紹介資料『ISA100無線ガス検知システムで実現するスマート保安』

ISA100無線ガス検知システムで 実現するスマート保安 MT-0582-2008

無線計装アプリケーションでの課題と期待 ・懸念や課題 -有線計装と比較して無線伝送の信頼性に疑問を感じている ・物理的に伝送状態/状況が見えないのが・・・ ・ハッキングなどセキュリティーに関して問題はないのか？ ・ISMバンドとして幅広く使用されている2.4GHz帯における混線は無いのだろうか？ ・無線ネットワークの信頼性の確認、電池寿命管理など新たな仕事が・・・ -立ち上げ時のサイトサーベイから実運用後に発生する機器の追加時など、無線の専門知識をもった担 当者が常時必要ではないのか？ - ISA100 Wireless規格とWirelessHART規格、どちらの規格を採用しようか迷っている、または、両方の規 格を統合できないのか？ など ・期待 -配線コスト、プラント立上期間の削減 -有事の際、定修など一時的な監視システム構築（仮設用途）の簡素化 - IoTへの展開、SIL計装への応用などガス検知器のスマート化 -監視目的だけではなく、制御/コントロールにも使用できれば・・・ など ドレーゲル無線ガス検知システムソリューションは、最新の赤外線式および電気化学式 センサテクノロジーとミッションクリティカルに対応したISA100無線規格を融合し、デジタル通信 （IoT Capable)において、お客様が抱える課題を解決し、高度な保安/スマート保安を実現します！ ※電気化学式センサは、従来の有線毒性ガス検知器で使用している実績あるセンサを使用しており、 約140種類以上の酸素・毒性ガスの検知が可能です。

工業用無線（IEEE.802.15.4）の紹介 ISA100 Wireless v.s. WirelessHART 現在プラントで使用されている代表的な工業用無線は、ISA100 Wirelessと、WirelessHARTの国際標準規 格のプロトコルで、両者ともISMバンド（2.4GHz帯）の物理層を採用しています。 主な違いとして、ISA100 Wirelessは、CSMA/CAモード（大量のデータ伝送が効率的に行えるようにするた めのサポートで、通信の競合を回避する方式の一つとなります）の採用、使用するタイムスロットに融通性 を持たせている点、さらに通信経路をマニュアルで設定することができ、使用可能なバンドの最適化とそ の優先度、及び通信遅れ時間を管理することが可能です。ガス検知器などに要求されるミッションクリティ カルなアプリケーションへの適用が最適です。 一方WirelessHARTは、有線HARTを無線化したプロトコルで汎用性があり、機器の選択性も高いのが特 色です。 ISA100 Wireless WirelessHART 国際規格基準 IEC 62734:2014 IEC 62591:2010:2016 無線規格 IEEE 802.15.4-2006 IEEE 802.15.4-2006 周波数帯域 2.4GHz（RFチャンネル数：16） 2.4GHz（RFチャンネル数：15） 最大伝送速度 250kbps 250kbps 出力（Power） 10dBm(10mW)*日本国内の場合 10dBm(10mW)*日本国内の場合 通信距離 約600メートル*メーカーにより異なる 約200メートル*メーカーにより異なる ネットワーク構成 メッシュ型、スター型、ホップ型 メッシュ型、スター型 ゲートウェイ ｹﾞｰﾄｳｪｲ/ﾊﾞｯｸﾎﾞｰﾝﾙｰﾀ分離型、 一体型 （無線親機） および一体型 セキュリティ AES 128bit 暗号方式 AES 128bit 暗号方式 データリンク層 TDMA TDMA チャンネル・ホッピング チャンネル・ホッピング Time Slot = 10msec（変更可能） Time Slot = 10msec固定 CSMA/CA [Contract based communication] ネットワーク 使用可能なバンドを確保し、通信遅れ 空いているバンドをランダムに使用 トラフィック 時間、優先度を管理 通信経路のマニュアル設定 通信経路は自動生成 アプリケーション層 ISA100.11aをカプセル化して既存通信 HART7 ※有線HARTプロトコルをそのま プロトコルを通過（異なるプロトコルでの ま拡張 相互運用性アップ） 機器固有アドレス IPv6 HART Address SIL PROFIsafe on PROFINET 非対応

