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一般産業、電気鉄道に対応した各種保護要素を装備。
DMR-Proは、保護・制御・計測を一体化した受変電設備用の保護リレーです。設備の電力系統において発生する電力や電流・電圧の急激な変化を検出し遮断器など開閉器を制御して、影響を最小限に抑えます。最大4点の保護要素を実装し、一般産業 (50, 51, 27) や電気鉄道 (47, 84) など様々な受変電設備にご使用いただけます。
・保護・制御・計測を一体化。受配電設備に必要な保護機能を最大4要素、メータなど複数の計測機能、遮断器の制御機能を1台に集約。省スペース化、設計、組み立て工数低減を実現。
・表示機能を充実。高輝度の白色バックライト採用により、視認性を向上。大型LCDで4要素同時計測、事故発生時の検出値など様々な情報の表示が可能。
・高信頼性の設計。電力用規格B-402 (平成28年5月改定) に準拠。トリップ回路の二重化、フェールセーフ機能により、誤動作を防止。遮断器の『入』『切』操作は、二挙動方式を採用。
・豊富なラインナップ。用途に合わせた5機種をラインナップ。ZCTはJEC・JIS規格品が使用可能。負荷容量変更時でもCT交換不要となる広域CTなど幅広い入力に対応。
・多彩な保護特性。過電流保護特性は、一般的な限時に3段の階段限時を加えた6種類を搭載。保護協調の制約が厳しい設備においても柔軟な対応が可能。
・作業性・保守性の向上。着脱式端子台、コネクタの採用により、配線作業工数の低減が可能。2種類の試験モードを装備し、定期点検時の試験時間短縮に貢献。
このカタログについて
ドキュメント名 | 保護継電器ディジタルマルチリレー DMR-Pro |
---|---|
ドキュメント種別 | 製品カタログ |
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登録カテゴリ | |
取り扱い企業 | 株式会社第一エレクトロニクス (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
この企業の関連カタログ
このカタログの内容
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ディジタルマルチリレー
MULTI-FUNCTION DIGITAL RELAY
保護・制御・計測を一体化
一般産業、電気鉄道に対応した各種保護要素を装備
電力用規格 B-402準拠
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ボックス
トランスデューサ 交流電力トランスデューサ WTT2-92A-□□
2 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 表紙 | 8.0 | 670948e
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DMR-Pro 目次
安全上のご注意......................................................... 4
保証とサービスについて.......................................... 5
システム構成例......................................................... 6
機種一覧.................................................................... 7
共通仕様.................................................................... 8
保護特性.................................................................. 14
各部の名称と機能 / 端子構成................................ 15
受変電設備用
受電用 DMR-F............................................. 18
DMR-RR......................................... 20
フィーダ用 DMR-F............................................. 22
DMR-FR.......................................... 24
母線用 DMR-B............................................ 26
主変二次用 DMR-S............................................ 28
受変電設備用 広域CT対応
フィーダ用 DMR-FW......................................... 30
主変二次用 DMR-SW......................................... 32
関連製品
広域CT (広域貫通型変流器)................................ 34
AC電源バックアップユニット............................ 36
DMR用コネクタ付ケーブル................................ 38
9987cc5 | 8.0 | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 目次 | 株式会社第一エレクトロニクス 3
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DMR-Pro 安全にご使用いただくために
安全にご使用いただくために
本カタログ掲載の製品のご使用にあたっては、以下の事項を必ずお守りください。
また、製品には取扱説明書を同梱しています。 ご使用の前に取扱説明書を必ずお読みください。
■ 使用環境条件について ■ 使用前準備について
本製品をご使用される環境については、下記の常規使用状態 ●本製品をご使用する前に、測定レンジや保護検出の整定お
の範囲内でご使用ください。 よび確認を行ってください。 整定に誤りがありますと保護
●制御電源電圧の変動範囲は、定格電圧の-20~+30% (直 検出の誤動作、誤不動作や、計測表示の異常 (誤差大) とな
流) 、±15% (交流) 以内。 る場合があります。
●周波数の変動は定格周波数の±5%以内。 ●整定項目については、取扱説明書をよくお読みのうえ、正
●周囲温度は-20~+60℃。ただし、結露・氷結が起こらな しく整定してください。
い状態。 ●本製品は、メンテナンス機能として各種テストモードを備え
●保管状態は使用状態に準じます。保管温度は-25~+60℃ ています。これらテストモードを実行中は、本来の保護機能は
を許容。 全て停止となりますので、通常ご使用される際は、これらテス
●相対湿度は日平均で30%~80%。 トモードから通常モードに戻してからご使用ください。
●標高は2000m以下。
●異常な振動 ■ イニシャル処理時間について
(16.7Hz 複振幅0.4mmを超過 ) 、衝撃
(300m/s2を超過) 、傾斜 (前後および左右に5°を超過) およ ●本製品のイニシャル処理時間は、制御電源投入から (制御
び磁界 (400A / m超過) を受けない状態。 電源電圧が変動範囲に収まってから) 約1秒程度の時間を必
●有害な煙またはガス、塩分を含むガス、水滴または蒸気、 要とします。またイニシャル処理中は、保護検出を行いませ
過度の‘ちり’または微粉、爆発性のガスまたは微粉、風雨に んので、上位との保護協調を取る際はご注意ください。
さらされない状態。 ■ 故障・異常時の処理について
■ 周囲での無線機の使用について ●本製品に異常が生じた場合は、電源および入力を止め、使
