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――超音波の最適化技術――
超音波システム研究所は、
超音波振動の測定・解析システムを、2012年4月より、製造販売しています。
測定したデータについて、弾性波動を考慮した解析で、
超音波の非線形現象(音響流)やキャビテーション効果を
グラフにより目視確認できるようにしたシステムです。
複雑に変化する超音波の利用状態について、「非線形現象」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルによる、自己相関・バイスペクトルを解析して
その変化・・・・を、評価・応用しています
目的に応じた新しい利用方法を多数実現しています
このカタログについて
ドキュメント名 | 超音波の音圧測定解析事例 No.5 |
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ドキュメント種別 | 事例紹介 |
ファイルサイズ | 4.3Mb |
取り扱い企業 | 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧) |
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このカタログの内容
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超音波の音圧測定解析事例 No.5
――バイスペクトル・自己相関の変化――
2024.10.8 超音波システム研究所
超音波システム研究所は、
超音波振動の測定・解析システムを、2012年4月より、製造販売しています。
測定したデータについて、弾性波動を考慮した解析で、
超音波の非線形現象(音響流)やキャビテーション効果を
グラフにより目視確認できるようにしたシステムです。
複雑に変化する超音波の利用状態について、「非線形現象」を考慮するために、
時系列データの自己回帰モデルによる、自己相関・バイスペクトルを解析して
その変化・・・・を、評価・応用しています
目的に応じた新しい利用方法を多数実現しています
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音圧測定解析事例
装置概要(超音波実験装置)
超音波1:28kHz 300W 超音波2:72kHz 300W ONOFFタイマー制御
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
液循環:脱気ファインバブル発生液循環装置 ONOFFタイマー制御
解析結果
バイスペクトル:解析最大周波数 125MHz 解析結果のグラフ 0.5=125MHz
自己相関 最大LAG 250 解析結果のグラフ:横軸最大値
ダイナミック制御の実現
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ダイナミック制御の実現
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
超音波3の発振条件により、目的に合わせた伝搬状態を実現出来る状態
脱気ファインバブル発生液循環装置のONOFFタイマー制御により、
音圧レベルの制御が簡単に出来る状態
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ダイナミック制御の実現
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
超音波3の発振条件を狭い範囲に設定した状態
脱気ファインバブル発生液循環装置のONOFFタイマー制御により、
音圧レベル(キャビテーション効果)を高くした状態
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ダイナミック制御の実現
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
超音波3の発振条件を幅広い範囲に設定した状態
脱気ファインバブル発生液循環装置のONOFFタイマー制御により、
音圧レベル(音響流効果)を低くした状態
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ダイナミック制御の実現
高い音圧レベルで高い周波数の刺激が必要な場合に有効な状態
例 化学反応した汚れの洗浄
注:キャビテーションの設定を強くしすぎると高い周波数の発生がなくなる
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ダイナミック制御の実現:推奨状態
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
超音波3の発振条件を、短い時間の幅広い変化に設定した状態
脱気ファインバブル発生液循環装置のONOFFタイマー制御により、
音圧レベル(キャビテーションと音響流の効果)を最適化した状態
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ダイナミック制御の実現:推奨状態
超音波3:超音波発振制御システム ch1:スイープ発振 ch2:パルス発振
超音波3の発振条件を、短い時間の幅広い変化に設定した状態
脱気ファインバブル発生液循環装置のONOFFタイマー制御により、
音圧レベル(キャビテーションと音響流の効果)を最適化した状態
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制御の状態(標準装置で、40kHzの超音波を連続発振している状態)
メガヘルツの超音波発振制御が行なわれない影響で、
大きな低周波振動により揺れている状態
(超音波刺激による各種効果がほとんど無い状態)
ポイント:制御の重要性 (洗浄・攪拌効果の小さい装置の典型的な例)
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<< 超音波の音圧データ解析 >>
1)時系列データに関して、
多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析により
測定データの統計的な性質(超音波の安定性・変化)について解析評価します
2)超音波発振による、発振部が発振による影響を
インパルス応答特性・自己相関の解析により
対象物の表面状態・・に関して、超音波振動現象の応答特性として解析評価します
3)発振と対象物(洗浄物、洗浄液、水槽・・)の相互作用を
パワー寄与率の解析により評価します
4)超音波の利用(洗浄・加工・攪拌・・)に関して
超音波効果の主要因である対象物(表面弾性波の伝搬)
あるいは対象液に伝搬する超音波の、非線形(バイスペクトル解析結果)現象により、
超音波のダイナミック特性を解析評価します
この解析方法は、
複雑な超音波振動のダイナミック特性を
時系列データの解析手法により、
超音波の測定データに適応させる、これまでの経験と実績に基づいて実現しています。
注:解析には下記ツールを利用します
注:OML(Open Market License) https://www.ism.ac.jp/ismlib/jpn/ismlib/license.html
注:TIMSAC(TIMe Series Analysis and Control program) https://jasp.ism.ac.jp/ism/timsac/
注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 https://cran.ism.ac.jp/
超音波制御技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=16309
超音波プローブの発振制御による振動評価技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=15285
超音波技術:多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析
http://ultrasonic-labo.com/?p=15785
統計的な考え方を利用した超音波
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超音波の非線形現象を評価する技術
http://ultrasonic-labo.com/?p=13919
超音波の非線形振動
http://ultrasonic-labo.com/?p=13908
超音波<測定・解析>システム
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メガヘルツ超音波の効果1
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メガヘルツ超音波の効果2
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表面残留応力の緩和処理技術0
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表面残留応力の緩和処理技術1
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表面残留応力の緩和処理技術2
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表面残留応力の緩和処理技術3
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Page12
洗浄効果の高い事例
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洗浄効果の高い事例
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洗浄効果の高い事例
Page15
洗浄効果の高い事例
以上