Dräger 無線ガス検知システムラインアップ 機器タイプ & システム構成品 機器タイプ GasSecure GS01 Polytron Polytron 6100 赤外線式炭化水素系可燃性 Repeater ガス検知器 EC WL ISA100 電気化学式酸素・ ISA100用リピータ 毒性ガス検知器 （中継局）専用器 システム構成品 横河電機製 横河電機製 Gateway Access Point ISA100ネットワーク用 ISA100ネットワーク用 管理ステーション アクセスポイント CDS社製 Dräger Dual Gateway 仮設用Gateway ISA100 Wireless機器及 警報ランプ、ブザー搭 び、WirelessHART機器 載ISA100無線ネット の接続に対応、同時に ワーク用監視ステー 2つの無線ネットワーク ション を構築可能 Dräger ﾌｪﾆｯｸｽｺﾝﾀｸﾄ社製 REGARD 7000 信号変換器 ガス検知警報盤 （Modbus RTU to 4-20mAア 用タッチパネル型 ナログ信号） コントローラ

ZZZZZZ GS01 赤外線式無線ガス検知器（国内防爆対応炭化水素系ガス検知） 信頼性の高いシングルビーム、トリ 正真正銘のワイヤレス、ケーブル プル波長の MEMS 赤外線技術 不要 平均 5 mW の超低電力 定期的な校正が不要で、安定した 消費により標準バッテリ寿命 ガス検知を生涯実現 24 ヵ月を実現 SafeWireless™ 通 信 超低電力駆動でわ ずか 5 秒の応答時間、 およびデータパケットの安 本質安全防爆認証 全な取り扱いを兼ね備え フィールドで交換可能 ています なバッテリーパック搭載 SIL2 適合 – 安全計装シス テムとのシームレスな統合のため、 プロジェクトの総費用を 60 SIL2 の認証範囲にはハード ～80％ 削減 配線、設 ウェア、ソフトウェア、およびワイ 置、書類要求などのエンジニ ヤレス通信が含まれます アリングを低減

Dräger Polytron® 6100 EC WL Aアtク aセ Gサリlance リモートアンテナ＆リモートケーブル付き ウェザーカバー GS01-EA 10m/20m 技術仕様 応答時間 t90 5秒以内（※ある一定の条件下において通信時間も含む） 性能 ゼロ点安定性： ± 3% LEL （生涯） 精度： ± 3% LEL もしくは測定値の ± 10% どちらか大きいほう ※対象ガスがメタンの場合 電源仕様 平均バッテリ寿命：24ヶ月 Tadiran社製 TL-5930/SもしくはSL-2780/Sを検知器一式につき2個使用 消費電力：平均 5mW 通信仕様 無線規格： IEEE802.15.4 / 2.4 GHz ISM 規格基準： ISA 100.11a ゲートウェイからの標準出力：Modbus TCP/IP、もしくは PROFINET (PROFIsafe for SIL2) 保護等級 IP66 / IP67 温度 -30 ～ +50 °C ※バッテリ性能保証 -30℃～ ※65℃の高温仕様もございます。詳細はお問い合わせください。 湿度 0 ～ 100% R.H. Safety Cost efficiency Productivity 素早い応答時間 < Zoom メンテナンスフリー 光学設計で、赤外線検知原理 picture > 安定性、信頼性の高いデータ を採用 収集が生涯校正フリーで可能 長寿命のバッテリ 堅牢な設計 MEMS光学フィルタ（特許 水や埃の進入をシャットアウト 技術）を使った超低電力設 し、一時的な水没にも 計 耐えられます 高度な信頼性 世界標準、ISA100 Wireless 工業用無線規格プロトコル を採用 アクセサリ