●携帯電話、PHS、無線LAN (2.4GHz, 5GHz) については接 用を中止し、当社または販売店までご連絡ください。
触、5Wのトランシーバ (150MHz, 430MHz) については距 ●分解や改造を行なった場合、保証の対象から外れますので
離30cmで誤動作のないことを確認していますが、無線機は ご注意ください。
できる限り本製品より離してご使用ください。 ■ 保守・点検について
■ 取り付けについて ●表面の汚れは、柔らかい布等で軽く拭き取ってください。
●LCDは、見る角度 (視野角) によりコントラストが変化しま
す。最適な視野角となる位置へ取り付けてください。 ■ 廃棄について
●取り付けパネルの厚さは6mm以下としてください。 ●本製品を燃やしますと環境に悪影響を与えます。本製品を
●パネルへの取り付けは、付属の取付具 (4個) を使い、締め 廃却する場合は、産業廃棄物 (不燃ゴミ) としてください。
付けトルクは0.59~1.08N•m (6~11kg•cm) の範囲で取り ●本製品は水銀部品、ニッカド電池は使用していません。
付けてください。
●雨、水滴、直射日光の当らない場所に取り付けてください。
●本体前面のLCDには、衝撃を与えないでください。 故障 危険
や破損の原因となります。 感電注意
■ 接続について
●安全のため、接続は電気工事、電気配線などの専門の技術 取り付けや配線を行う時は取扱説明書を参照のうえ、下記
を有する人が行ってください。 注意事項を守り、専門技術を有する人が行ってください。
●端子台はねじ止め構造となっていますので、必ず圧着端子 ① 結線は結線図を確認のうえ行ってください。不適切
を使用して、締付トルクを守り正しくねじ止めを行ってくだ な結線はCTの二次側に高電圧が発生するなど、機器
さい。締付トルク: 0.8~1.0N・m (8~10kg・cm) の故障や焼損、火災の原因となります。
●端子台は端子カバー付きです。 感電防止のため、作業終 ② 活線作業は禁止してください。感電・機器の故障・焼
了後は必ず端子カバーを取り付けてください。 損・火災・ガスなどの爆発の原因となり、大変危険で
●コネクタの接続には、付属または別売のDMR用コネクタ す。活線状態での端子台の取り外しは行わないでく
付ケーブルをご使用ください。お客様で製作する場合は、適 ださい。CT二次回路の開放により高電圧が発生し、
合するコンタクト、ハウジング、圧着工具をご用意ください。 感電やCT破壊の恐れがあります。
③ 端子カバーは感電防止のために取り付けてあります
ので、作業終了後は必ず端子カバーを取り付けてく
ださい。
4 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 安全にご使用いただくために | 8.0 | 044193f
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DMR-Pro 保証とサービスについて
保証とサービスについて
■ 保証期間
本製品の保証期間は、製品出荷後1年とします。
■ 保証範囲
上記、保証期間内における故障については、取扱説明書に
従った製品仕様範囲内の正常な使用状態で発生した場合につ
いてのみ、交換または修理を無償にて行わせていただきます。
ただし、ご返送いただく場合につきましては、送料ならびに
梱包の費用はご注文主のご負担となります。
また、以下に該当する場合は、これら保証範囲の対象外とな
ります。
(1) 製品仕様範囲外の取り扱い、使用により故障した場合。
(2) 故障の理由が本製品以外の理由による場合。
(3) 当社以外による改造または修理により故障した場合。
(4) 天災、災害など、納入側 (当社または販売代理店) の責で
はない原因により故障した場合。
なお、ここでいう保証とは、本製品単体にのみ適用されます。
従いまして、本製品の運用および故障により発生した損害、
損失、逸失利益等につきましては、いかなる責任も負いかね
ますので、あらかじめご了承ください。
■ サービス
本製品の価格には、下記サービス費用は含まれておりません。
ご要望により別途ご相談させていただきます。
(1) 技術者派遣 (試運転立ち会い、保守点検)
(2) 上記保証範囲外の理由による故障原因の調査および修理
(3) 保証期間外における故障原因の調査および修理
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DMR-Pro システム構成例
システム構成例
■ 特高受電 (一般計測用CT適用例) ■ 高圧受電 (広域CT適用例)
■ 特高受電(電気鉄道向け適用例) ■ 継電器要素説明
名称 器具番号 図記号 文字記号
過電流継電器 (瞬時) 50 OCR
過電流継電器 51 OCR
地絡過電流継電器 51G OCGR
地絡方向継電器 67 DGR
地絡過電圧継電器 64 OVGR
不足電圧継電器 27 UVR
過電圧継電器 59 OVR
反相継電器 47 -
電圧継電器 84 VR
6 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / システム構成例 | 8.0 | 7c2dbaa
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DMR-Pro 機種一覧
機種一覧
■ 機種一覧表
受変電設備用 受変電設備用
用途 広域CT対応
受電 フィーダ 母線 主変二次 フィーダ 主変二次
外観
形名 DMR-F DMR-RR DMR-F DMR-FR DMR-B DMR-S DMR-FW DMR-SW
組み合わせCT 一般計測用CT 一般計測用CT 一般計測用CT 一般計測用CT - - 一般計測用CT 広域CT 広域CT
電流検出 3CT 3CT 2CT 3CT - - 3CT 2CT 3CT
電圧検出 - 3VT - 3VT 2VT (1) 3VT 2VT (1) - 2VT (1)
零相電流検出 CT残留回路 CT残留回路 ZCT ZCT CT
(JEC / JIS) (JEC) - - - Z
(JEC / JIS) -
零相電圧検出 EVT - EVT/ZPD EVT EVT/ZPD EVT/ZPD - EVT/ZPD -
CB制御 ○ - ○ - ○ ○ ○ ○ ○
入, 切, トリップ ○ - ○ - ○ ○ ○ ○ ○
制御出力 入, 切 / トリップ, マスタ (ご指定) - (ご指定) - (ご指定) (ご指定) (ご指定) - -
トリップ, マスタ - ○ - ○ - - - - -
瞬時過電流 50 ○ ○ ○ ○ ○
R, S, T R, S, T R, T R, S, T - - ○ ○
R, S, T R, T R, S, T
過電流 51 ○ ○ ○ ○ ○ ○
R, S, T R, S, T R, T R, S, T - - ○
R, S, T R, T R, S, T
地絡過電流 51G ○ ○ - - - - - - -
地絡方向 67 (整定) - ○ ○ - - - ○ -
保護 地絡過電圧 64 - - - (整定) ○ ○ - - -
過電圧 59 - - - - ○ ○
TR RS, ST, TR - - -
不足電圧 27 -
○ - ○ ○ ○ ○
○ TR RS, ST, TR TR - TR
反相 47 - RS, ST, TR
(整定) - RS, ST, TR
(整定) - - - - -
電圧確立 84 - - - - - - -
電流 ○ ○ ○ ○ ○ ○
(瞬時, 最大) R, S, T R, S, T R, S, T R, S, T - - ○
R, S, T R, S, T R, S, T
電圧 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
(瞬時, 最大, 最小) RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR RS, ST, TR
電力 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
