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超音波プローブの製造技術(コンサルティング対応)

その他

――圧電素子の表面処理――ダイナミック特性の評価技術――

超音波システム研究所は、
<超音波伝搬特性(音響特性)の分類>に基づいた、
500Hzから900MHz以上の超音波伝搬状態を制御可能にする
超音波プローブの製造技術(圧電素子の表面処理・ダイナミック特性の評価)を開発しました。

目的に合わせた、オリジナル超音波プローブ(振動・音圧測定用、発振制御用、両用タイプ)の製造開発が可能です。

この技術を、コンサルティング提供しています
 興味のある方はメールでお問い合わせ下さい

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ドキュメント名 超音波プローブの製造技術(コンサルティング対応)
ドキュメント種別 その他
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取り扱い企業 超音波システム研究所 (この企業の取り扱いカタログ一覧)

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このカタログの内容

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超音波プローブの製造技術 ――圧電素子の表面処理―― ――ダイナミック特性の評価技術―― Ver2.0 2024.7.20 超音波システム研究所 超音波システム研究所は、 <超音波伝搬特性(音響特性)の分類>に基づいた、 500Hzから900MHz以上の超音波伝搬状態を制御可能にする 超音波プローブの製造技術(圧電素子の表面処理・ダイナミック特性の評価)を開 発しました。 目的に合わせた、オリジナル超音波プローブ(振動・音圧測定用、発振制御用、両 用タイプ)の製造開発が可能です。 この技術を、コンサルティング提供しています 興味のある方はメールでお問い合わせ下さい
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超音波プローブの伝搬特性 1)振動モードの検出(自己相関の変化) 2)非線形現象の検出(バイスペクトルの変化) 3)応答特性の検出(インパルス応答特性の解析) 4)相互作用の検出(発振電圧と受信電圧の相互作用:パワー寄与率を解析) 注:「R」フリーな統計処理言語かつ環境 autcor:自己相関の解析関数 bispec:バイスペクトルの解析関数 mulmar:インパルス応答の解析関数 mulnos:パワー寄与率の解析関数 <超音波伝搬特性(音響特性)の分類> 1:線形型 2:非線形型 3:ミックス型 4:ダイナミック変動型 ( 4-1:線形変動型 4-2:非線形変動型 4-3:ミックス変動型 ) この分類を、超音波利用目的に合わせて 発振制御条件(スイープ発振)として設定します。 環境・条件・・により 複数の発振(スイープ発振・パルス発振)を組み合わせる場合も同様ですが 相互作用に対する測定確認が不十分だと ダイナミックな非線形現象は発生しません。
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分類の詳細 1:線形型(キャビテーション主体型) 超音波の発振周波数に対して 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 低調波(発振周波数の1/4、あるいは1/2) から高調波(発振周波数の1倍、・・3倍)の範囲で 若干単調な変化がある状態 注:低調波が、発振周波数の1/8以下の場合 低周波の強い共振状態により、単調な共振と干渉の繰り返しが発生し 超音波刺激の効果が実現しない傾向になります 2:非線形型(音響流主体型) 超音波の発振周波数に対して 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 高調波(発振周波数10倍以上)の範囲で 単調な繰り返しがある状態 注:高調波は、超音波振動子、発振プローブ・・の 表面状態の工夫(特願2020-31017 超音波制御)により 発振周波数の100倍を実現することも可能です 3:ミックス型(キャビテーションと音響流の組み合わせ型) 超音波発振部材の設置方法や接触部材・・・の相互作用により 発振周波数に対して 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 低調波(発振周波数の1/8,1/4、あるいは1/2) から高調波(発振周波数の1倍、・・20倍)の範囲で 自然に発生する、ダイナミックな変化がある状態
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コメント 上記の1,2,3は、基本的な伝搬状態ですが 振動現象が、安定して長時間同じ現象を続けるためには、各種制御・・工夫が必要です 上記の1,2,3は、一定の発振状態を継続すると、周波数の低下や超音波の減衰現象 が発生し、超音波の利用効果は小さくなっていきます そのため、実用的には、下記変動型を利用することが必要です
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4:変動型(各種制御による変化を利用するタイプ) 4-1:線形変動型 複数の超音波発振部材や発振制御・・を利用して 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 低調波から高調波を、目的の範囲(発振周波数の1/8~10倍程度)で 制御可能にした状態 4-2:非線形変動型 複数の超音波発振部材や発振制御・・を利用して 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 低調波から高調波を、目的の範囲(発振周波数の1/2~50倍程度)で 制御可能にした状態 4-3:ミックス変動型(ダイナミック変動型) 複数の超音波発振部材や発振制御・・の 音響特性や相互作用の確認に基づいて 伝搬状態の主要(最大エネルギー)周波数が 低調波から高調波を、目的の範囲(発振周波数の1/16~100倍程度)で 制御可能にした状態 分類としては上記の通りですが、 実用的には、ミックス変動型(ダイナミック変動型)として 低調波から高調波を最適化する事が、超音波制御になります
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<参考> 超音波プローブによる、非線形制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1566 超音波の非線形振動現象をコントロールする技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=11267 超音波伝搬現象の分類1 http://ultrasonic-labo.com/?p=10908 超音波伝搬現象の分類2 http://ultrasonic-labo.com/?p=17496 超音波伝搬現象の分類3 http://ultrasonic-labo.com/?p=17540 超音波の最適化技術1 http://ultrasonic-labo.com/?p=15226 超音波の最適化技術2 http://ultrasonic-labo.com/?p=16557 超音波制御技術(特開 2021-125866 超音波制御) http://ultrasonic-labo.com/?p=16309 超音波を利用した「振動計測技術」 http://ultrasonic-labo.com/?p=16046 超音波プローブの製造・評価技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=15285
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超音波技術:多変量自己回帰モデルによるフィードバック解析 http://ultrasonic-labo.com/?p=15785 超音波の相互作用を評価する技術2 http://ultrasonic-labo.com/?p=12202 超音波の非線形振動現象をコントロールする発振制御システム http://ultrasonic-labo.com/?p=13908 超音波伝搬状態の測定・解析・評価システム http://ultrasonic-labo.com/?p=1000
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メガヘルツの超音波発振制御技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=1497 超音波洗浄器(水槽表面)の表面残留応力緩和・均一化処理 http://ultrasonic-labo.com/?p=19422 200MHz以上の超音波伝搬現象による表面改質処理 http://ultrasonic-labo.com/?p=2433 ファインバブルと超音波による、表面処理技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=18109 超音波装置(設計・製造・・)のコンサルティング対応 http://ultrasonic-labo.com/?p=7378 超音波システム(音圧測定解析、発振制御)の利用技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=16477
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メガヘルツの超音波制御技術(洗浄、加工、攪拌、表面処理・・・) http://ultrasonic-labo.com/?p=5267 超音波とファインバブルを利用した「めっき処理」技術 http://ultrasonic-labo.com/?p=18093 超音波の音圧測定解析に基づいた、超音波伝搬現象の分類 http://ultrasonic-labo.com/?p=10013
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超音波伝搬部材の表面処理技術
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【本件に関するお問合せ先】 超音波システム研究所 メールアドレス info@ultrasonic-labo.com
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参考:超音波プローブの開発事例 <材料の超音波伝搬特性確認>
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超音波プロ-部の試作 動作確認
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配線接続・特性テスト(特性調整) 以上