Dräger Polytron® 6100 EC WL At a Glance ポリトロン 6100 EC WL 国内防爆対応 ケーブル敷設が困難なア プリケーションや、工事コ 本質安全防爆構造により ストへのチャレンジに有効 危険場所でのバッテリ交 な無線計装 換が容易 有線検知器の ドレーゲルポリ 設定、調整などは トロンシリーズ Blue tooth通信を採用 と共通プラット （通信距離15m以内） フォーム設計 接続するセンサは有線ガ ス検知器で実績のあるド Safe Wireless！ポリトロン レーゲルセンサを採用、 6100 EC WLは、日本で唯一 使用環境-40℃～60℃ のSIL2対応の無線ガス検知 （※）に対応したデュラブ 器です ル設計、約140種類の対 ※PROFISAFEに対応した 象ガスが検知可能です ISA100無線ゲートウェイに 接続することが条件となり ※接続するセンサによって ます 条件が異なります ※ガス検知器への給電はバッテリーのほか、既設電源ケーブルを使用してDC24V給電することも可能です

リピータ ISA100無線ネットワーク用リピータ（中継局） -広範囲をカバーするメッシュトポロジーおよび、通信速度重視のスター トポロジー構築時に必要となるリピータ（中継局）専用器 -コストパフォーマンスの高い専用設計 -バッテリ平均寿命は約5年 -既設電源ケーブルを使用してDC24V給電することも可能です アクセサリ プロビジョニングや 検知器設定用 本質安全防爆 各種設定用ソフト 磁石棒 仕様専用バッ ウェア「Dräger テリーパック PolySoft 」 標準2dBi プレミア2dBi 2dBiおよび、 一体型アンテナ 一体型アンテナ 6 dBiリモート アンテナ 同軸リモートケーブル 5m/10m/20m ※5mは2dBiリモートアンテナ装着時のみ 技術仕様 無線プロトコル ISA100 Wireless ミッションクリティカルに対応し た無線プロトコル バッテリ平均寿命 平均24ヵ月（設置環境に依存） メンテナンス作業の低減に貢 ドレーゲル専用バッテリパックを使用 献 Bluetooth通信距離 最大15 m タッチパッドなどによる設定作 ※各種設定時 業のIoT化 検知対象ガスと 酸素および毒性ガス 詳細は検知対象 検知対象ガスは有線ガス検 レンジ ガスリストをご参照ください（※） 知器同様の140種類以上（※） 保護等級 IP66/67 筐体材質 SUS 316 電源供給時 DC10 ～ 30 V 定格電圧 ※接続するセンサは有線ガス検知器で実績のあるドレーゲルセンサを使用します

