1/11ページ
ダウンロード(5.5Mb)
医薬品製造用ガス検査キット『マルチテストメッド』 ※デモ機貸出
ドレーゲルの『マルチテストメッド/ MultiTest med』は、米国薬局方(USP)や欧州薬局方(EP)などの
品質基準に基づいた医療ガス検知が行える検査キットです。
圧力調整器やオイルインパクタ、バブルテストホース、検知管などの
検査に必要な機器がキャリーケースにまとめられており、持ち運びが手軽。
圧縮空気(酸素、空気、笑気(N2O)および窒素ガス)の中に含まれる
水蒸気、一酸化炭素、二酸化炭素、硫化水素、二酸化硫黄、窒素酸化物のほか、
油などの汚染物の濃度分析が1台で簡単かつ迅速に行えます。
【特長】
■医薬品包装など品質管理の効率向上に
■不純物検出は1成分•複数成分同時どちらでも可
■一般の油のほか合成潤滑油の検知にも対応
■総重量は3.0kgで手軽に持ち運び可能
■付属アダプターを取り付けることで海外でも使用可能
※デモ機貸し出し可能!お気軽にお問い合わせください。
※詳しくは、「PDFダウンロード」より製品資料をご覧ください。
お問い合わせもお気軽にどうぞ。
このカタログについて
ドキュメント名 | 医薬品製造用ガス検査キット『MultiTest med』製品概要・使用方法紹介資料 |
---|---|
ドキュメント種別 | ハンドブック |
ファイルサイズ | 5.5Mb |
登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
Page1
医薬品製造用ガス品質検査キット
ドレーゲル Multi-test Med のご紹介
ドレーゲルジャパン株式会社
Page2
Multi-test Med
概要
Multi-test medとは?
医療ガスの純度を検査する装置
医療用供給装置の要件を満たすよう設計されています。
– European Pharmacopoeiaに準拠したガス中不純物測定が可能
測定のために必要なものがすべて入ったキット
–ガス配管:供給圧力が1MPa以下の場合(10bar以下)
–対象ガス:酸素、空気、笑気(N2O)およびN2中の不純物
–測定対象不純物
測定対象不純物
油分 水分
CO
(Oil) 2 SO2 H2S NOx CO
(H2O)
N2 No Yes No No No Yes Yes
O2 No Yes No No No Yes Yes
測定対象ガス N2O No Yes No No Yes Yes Yes
CO2 No No Yes Yes Yes Yes Yes
Air Yes Yes Yes No Yes Yes Yes
2 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page3
原理
3barのガスを流した時に
で示す部分にオリフィ
スが入っていて、所定の流
速で流れるようになってい
る。
それぞれの検知管は、所定
の体積のガスが通過したの
ちに不純物濃度を示すこと
ができる(目盛)
体積=流速x時間
3 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page4
Multi-test Med
製品の梱包物
4 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page5
Multi-test Med
使用方法の概要-1
ガス配管(<1MPa)に圧力調整器を取り付けます。
お客様のガス配管末端継手をG1/4ネジに取り付けるアダプタをご用意ください。
お客様のガス配管系へ
+
G1/4オネジ
5 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page6
Multi-test Med
使用方法の概要-2
検知管ホルダを圧力調整器に取り付けます。
測定ガスを流して(供給配管のバルブを開け
る)圧力調整器が3barに設定されていることを
確認します。
–注)圧力調整器の設定値が3barでない場合は、
正確な測定ができません。
6 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page7
Multi-test Med
使用方法の概要-3
バブルテストチューブを検知管ホルダの
検知管取付部の1つ(3)に差込み、
チューブの反対側の先端を水を張った容
器に漬けます。
しばらく使用しなかった場合は5~6分通
気してください。
順番に他の検知管ホルダに取付けて空気
の泡が十分に出ることを確認します。空
気の流れが少ない場合は、検知管ホルダ
を洗浄して、空気の流れを回復させてく
ださい。
測定ガス配管の供給を止めます(配管の
バルブを閉めてください)。
7 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page8
Multi-test Med
使用方法の概要-4
オイルインパクタをオイルインパクタ
アダプタに取り付けます。 保護シー
ルは測定が終了するまで取り外さない
でください。
検知管ホルダーのOilの位置に、オイル
インパクタをアダプタごと取り付けま
す。
8 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page9
Multi-test Med
使用方法の概要-5
検知管の両端を開封します。
検知管ホルダーのそれぞれの位置に、
上記の方法で開封した検知管を取り付
けます。
注)オイルインパクタの保護シートは、
測定が終わるまで取り外さないでくだ
さい。
注)水分測定用の検知管は、使用開始
直前に開封するようにして下さい。
9 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page10
Multi-test Med
使用方法の概要-6
タイマーは下記のTest timeに設定します(下記例は測定ガス=空気)。
ガス供給配管のバルブを開け、タイマーのカウントを開始します。
– 2.5分経過後にNOx検知管のみを外します。
– 5分経過後にオイルインパクター、CO2,SO2(1-25ppmの範囲で測定の場
合)、COの検知管を外します。
– 10分経過後に、SO2(0.25-1ppmの範囲での測定の場合)、水分用検知管を
外します。
10 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012
Page11
測定結果の読み取り
検知管の変色長さで濃度を読み取ります
オイルインパクタの保護シールは測定終了
後に取り外します。
11 | 4 Titel of presentation | Author of presentation | 12/12/2012