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【活用事例】GIA(米国宝石学会) 様・宝石の色を目視で正確に鑑定するために最適なソリューションを提案しました。

事例紹介

昼光の自然な変動や、昼光が存在しない状況にも対応できるよう、 ラボ用にライティングブース(標準光源)マクベス標準光源ブース(Judge-II)を採用し、宝石の色を評価します。

■ ダイアモンドの価値は、同じカラットでも色によって何十万円も異なることがあります。そのため、宝石店および卸業者にとって、宝石が正確な照明条件においてより正確に評価されていることが重要です。

■ 宝石は、日時、季節、天候、土地などの要因に影響され、自然な昼光下でさえ異なって見えます。そのため、エックスライト社は昼光の自然な変動や、昼光が存在しない状況にも対応できるよう、ラボ用に製造されたマクベス標準光源ブース(Judge-II)を提案しました。

■ 詳細はカタログをダウンロードしご覧いただくか、エックスライト(Xrite)社にお気軽にお問い合わせ下さい。

■ 積分球分光測色計、多角度分光測色計、インラインでご使用いただける機種も含む非接触分光測色計、標準光源装置、色彩調色ソフトウェア(CCM:コンピュータ・カラー・マッチング)、色彩管理ソフトウェア等、色のコミュニケーション(カラーコミュニケーション)に課題をお持ちのお客様に、最適なソリューションを提案します。是非お問い合わせください。

このカタログについて

ドキュメント名 【活用事例】GIA(米国宝石学会) 様・宝石の色を目視で正確に鑑定するために最適なソリューションを提案しました。
ドキュメント種別 事例紹介
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取り扱い企業 エックスライト社 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

このカタログの内容

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GIA(米国宝石学会) 事例研究 一段上の鑑定:GIA は宝石の色を正確に鑑定するためにエックスライト社のツールを使用  ダイアモンドの価値は、同じカラットでも色によって  GIA は、昼光の自然な変動や、昼光が存在しない状況 何十万円も異なることがあります。そのため、宝石店お にも対応できるよう、ラボ用に製造されたエックスラ よび卸業者にとって、宝石が正確な照明条件においてよ イト社製マクベス標準光源ブース(Judge-II)を採用し り正確に評価されていることが重要です。 ています。Judge-II は、昼光を正確に再現する機能を備 え、さらには店内や家庭によく使われている蛍光灯や白 熱光も再現します。更に自然な昼光に含まれている紫外  「高価」であるだけでなく、「お金に変えられない」 光も再現できます。 対象を取り扱うことが多いため、ダイアモンド、宝石、 真珠等は正確な鑑定を GIA ラボに依頼します。  キング氏はこのように話しています。「弊社では1990 年代初めに、ダイアモンドの色鑑定を改善するためにあ  GIA は宝石を正確に鑑定するため、鑑定士の色覚の評 らゆる観察環境を考慮しました。ラボで使用するツール 価および最適な照明条件に対し、エックスライト社のカ は世界中どこでも入手できるものというのが条件の一つ ラー専門知識を活用しています。 でした。Judge-II は世界中で使用でき、正確な標準光を 提供するだけでなく、我々の業界において信頼のある製  GIA の最高品質責任者であるジョン・キング氏は、宝 品です。」 石の色は照明によって大きく異なる場合があると話して います。GIA の宝石鑑定・評価ラボは、ニューヨーク、 カリフォルニア州カールズバッド、バンコク、香港、ム  GIA の宝石鑑定は主に、カールズバッド(カリフォル ンバイ、ヨハネスブルク、ボツワナ共和国ハボローネに ニア州)、ニューヨーク(ニューヨーク州)、バンコ と広がっています。 ク(タイ)で行われますが、他の場所も検討されてお り、Judge-II の携帯性は大切な要素であるとキング氏は 話しています。「ラボにおける評価を再現するために、  宝石は、日時、季節、天候、土地などの要因に影響さ 装置を持ち運んで使用してみたところ、Judge-II は、優 れ、自然な昼光下でさえ異なって見えます。例えば、青 れた利便性を発揮しました。」 のサファイアは正午の昼光下で美しい高彩度色を示しま すが、早朝や夜には暗い色に見えます。 xrite.com
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 キング氏によると、正確な宝石鑑 定を実施するうえで、標準光源装置 をきちんと管理することは大変重要 です。鑑定者は平均以上の色覚を要 しますが、我々の多くは何らかの視 覚障害を持っています。男性 12 人の 内 1 人、女性は 255 人に 1 人が色盲 であることが、多数の研究によって 判明されています。  キング氏は次のように話します。 「宝石の色の違いは非常にわずかなも のもあります。そのため我々の作業は  宝石は通常、由来や所有者、それぞれの過去の鑑定結 精度と一貫性が要求されます。弊社の鑑定士は、厳格な 果は知らされずに、数人の GIA 鑑定士により個別に評価 検査を通し、作業に必要とされる眼力を持つことが求め された後、品質が確定されます。 られます。」  ラボにおいて宝石を評価する実際の作業は 2、3 分で  GIA の鑑定士候補が使用する重要な評価の 1 つに、フ 終了しますが、同じ宝石が数人の鑑定士によって鑑定さ ァンズワース・マンセル 100 ヒューテスト(FM100 テ れます。バーコード別の宝石は標準光源ブースにセット スト)があります。これは、エックスライト社で開発さ され、GIA の既存のサンプルと比較されます。 れた「カラーの IQ テスト」に匹敵するもので、従業員 の色覚レベルを分類します。FM100 ヒューテストは 20  GIA の複数の鑑定士およびラボ名を明かさないことに 分以内で完了し、テストの実施方法は 5 分から 10 分で より、宝石の価値を完全に、公平かつ客観的に評価され 習得することができます。テストは迅速かつ効果的であ ていることを保証しています。 るため、多くの企業はこのテストを毎年実施し、従業員 の裸眼の経時変化に伴う色覚を評価しています。  「GIA は規格を設定する団体であり、一貫した鑑定結 果およびその鑑定プロセスは極めて重要です。鑑定士が  FM 100 ヒューテストの最も優れた点は簡易性です。 同じ物に対して何度も鑑定することも、単なる鑑定結果 テストを実施する担当者は、85 色のカラーチップを含む だけではなく、鑑定品質との総合的な価値を維持するた 4 つのトレーをばらばらにして参加者に渡します。チップ めです。」キング氏はこのように話しています。 はそれぞれ色相が異なりますが、同一の明度と彩度を持 ちます。テストの目的は、チップを色相順に並び替える  「エックスライト社のツールは宝石鑑定において、カ ことです。間違えて配置されたチップが計算され、点数 ラー評価を正確に行うことに役立っています。」同氏は が低ければ低いほど、色差を識別できる能力が高いこと このようにも話しています。 を表します。 エックスライト社 〒135-0064 東京都江東区青海2-5-10 テレコムセンタービル 西棟 6F Tel: 03-5579-6545  Fax: 03-5579-6547 www.xrite.co.jp (2012年7月)