検知対象ガスは140種類以上！ 最新の酸素・毒性無線ガス検知器でスマート保安の実現へ Polytron 6100シリーズ機器選定 ・酸素・毒性無線ガス検知器 機器タイプ 品番 機器名称 8327000 ポリトロン 6100 EC WL ポリトロン 6100 EC WIL アンテナ一体型（※1） 3702176 ポリトロン 6100 バッテリパック 3702169 2 dBi 標準アンテナ 機器タイプ 品番 機器名称 8327000 ポリトロン 6100 EC WL 3702176 ポリトロン 6100 バッテリパック ポリトロン 6100 EC WIL 3702169 2 dBi 標準アンテナ（※2） アンテナ分離型（※1） AL20719 リモート同軸ケーブル5m（※2） AL20720 リモート同軸ケーブル10m（※2） AL20721 リモート同軸ケーブル20m（※2） ※1 検知対象ガス用のセンサを別途センサリストより追加してください。 ※2リモート同軸ケーブルは5m/10m/20mからお選びください。6dBiオプションアンテナ詳細については別途お問い合わせください。 ・リピータ（中継局）専用機 機器タイプ 品番 機器名称 8327001 ポリトロン 6100 リピータ ポリトロン 6100 リピータ アンテナ一体型 3702176 ポリトロン 6100 バッテリパック リピータ（中継局）専用機 3702169 2 dBi 標準アンテナ 「ポリトロン6100リピータ」 機器タイプ 品番 機器名称 8327001 ポリトロン 6100 リピータ 3702176 ポリトロン 6100 バッテリパック 酸素・毒性無線ガス検知器 「ポリトロン6100 ECWL」 ポリトロン 6100 リピータ 3702169 2 dBi 標準アンテナ（※） アンテナ分離型 AL20719 リモート同軸ケーブル5m（※） AL20720 リモート同軸ケーブル10m（※） AL20721 リモート同軸ケーブル20m（※） ※リモート同軸ケーブルは5m/10m/20mからお選びください。6dBiオプションアンテナ詳細については途お問い合わせください。 Polytron 6100 EC WLの代表的な検知対象ガス 検知対象ガス 化学式 min./max.検知レンジ 検知下限値 センサ名 検知対象ガス 化学式 min./max.検知レンジ 検知下限値 センサ名 アクリロニトリル CH2CHCN 0～20/100 ppm 5 ppm OV2 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 四塩化チタン TiCl4 アセチレン C2H2 0～20/100 ppm 5 ppm OV1 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl アセトアルデヒド CH3CHO 0～50/200 ppm 10 ppm OV1 四フッ化ケイ素 SiF4 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 0～0.3/20 ppm 0.03 ppm Hydride 四フッ化ゲルマン GeF4 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC アルシン AsH3 0～0.3/1 ppm 0.01 ppm HydrideSC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC ジクロルシラン SiH2Cl2 0～0.3/20 ppm 0.02ppm PH3/AsH3 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl 0～300/1000 ppm 5 ppm NH3 HC 0～0.5/1 ppm 0.05 ppm Hydride アンモニア NH3 ジボラン B2H6 0～50/300 ppm 1 ppm NH3 TL 0～0.3/5 ppm 0.02 ppm HydrideSC イソプロピルアミン （CH3）2CHNH2 0～100/200 ppm 10 ppm NH3 LC ジメチルアミン （CH3）2NH 0～100 ppm 2 ppm NH3 TL イソプロピルアルコール （CH3）2CHOH 0～100/300 ppm 10 ppm OV1 ジメチルエチルアミン （CH3）2C2H5N 0～100 ppm 5 ppm NH3 LC イソプロピルメルカプタン （CH3）2CHSH 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC ジメチルスルフィド （CH3）2S 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 0～50/1000 ppm 5 ppm CO ジメチルヒドラジン （CH3）2N-NH2 0～1/5 ppm 0.02 ppm Hydrazine 一酸化炭素 CO 0～50/300 ppm 15 ppm CO LH 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 臭化水素 HBr 0～200/5000 ppm 10 ppm CO LS 0～20/100 ppm 1 ppm HCl 一酸化窒素 NO 0～30/200 ppm 3 ppm NO 臭素 Br2 0～1/10+C100 ppm 0.05 ppm Cl2 エチルアミン CH3CH2NH2 0～100 ppm 1 ppm NH3 TL 0～5/50 ppm 0.05 ppm Hydride シラン SiH4 エチルアルコール（エタノール） C2H5OH 0～100/300 ppm 10 ppm OV1 0～1/20 ppm 0.05 ppm HydrideSC エチルメルカプタン C2H5SH 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 水素 H2 0～500/3000 ppm 15 ppm H2 エチレン C2H4 0～20/100 ppm 5 ppm OV1 スチレン C6H5CHCH2 0～20/100 ppm 5 ppm OV2 エピクロロヒドリン CH2ClCHCH2O 0～20/100 ppm 5 ppm OV2 テトラヒドロチオフェン C4H8S 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC テトラヒドロフラン C4H8O 