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メガヘルツ超音波のダイナミック制御技術

事例紹介

―複数のファンクションジェネレーターによる、超音波の非線形制御技術―

超音波システム研究所は、
複数のファンクションジェネレータを利用することで
 全く新しい超音波のダイナミック制御技術を開発しました。
 数種類の異なる波形による(スイープ)発振により、
 超音波の非線形現象(注)をコントロールする技術を実現しました。

注:非線形(共振)現象
 オリジナル発振制御により発生する(10次以上の)高調波の発生を
 低周波の振動現象と共振することで
 高い振幅の高調波の発生を実現させた
 超音波振動の非線形(共振)現象

各種部材の超音波伝搬特性を目的に合わせて最適化することで
 効率の高い超音波発振制御が可能になります。

超音波テスターの音圧データの測定解析により
 表面弾性波のダイナミックな変化を、
 利用目的に合わせて、コントロールするシステム技術です。


超音波プローブ:概略仕様
測定範囲 0.01Hz~100MHz
発振範囲 1kHz~25MHz
伝搬範囲 1kHz~900MHz以上
材質 ステンレス、LCP樹脂、シリコン、テフロン、ガラス・・・
発振機器 例 ファンクションジェネレータ

超音波の伝搬特性
1)振動モードの検出(自己相関の変化)
2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化)
3)応答特性の検出(インパルス応答の解析)
4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析)

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このカタログについて

ドキュメント名 メガヘルツ超音波のダイナミック制御技術
ドキュメント種別 事例紹介
ファイルサイズ 2.8Mb
取り扱い企業 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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メガヘルツ超音波のダイナミック制御技術 ―複数のファンクションジェネレーターによる、超音波の非線形制御技術― 2024.8.20 超音波システム研究所 超音波システム研究所は、 複数のファンクションジェネレーターを利用することで 全く新しい超音波のダイナミック制御技術を開発しました。 数種類の異なる波形による(スイープ)発振により、 超音波の非線形現象(注)をコントロールする技術を実現しました。 注:非線形(共振)現象 オリジナル発振制御により発生する(10次以上の)高調波の発生を 低周波の振動現象と共振することで 高い振幅の高調波の発生を実現させた 超音波振動の非線形(共振)現象 各種部材の超音波伝搬特性を目的に合わせて最適化することで 効率の高い超音波発振制御が可能になります。 超音波テスターの音圧データの測定解析により 表面弾性波のダイナミックな変化を、 利用目的に合わせて、コントロールするシステム技術です。
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<<超音波の音圧データ解析・評価>> 1)時系列データに関して、 多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析により 測定データの統計的な性質(超音波の安定性・変化)について解析評価します 2)超音波発振による、発振部が発振による影響を インパルス応答特性・自己相関の解析により 対象物の表面状態・・に関して超音波振動現象の応答特性として解析評価します 3)発振と対象物(洗浄物、洗浄液、水槽・・)の相互作用を パワー寄与率の解析により評価します 4)超音波の利用(洗浄・加工・攪拌・・)に関して 超音波効果の主要因である対象物(表面弾性波の伝搬) あるいは対象液に伝搬する超音波の 非線形(バイスペクトル解析結果)現象により 超音波のダイナミック特性を解析評価します
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この解析方法は、複雑な超音波振動のダイナミック特性を時系列データの解析手 法により、超音波の測定データに適応させるこれまでの経験と実績に基づいて実 現しています。 注:解析には下記ツールを利用します 注:OML(Open Market License) 注:TIMSAC(TIMe Series Analysis and Control program) 注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 超音波の伝搬特性 1)振動モードの検出(自己相関の変化) 2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化) 3)応答特性の検出(インパルス応答特性の解析) 4)相互作用の検出(パワー寄与率の解析) 注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 autcor:自己相関の解析関数 bispec:バイスペクトルの解析関数 mulmar:インパルス応答の解析関数 mulnos:パワー寄与率の解析関数 参考 音圧測定・解析に基づいた、超音波のコントロール技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=15028
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<<< ダイナミック制御 >>> <超音波のダイナミック制御技術> http://ultrasonic-labo.com/?p=2301 超音波のダイナミック制御技術を開発 http://ultrasonic-labo.com/?p=2015 オリジナル技術(液循環) http://ultrasonic-labo.com/?p=7658 <超音波のダイナミックシステム:液循環制御技術> http://ultrasonic-labo.com/?p=7425 シャノンのジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法 http://ultrasonic-labo.com/?p=1753 ジャグリング定理を応用した「超音波制御」方法 http://ultrasonic-labo.com/?p=19322
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シャノンのジャグリング定理を応用した「メガヘルツの超音波制御」方法 http://ultrasonic-labo.com/?p=1996 通信の数学的理論を応用した超音波制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1350 【本件に関するお問合せ先】超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com ホームページ http://ultrasonic-labo.com/
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以上