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【CSEトレーニング導入事例】関東電化工業株式会社様

事例紹介

閉鎖空間トレーニング導入事例紹介〈関東電化工業株式会社様〉

当社の閉鎖空間への正しい理解と安全な入槽作業のトレーニングを実施いただいた事例を紹介します。

製造プラントを持つ企業にとって、規制と正しい安全知識に基づいた
作業プロセスを遵守することは重要な課題です。

化学メーカーの関東電化工業株式会社では当社の『閉鎖空間トレーニング(CSEトレーニング)』を導入し、
閉鎖空間における作業工程をはじめ、個人用防護具やガス検知器の使用方法を作業員に周知させ、安全第一の運営を進行しています。

【閉鎖空間(CSE)トレーニングの学習内容】
■労働安全衛生規格
■閉鎖空間の認識
■閉鎖空間がもたらす危険有害性
■閉鎖空間における大気の危険有害性
■閉鎖空間の管理
■作業許可
■リスクアセスメント
■装備/個人用保護具
■実用的アセスメント
■応急処置

※より詳しくは、PDF「導入事例資料」をダウンロードしてご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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このカタログについて

ドキュメント名 【CSEトレーニング導入事例】関東電化工業株式会社様
ドキュメント種別 事例紹介
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登録カテゴリ
取り扱い企業 ドレーゲルジャパン株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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ゼロ災害を目指して ― 閉鎖空間への 正しい理解と安全な入槽作業のトレーニング 製造プラントを持つ企業にとって、規制と正しい安全知識に基づい た作業プロセスを遵守することは重要な課題です。化学メーカーの 関東電化工業株式会社ではドレーゲルのCSEトレーニングを導入 し、閉鎖空間における作業工程をはじめ、個人用防護具やガス検知 器の使用方法を作業員に周知させ、安全第一の運営を進行していま す。 D-36256-2021
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背景 「関東電化工業株式会社は1938年に創業された日本の化 学・工業メーカーです。高純度のフッ素を効率よく大量に発 生させるフッ酸電解技術、および電池材料製品、医農薬原料 等幅広い応用分野を持つフッ素関連技術を持ち、特殊ガス 製品、電池材料製品、基礎化学品製品、鉄系製品など、様々な 製品を生産しています。 製品の生産工程には閉鎖空間への入槽作業が発生するも のの、これまで閉鎖空間に特化したトレーニングは一般的に 提供されておらず、有資格者の作業員であっても現場で作 業を習得するという状況にありました。そこで、ドレーゲルが 提供する閉鎖空間作業トレーニングで普段の作業手順に潜 む危険を明確にし、安全に配慮した閉鎖空間作業ができる よう座学と安全を確保した実技によるトレーニングプログラ ムが行われました。 2 D-3915-2021 D-3911-2021
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ゼロ災害を目指して -閉鎖空間への正しい理解と安全な入槽作業のトレーニング ソリューション 今回導入されたドレーゲルのCSEトレーニングは、世界各国 本トレーニングでは閉鎖空間での作業時における製品の選 の石油・化学メーカーに採用されている実績を持ち、2005年 択および使用方法、規制、リスク、作業プロセスを学ぶことが から本国ドイツでスタートし、2020年から日本でも開催が可 できます。トレーニング内容は座学とハンズオンの実習によ 能になりました。 り構成されています。実習では閉鎖空間を模した模擬タン クを搭載した移動型のトラックを利用し、安全が確保された CSEとはConfined Space Entryの頭文字をとった名称で、入 状態で作業時の具体的な取り組みを確認することができま 槽とよばれる閉鎖空間への立ち入りを指します。日本におい す。ユーザー目線に立ったトレーニング内容の設計も可能 ても多くの業界で入槽作業が存在し、例として酸素欠乏と硫 で、今回は、空気呼吸器を使用した避難を想定したトレーニ 化水素中毒という観点から入槽作業の規定が設けられてい ング内容が組まれ、お客様のご要望と調整を図り1日での開 ます。労働安全衛生法では、酸素欠乏と硫化水素中毒の危 催となりました。 険が伴う作業を行う作業員は、国家資格(酸素欠乏・硫化水 素危険作業主任者)の保有が義務付けられています。 3 D-3916-2021
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トレーニングへのフィードバックと今後の展望 今回のトレーニングは群馬県渋川市の渋川工場で行われま ほか、トレーニング参加者の皆様からは実際の作業を担当 した。渋川工場で働く従業員は協力会社含めて約600名で、 する前にトレーニングを経験できてよかった、入槽手順や慣 本トレーニングは安全教育の一環として導入されました。参 れない空気呼吸器の使い方をあらためて確認出来る、作業 加人数は8名、構成は現場作業者の方およびこれから現場 経験がある熟練者にとってもトレーニングは良い確認とな に入られる方など、参加者の業務経験も様々でした。座学で る、短く要点をまとめて1日くらいで開催されると様々なメン は閉鎖空間とその危険性を洗い出し、豊富な事例とともに バーが参加しやすい、などのコメントも聞かれました。 何がどのように危険なのかを説明し、実際の呼吸器やフル ハーネスの正しい装着方法の確認をしました。 危険が伴う製造拠点での作業だからこそ、常に安全第一の 進行が求められています。作業従事者の皆様の安全に寄与 実習では、保護具を着装しての入槽手順の確認、プローブを する製品やサービスの提供を通じて、これからもドレーゲル 使ったガス検知器の使用、入槽時の危険性の確認や避難時 はお客様のビジネス運営に貢献します。 の呼吸器装着トレーニングが行われました。 特に、ガス検知器の警報発報を確認後、トレーニング用タン ク内の暗い環境下で、すみやかに避難用空気呼吸器を着装 “従業員の安全が最も大事です。我々は酸素欠乏危険 し、タンク内部から避難するという訓練は、非常に臨場感の 作業主任者の資格は持っているものの、このような実 あるものでした。 技を行うことはないのでトレーニングを開催してよか ったです。今回はリーダーを中心に参加していますが、 今後は若手メンバーの参加ができればと思います。 避難については、避難用空気呼吸器のボンベをつけて 避難をするという実習を通じて、避難手順の確認がで きました。 弊社は高圧ガスの製造工場ですので、空気呼吸器を つけた研修をしなければならないのですが、本トレー ニングは群馬県や所轄の消防署への報告書のエビデ ンスとしても利用できます。” (関東電化工業株式会社 渋川工場 安全環境保安部 マネージャー 武藤利彦様) IMPRINT Drägerwerk AG & Co. KgaA Moislinger Allee 53–55 23558 Lübeck, Germany www.draeger.com 4 D-3917-2021 91 11 429 | 21.10-1 | HQ | PP | 内容は予告なく変更される場合があります | © 2021 Drägerwerk AG & Co. KGaA