0～30/200 ppm 5 ppm OV1 塩化水素 HCl 0～20/100 ppm 1 ppm HCl トリエチルアミン （C2H5）3N 0～100 ppm 2 ppm NH3 TL 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 塩化チオニル SOCl2 トリクロルシラン SiHCl3 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl 0～5/20 ppm 0.5 ppm HCl 塩化ビニル C2H3Cl 0～20/100 ppm 5 ppm OV1 トリメチルアミン （CH3）3N 0～100 ppm 2 ppm NH3 TL 塩素 Cl2 0～1/100 ppm 0.05 ppm Cl2 0～5/20 ppm 0.3 ppm Hydride トリメチルシラン SiH(CH3)3 オゾン O3 0～0.5/5 ppm 0.02 ppm O3 0～1/20 ppm 0.2 ppm HydrideSC 0～1000/7000 ppm 100 ppm H2O2 HC 二酸化イオウ（亜硫酸ガス） SO2 0～5/100 ppm 0.5 ppm SO2 過酸化水素 H2O2 0～1/300 ppm 0.1 ppm H2O2 LC 二酸化塩素 ClO2 0～1/100 ppm 0.05 ppm Cl2 0～0.3/20 ppm 0.05 ppm Hydride 0～5/100 ppm 0.3 ppm NO2 ゲルマン GeH4 二酸化窒素 NO2 0～0.3/5 ppm 0.02 ppm HydrideSC 0～1/20 ppm 0.05 ppm NO2 LC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC ヒドラジン N2H4 0～0.3/5 ppm 0.02 ppm Hydrazine 五塩化アンチモン SbCl5 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl ブタジエン CH2=CH-CH=CH2 0～20/200 ppm 5 ppm OV1 酢酸ビニル CH3COOC2H3 0～20/100 ppm 5 ppm OV1 tert.-ブチルメルカプタン （CH3）3CSH 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC フッ化水素 HF 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 三塩化ホウ素 BCl3 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl フッ素 F2 0～1/100 ppm 0.05 ppm Cl2 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC n-プロピルメルカプタン C3H7SH 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 三塩化ホスホリル POCl3 0～20/100 ppm 1.5 ppm HCl プロピレン C3H6 0～20/100 ppm 5 pmm OV1 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC ホスゲン COCl2 0～0.1/20 ppm 0.05 ppm COCl2 三塩化リン PCl3 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl 0～0.3/20 ppm 0.02 ppm PH3/AsH3 0～20/200 ppm 5 ppm OV1 ホスフィン PH3 0～0.3/20 ppm 0.03 ppm Hydride 酸化エチレン C2H4O 0～20/100 ppm 5 ppm OV2 0～0.3/1 ppm 0.01 ppm HydrideSC 酸化プロピレン CH3CHCH2O 0～20/200 ppm 5 ppm OV1 ホルムアルデヒド HCHO 0～20/100 ppm 5 ppm OV1 0～5/100 vol% 0.5 vol% O2（ガルバニ） メタクリル酸メチル C5H8O2 0～20/100 ppm 5 ppm OV2 酸素 O2 0～5/25 vol% 0.5 vol% O2 LS メチルアミン CH3NH2 0～100 ppm 1 ppm NH3 TL 三フッ化塩素 ClF3 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC メチルアルコール（メタノール） CH3OH 0～20/200 ppm 5 ppm OV1 三フッ化ホウ素 BF3 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 0～5/20 ppm 0.05 ppm Hydride メチルシラン SiH3CH3 0～10/50 ppm 1.5 ppm HCN 0～1/20 ppm 0.05 ppm HydrideSC シアン化水素 HCN 0～5/50 ppm 0.1 ppm HCN LC メチルヒドラジン CH3NH-NH2 0～1/5 ppm 0.02 ppm Hydrizine ジエチルアミン （C2H5）2NH 0～100 ppm 2 ppm NH3 TL メチルメルカプタン CH3SH 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC ジエチルエーテル （C2H5）2O 0～50/200 ppm 10 ppm OV1 硫化ジメチル（硫化メチル） （CH3）2S 0～20/100 ppm 1 ppm H2S LC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 0～5/100 ppm 0.5 ppm H2S 四塩化ケイ素 SiCl4 0～5/20 ppm 0.2 ppm HCl 硫化水素 H2S 0～100/1000 ppm 10 ppm H2S HC 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC 0～10/100 ppm 1 ppm H2S LC 四塩化スズ SnCl4 0～5/20 ppm 0.5 ppm HCl 六フッ化タングステン WF6 0～3/30 ppm 0.5 ppm AC