無効電力 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
計測 力率 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
周波数 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
電力量 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
無効電力量 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
零相電流 ○ ○ ○ ○ - - - ○ -
零相電圧
(瞬時, 最大) ○ - ○ ○ ○ ○ - ○ -
アナログ出力 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
パルス出力 ○ ○ ○ ○ - - ○ ○ ○
MODBUS - -
オプション ○ ○
CC-Link ○ ○ ○ ○ -
通信出力 (ご指定) ○ (ご指定) ○ ○ (ご指定)
J.NET - (ご指定) (ご指定) - (ご指定) - -
プロトコルA - - - - - -
注 (1) RSとSTの内部合成電圧TRによる検出。
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DMR-Pro 共通仕様
共通仕様
■ 一般仕様
項目 仕様
固有誤差 計測仕様参照
バーグラフ固有誤差 ±5% (スパンに対する%)
保護 基本波実効値演算方式
動作方式
計測 実効値演算方式 (電圧, 電流) , 基本波実効値演算方式 (零相電圧, 零相電流)
時分割掛算方式 (電力, 無効電力, 電力量, 無効電力量)
保護 20℃±20℃で許容誤差内, 20℃±40℃で許容誤差の2倍以内
温度の影響
計測 23℃±10℃で固有誤差内
JEC 2500: 2010, JEC 2501: 2010, JEC 2510: 1989 JEC 2511: 1995 JEC 2512: 2002, JEC 2518: 2015, JEC 2520: 2018
電力用規格 B-402 (平成28年5月改定)
準拠規格 JIS C 1102: 1997 JIS C 1111: 2006, JIS C 1216-1: 2009, JIS C 1263-1: 2009, JIS C 4602: 1986, JIS C 4609: 1990
TIA-485-A (2003)
MODBUS Application Protocol Specification V1.1b3
MODBUS Serial Line Protocol and Implementation Guide V1.02
表示更新時間 約1秒 (バーグラフは約0.25秒)
主監視 文字高 11mm 5桁
副監視 (左) 文字高 6mm 4桁
副監視 (中央) , (右) 文字高 6mm 5桁
LCD バーグラフ 30ドット
表示素子 / 構成 視野角 上, 下, 左, 右: 75°
バックライト LEDバックライト (白色)
常時点灯, 常時消灯, 自動消灯 (無操作10分後) 整定および明るさの整定可能
DMR-□,
LE DMR-□W 赤色×5点, 緑色×2点, 黄色×7点
D
DMR-□R 赤色×6点, 緑色×2点, 黄色×6点
① DC100/110V (DC80~143V) 13W 突入電流: 4A以下 (時定数 約17ms)
制御電源 ② AC100/110V (AC85~127V) 20VA 突入電流: 5.5A以下 (時定数 約17ms) いずれかご指定
制御電源の瞬断時間は20ms許容
電圧回路 0.5VA以下
入力消費VA
電流回路 0.1VA以下
電圧回路 定格電圧の2倍10秒間 (1回) , 1.2倍連続
CT回路,
CT残留回路 定格電流の40倍1秒間 (2回, 1分間隔) , 20倍1秒間 (2回, 10秒間隔) , 1.5倍30分間 (1回) , 1.2倍連続
過負荷耐量 電流回路
ZCT回路 定格電流の75倍1秒間 (1回) , 1.2倍連続
制御電源 定格電圧の1.5倍10秒間, 1.2倍連続
DC電源の場合, 定格電圧の1.5倍10秒間, 1.3倍連続
電気回路一括とアース間
入力 (交流入力とDI) , 出力 (アナログ出力とパルス出力とDO) と制御電源間
入力と出力間
交流入力とDI間
交流入力 (三相電圧, 三相電流, 零相電圧, 零相電流) 相互間
DOとアナログ出力, パルス出力, 通信出力間 DC500V 50MΩ以上
絶縁抵抗
アナログ出力, パルス出力と通信出力間
アナログ出力とパルス出力間
DI相互間
DO相互間
DO端子間 (極間) 装置異常 (b接点) は除く
アナログ出力相互間 非絶縁 (マイナス側コモン)
電気回路一括とアース間
入力 (交流入力とDI) , 出力 (アナログ出力とパルス出力とDO) と制御電源間
入力と出力間 AC2000V (50/60Hz)
1分間
交流入力とDI間
交流入力 (三相電圧, 三相電流, 零相電圧, 零相電流) 相互間
商用周波耐電圧 DOとアナログ出力, パルス出力, 通信出力間
アナログ出力, パルス出力と通信出力間 AC1500V (50/60Hz)
1分間
アナログ出力とパルス出力間
DI相互間
DO相互間 AC1000V (50/60Hz)
1分間
DO端子間 (極間) 装置異常 (b接点) は除く
電気回路一括とアース間
雷インパルス 入力 (交流入力とDI) , 出力 (アナログ出力とパルス出力とDO) と制御電源間 4.5kV 1.2/50μs
耐電圧 入力と出力間 正負極性 各3回
交流入力 (三相電圧, 三相電流, 零相電圧, 零相電流) 相互間
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DMR-Pro 共通仕様
■ 一般仕様 (つづき)
項目 仕様
三相電圧入力端子 (P1とP2) 間
三相電圧入力端子 (P2とP3) 間
三相電圧入力端子 (P1とP3) 間 (DMR-B 3VT仕様時)
雷インパルス 地絡電圧入力端子間 (ZPD仕様は除く) 3.0kV 1.2/50μs
耐電圧 正負極性 各3回
制御電源端子 (PとN) 間
DI端子間 (極間)
DO端子間 (極間) 装置異常 (b接点) は除く
(1) 静電気放電イミュニティ
気中放電 15kV, 接触放電 8kV
(2) 商用周波数イミュニティ
制御入力ポート 試験電圧 L-E間 300V L-L間150V 試験時間 10秒
(3) 減衰振動波イミュニティ
電源ポート 試験電圧 L-E間 2.5kV L-L間 2.5kV 試験時間 30秒
計器用変成器ポート 試験電圧 L-E間 2.5kV 試験時間 30秒
制御入出力ポート 試験電圧 L-E間 2.5kV 試験時間 30秒
通信ポート 試験電圧 L-E間 1kV 試験時間 30秒
(4) 電気的ファストトランジェント / バーストイミュニティ
電源ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV 試験時間 1分
計器用変成器ポート 試験電圧 L-E間 ±1kV 試験時間 1分
制御入出力ポート 試験電圧 L-E間 ±1kV 試験時間 1分
通信ポート 試験電圧 L-E間 ±1kV 試験時間 1分
(5) 方形波インパルスイミュニティ
電源ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV L-L間 ±2kV 試験時間 5分
計器用変成器ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV 試験時間 5分
制御入出力ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV 試験時間 5分
通信ポート 試験電圧 L-E間 ±0.5kV 試験時間 5分
