1/8ページ
カタログの表紙 カタログの表紙 カタログの表紙
カタログの表紙

このカタログをダウンロードして
すべてを見る

ダウンロード(1.6Mb)

赤外線式 可燃性ガス検知器「GS01」カタログ

製品カタログ

いかなる危険場所においても素早く作動!ワイヤレスの炭化水素ガス検知警報器

『GasSecure GS01』は、シングルビームのトリプル波長赤外線 (IR) 技術と超低電力設計を組み合わせ、いかなる危険場所においても素早く作動する、ワイヤレスの炭化水素ガス検知警報器です。

劇的な設置費用と時間の削減、高い信頼性を持つ赤外線検知、 および生涯校正不要の設計で、お客様に費用対効果の高い付加価値をご提供します。

赤外線、技術、定期的な校正が不要で、安定したガス検知を生涯実現します。

【特長】
■信頼性の高いシングルビーム、トリプル波長のMEMS
■SafeWireless 通信
■SIL2 適合
■ケーブル不要のワイヤレス通信
■本質安全防爆認証
■プロジェクト総費用の最大 60~80%の削減

※詳しくはカタログをご覧頂くか、お気軽にお問い合わせ下さい。

関連メディア

このカタログについて

ドキュメント名 赤外線式 可燃性ガス検知器「GS01」カタログ
ドキュメント種別 製品カタログ
ファイルサイズ 1.6Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

この企業の関連カタログ

このカタログの内容

Page1

GS01 (ワイヤレス) 可燃性ガスおよび蒸気の検出 GS01 は、主に石油・ガス産業における可燃性炭化水素ガスおよび蒸 気を連続監視するための赤外線式無線ガス検知器です。 本質安全防 爆構造で SIL 認証済みのこの検知器は、バッテリ駆動で信号伝送の 完全無線化を実現しました。 GS01 を採用することで、プラントの 増設、更新、新規建設などの際に、フレキシブルでかつ費用対効果 の高いソリューションを展開することができます。 MEMS技術を採用した赤外線センサと超音 無線伝送距離はアンテナ間見通し最大 500m 波センサで、省電力駆動をサポート 2 つのボルトで簡単に設置据付可能な取付 最長 24 ヶ月のバッテリ寿命 金具が付いた頑丈なステンレス筐体 D-42775-2015
Page2

02 | GS01 (ワイヤレス) 特長 過酷な状況下での設置据付 海外プラットフォーム、FPSO、タンクファームおよび製油所など、石油・ガス産業では至るところ に、法令・法律で定められた測定ポイントがあります。 これらの測定ポイントにおいて、有線ガス検 知器を使った監視では非常に困難なケースがあります。 一方、GS01ワイヤレス検知器は、ケーブル敷 設が必要となる信号線や電源線が一切不要です。 そのため設置が容易で短時間に行うことが可能で、 さらに検知器から最長 500m のアクセスポイントまで信号を無線伝送することができます。 信号伝送を無線で行うことによって、信号線や電源線用の電線管も不要となります。 さらに、リモー トアンテナバージョンの GS01-EA 製品シリーズは、金属などの遮蔽環境で信号伝送が不可能な場合に おいても、装置または建物内に設置据付することが可能です。 石油化学プラントでのメンテナンス・火気工事や試掘などの一時的な作業などでも、GS01 は最大の柔 軟性を発揮し、 既存の機能安全システムにシームレスに統合することができます。 また、FPSO のタ レットのような技術的に複雑な設置据付環境においても、迅速に実行できるようになりました。 プロジェクト全体における時間とコストの削減 GS01 を使用したプロジェクトコストは、有線設置と比較すると大幅に抑えることが可能で、多くの場 合、60 ~ 80 %ものコストが削減されています。 ワイヤレス通信およびバッテリ駆動は、ケーブル、 中継端子台、コントロールキャビネットを不要とし、 全てのデバイスは事前に機器設定をすることが できるため、現場設置作業は大幅に軽減されます。 さらに、システムの計画・設計、構成、書類作 成・記録が最小限で済みます。 GS01 のインテリジェント設計で特筆するものは、 5 ミリワット以下の消費電力です。 これにより環境 条件により異なりますが、最長 2 年間にわたるバッテリー交換なしでの運用を実現しました。 本質安 全防爆構造により、危険エリアにおいてもバッテリーパックを簡単に交換することができます。 トータル・コスト・オブ・オーナーシップ(TCO)の最適化 赤外線センサテクノロジーは、特許取得済みの MEMS (微小電気機械システム) 光学フィルタを採用す ることによって、最先端次世代レベルまで到達することができました。 MEMS は長期安定性に優れ、 再校正の必要がないため、メンテナンスコスト削減に直結します。 MEMS の赤外線検知方式は、3 波 長で動作し、センサ結露を防止するため光学素子へのヒーティング機能を含んでいます。 信頼性の高いワイヤレス通信 SIL2 システムを適用できる GS01 では、ワイヤレス通信に世界標準規格の ISA100.11a を採用していま す。 このオブジェクトベースの標準規格は、SIL3 認証安全プロトコル PROFIsafe を含む、各種安全計 装に対応したプロトコルを組み込むことができるという優れたメリットがあります。 迅速かつ信頼性 の高い測定データを伝送するために、GasSecure の特許取得済 SafeWireless™ コンセプトと組み合わせ ることで、SIL2 適用の無線伝送チェーンを利用した強固な安全計装システム (SIS) に GS01 を簡単に統 合することができます。 さらに、オープン規格でである ISA100.11a により、ワイヤレスネットワーク へ他社のフィールド機器を簡単に統合することもできます。
Page3