無線ガス検知システムを使用した保安力向上ソリューション 現場ガス検知器 ガス検知警報盤 上位側 PLC/DCS 警報設定値の1.6倍の濃度において 濃度/警報/機器故障/ 運転管理 30秒以内に発報 機器診断 リレー接点 or Modbus TCP Modbus RTU 保全/保安 アセット管理 ISA100無線ガス検知器 HART対応最新コントローラ 機器のリモート調整・診断 無線ガス検知システムを使用した 現状・課題 保安力向上ソリューションによる改善 ・セキュリティーが不安 ・ネットバンキングと同等以上のセキュリティ ・混線が不安 ・各種干渉回避ツール ・ISA100とWirelessHARTの統合の ・アプリケーション毎にプロトコルを使い分け 予定はないのか？ ～ミッションクリティカルか、ただの監視目的 ・バッテリー寿命（電池交換の手間） か～ ・更新の場合は既設のケーブルが使える ・バッテリー長寿命化 のに・・・ ・既設ケーブルを電源線として使い、計測 ・誰でも簡単にすばやく、仮設的に無線 データ伝送を無線化するオプション有り ネットワークがくめれば・・・ ・電源ONで即運用可能な、仮設無線ガ ス検知システムの構築

無線ガス検知ネットワークの適用例<有害物質の境界線監視> 有害物質は、引火性、爆発性、毒性を有することから、各種法規制の対象となっています。厳しくなる法規制の 中、ガス検知器の新規設置、安全の冗長化のための増設などに、ケーブリング不要のバッテリ駆動の 無線ガス検知器の採用をお勧めします。 酸化エチレンの例 酸化エチレン（別名EOガス、エチレンオキサイドなど）の規制の対象となっているものは： 消防法：貯蔵等の届出を要する物質 毒物及び劇物取締法：劇物 高圧ガス保安法：高圧ガス、液化ガス、可燃性ガス、毒性ガス 船舶安全法、航空法、港則法：高圧ガス、引火性液体類 海洋汚染防止法：有害液体物質C類 農薬取締法：登録農薬 などで、地方自治体の条例にも具体的な排出基準が設けられています。 地方自治体条例の例 条例の内容 東京都 規制基準：排出口濃度基準 90mg/m3(46ppm) 都民の健康と安全を確保する環境に ※一作業期間の平均の濃度 関する条例 規制対象：工場（有害ガスを排出する物の製造・加工を常時行う工場を含む） 指定作業場 愛知県 有害物質の排出基準（県条例第6条、施工規則第9条） 大気汚染防止便覧 90mg/m3 三重県 規制基準：排出口濃度基準 200mg/m3(100ppm) 生活環境の保全に関する条例 敷地境界濃度基準 12mg/m3(6ppm) ドレーゲル電気化学式センサは、酸化エチレン、アクリロニトリル、ホルムアルデヒドなどに代表される有害大気汚 染物質を検知下限値 5 ppm （推奨の最小警報出力値はお問い合わせください）で連続監視可能です。その他大気 汚染物質検知については、検知対象ガスリストをご参照ください。 プラント敷地境界線に無線ガス検知器を設置、配線コスト、工期大幅削減でプラント中央部の制御ルームで漏えい監視を実現。 プラントエリア レジデンシャルエリア