ノイズパルス幅 1μs, 100ns幅, 繰り返し周波数 50Hzまたは60Hz
(6) サージイミュニティ
電源ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV L-L間 ±1kV 試験時間 1分×5回
計器用変成器ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV L-L間 ±1kV 試験時間 1分×5回
制御入出力ポート 試験電圧 L-E間 ±2kV L-L間 ±1kV 試験時間 1分×5回
イミュニティ 通信ポート 試験電圧 L-E間 ±0.5kV 試験時間 1分×5回
(7) 商用周波数磁界イミュニティ
連続磁界 強度30A/m 試験時間 60秒×1回
短時間磁界 強度300A/m 試験時間 2秒×3回
(8) 無線周波電磁界伝導妨害イミュニティ
電源ポート 試験電圧 L-E間 10V
計器用変成器ポート 試験電圧 L-E間 10V
制御入出力ポート 試験電圧 L-E間 10V
通信ポート 試験電圧 L-E間 10V
① 周波数掃引試験 0.15~80MHz 各周波数ステップにおいて0.5秒以上
② スポット周波数試験 27MHz, 68MHz 各周波数ステップにおいて10秒以上
(9) 放射無線周波電磁界イミュニティ
電界強度10V/m
① 周波数掃引試験 80~1000MHz, 1400~2700MHz
各周波数ステップにおいて0.5秒以上
② スポット周波数 80, 160, 380, 450, 900, 1850, 2150MHz
各周波数ステップにおいて10秒以上
上記イミュニティ試験において
(a) 保護機能: 誤動作のないこと。保護機能に関する不良を発生しないこと。
(b) 制御出力および継電器外部への表示出力: 誤制御出力および誤表示出力しないこと。
(c) 計測: 試験波形印加中に一過性の性能低下 (計測誤差±20%以内) を認めるが、試験終了後に正常の性能に自動的に回復すること。
(d) 継電器HI上の各種表示: 試験波形印加中に一過性の性能低下を認めるが、試験終了後に正常の性能に自動的に回
復すること。
HI: Human Interface
(e) データ通信: 試験中の一時的機能低下 (通信エラー) を認めるが、試験終了後正常機能に自動的に復帰すること。
(1) 耐久振動
掃引振動数範囲10Hz-55Hz-10Hz、変位振幅0.15mm、掃引回数5回、掃引速度1オクターブ / 分の振動を、装置を
使用姿勢に固定した状態で鉛直方向に加えたとき、電気的、機械的損傷のないこと。
試験後の誤差変動は規格値内のこと。
(2) 誤動作振動
振動・衝撃 ① 16.7Hz 複振幅0.4mm (前後, 左右, 上下) 各10分加振中、誤動作・誤表示がないこと。
② 10Hz 複振幅5mm (前後, 左右)、2.5mm (上下) 各30秒加振中、誤動作・誤表示がないこと。
この試験に先立ち、3~10Hzの振動数範囲に共振点がないことを確認し、共振点がある場合はその振動数で指定
の加速度 (前後、左右は9.8m / s2上下は4.9m / s2) を30秒間印加する試験を追加する。
(3) 衝撃
300m/s2 X, Y, Z方向 正逆各3回
性能および外観上、特に支障を生じないこと。
外形寸法 144×288×80mm (幅×高さ×奥行)
材質 ケース: 難燃性ABS (V-0)
外観色 黒 (マンセルN1.5)
質量 DMR-□: 約1.5kg, DMR-□W: 約1.8kg, DMR-□R: 約1.6kg
性能保証 0~40℃, 30~90% RH (結露しないこと)
動作値、動作時間などが許容誤差内であること。
使用温湿度範囲
動作保証 -20~60℃, 30~90% RH (結露しないこと)
動作値、動作時間などが許容誤差の2倍以内であること。
保存温度範囲 -25~60℃
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DMR-Pro 共通仕様
■ 計測仕様
固有誤差
計測要素 入力 測定レンジ アナログ出力 備考
表示 パルス出力
通信出力
DMR-□, 定格5A AC0~5A
AC5.00A~8.00kA (60レンジ)
電流 DMR-□R 定格1A AC0~1A CT一次値表示
(瞬時, 最大) ±1.0% ±0.5% DMR-□Wは40A整定時、フルスケー
定格1A AC0~1A AC200.0A~600A (9レンジ)
DMR-□W ルを20A~40Aに整定可能
定格0.5A AC0~0.5A AC40.0A~150A (11レンジ)
電圧 定格110V AC0~150V
(瞬時, 最大, 最小) AC150V~210.0kV (23レンジ) ±1.0% ±0.5% VT一次値表示
定格220V AC0~300V
定格 0~1kW
110V, 5A ±1kW
DMR-□, 定格 0~2kW 480W~1000MW
DMR-□R 220V, 5A ±2kW ±480~±1000MW レンジ選択 ±1.0% ±0.5% VT, CT一次値表示
電力 定格 0~200W
110V, 1A ±200W
定格 0~200W 16.00kW~180.0MW
110V, 5A ±200W ±16.00kW~±180.0MW レンジ選択
DMR-□W ±1.0% ±0.5% VT, CT一次値表示
定格 0~100W 3200W~48.0MW
110V, 0.5A ±100W ±3200W~±48.0MW レンジ選択
定格
110V, 5A LEAD / LAG 1kvar
DMR-□, 定格 LEAD / LAG LEAD/LAG360var~1000Mvar
DMR-□R 220V, 5A 2kvar レンジ選択
無効電力 定格
110V, 1A LEAD / LAG 200var ±1.0% ±0.5% VT, CT一次値表示
定格
110V, 1A LEAD / LAG 200var LEAD/LAG12.00kvar~180.0Mvar
レンジ選択
DMR-□W
定格
110V, 0.5A LEAD / LAG 100var LEAD/LAG2400kvar~48.0Mvar
レンジ選択
力率 LEAD0~1~LAG0 LEAD0~1~LAG0 入力40V (定格220V時は80V) 未満
LEAD0.5~1~LAG0.5 LEAD0.5~1~LAG0.5 ±2.0% ±2.0% または定格電流の2%未満の場合は
レンジ選択 力率1固定
周波数 45~55Hz 45~55Hz
55~65H 55~65Hz レンジ選択 ±0.5% ±0.5% 入力40V (定格220V時は80V) 未満
z の場合は0Hz固定
電力量 正電力「受電」のみ積算 表示: 整数位5桁 力率1: ±2.0%
乗率: 10の整数ベキ倍 力率0.5: ±2.5% 小数点以下3位まで拡大表示可能
無効電力量 正電力「受電」時の 表示: 整数位5桁
遅れ「LAG」無効電力のみ積算 乗率: 10の整数ベキ倍 ±2.5% 小数点以下3位まで拡大表示可能
ZCT (JEC) AC0~4A (/30mA)
AC0~4A ±1.5% ±1.5%
零相電流 (ZCT除く) (ZCT除く) ZCT一次値表示
ZCT (JIS) AC0~4A (/3.44mA)
(瞬時, 最大)
CT残留回路 AC0~5A (AC0~1A) 電流測定レンジと同じまたは
AC10A, 30A, 50A, 100A, 200A ±1.5% ±1.5% CTまたはZCT一次値表示
AC0~110V
EVT ±1.5% ±1.5% EVT一次値表示
零相電圧 AC0~190V
(瞬時, 最大) 電圧測定レンジ選択による
ZPD AC0~1V ±5.0% ±5.0%
(ZPD除く) (ZPD除く) ZPD一次値表示
● 電流測定レンジ ● 電圧測定レンジ
定格一次電流 (1) 電圧測定レンジ (定格一次電圧)
5.00A 25.00A 100.0A 250A 1000A 2.00kA 6000A 150.0V (110V) 3000 (2200V) 30.0KV (22kV)
