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アルキド性塗料など乾燥乾燥させるまで時間がかかる塗料のカラーマッチングに対し、乾燥を待たずダイレクトに測色できるベンチトップ分光測色計VS450と調色ソフトウェアiMatchの組み合わせをご紹介します
■ アルキド性の塗料や木材用着色剤を製造する企業様の活用事例です。
乾燥に時間がかかる塗料、時間経過で変色する過程を管理したいなど、接触式では出来ない評価が可能です。
■ 従来の接触式分光測色計を使用しているユーザー様もぜひご参考ください。
■ 詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、エックスライト(Xrite)社にお気軽にお問い合わせ下さい。
■ 積分球分光測色計、多角度分光測色計、インラインでご使用いただける機種も含む非接触分光測色計、標準光源装置、色彩調色ソフトウェア(CCM:コンピュータ・カラー・マッチング)、色彩管理ソフトウェア等、色のコミュニケーション(カラーコミュニケーション)に課題をお持ちのお客様に、最適なソリューションを提案します。是非お問い合わせください。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【活用事例】塗料業界で品質管理に携わるユーザー様必見!非接触式の分光色測計で品質管理、調色プロセスの高速化と品質改善をしてみませんか? |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 161.5Kb |
取り扱い企業 | エックスライト社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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VS450 ケーススタディ 塗料の測定
ニューヨーク州ニューロシェルに所在し、アルキド性の塗 今日の経済状態において多くの企業は、コスト削減に努
料や木材用着色剤を製造する企業は、調色時間の短縮とカ めています。この新しいソリューションは、多くのアル
ラーマッチの品質を改善するソリューションを必要として キド塗料メーカーで課題になっている乾燥時間を省くこ
いました。 とで、お役に立てると信じています。
同社は今まで通り接触式の分光測色計を使用して、アルキ アルキド塗料は VS450 に最適なアプリケーションの一つ
ド塗料や着色剤製品を乾燥させてから品質管理および調色 であると考えております。
アプリケーションで使用していました。着色剤は特に問題
ありませんでしたが、アルキド性塗料を乾燥させるまでに
は非常に時間がかかるため、カラーマッチは依然として目
視で行わざるを得ませんでした。 技術ヒント
塗料の中には、顔料が樹脂から分離して缶内で凝結するもの
結果から言うと、VS450 と Color iMatch 調色ソフトウェア があります。これによって顔料が渦巻き状になり不均一な外
の組み合わせを使用し、塗料のドローダウンと着色剤を簡 観表面が発生します。また塗料を調色して攪拌機に入れた
際、しばらくすると塗料は気泡を放出して塗料の外観が変化
単に測定することができるようになり、品質管理および調 します。いずれの場合も、容器の中にある塗料を測定するこ
色プロセスの高速化とカラーマッチの品質改善という彼ら とは非常に難しいことです。
の問題点を解決することができました。
計測するための解決方法としては、缶に入っている塗料を直
接測定するのではなく、ドローダウンを作成して測定するこ
特に関心のあった機能は、濡れた状態と乾燥した状態の基 とが挙げられます。
準値を比較し、「L 調整」という Color iMatch がもつ機能
で外観の色差を調色プロセスにおいて補正できたことで
す。