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【ホワイトペーパー】人作業のIT化から始める製造現場DX

ホワイトペーパー

DXが推進されている製造現場で取り残されがちな人作業に着目せよ! 屋内測位 hackke™ は人やモノの位置情報を高精度に可視化し製造現場の効率化・生産性向上を実現します。

近年、少子高齢化が進む日本では労働力人口の減少への対策が求められています。製造業ではそのアプローチとしてRPAやIoTの活用、装置導入などによる省人化および業務効率改善が進められています。一方で変化する市場にあわせた柔軟なモノづくり、少量多品種生産が求められる現場では人が介在するほうが効率の良い「人作業」も欠かすことのできない重要な存在となっています。しかしそのシステム同士を柔軟につなぐ役割の人作業はIT化する適切なツールがないために現場のDX推進の中で取り残されることが多くなっています。製造現場で重要性を増す人作業のIT化をどのように始めるのか。ピクシーダストテクノロジーズは屋内高精度測位技術『hackke™』で人やモノの位置をデジタル化し生産効率向上や自動工数集計に役立てることから始める製造現場のDXご提案いたします。

このカタログについて

ドキュメント名 【ホワイトペーパー】人作業のIT化から始める製造現場DX
ドキュメント種別 ホワイトペーパー
ファイルサイズ 2.9Mb
登録カテゴリ
取り扱い企業 ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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人作業のIT化から始める 製造現場DX 下記のようなお悩みをお抱えの方々へ  製造現場の責任者として業務効率化を進めなければならない が、どのように取り組めば良いか分からない方  製造現場の従業員として働いているが、業務がアナログで効率 が悪いと感じている方  製造業の本社スタッフとして現場の業務効率化を進める役割が あるが、現場の状況の可視化に困っている方 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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製造現場で"人作業"のIT化が必要な背景 PxDTが提案するIT化支援ツール 人・物の屋内位置のデジタル化ツール Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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製造現場で"人作業"のIT化が必要な背景 近年、少子高齢化が進む日本では労働力人口の減少への対策が求めら れています。製造業ではそのアプローチとしてRPAやIoTの活用、装置 導入などによる省人化および業務効率改善が進められています。 一方で変化する市場にあわせた柔軟なモノづくり、少量多品種生産が 求められる現場では人が介在するほうが効率の良い ”人作業” も欠か すことのできない重要な存在となっています。 日本の年齢推計 出典:「人」が主役となる新たなものづくり(産業競争力懇談会 COCN、2018.2.21) 世界の生産年齢推計 出典:「人」が主役となる新たなものづくり(産業競争力懇談会 COCN、2018.2.21) Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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それでは製造現場DXにおける人作業が残存する領域、人作業で進 めたほうが効率の良い業務とはどういうものでしょうか。 まず業務は定型業務と非定型業務に分けられます。 定型業務はマニュアル化が可能であり、手順に従って同じことを同 じように進めることが求められるため比較的IT化・装置化を進めや すい領域です。しかし定型でありながら導入効果が投資に対して十 分見込めない場合などのIT化難易度が高い領域が存在します。例え ば機器の組立工程で装置導入により自動化しようとすると導入コス トが高すぎたり、装置では些細な変更への柔軟な対応できず人で対 応したほうが 安上りになるといった状況が想定されます。このよう なIT化難易度が高い領域が人作業の残る領域といえます。 非定型業務としては、マニュアル化できない柔軟な対応が必要な業 務、想定外のトラブルへの対応などが挙げられます。近年AIの発展 により非定型業務の中でもIT化が進められる領域は広がっています が未だ技術的にIT化が難しい場合や簡単なことでも発生頻度が低く 都度異なる対応が必要となる場合などに人の対応でまかなうことに なります。このような非定型度の高い業務も人作業で対応すること が合理的判断となる領域だといえるでしょう。 業務の分類 • 業務のマニュアル化が難しく、その都度異なる方法や対応が求 非定型業務 められるもの (例) 作業指導、トラブル対応 • 業務のマニュアル化が可能であり、作業の内容や手順がルーチ 定型業務 ン化できるもの (例) 作業報告書、定期現場巡回 IT化難易度 • 導入のハードルが高い IT化難易度:高 (例) データ化ができない、投資対効果が見合わない IT化難易度:低 • 導入のハードルが低い (例) データ化可能、投資対効果が分かりやすく、手ごろである Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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先述の「業務の分類」を縦軸、「IT化難易度」を横軸として、DX化の 対象領域は下のように図示することができます。IT化の難度が高い業 務および非定型度の高い業務であるA領域が人作業が多く残る領域と 定義することができます。この領域はDX推進において取り残されがち ですが人の関わりの強い業務であるため業務効率化や生産性向上を目 指す中で何らかのIT化によるデータ収集、データ活用は必須となると 考えます。私たちピクシーダストテクノロジーズ(PxDT)は、そんな 人作業のためのITツールをご提供します。 