10.00A 25.0A 100A 300.0A 1.00kA 2500A 6.00kA 150V (110V) 3.00kV (2200V) 45.0kV (33kV)
10.0A 30.00A 120.0A 300A 1200A 2.50kA 7500A 300.0V (220V) 4500V (3300V) 90.0kV (66kV)
12.00A 30.0A 120A 400A 1.20kA 3000A 7.50kA 300V (220V) 4.50kV (3300V) 105.0kV (77kV) (4)
12.0A 40.0A 150.0A 500A 1500A 3.00kA 8000A 600V (440V) 9000V (6600V) 150.0kV (110kV)
15.00A 50.0A 150A 600A 1.50kA 4000A 8.00kA 627V (460V) (2) 9.00kV (6600V) 180.0kV (132kV)
15.0A 60.0A 200.0A 750A 1600A 4.00kA 655V (480V) (2) 15.00kV (11kV) 210.0kV (154kV)
20.00A 75.0A 200A 800A 1.60kA 5000A - 1500V (1100V) 18.82kV (13.8kV) (3) -
20.0A 80.0A 250.0A 900A 2000A 5.00kA 注 (2) バーグラフのフルスケールは600Vとなります。
注 (3) バーグラフのフルスケールは18.00kVとなります。
(1) DMR-□W (広域CT対応) の場合は、太枠内のレンジとなります。
定格一次電流 (4) バーグラフのフルスケールは120.0kVとなります。
40A整定時は、フルスケールを20~40Aから選択可能です。
10 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 共通仕様 | 8.0 | 579be48
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DMR-Pro 共通仕様
● 電力, 無効電力測定レンジ ● 電力, 無効電力, 力率の極性
電力、無効電力測定レンジは、電圧測定レンジ (VT比) と
電流測定レンジ (CT比) より自動的に決まります。定格電力
(VT比×CT比) を100%とした場合、電力は40~115%、無
効電力は30~115%の範囲で下表の中から測定レンジを選択
することができます。
整定可能な電力、無効電力測定レンジ (×10n)
1.□ 1.0 / 1.2 / 1.4 / 1.5 / 1.8 6.□ 6.0 / 6.4
2.□ 2.0 / 2.4 / 2.5 / 2.8 7.□ 7.2 / 7.5
3.□ 3.0 / 3.2 / 3.6 8.□ 8.0 / 8.4
4.□ 4.0 / 4.2 / 4.5 / 4.8 9.□ 9.0 / 9.6
5.□ 5.0 / 5.6 -
■ 外部シーケンス仕様
● DI
仕様
項目
DMR-□, -□W DMR-□R
DI1 CB-入アンサー 入力中は「入」LED点灯 CB-入アンサー 入力中は「入」LED点灯, 感度低下機能にも使用
DI2 CB-切アンサー 入力中は「切」LED点灯 CB-切アンサー 入力中は「切」LED点灯
要素 DI3 遠方-入 「遠方-入 / 切許可」との同時入力で、入制御 NC 機能なし
DI4 遠方-切 「遠方-入 / 切許可」との同時入力で、切制御 NC 機能なし
DI5 遠方-入 / 切許可 「遠方-入」または「遠方-切」入力と同時に使用 27 / 84 / 47ロック 入力中は27 / 84 / 47機能をロック
入力定格: DC100V/110V 0.6W または AC100V/110V 0.6VA 制御電源電圧と同一定格
入力仕様 入力方式: フォトカプラ絶縁方式
最小パルス幅: 100ms以上
● DO
仕様
項目
制御出力: 入, 切, トリップ 制御出力: 入, 切/トリップ, マスタ 制御出力: トリップ, マスタ
DO1 CB-入 入制御時、出力ON CB-入 入制御時、出力ON NC -
DO2 CB-切 切制御時、出力ON CB-切 / トリップ 切制御または保護検出時、出力ON CB-トリップ 保護検出時、出力ON
DO3 CB-トリップ 保護検出時、出力ON マスタ DO1, DO2の二重化用出力 マスタ DO2の二重化用出力
DO4 故障1
DO5 故障2 該当保護要素の検出時、出力ON (詳細は機種別ページ参照)
要素 DO6 故障3
- DMR-□, -□W DMR-□R
スイッチ「直接-遠方」の状態を出力
DO7 遠方 / 直接 直接側: 出力ON, 故障4 該当保護要素の検出時出力ON
遠方側: 出力OFF (詳細は機種別ページ参照)
DO8 テスト リレーテストモード (RTM) による保護検出にて出力ON
DO9 装置異常出力 装置異常 (フェールセーフエラー) 検出により出力ON
制御出力 DC110V 0.4A (L / R=7ms) , AC110V 16A (cosφ=0.4)
(DO1~3) 閉路電流: 15A (DC110V) , 0.5秒以下, 開路電流: 0.25A (DC110V L/R=25ms) G2R-1A-E (オムロン製)
出力定格 装置異常 (DO9) DC110V 0.1A (L / R=7ms) , AC110V 3A (cosφ=0.4) b接点
上記以外 (DO4~8) DC110V 0.1A (L / R=7ms) , AC110V 5A (cosφ=0.4) a接点
■ オプション仕様
● アナログ出力
項目 仕様
出力点数 4点 出力相互間は非絶縁 (マイナスコモン)
出力信号 DC4~20mA (負荷抵抗: 550Ω以下)
応答時間 1秒以下 (ステップ入力を加えた時、最終定常値の±1%に達する時間)
出力リップル 出力スパンに対して1%P-P以下
DMR-F, -FW,
DMR-S, -SW, 電流 (AR, AS, AT) , 電圧 (VRS, VST, VTR) , 電力, 無効電力, 力率, 周波数
出力可能要素 DMR-FR, -RR
DMR-B 電圧 (VRS, VST, VTR) , 周波数, 最大零相電圧
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DMR-Pro 共通仕様
● パルス出力
項目 仕様
出力点数 1点
出力方式 光MOS-FETリレー 1a接点
接点容量 AC, DC125V 70mA (抵抗負荷, 誘導負荷)
オン抵抗 16Ω以下
出力パルス幅 250ms±10% (5)
出力可能要素 電力量: 正電力 (受電) 時のみ積算
無効電力量: 正電力 (受電) 時の遅れ (LAG) 無効電力のみ積算
出力パルス単位は下記範囲内で整定が可能です。
全負荷電力 (kW, kvar) =√3×定格一次電圧[V]×定格一次電流[A]×10-3
全負荷電力 kWまたはkvar 出力パルス単位 kWh / pulseまたはkvarh / pulse 乗率
1以上 10未満 1 0.1 0.01 0.001 0.1
出力パルス単位 10以上 100未満 10 1 0.1 0.01 1
100以上 1,000未満 100 10 1 0.1 10
1,000以上 10,000未満 1,000 100 10 1 100
10,000以上 100,000未満 10,000 1,000 100 10 1,000
100,000以上 1,000,000未満 100,000 10,000 1,000 100 10,000
注 (5) 電圧測定レンジ、電流測定レンジ、パルス単位の整定により定格電力時の出力パルス周期が2パルス / 秒以上の速さとなる場合、出力パルス幅が130ms±10%となります。
出力パルス周期 = 定格電力[kW] / 出力パルス単位[kWh/pulse] / 3600[秒]
例) 電圧測定レンジ: 9000V (6600V/110V) , 電流測定レンジ: 80A, 出力パルス単位: 0.1kWh / pulseの場合
