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【活用事例】オルティメイト・パッケージング社様・PantoneLIVE と ColorCertを導入したことで、印刷業務の全体的なコスト削減と生産性の向上に貢献しました。
事例紹介
品質と一貫性の向上とコストダウンにつながる目標に対して、品質管理ソフトウェア Color iQC、インキ調色ソフトウェア InkFormulation、カラー測定 SpectroEyeを採用しました
■ 小売業者にフレキシブルなパッケージングソリューションを提供するオルティメイト・パッケージング様では、生・冷凍商品、果物のパッケージを印刷する品質と一貫性の向上とコストダウンにつなげるソリューションを検索しました。
■エックスライト社の システムを採用後、InkFormulation ソフトウェアが、全てのジョブに常に最初から正確なインキと調合を確保でき、PantoneLIVE のインテグレーションにより、インキ調色の効率性と正確性が高まり、印刷機による無駄が削減されました。後にこのシステムは高い改善性を評価され、主要顧客のアズダ社をはじめ多くのフィルム印刷業者にも紹介されました。
■ 詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、エックスライト(Xrite)社にお気軽にお問い合わせ下さい。
■ 積分球分光測色計、多角度分光測色計、インラインでご使用いただける機種も含む非接触分光測色計、標準光源装置、色彩調色ソフトウェア(CCM:コンピュータ・カラー・マッチング)、色彩管理ソフトウェア等、色のコミュニケーション(カラーコミュニケーション)に課題をお持ちのお客様に、最適なソリューションを提案します。是非お問い合わせください。
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このカタログについて
ドキュメント名 | 【活用事例】オルティメイト・パッケージング社様・PantoneLIVE と ColorCertを導入したことで、印刷業務の全体的なコスト削減と生産性の向上に貢献しました。 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 1.6Mb |
取り扱い企業 | エックスライト社 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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「ColorCert は、ICC プロファイ
事例研究 ル、インキ調色やプルーフなど
に対する、我々が今まで気付か
なかった問題を発見してくれま
した。」
オルティメイト・パッケージング社は、PantoneLIVE と ColorCert:X-Rite
バージョンを使用し、品質を 200% アップ
オルティメイト・パッケージング社 | パッケージング | ヨーロッパ/イギリス
課題: ソリューション: 結果:
オルティメイト・パッケージング社の主 オルティメイト・パッケージング社は、PantoneLIVE ライブ オルティメイト・パッケージング社は、これらのソリュ
要顧客、アズダ社(ウォルマート社の ラリーにアクセスしています。作業の 20% もがアズダ社向け ーションを社内全体、外部の制作業者、プレートメーカ
子会社)は、品質と一貫性の向上とコ に稼働する印刷機に ColorCert が使用されており、パフォーマ ー、インキ調色パートナー企業において導入すること
ストダウンにつなげる目標の一環とし ンスの監視とレポート出力が実施されています。また、エック で、ColorCertのスコアを 200% 向上することができま
て、PantoneLIVE およびColorCert®を スライト社の品質管理ソフトウェア「Color iQC」とインキ調 した。同社は、これらのソリューションを実行し、データ
使用し、印刷機の効率性を最大限に高め 色ソフトウェア「InkFormulation」を使用。カラー測定には、 とスコアを出力することで、印刷仕様に対応しています。
ることを提案しました。 エックスライト社の「SpectroEye」を数台使用しています。
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事例研究
オルティメイト・パッケージング社の X-Rite コーディネーター オルティメイト・パッケージング社は、英国リンカンシャーのグリムズビーを本拠地とし
