画像出力)機能が搭載されています。
取付金具
フェースプレート
検知器ハウジング
ステンレス製、また カメラレンズ
はエポキシ樹脂コー ビジュアル火炎検知
ティングのアルミニ システム
ウム製
3色 LED
ステータス表示
D-49077-2012
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02 | Dräger Flame 5000
特長
誤警報を限りなく低減した設計
Dräger Flame 5000 は、画像解析によるユニークなアルゴリズム分析によって、実際の火炎発生状況
と、誤警報を誘発する様々な輻射源を識別することが可能です。 よって、溶接作業環境や、フレアに
よる輻射、さらに高温のCO2 排ガスによる不要な誤警報を低減することができます。 このため、産業
プラントや石油採掘装置など、幅広い分野で使用実績があります。
広範囲の視野角
Dräger Flame 5000 は、44 メートル先にある 0.1 平方メートル以上の n-へプタン火災を、水平方向90
度、垂直方向65度の視野角で検知することが可能です。 検知器の視野角は三角錐形状で、 この検知カ
バーエリアは、現在入手可能な火災検知器の中でもトップクラスの仕様となります。
柔軟な運用性
Dräger Flame 5000 は、防爆エリア監視カメラのスタンドアロン機器としてライブ動画映像を送信し
たり、制御システムや火災警報盤へ接続して、故障信号や火災信号を出力することもできます。 上位
側との接続は、0 - 20 mA アナログ信号、もしくはリレー出力信号が選択可能です。 また、SD メモリ
カードを挿入すれば、火炎警報前後一定時間の動画も記録することができます。 設置環境状況に合わ
せて、アルミニウムまたはステンレス筐体をお選びいただけます。
安全かつ迅速対応
ライブ映像を見れば、オペレータもしくは作業員は現場の危険エリアに足を踏み入れることなく、火炎
警報を瞬時に視覚的に判断することが可能です。 そのため、労働災害の低減だけでなく、警報に対す
る素早いアクションをとることができます。 さらにセルフ機能テスト搭載光学レンズが、常に汚れな
どレンズに付着した異物を監視しているため、レンズ不具合に対しても素早く状況確認することができ
ます。
機能テスト
Dräger FS-5000 フレームシミュレータは、Dräger火炎検知器を、最大8 m の距離で機能テストを行うこ
とができます。 実際に検知器に触れる必要がないため、足場を組んだり梯子の準備が不要となり、メ
ンテナンス費用削減にも寄与します。
容易な設置と運用
Dräger Flame 5000 は、ステンレス製の取付金具を使用することによって簡単に設置することができま
す。 この取付金具は角度調節ができるので、検知器を火災発生の可能性がある方向へ確実に調整する
ことができます。 また機器前面の 3 色ステータス LED によって、現場作業員が機器の健全性を視覚的
に確認することも可能です。
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Dräger Flame 5000 | 03
アクセサリー
Dräger Flame FS-5000
Dräger Flame FS-5000 (フレーム FS-5000)は、火災を模擬発生させ
て、Dräger Flame 5000 CCTV 火炎検知器の機能確認を実行するシ
ミュレータです。
ST-8006-2008
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04 | Dräger Flame 5000
技術仕様
検知器特徴
タイプ CCTVカラーカメラ機能搭載防爆型火炎検知器
波長帯域 近赤外
視野角 水平方向 90°; 垂直方向 65°
応答速度 4秒 (デフォルト値)、30秒まで設定可能
映像解像度 640 x 480 ピクセル
録画機能( SD カード挿入時) 警報出力前後の 8.5 秒間
検知範囲 メタン 30 m *
(パン火災 0.1 平方メートル) エタノール 25 m
N-へプタン/ガソリン 44 m
JP4 61 m **
ディーゼル 40 m
エチレングリコール 15 m
原油 40 m ***
* 火炎高さ(火柱) 0.9 m 、** パン火災 0.4 平方メートル 、*** パン火災 0.25 平方メートル
使用環境
温度 ‐60 ~ +85 °C
圧力 915 ~ 1,055 hPa (急変無きこと)
湿度 0%~95% R.H. (結露無きこと)
電気的仕様
リレー接点 警報および故障
信号出力 0 – 20 mA
故障 0 mA
光学レンズ故障 2 mA
通常運転 5 mA
警報 18 mA
デジタル通信 RS485、HART® 5
供給電圧 定格 24 VDC (18 ~ 32 VDC)
消費電力 最小 6 W (通常 10 W、ヒータ ON 時最
大 15 W)
筐体
材質 アルミニウムまたはステンレス
ケーブルグランド M25
重量 アルミニウム:2.5 kg 、ステンレス:6 kg
寸法 (直径 x 長さ) 200 x 100 mm
保護等級 IP66、NEMA 4X
認証
ATEX II 2 G Ex d IIC T4
IECEx Ex d IIC T4
FM/CFM Class I Div. 1、 Groups B、 C、and D T4
Class 1 Zone 1 AEx/Ex d IIC T4
機能安全 (SIL) SIL2 認証
自己宣言書 EN54‐10 (VdS)
FM3260、FM3600、FM3615、FM3810、ANSI/NFPA 72
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Dräger Flame 5000 | 05
注文情報
Dräger Flame 5000 注文番号
Dräger Flame 5000、M25、4-20mA、NTSC ビデオモード、ア 420 93 52
ルミニウム
Dräger Flame 5000、M25、4-20mA、NTSC ビデオモード、ス 420 93 58
テンレス TIIS
Dräger Flame 5000、M25、リレー、NTSC ビデオモード、ア 420 93 34
ルミニウム
Dräger Flame 5000、M25、リレー、NTSC ビデオモード、ス 420 93 36
テンレス TIIS
Dräger FS-5000 420 93 07
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06 | Dräger Flame 5000
Notes
全製品、機能、またはサービスがすべての国で販売されているとは限りません。
記載された商標は、一部の国でのみ登録されており、この資料が公開される国で登録されているとは限りません。
現在の状況については、 www.draeger.com/trademarks でご覧ください。
本社 ドレーゲルジャパン株式会社 大阪営業所
Drägerwerk AG & Co. KGaA 東京本社 〒564-0062
Moislinger Allee 53–55 〒 141-0021 大阪府吹田市垂水町3–3–17
23558 Lübeck, Germany 東京都品川区上大崎2–13–17 Tel 06-6310-7550
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Tel 03-6447-7171 .
Fax 03-6447-7170
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