定格電力=1kW× (6600V/110V) × (80A/5A) =960[kW], 出力パルス周期=960[kW] / 0.1[kWh/pulse] / 3600[秒]=2.667パルス / 秒
この場合の出力パルス幅は130ms±10%となります。
● 通信出力
仕様
項目
MODBUS プロトコルA J.NET CC-Link
伝送速度 4800 / 9600 / 19200 / 38400bps 2400 / 4800 / 9600 / 19200bps 250kbps 156k / 625k / 2.5k / 5M / 10Mbps
接続方式 マルチドロップ マルチドロップ マルチドロップ マルチドロップ
伝送仕様プロトコル Modbus RTU プロトコルA JPCN-1準拠
(JIS C B3511) CC-Link ver.1.10
伝送符号 NRZ NRZ NRZI NRZI
誤り検出 CRC-16 (X16+X15+X2+1) チェックサム CRC-CCITT (X16+X12+X5+1) CRC-CCITT (X16+X12+X5+1)
同期方式 調歩同期 調歩同期 フラグシーケンス フレーム同期
1200m (156kbps) ,
最大距離 1000m (総延長) 1000m (総延長) 800m 900m (625kbps) ,
400m (2.5Mbps) , 160m (5Mbps) ,
100m (10Mbps)
接続台数 31台 31台 16台 / 回線 42台 (本器のみで構成した場合)
アドレス 1~247 1~254 1~31 1~64
スタートビット 1ビット 1ビット - -
データ長 8ビット 7/8ビット - -
パリティ なし / 偶数 / 奇数 なし / 偶数 / 奇数 - -
ストップビット 1ビット / 2ビット 1ビット / 2ビット - -
伝送キャラクタ バイナリ ASCII - -
通信ケーブル シールド付ツイストペアケーブル推奨 CC-Link専用ケ-ブル
(シールド付3芯ツイストペアケ-ブル)
外形寸法図 (単位: mm)
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DMR-Pro 共通仕様
LCD視野角
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DMR-Pro 保護特性
過電流 (51) 動作時間特性
動作時間倍率 U=1 過電流計算式
(1) 普通反限時
・I<2
( 10.39
T +1
(I-1)×3.67 )× U
=
10
・I≧2
10.39 U
T = ( +1 ×
I+1.67 ) 10
(2) 超反限時
32.4
T × U
=
I2-1 10
(3) 強反限時
5.4
T = × U
I-1 10
(4) 長反限時
21.6
T = × U
I-1 10
(5) 定限時
U
T =
10
(6) 階段限時
・動作値 (L)
DMR-□, DMR-□W: T=1.0~30.0秒, DMR-□R: T=1~360分
・動作値 (M)
DMR-□, DMR-□W: T=0.1~10.0秒, DMR-□R: T=1~360秒
・動作値 (H)
DMR-□, DMR-□W: T=0.05, 0.1~5.0秒, DMR-□R: T=0.1~36.0秒
T : 動作時間 (秒)
I : 整定値に対する入力電流の倍率 (倍)
U : 動作時間倍率 (倍)
動作時間の許容誤差を保証する入力範囲は、定格電流の
2400%までとなります。
地絡方向 (67) 位相特性
■ DMR-F, DMR-FW ■ DMR-FR
14 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 保護特性 | 8.1 | 57421f3
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DMR-Pro 各部の名称と機能 / 端子構成
各部の名称と機能
■ 正面図
表示例: DMR-F
LCD LED (上段)
計測値、整定値、
各種ガイダンスを表示
副監視 (中央) LCD
計測値、整定値、
副監視 (左) 各種ガイダンスを表示
バーグラフ 副監視 (右)
主監視
LED (下段)
操作スイッチ 操作スイッチ
▲ ▼ ◀ ▶ 表示モード
計測要素の切り替え (計測表示中) 、 計測・保護整定値、保護検出・エラー
整定値 (整定中) の選択など 履歴画面へ移行
計測表示 最大・最小リセット
各種モードから計測表示画面へ復帰 最大値、最小値のリセット
整定 表示復帰
整定モードへ移行 保護検出、エラー検出画面から計測
確定 画面へ復帰
整定値、各種モード移行の確定
操作スイッチ 遮断器 (CB) 制御スイッチ
(スイッチカバー内) (DMR-□Rにはありません)
STM / RTM 入
試験モードへ移行 入 / 切許可スイッチと同時押しでCB-入がON
遠方-直接 (DMR-□, DMR-□W) 入 / 切許可
遠方 / 直接制御の切り替え 入または切スイッチと同時に使用
DO出力 (DMR-□R) スイッチカバー 切
DO出力可 / 出力禁止の切り替え 入 / 切許可スイッチと同時押しでCB-切がON
■ LED表示
● DMR-□, DMR-□W ● DMR-□R
表示位置 名称 表示色 点灯条件 表示位置 名称 表示色 点灯条件
RUN 緑色 正常運転中 RUN 緑色 正常運転中
ERR 赤色 装置異常時 ERR 赤色 装置異常時
整定 黄色 整定中 整定 黄色 整定中
履歴 黄色 履歴表示中 履歴 黄色 履歴表示中
エラーコード 黄色 エラーコード表示中 トリップ 黄色 トリップ出力中
トリップ 黄色 トリップ出力中 50 赤色 瞬時過電流検出
LED
上段 50 赤色 瞬時過電流検出 LED
上段 51 赤色 過電流検出
51 赤色 過電流検出 51G 赤色 地絡過電流検出
67 赤色 地絡方向検出 67 赤色 地絡方向検出 機種により
51G 赤色 地絡過電流検出 機種により 64 赤色 地絡過電圧検出 いずれか4点
いずれか3点
27 赤色 不足電圧検出 27 赤色 不足電圧検出
59 赤色 過電圧検出 84 赤色 電圧確立
64 赤色 地絡過電圧検出 47 赤色 反相検出
STM/RTM 黄色 STM, RTM試験中 STM/RTM 黄色 STM, RTM試験中
遠方 黄色 CB-遠方制御 (スイッチ-遠方側) エラーコード 黄色 エラーコード表示中
LED
下段 直接 黄色 CB-直接制御 (スイッチ-直接側) LED
下段 DO 黄色 DO出力可 (スイッチ-出力可側)
入 赤色 遮断器-入 (DI1: CB-入アンサーON) 入 赤色 遮断器-入 (DI1: CB-入アンサーON)
切 緑色 遮断器-切 (DI2: CB-切アンサーON) 切 緑色 遮断器-切 (DI2: CB-切アンサーON)
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DMR-Pro 各部の名称と機能 / 端子構成
■ 背面図
CN4
CC-Link通信出力 (オプション) 用
コネクタ
CN3
アナログ, パルス, 通信出力 (オプション) 用
コネクタ
終端抵抗ON-OFFスイッチ CN1
(MODBUS, J.NET, プロトコルAのみ) DO用コネクタ
CN2 TB
DI用コネクタ 制御電源, 交流入力端子 (着脱式端子台)
端子構成
■ CN1: DO
制御出力、故障出力は、機種により端子構成が異なります。詳細は機種別ページの結線図をご参照ください。
● DMR-□, DMR-□W ● DMR-□R
No. 端子名称 No. 端子名称 No. 端子名称 No. 端子名称
A1 制御1 B1 制御1 A1 NC B1 NC
A2 制御2 B2 制御2 A2 制御2 B2 制御2
A3 制御3 B3 制御3 A3 制御3 B3 制御3
A4 NC B4 NC A4 NC B4 NC
A5 故障1 B5 故障1 A5 故障1 B5 故障1
A6 故障2 B6 故障2 A6 故障2 B6 故障2