GS01 (ワイヤレス) | 03 GS01 のシステム要件 GS01 が、検知信号をアクセスポイントへ無線伝送します。 アクセスポイントから信号は、ゲートウェイへ転送されます。 ゲートウェイからは、Modbus または PROFINET® プロトコルで直接制御ユニットへ出力されます。 上位側がアナログ入力のみ の場合は、ゲートウェイから信号変換器を介して検知信号をアナログ伝送することも可能です。 システムコンポーネント 横河電機社製アクセスポイント 横河電機社製アクセスポイントにより、ISA100.11a 無線ネットワー クへアクセスすることができます。 これは、橫河電機株式会社の製品です。 D-11979-2017
Page4

04 | GS01 (ワイヤレス) システムコンポーネント 横河電機社製ゲートウェイ 横河電機社製ゲートウェイは、ISA100.11a 無線ネットワークを制 御・管理します。 これは、橫河電機株式会社の製品です。 Phoenix Contact 社製 4-20 mA 信号変換器 Phoenix Contact 社製 4-20 mA 信号変換器は、従来の 4-20 mA アナ ログ信号入力チャンネルを使用してコントロールユニットへ接続 するためのデジタル ー アナログコンバータです。 これは、Phoenix Contact 社の製品です。 アクセサリー 延長アンテナ ファラデーケージなど、無線伝送が制限されている場合でも、リ モートアンテナバージョンのGS01-EA を使用することで、安定し た無線ネットワークを構築することができます。 D-996-2016 D-11980-2017 D-11978-2017
Page5

GS01 (ワイヤレス) | 05 アクセサリー 日除け・天候カバー 日除・天候カバーは、直射日光や悪天候から GS01 を保護しま す。 製品-サービス 製品サービス 当社の製品サービス部門では、オンサイトサービスや引き取り サービスなど、幅広いサービスを提供しています。 安全性を確保 するためには、点検・保守・修理・メンテナンスが重要です。 適 切なメンテナンス・保守を行うことは、経済的な視点からも必要 不可欠です。 予防点検・保守サービス・純正部品との交換は、長 期的な投資効果に繋がります。 トレーニング Drägerアカデミーでは、40年以上に渡り、経験に基づいた実用的 な知識を提供しています。 110名以上の認定トレーナーと600以上 のテーマが利用可能で、年間2,400回以上のトレーニングセッショ ンを実施しています。 御社の従業員・スタッフに、実際の現場 で必要な知識を提供し、学習内容を日々の作業や困難な課題に生 かせるようサポートします。 ニーズに合わせて、お客様固有のト レーニングプログラムを構築することも可能です。 D-2335-2016 D-2331-2016 D-11973-2017
Page6

06 | GS01 (ワイヤレス) 関連製品 Dräger Polytron® 8700 IR Dräger Polytron® 8700 IR は、爆発下限界 (LEL) の可燃性ガスを検 出する高性能防爆型検知警報器です。 最も一般的な炭化水素ガス を素早く検知する、高性能の赤外線 Dräger PIR 7000 センサを搭 載しています。 リレー付きの 3 線式 4~20 mA アナログ出力に加 え、Modbus や各種フィールドバスも提供されているため、あらゆ る制御システムへ統合することが可能です。 Dräger PIR 7000 Dräger PIR 7000 は、可燃性ガス・蒸気を連続監視する、防爆型の定 置式赤外線ガス検知器です。 ステンレス製の SS 316L ハウジング と、ドリフトのない安定した光学測定システムを特長とするこの 検知器は、洋上プラットフォームのなどの過酷な設置環境での使 用に適しています。 ST-11659-2007 D-14983-2010
Page7