無線ガス検知ネットワークの適用例<仮設アプリケーション> 有事の際の電源喪失時、定修期間（SDM)、突発的な工事発生時など、ガス漏えい監視システムの早期構築が 必要なアプリケーションに、バッテリ駆動の無線ガス検知器を活用することで、計画・設置・撤去作業が劇的に 改善。ドレーゲルは、誰でも簡単に確実に運用できる仮設ソリューションをご提供します。 従来の仮設ガス検知システムは、耐爆BOXにガス検知器用コ ントローラを収納し、現場仮設電源から電源供給。電源供給が必 要な有線ガス検知器は、コントローラから設置可能範囲内の ケーブル（信号線及び電源線）をコードリールで収納しなくてはな らないため、その取扱いに手間がかかることが課題でした。 さらに使用前の機能確認テストおよびガス検知器の校正・調整、 使用後のメンテナンス（特にコードリールは使用環境によって劣 化が激しい場合があります）などの負荷が高く、設置・撤去に関 しても複数人での作業が必要なため、コスト改善が求められるシ ステムの一つとなっています。 ドレーゲル無線仮設ガス検知システムは、これらの課題を解決、 誰でも簡単に運用可能な仮設ソリューションを実現しました。 ドレーゲルの無線仮設ガス検知システムの設計思想 ①仮設状況に応じた無線メッシュネットワークの早期自動生成 ②フレキシブルなホッピング回数（max. 10ホップ） ③ガス発生時の無線ガス検知器による短時間な応答時間（10秒以内） ④電池寿命を含めたガス検知器の健全性の視覚化 ⑤無線ネットワーク断線時の素早いアラート（ネットワークの健全性視覚化） ⑥汎用性（誰でも運用できるシステム）＝プラグアンドプレイ 【ISA100可搬式仮設監視ステーション機器仕様】 ・非防爆仕様 AC100V電源 ・ISA100無線メッシュネットワークを自動生成 ・最大接続点数： 32 ※仮設ガス検知システムとしては、max.10台を想定 ・最大ホッピング数： 10 ・警報ランプ 「正常運転：緑」「ガス警報：赤」「ネットワーク異常/機器異常：アンバー」 ・警報ブザー ・USBキーボード対応 ・DCS/PLCへの拡張（Modbus TCP/IP出力） ・固定アンテナ2種類（2dBi、もしくは3dBi） ・リモートアンテナ1種類（6dBi）、リモート同軸ケーブル10m or 20m

無線ガス検知ネットワークの適用例<仮設アプリケーション> 現場ガス検知器 監視ステーション 上位側 PLC/DCS 警報設定値の1.6倍の濃度において 警報（ランプ/ブザー）、トレンド表示 運転管理 30秒以内に発報 外部出力標準搭載 無線データ収集のゲートウェイ機 能、警報ランプ/ブザーのアラーム 機能、トレンド表示/データ管理の記 録計機能、各種外部出力を全て揃 えたAll-in-One監視ステーション。 仮設用監視ステーションとして独 立ループでの運用、もしくは仮設ガ 社内イントラへ接続、またはオプ ス検知警報盤扱いとして、中央制御 ションでWi-Fiモジュール、携帯キャ ルームへ統合することも可能です。 リアにのせて、保全担当者の携帯・ PHSに各種アラーム/イベント通知 プリセッティング/プラグアンドプレ など、メール配信できるシステムへ イで誰でも簡単に運用可能です。 拡張可能です。 All-in-One ISA100無線ガス検知器 可搬式ISA100監視ステーション 機器のリモート診断

無線ガス検知ネットワークの適用例<SIL2ワイヤレス> 欧米では国際標準規格のIEC61508に基づき、制御システム全体を確率的手法で定量的に規定した指標を 用いています（=安全度水準「SIL」Safety Integrity Level）。これは、予期しない事故や故障が発生する可能性を 考慮した、ソフトウェアを含めたシステム全体の安全に対する考え方で、海外で多くの場合有利な保険適用、 税制優遇の恩恵を受けることができるため、安全計装の標準となっています。 ノルウェー石油・ガス協会（Norwegian Oil and Gas Association: 旧Norwegian Oil Industry Association: OLF）では、ガ ス検知に対する機能安全要求にIEC 61508とIEC 61511に準じたガイドライン（OLF-070）を策定しており、Chapter A.9 Gas detectionでは、有線、無線問わずガス検知システムには、SIL2が要求されています。ドレーゲルは、世界で初め てSIL2無線ガス検知システムを、石油大手ノルウェーのスタットオイル社（現社名：Equinor ASA）カロンボー製油所拡 張工事プロジェクトへ納入しました。 ドレーゲル無線ガス検知器を使用したSIL2システム構成 約20億円であったイニシャルコスト試算が、無線計装を採用することによって約7億円までコストダウンを達成。過 去に蓄積された無線ノウハウによって事前準備から設置、調整、運用までのスムーズなプロジェクト遂行を実現し、 大幅な工期縮小、SILによって指標化された機能安全によってリスク管理が格段に改善、さらには社内のイノベー ション・改善アワードにもノミネートされました。