A7 故障3 B7 故障3 A7 故障3 B7 故障3
A8 遠方/直接 B8 遠方/直接 A8 故障4 B8 故障4
A9 テスト B9 テスト A9 テスト B9 テスト
A10 装置異常 B10 装置異常 A10 装置異常 B10 装置異常
■ CN2: DI
● DMR-□, DMR-□W ● DMR-□R
No. 端子名称 No. 端子名称 No. 端子名称 No. 端子名称
A1 CB-入アンサー (+) B1 CB-入アンサー (-) A1 CB-入アンサー (+) B1 CB-入アンサー (-)
A2 CB-切アンサー (+) B2 CB-切アンサー (-) A2 CB-切アンサー (+) B2 CB-切アンサー (-)
A3 遠方-入 (+) B3 遠方-入 (-) A3 NC B3 NC
A4 遠方-切 (+) B4 遠方-切 (-) A4 NC B4 NC
A5 遠方-入 / 切許可 (+) B5 遠方-入 / 切許可(-) A5 27 / 47 / 84ロック (+) B5 27 / 47 / 84ロック (-)
■ CN3: アナログ, パルス, 通信出力 (オプション)
該当オプションがない端子は、NC (空き端子) となります。また、全てのオプションがない場合、CN3はありません。
No. 端子名称 No. 端子名称
A1 アナログ出力1 (+) B1 アナログ出力1 (-)
A2 アナログ出力2 (+) B2 アナログ出力2 (-) CN1~3の接続には、付属または別売のDMR
A3 アナログ出力3( +) B3 アナログ出力3 (-) 用コネクタ付ケーブルをご使用ください。
A4 アナログ出力4 (+) B4 アナログ出力4 (-)
お客様で製作する場合は、適合するコンタク
A5 パルス出力 B5 パルス出力
A6 通信出力 (+) B6 通信出力 (-) ト、ハウジング、圧着工具をご用意ください。
A7 通信出力 (SG) B7 NC 詳細は機種別ページ、関連製品ページ (DMR
A8 NC B8 NC 用コネクタ付ケーブル) をご参照ください。
16 株式会社第一エレクトロニクス | ディジタルマルチリレー DMR-Pro カタログ / 各部の名称と機能 / 端子構成 | 8.0 | 2d80ec3
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DMR-Pro 各部の名称と機能 / 端子構成
■ CN4: CC-Link通信出力 (オプション)
オプションがない場合、CN4はありません。
CN4の接続には、別途、下表のCC-Link通信用コネクタ、終端抵抗コネクタ、ver.1.10対応CC-Link専用ケーブルをご用意ください。
No. 端子名称 (1) No. 端子名称 (1) 用途 形名 メーカ
A1 DA B1 DA CC-Link通信用コネクタ 35505-6000-B0M GF スリーエムジャパン
A2 DB B2 DB パワークランプ終端抵抗コネクタ 35T05-6M00-B0M GF スリーエムジャパン
A3 DG B3 DG ver.1.10対応CC-Link専用ケーブル FANC-110SBH ほか 倉茂電工㈱ ほか
A4 NC B4 NC
A5 SLD B5 SLD
注 (1) 同一名称の端子は、製品内部で接続されています。
■ TB: 制御電源, 交流入力端子 (着脱式端子台)
機種により端子構成が異なります。詳細は機種別ページの結線図をご参照ください。
● DMR-□, DMR-□R ● DMR-□W
No. 端子名称 端子説明 No. 端子名称 端子説明 No. 端子名称 端子説明 No. 端子名称 端子説明
1 E 接地 2 FG (4) 機能接地 1 E 接地 2 FG (4) 機能接地
3 1S 4 P 3 1S (1A) 4 P
制御電源 制御電源
5 1S 6 N 5 1S (0.5A) 6 N
7 1L 8 NC - 7 1L 8 NC -
9 1L 10 P1 9 NC 10 P1
11 2S 12 P2 電圧入力 11 2S (1A) 12 P2 電圧入力
13 2S 14 P3 13 2S (0.5A) 14 P3
電流入力 (2) (3) 電流入力 (2)
15 2L 16 y1 f 15 2L 16 y1 f
ZPD EVT 零相電圧入力 (2) ZPD EVT 零相電圧入力 (2)
17 2L 18 y2 a 17 NC 18 y2 a
19 3S 20 NC Z1 19 3S (1A) 20 NC Z1
21 3S 22 Z1 CT Z1 21 3S (0.5A) 22 Z1 CT Z1
ZCT 残留 零相電流入力 (2) (3) ZCT 残留 零相電流入力 (2)
23 3L 24 Z2 回路 Z2 23 3L 24 Z2 回路 Z2
25 3L 26 NC Z2 25 NC 26 NC Z2
注 (2) 該当する入力が無い機種は、NC (空き端子) となります。
(3) 電流入力、零相電流入力 (CT残留回路時) は各2端子を使用するため、ショートバーが取り付けてあります。入力値により、製品が破損する恐れがありますので、
必ずショートバーを取り付けた状態で使用してください。
(4) CC-Link通信出力付きの場合のみ、FG端子となります。
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DMR-Pro ディジタルマルチリレー
(受電用) DMR-F
特長
■ 保護・制御・計測を一体化 ■ 豊富なラインアップ
受配電設備に必要な保護機能を3要素、 さまざまなシステムに合わせ、アナログ
メータなど複数の計測機能、遮断器の制 出力、パルス出力、通信出力をオプショ
御機能を1台に集約。省スペース化、設 ンで選択可能。
計、組み立て工数低減を実現。
■ 表示機能を充実 ■ 多彩な保護特性
高輝度の白色バックライト採用により、 過電流保護特性は、一般的な限時に3段
視認性を向上。大型LCDで4要素同時計 の階段限時を加えた6種類を搭載。保護
測、事故発生時の検出値など様々な情報 協調の制約が厳しい設備においても柔軟
の表示が可能。 な対応が可能。 DMR-F
144×288×80mm / 約1.5kg
■ 高信頼設計 ■ 作業性・保守性の向上
対応保護要素
電力用規格B-402 (平成28年5月改定) に準 着脱式端子台、コネクタの採用により、
拠。トリップ回路の二重化、フェールセー 配線作業工数の低減が可能。2種類の試
フ機能により、誤動作を防止。遮断器の 験モードを装備し、定期点検時の試験時
『入』『切』操作は、二挙動方式を採用。 間短縮に貢献。
ご注文時の指定事項 ※形名・仕様コード・台数をご指定ください。
■ 仕様コード表
形名 仕様コード コネクタ付ケーブル
DMR-F - [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] - [8] [9] [10] [11] [12]
ハードモデル 取付位置 外観色
C 白色バックライト F 共用 1 黒色
[2] 定格電圧 [3] 定格電流 [4] 零相定格電圧 [5] 零相定格電流 [6] 制御電源電圧 [7] 制御出力 [8] アナログ・パルス出力 [9] 通信出力 [12] コネクタ付
)
1 AC110V 0 なし ケーブル (2
1 AC5A 1 AC110V, 190V共用 2 CT残留回路 1 DC100/110V 1 入, 切, トリップ 0 なし
2 AC1A (EVT) 2 AC100/110V 2 入, 切 / トリップ, 1 アナログ出力×4, 4 CC-Link 0 なし
マスタ (1) パルス出力×1 1 1m
2 パルス出力×1 2 2m
3 3m
注 (1) マスタ出力は、入出力または切/トリップ出力の二重化用出力となります。 4 4m
結線図の通り、各々の出力と直列に接続してご使用ください。 5 5m
(2) 専用のコネクタ付ケーブル CN1 DI用、CN2 DO用、CN3 出力用 (オプション付きの場合のみ) 各1本がご指定の長さ (1~5m) で付属します。