DX化の対象領域 非定型業務 A B IT化難易度:低 IT化難易度:高 定形業務 • 人同士のコミュニケーションや、熟練者による作業サポートや指示、高 度技能が必要な業務など人が中心の業務領域 A • IoT導入による異常情報等の人によるリアルタイム把握、予兆保全情報 の共有、リモートメンテナンスおよび設備遠隔監視 • 人の作業内容や作業時間の分析をすることによる労働効率、環境の改善 • 機械やシステムが中心の業務領域 B • IT導入によるバックオフィス業務の自動処理(在庫、受発注等) • ロボット・AGVなどの導入による定型的且つ繰り返し型作業の自動化 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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製造現場で"人作業"のIT化が必要な背景 PxDTが提案するIT化支援ツール 人・物の屋内位置のデジタル化ツール Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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IT化支援ツール 人・物の屋内位置情報管理ツール 現在、設備装置のIoT化や業務のIT化によって設備や工程の可視化は 進んでいますが、人作業における領域ではまだまだ可視化が進んで いません。 屋内測位技術はその一つの解決策となります。作業者やモノの位置 を高精度測位することで、各工程での自動作業時間集計や資機材等 のモノ探し時間の短縮、動線分析での稼働管理などにご使用いただ けます。人やモノの位置可視化による分析では作業場所レイアウト の改善等、データに基づいた対策も可能です。 PxDTのツール活用によるIT化のポイント 人作業を可視化・分析し、改善をすることで 低ストレスで労働効率の良い環境作りを実施! ■ 自動作業工数集計(人、場所、時間) ■ 人、モノの動線分析(人、場所、時間) ■ 人、モノの位置表示で探す時間の短縮 ■ 人の作業効率改善 ■ 適切なIT、機械システムのサポート検討 ■ 作業性、効率のよいレイアウト検討 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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製造現場におけるツール活用シーン シーン1 自動工数集計 作業位置に基づく作業工数の 自動算出 • 製造ラインにおける従業員の位置を可視化することで、位置情報から 誰がいつ、どこで作業したかを自動記録することが可能です。人によ る作業時間の偏りを把握し実態に基づく工数見積りに役立ちます。 シーン2 動線情報活用 生産・作業効率改善、 資材・機材の適切位置検 討立ち入り禁止確認 • 人・モノの動線(位置情報により把握)を確認し、チョコ停の発生 位置や対応頻度、滞留位置/時間などを把握できます。それにより 適切なレイアウトの検討、作業の改善等が期待できます。 シーン3 従業員・資機材マネジメント 資材、機材位置、人・モノの所在 チェック • 従業員や重要な資機材(例:フォークリフト等)の所在地をリアル タイムでデジタル化し、探索にかかる工数や作業時間のロスを防ぐ ことが出来ます。 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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高精度屋内測位システム hackke™(ハッケ)とは? BluetoothのAoA方式ベースの独自アルゴリズムで実現した高精度な 測位システムです。従来の低精度Bluetoothによる測位システム (ビーコン等)と比較して精度がおよそ10倍向上し、 製造現場における人作業のIT化に大きく貢献することが可能です。 • 現場において、Locatorを設置いただき、位置情報を取りたい人・モノに Tagをつけることで、現場内での位置情報等を可視化することが可能です。 • 他の手法と比較して、精度・コストの面で優位性があるセンサシステムです。 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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hackkeのシステム構成 位置測位センサで情報を収集し、hackke coreで解析した上でhackke console(ブラウザ)において情報表示が可能です。また、解析した 情報をAPIで提供し、外部アプリケーションで活用いただくことも可能 です。 ハードウェアはロケータとタグ型アセットの2点です。 ロケータ タグ型アセット hackke Locator hackke Tag hackke専用の測位ロケータ hackke専用の測位タグ 通信:10BASE-T/100BASE-TX, Wi-Fi(802.11 b/g/n) 電源:リチウムコイン電池(CR2450) 電源:ACアダプター,PoE 連続稼働時間:約2年間(使用環境により前後します) 動作温度 [℃]:-30~55 動作温度 [℃]:-20~55 防水・防塵:IP55 防水・防塵:IP55 サイズ[mm]:252×233×50 サイズ: 53×45×14.8 [mm] 重量 [kg]:0.85(施工治具含まず) 重量 [g]:40(電池含む) Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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hackkeの特徴 特徴1 柔軟なロケータ設置 目標精度に応じて、ロケータの設 置頻度を柔軟に調整できるので機 器コストを最小化できます。 特徴2 大面積空間への対応 複数の測位データがシステム内で 統合されるので、大面積空間内も 対応可能です。 特徴3 保護等級IP5xクラスの実現 工事現場のような厳しい環境でも 運用が可能です。 特徴4 シンプルな初期設定 従来の測位システムのような、細 かな設定がいらず、簡単に導入で きます。 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.
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Information hackke™ WEBサイト https://pixiedusttech.com/product/hackke/ ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 【本社】 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号 住友不動産水道橋西口ビル 4F 【研究拠点】茨城県つくばみらい市板橋3022-1 代表取締役 落合陽一 村上泰一郎 設立 2017年5月10日 Copyright (C) Pixie Dust Technologies, Inc.