を担当するヴィンセント・ワットリー氏は次のように話していま ています。
す。「弊社の顧客にとって、PANTONE カラーとユーザー独自の
スタンダードが一致することは重要です。PantoneLIVE と Color オルティメイト・パッケージング社の X-Rite コーディネーターを担当するヴィンセント・
Cert を併用することで、品質、一貫性、従業員のスキルレベルの ワットリー氏は次のように話しています。「アズダ社は、2013 年の末に PantoneLIVE と
ColorCert X-Rite バージョンを弊社に紹介してくれました。それは、サプライヤーがより
全面が向上しました。」 効率的に正確な色を作成できるようサポートする活動でした。弊社はその提案に喜んで応
じましたが、これ程の改善につながるとは思っていませんでした。弊社の成功例は、アズ
ダ社が承認するフィルム印刷業者にも紹介されました。」オルティメイト・パッケージン
グ社は、20% の作業がアズダ社向けとなっている最新型 F&K 製フレキソパッケージング
印刷機に ColorCert をインストールしました。同社では印刷機の全ての作業データをレポ
ート出力し、ColorCert スコアカードに記録しているため、アズダ社が全体的なパフォー
マンスをいつでも参照することが可能です。
ワットリー氏は、工場全体のワークフローにエックスライト社のソリューションが導入され
ていると話しています。「弊社には、PANTONE カラーと独自のスタンダードへの一致を要
求されるお客様がいます。この 3 年間、エックスライト社の分光測色計『SpectroEye』お
よび『NetProfiler』ソフトウェアで分光測定を行ってきました。また弊社では、測定、レ
ポート出力、追跡作業を簡素化し、一箇所に低コストなプロセスをまとめて維持する作業重
視の『Color iQC』ソフトウェアを工場全体で使用しています。」
より効率的なインキ調色
オルティメイト・パッケージング社は、アズダ社(ウォルマート社の子会社)を始め オルティメイト・パッケージング社は、現場におけるインキ調色と調合作業にサンケミ
とする、多くの主要小売業者にフレキシブルなパッケージングソリューションを提供 カル社とパートナシップを組んでいます。ワットリー氏によると、エックスライト社の
しています。同社は、F&K(Bobst)、W&H、ソーマ社のフレキソ印刷機(8 色/10 InkFormulation ソフトウェアが、全てのジョブに常に最初から正確なインキと調合を確保
色)を 6 台所有しています。社員 280 人が 2,810 坪の製造工場にて、年間純益 する鍵となっています。また PantoneLIVE のインテグレーションにより、インキ調色の効
4,500 万ポンドに貢献しています。ISO および BRC に認定された同社は、生・冷凍 率性と正確性が高まり、印刷機による無駄が削減されました。
商品、果物のパッケージを「Aunt Bessie’s」、「Youngs」、「Florette」を含む英
国の小売ブランドに製造しています。
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事例研究
プレメディアの改善:プルーフ数の低下 各問題が指摘された時点で、習得度が高まり、最終的な品質と生産性が向上したため、
投資の価値は大いにあったと言えます。ColorCert スコアボードのお蔭で、弊社の改善
同社は、プリプレス作業を行う数々の制作業者やプレートメーカーとのパートナーシッ 点を発見しやすくなりました。パートナー企業は正確なプロフィル、プレート、イン
プを通し、ColorCert による修正作業の削減とプロファイル品質の改善を図ってきまし キを確認し、必要事項を把握できるようになりました。その結果、ColorCert スコアが
た。「弊社では最適なプロファイルを作成できませんでした。しかし、ColorCert で収 200% も向上しました。」100%、70%、40% のパッチを持つカスタムカラーバー
集されたデータにより、繰り返し精度に関する多くの知識を習得でき、特長条件に一致 は、プリントの外端ではなくデザインに組み込まれています。これは極めて高精度な測
するスコアや ICC ターゲットを確保することが可能になりました。熱、粘度、温度等 定データを確保するためです。ジョブの測定が完了すれば、印刷機からデータが直接ア
の要素がどのような結果につながるかより理解できるようになりました。習得過程は容 ズダ社の ColorCert スコアカードのサーバーにアップロードされ、全てのジョブを参