ケーブルを個別にご注文またはお客様で製作される場合は、0 (なし) を選択してください。詳細は、関連製品ページ (DMR用コネクタ付ケーブル) をご参照ください。
仕様
■ 定格
項目 仕様
電圧 AC110V (2VT) 50/60Hz
電流 (3) AC5A または AC1A 50/60Hz
入力
零相電圧 EVT AC110V, 190V共用 50/60Hz
零相電流 CT残留回路 (4) AC5A または AC1A 50/60Hz
制御電源 DC100/110V (DC80~143V) または AC100/110V (AC85~127V)
注 (3) 変流器は、過電流定数が10を超えるもの (n>10, n>20など) をご使用ください。
(4) 三次巻線付きCTや / 5Aまたは / 1A定格のZCT (電流定格と同一定格) と組み合わせてご使用いただくことも可能です。
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DMR-Pro ディジタルマルチリレー
(受電用) DMR-F
■ 保護
要素 項目 仕様 ( ) 内は1A定格時 許容誤差 準拠規格
動作電流 10~80A (2~16A) 1A (0.2A) 単位 整定値±5%
瞬時過電流 復帰電流 動作電流整定値の90%以上 - JEC 2510 (1989)
(50) JEC 2518 (2015)
動作時間 瞬時 (40ms以下) , 定限時 (0.1~1.0s) 0.1s単位 (定限時) 整定値±50ms JIS C 4602 (1986)
(定限時)
動作電流 (5) 0.5~12.0A (0.1~2.40A) 0.1A (0.02) 単位 整定値±5%
復帰電流 動作電流整定値の90%以上 -
過電流 JEC 2510 (1989)
(51) 動作時間倍率 (5) 0.25倍, 0.5~1.9倍, 0.1倍単位
2~
JEC 2518 (2015)
30倍 1.0倍単位 -
JIS C 4602 (1986)
動作時間特性 普通反限時 [SI] / 超反限時 [EI] / 強反限時 [VI] /長反限時 [LI] /
定限時 [DT] / 階段限時 [STP] -
動作電流 CT残留回路 0.1~2.0A (0.02~0.40A) [二次表示] 0.1A (0.02A) 単位 整定値±10%
復帰電流 動作電流整定値の80%以上 -
動作電圧 EVT 5~60V 1V単位 整定値±
地絡方向 5%
復帰電圧 動作電圧整定値の JEC 2512 (2002)
(67) 80%以上 - JIS C 4609 (1990)
動作時間 0.1~10.0s 0.1s単位 整定値<2s: ±100ms
整定値≧2s: ±5%
最大動作感度角 進み40°±40° 1°単位 整定値±5°
動作電流 0.1~2.0A (0.02~0.40A) 0.1A (0.02A) 単位 整定値±10%
地絡過電流 復帰電流 動作電流整定値の90%以上 - JEC 2510 (1989)
(51G) 動作時間 50ms, 0.1~10.0s 0.1s単位 整定値±50ms (定限時) JEC 2518 (2015)
第2高調波抑制 OFFまたはON (15%以上含有で抑制) -
復帰時間 100ms以下 / 200~300ms (全要素一括整定) - -
注 (5) 共通仕様に記載の過負荷耐量を超えない整定値で使用してください。
結線図
■ 3CT, CT残留回路, 制御出力: 入, 切, トリップ
■ EVT ■ 制御出力: 入, 切 / トリップ, マスタ
■ 3CT, 三次巻線付CT
注 (6) 保護要素51Gで使用する (EVT未接続) 場合、16-18番端子を短絡してください。
(7) CC-Link通信出力の場合のみ、FG端子となります。FGは機能接地に相当しますので、専用接地または共用接地を推奨します。SLDとFGは内部で接続されています。
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DMR-Pro ディジタルマルチリレー
(受電用) DMR-RR
特長
■ 保護・制御・計測を一体化 ■ 豊富な機能
受配電設備に必要な保護機能を4要素、 励磁突入電流による不要動作を抑止する
メータなど複数の計測機能、遮断器の制 感度低下機能付き。
御機能を1台に集約。省スペース化、設
計、組み立て工数低減を実現。
■ 表示機能を充実 ■ 多彩な保護特性
高輝度の白色バックライト採用により、 過電流保護特性は、一般的な限時に3段
視認性を向上。大型LCDで4要素同時計 の階段限時を加えた6種類を搭載。保護
測、事故発生時の検出値など様々な情報 協調の制約が厳しい設備においても柔軟
の表示が可能。 な対応が可能。 DMR-RR
144×288×80mm / 約1.6kg
■ 高信頼設計 ■ 作業性・保守性の向上
対応保護要素
電力用規格B-402 (平成28年5月改定) に 着脱式端子台、コネクタの採用により、配線
準拠。トリップ回路の二重化、フェール 作業工数の低減が可能。2種類の試験モード
セーフ機能により、誤動作を防止。 を装備し、定期点検時の試験時間短縮に貢献。
ご注文時の指定事項 ※形名・仕様コード・台数をご指定ください。
■ 仕様コード表
形名 仕様コード コネクタ付ケーブル
DMR-RR - [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] - [8] [9] [10] [11] [12]
ハードモデル 取付位置 外観色
C 白色バックライト F 共用 1 黒色
[2] 定格電圧 [3] 定格電流 [4] 零相定格電圧 [5] 零相定格電流 [6] 制御電源電圧 [7] 制御出力 [8] アナログ・パルス出力 [9] 通信出力 [12] コネクタ付
10V 1 AC5A 0 なし 2 CT残留回路 1 DC100/110V 4 トリップ 0 なし 0 なし ケーブル (2)
F AC1
220V共用 マスタ (1)
1 J.NET
1 アナログ出力×4, 0 なし
パルス出力×1 2 Modbus RTU 1 1m
注 (1) マスタ出力は、トリップ出力の二重化用出力となります。結線図の通り、直列に接続してご使用ください。 2 パルス出力×1 4 CC-Link 2 2m
(2) 専用のコネクタ付ケーブル CN1 DI用、CN2 DO用、CN3 出力用 (オプション付きの場合のみ) 各 3 3m
1本がご指定の長さ (1~5m) で付属します。ケーブルを個別にご注文またはお客様で製作され
る場合は、0 (なし) を選択してください。 4 4m
詳細は、関連製品ページ (DMR用コネクタ付ケーブル) をご参照ください。 5 5m
仕様
■ 定格
項目 仕様
電圧 AC110V, 220V 共用 (3VT) 50/60Hz
入力 電流 (3) AC5A 50/60Hz
零相電流 AC5A 50/60Hz
制御電源 DC100/110V (DC80~143V)
注 (3) 変流器は、過電流定数が10を超えるもの (n>10, n>20など) をご使用ください。
■ 保護
要素 項目 仕様 許容誤差 準拠規格
動作電流 10~80A 1A単位 整定値±5% JEC 2510 (1989)
復帰電流 動作電流整定値の90%以上 - JEC 2518 (2015)
瞬時過電流 動作時間 瞬時 (40ms以下) , 定限時 (45ms~100ms) 5ms単位 (定限時) 整定値±20ms (定限時) JIS C 4602 (1986)
(50) 感度低下機能 o / cb (4) -
感度低下倍率 1.00~3.00倍, 999倍 0.01倍単位 - -
感度低下時間 1~10s 1s単位 整定値±0.5s+50動作時間
電流 動作電流 (5)
過 0.5~12.0A 0.1A単位 整定値±5% JEC 2510 (1989)
(51) JEC 2518 (2015)
復帰電流 動作電流整定値の90%以上 - JIS C 4602 (1986)
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