GS01 (ワイヤレス) | 07 技術仕様 概要 計測原理 シングルビーム赤外線 3 波長 検知可能ガス ATEX、IECEx: 0~100 % LEL (メタン、プロパン) FM: 0 ~ 100 % LEL (メタン) 0 ~ 80 % LEL (プロパン) 校正 工場出荷時設定、現場校正不要 性能 応答速度 ≤5 秒 精度 ±3 % LEL または 測定値の ±10 % どちら か大きいほう ゼロ点安定性 ± 3% LEL (生涯) 電気的データ バッテリタイプ 塩化チオニルリチウム電池 平均消費電力 5 mW バッテリ寿命 最長 2 年間 (環境状況により異なる) 無線出力電力 GS01: <12 dBm EIRP GS01-EA: <16 dBm EIRP 通信 タイプ 2.4 GHz ISM 帯域の工業用無線 IEEE802.15.4 プロトコル ISA100 Wireless™ ゲートウェイ出力 標準: Modbus TCP/RTU、OPC オプション: PROFINET® (SIL2) 使用環境 使用温度範囲 -30 °C ~ +55 °C (最高 +65 °C の使用環 境の場合、Drägerまでお問い合わせくだ さい) 保管温度範囲 -40 ~ +65 ℃ 湿度 0 ~ 100 % RH 保護等級 IP66 および IP67 筐体 寸法 300 x 110 x 170mm 重量 2.8 kg (バッテリを含む) 設置据付 8 mm または 5/16"インチ ボルト用取付 金具付き 認証 ATEX、IECEx II 2G Ex ib IIC T4 Gb (-30 〜 +55°C) FM Class I、Zone 1 AEx ib IIC T4 Gb (-30 〜 +55°C) Class I、Div 2 Group A、B、C、D (-30 °C~55 °C) 性能認定 EN 60079-29-1 準拠 安全度水準 SIL2 IEC 61508、Ed.2.0 PROFINET® は、PROFIBUS および PROFINET International (PI) の登録商標です。 ISA100 Wireless™は、ISA100 Wireless Compliance Institute の登録商標です。 注文情報 GS01 赤外線式無線ガス検知器 AL20700 GS01 赤外線式無線ガス検知器 FM AL20735 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 5m AL20715 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 5m FM AL20737 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 10m AL20716 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 10m FM AL20738 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 20m AL20717 GS01-EA 赤外線式無線ガス検知器 20m FM AL20739
Page8

08 | GS01 (ワイヤレス) 注文情報 GS01 バッテリパック (バッテリは含まれません) AL20712 GS01 バッテリパック FM (バッテリは含まれません) AL20713 GS01 バッテリタイプ SL-2780/S AL20706 GS01 バッテリカバー AL20708 GS01 ウェザーキャップ AL20709 GS01 PC設定用シリアルアダプタ AL20710 GS01 日除け・天候カバー AL20711 全製品、機能、またはサービスがすべての国で販売されているとは限りません。 記載された商標は、一部の国でのみ登録されており、この資料が公開される国で登録されているとは限りません。 現在の状況については、 www.draeger.com/trademarks でご覧ください。 本社 ドレーゲルジャパン株式会社 大阪営業所 Drägerwerk AG & Co. KGaA 東京本社 〒564-0062 Moislinger Allee 53–55 〒 141-0021 大阪府吹田市垂水町3–3–17 23558 Lübeck, Germany 東京都品川区上大崎2–13–17 Tel 06-6310-7550 www.draeger.com 目黒東急ビル 4F Fax 06-6310-7556 Tel 03-6447-7171 . Fax 03-6447-7170 . 東京サービスセンター 〒135-0047 東京都江東区富岡2-4-10 Tel 03-5245-2390 Fax 03-5245-2226 . 本件に関するお問合せ: www.draeger.com/ renrakusaki 91 00 894 | 18.02-2 | HQ | PP | 内容は予告なく変更される場合があります | © 2018 Drägerwerk AG & Co. KGaA