易ではありませんでしたが、その努力は社員のスキルアップと、パフォーマンスや制作 照・監視することが可能になります。またアズダ社は、使用された装置や Netprofiler
パートナー企業とのコミュニケーションの改善に直結しました。」またワットリー氏 が適用されたかどうかを検証できるため、フィードバック式の測定管理プロセスは安心
は、この良好な結果に基づき、制作業者が他の顧客に同プロセスを紹介していると説明 万全です。
しました。
さらに良好なパートナーシップ
オルティメイト・パッケージング社は、3 社のプレートメーカーに製作を依頼していま
す。ワットリー氏は次のようにコメントしています。「現場に来ていただき、弊社の印 新しい PantoneLIVE/ColorCert 対応のプロセスは 360 度の観察力を可能にし、会社
刷機のプロファイルを作成後、それに基づいてプレートの製作をお願いしています。そ の全体的な流通システムがより明確になりました。
うすることにより、常に正確なプレートが納入され、プレート品質と全体的なサイクル
タイムの向上や無駄の削減にもつながっています。」 「アズダ社とは常に健全な関係を維持してきましたが、PantoneLIVE と ColorCert を
導入して以来、さらに良好な関係を築き上げることができました。ColorCert スコアカ
プルーフ工程にも改善の見込みがあります。「アズダ社はマッチング用のプルーフを ードを設定することで、パフォーマンスのデータ記録がサプライチェーンの重要関係者
提供し、プルーフは弊社の社内制作部門で作成します。現在、プルーフは制作業者に に行き渡るようになりました。その結果コミュニケーションが向上し、関係者は安心し
依頼していますが、今後は中止になる可能性があります。指定印刷機で 30~40 個の て、一貫した最高級の品質を誇る最終製品が納入されることを見守ることができるよう
アズダ社向けのジョブを行いますが、プルーフ料が £25~£50 とすると、それだけで になりました。」
も月に最低 £750 の節約となります。そして、これには作業時間の節約が含まれてい
ません。」 また、ワットリー氏はこのようにコメントしています。「アズダ社の印刷担当チーム
は、弊社の意見やフィードバックにも耳を傾けてくれるため、さらなる品質改善が常に
製造現場 サポートされています。コミュニケーションもアップし、事業内容をより深く把握でき
ました。」以前は毎週 20~30 分以上もかかっていたアズダ社との会議は、今では 2
ワットリー氏は次のように説明しています。「初めて ColorCert を使用した頃、パフ 週間に一回の頻度となり、さらには 10 分で終了します。
ォーマンスと修正作業のギャップを理解する段階で生産性が一旦低下しました。しかし
この状況が、全体的なコスト削減と生産力の向上へとつながっています。
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事例研究
今後の見通し
ワットリー氏は次のように述べています。「アズダ社の印刷マネージャーであるジェー
ソン・ギルマーティン氏の目標は、常に印刷パッケージングの品質と一貫性を高めるこ
とにあり、弊社では ColorCert をさらに活用できる方法を検討中です。弊社では現時点
において、色域を制限したCMYK作業を1台の印刷機で行っていますが、製造プラットフ
ォーム全体にも活用できると考えています。また、エックスライト社のソリューション 用語解説
がもたらす利点を他の顧客にも紹介し、PantoneLIVE と ColorCert の利用者は今後増
加すると期待しています。」 G7: プルーフから印刷までのプロセス「IDEAlliance」
FSC: 森林管理協議会(Forest Stewardship Council)
PantoneLIVE と ColorCert に関するお問い合わせ: SFI: 持続可能な森林構想計画(Sustainable Forestry Initiative)
E メール:japan@xrite.com UV: 紫外光(UV)
ホームページ:http://www.xrite.co.jp/company/contact.html SOP: 標準操作手順
CMYK:シアン、マゼンタ、イエロー、キー(ブラック)
L*a*b:Lab 色空間
エックスライト社
〒135-0064 東京都江東区青海 2-5-10 テレコムセンター 西館 6F
Tel: 03-5579-6545 Fax: 03-5579-6547
http://www.xrite.co.jp
L7-591-JA (2015年2月)