無線ガス検知ネットワークのユニーク最新機器<デュアルゲートウェイ> 2極化している工業用無線の最大の悩みは、どちらの無線プロトコルを採用するかではないでしょうか。 それぞれ特性があるためアプリケーション毎に使い分けることがベストですが、インフラ構築のため2種類の ゲートウェイを設置するハードルが高く、なかなか実現できないケースがあります。ドレーゲルは、「デュアル ゲートウェイ」を最新の無線ソリューションとしてご提供しています。 ISA100 Wireless、およびWirelessHART機器で あれば、温度センサからガス検知器まであらゆる 無線フィールド機器を簡単に統合することができ （※1）、有線では難しいアプリケーションでもフレ キシブルに無線計装システムを構築することが 可能です。 オールインワンタイプを採用することにより、初 期費用を抑えるだけでなく、ISA100 Wireless、 WirelessHART機器を各最大100台（※2）接続する ことが可能、様々な産業、アプリケーションに適 用することが可能です。 ※1 プロトコル別に2つの無線ネットワークを構築 します。 ※2 データ収集周期（publish rate）とデバイス ルールに依存します。 ISA100 Wireless/WirelessHART デュアルゲートウェイ VR950 ※非防爆仕様 無線規格 2.4GHz ISMバンド、IEEE802.15.4 無線プロトコル ISA100.11a、およびWirelessHART 技術基準適合証明番号 第2条19号に規定する特定無線設備/NO. 003-130207 標準アンテナ IGX-1023NXX8-550 3dBi ※6dBiのリモートアンテナのオプション有（同軸ケーブルは10mもしくは20m） 最大接続無線機器 ISA100 Wireless 100台（※） WirelessHART 100台（※） ※理論値、データ収集周期（publish rate）とデバイスルールに依存します 供給電圧 定格DC24V 消費電力 8.5W ～ 10W 使用温度 -40℃～ 60℃ 使用湿度 0%R.H. ～ 95%R.H. I/O Ethernet 10/100 Base-T（VR950 Webサーバー） Modbus TCP/IP（外部出力） 重量 約2kg サイズ 215(W) X 250(H) X 86(D) アンテナ、ケーブルグランド部分は除く ISA100 Dual Gateway VR 950

全製品、機能、またはサービスがすべての国で販売されているとは限りません。 記載された商標は、一部の国でのみ登録されており、この資料が公開される国で登録されているとは限りません。 現在の状況については、 www.draeger.com/trademarks でご覧ください。 記載内容は、予告なく変更する場合があります。 本社 Drägerwerk AG & Co. KGaA Moislinger Allee 53–55 23558 Lübeck, Germany www.draeger.com ドレーゲルジャパン株式会社 東京本社 大阪営業所 〒 141-0021 〒564-0062 東京都品川区上大崎2–13– 大阪府吹田市垂水町3–3–17 17 目黒東急ビル 4F Tel 06-6310-7550 Tel 03-6447-7171 Fax 06-6310-7556 Fax 03-6447-7170 東京サービスセンター 〒135-0047 東京都江東区富岡2-4-10 Tel 03-5245-2390 Fax 03-5245-2226 PDF-10501| 20.6-15 | JP | CSM | 内容は予告なく変更される場合があります | © 2020 Drägerwerk AG & Co. KGaA